DAY02

さあさあ、今夜はなにが出るか。蛇か鬼か。単なる愚痴か。なんだかんだ楽しい日々を送っているが、不安になる要素は多々ある。知らん奴は先日の日記を参照のこと。

今日は朝から用事を作ることにより早めの起床を設置し早起きを仕掛けた。その結果、早めに起きることができ、朝9時起床することができた。(仕事のときは6時起床だった、要件のあるときの早起きにゃ自信があるので雇ってくれ)

本日は一日中奥さんと一緒にいた。午前中の映画を隣の席で観て、お昼ご飯にお好み焼きを焼いて、好きなカレー屋のTシャツ作って、燻製に花を咲かせて、風呂入った。オレは寝れずにコレを綴っている。

最近は前髪が伸びて面倒くさいのでヘアバンドをつけている。JUBEEというラッパーがいるのだが、その人が2000年代のミクスチャー感を出してて好みだ。その人がAge factoryというバンドとAGJBというバンドを組んだらしく、そのアー写が厳つくて最高だった。今つけてるヘアバンドが似合ってると思ってて、それこそJUBEE感でてるんだけど、誰も気づいていくれない。つーか、家でしかしてねぇし、仕方ねぇわ。

本日、燻製してるときに奥さんがナンバーガールの解散ライブのチケットが当たったメールが届き、泣き始めた。その風景を冷めたように見てたオレを見て、「どのライブなら行きたい?」と聞かれた。そっからオレは饒舌になった。

オレの趣味は、誰にも受けいられないといつも思っている。敬愛する伊集院さんが「世間とズレちゃうのはしょうがない」を上梓してるが、ホントその通りだ。ズレすぎてて誰にも受けいられないと思っている。受け入れてほしいわけじゃなくて、ただ話を聞いてほしいだけだ。別に無理してオレの趣味に付き合わなくてもいい。

「どのライブなら行きたい?」と問われだが、オレの夢は既に叶っている。二度も。それはディセンデンツだ。

DAY01

ひょんな結果、無職になった。ブランド無職は、思ったよりスグになれる。かくかくしかじかな経緯は直接聞いてくれれば答えるけど、ここで消費するには勿体ない。できればビールでも奢ってくれ。生きててネタになったわ〜と思えることは、笑えないけど笑おうとする必死で涙ぐましいが滑稽な虚栄心から生まれる。

仕事がなくなり、早起きする必要がなくなり、案の定昼夜がひっくり返った。今は深夜の馬鹿力をリアルタイム視聴している。今は構成作家になってる河野が笑ってる。

どうせなら時間に溢れてる今時期くらいは日々を綴ろうと思いiPhoneのメモ帳を開いた。ラインには未読が溜まってる。仕事が忙しくても仕事してなくても未読は未読のままだ。

こうやって綴っているウチにオレはオレの虚栄心を乗り越え、自らを捨て去って、赤裸々にオレの心を綴れる日がくるのかもしれない。昔、脳直で話せる人が一人だけいた。何も考えずにただひたすらに頭に浮かんでる言葉を発するだけなのに、なぜか会話が成立するやつだ。あんな相手にブログがなってくれれば御の字だが、無理だろうな。

この夜中、深夜一時半。誰もが寝静まり、起きてる奴は一人しかいないと思ってた。Twitterを開きゃクラブで遊んでるヤツの楽しそうなツイートや、寝れないヤツの鬱々としたツイートで溢れてる。どちらも興味がない。いつか後者になるのだろうか。なんだかんだオレは差別してる。すまん。自戒すべき。他者を例に出して、自分が優れているかのように話すことを叱られたことがある。それは高校一年か二年だったか。放課後に残って数学を勉強してたときだ。オレは遊び呆けてる三年生を見て、彼らよりオレは偉いというような発言をした。そのときに面倒みてくれてた先生にめちゃくちゃ叱られた。オレの心の中に楔を打たれている。つっても、こうやって変わらずに比較して優位に立っている気がして人を馬鹿にしている。楔って言葉を使いながら、なんも残ってんじゃねぇの?

そんな夜中でもラジオは続く。つい最近までは朝起きて、録音音源を会社に着くまでの時間に聴き終えるために2倍速で聞いていた。いまや寝る時間なんか関係なくなりリアルタイムで視聴している。それはそれでいいか…と思える心持ちにはまだなっていない。しかしラジオは続くし、せっかくならリアルタイムで聴きたい。せめてカルタにゃ応募したい。

明日は晴れるだろうか。明日は奥さんと二人で午前中の映画を見に行く予定だ。退職について奥さんはとても理解があった。どちらかというと積極的に退職に賛成してくれた。ここ数ヶ月は見るに耐えなかったといい、一緒に居る時間が長い今が幸せだと言ってくれる。

奥さんは晴れ女らしい。明日は晴れるな。

イオンシネマ江別通信 2022.02.18

最近イオンシネマ全体の上映作品リストが記載されたページを見つけて、眺めてるだけで、ナンジャコリャ!!?という作品が多く、めちゃくちゃ面白い。

https://www.aeoncinema.com/cinema2/all/movie/comingsoon.html

https://www.aeoncinema.com/cinema2/all/movie/comingsoon2.html


今週もいってみよー!

今週末にイオンシネマ江別で公開される注目映画『グッバイ、ドン・グリーズ!』
2018年のアニメ映画『宇宙よりも遠い場所』のいしづかあつこ監督によるアニメーション映画。マッドハウス制作。アイスランドを舞台に、3人の少年たちの夏休みの冒険が描かれれる。
マッドハウス制作の作品はひさびさ。2018年の映画『若おかみは小学生!』以来かな。口コミで話題になって、映画好きの間では話題になってた。
話はずれるけど、マッドハウスは、2019年に労使協定を超える違法残業をさせていて、労働基準監督署から是正勧告を受けて話題になった。これはアニメ業界の「働く環境」が注目された最初のケースだった。そんな是正後に制作された作品。そういう意味でも、どのようなクオリティになっているのか楽しみ。フェアトレードじゃないけど、搾取によって成り立っている作品は、後ろに何かがチラついちゃう。
いしづかあつこ監督は知らなかったんだけど、2004年の諫山実生さんの楽曲『月のワルツ』MVの監督さんだった。この楽曲は、みんなのうたで流れてて、MVがすごい好きだったの覚えてる。

www.youtube.com


イオンシネマ江別のナニコレ映画『アンチャーテッド
今回のナニコレ映画は映画『アンチャーテッド』。これはイオンシネマ江別限定上映じゃないんだけど、映画館に行くたびに推してくるので気になってた。今作は、今も絶賛上映中の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』に出ているトム・ホランドが主演の作品。MCUスパイダーマンに抜擢されて一躍有名になったトム・ホランドなんだけど、作品選びが独特なセンスで光っている。近年だとダグ・リーマン監督の映画『カオス・ウォーキング』や映画『チェリー』などなど、ヌヌヌ…という作品が多い。
そして今回はソニーの人気ゲームシリーズ・アンチャーテッドの実写映画版。2009年から企画はあったんだけど、監督が何回も交代になったり、脚本が何度も書き直され、迷いに迷って大きな回り道をした作品。バイオハザードに続く名作(迷作?)シリーズになるか…!?とワクワクが止まりません。

youtu.be

 

今週イオンシネマ江別で観た映画『余命10年』
2月17日に開催された試写会に当選して鑑賞。主演が小松菜奈と坂口健太郎という、2010年代の青春キラキラ映画によく出てたお二人。そしてタイトルから分かるように難病を患い余命が限られた主人公の物語。原作は小坂流加さんという方の小説『余命10年』。小坂流加さんは実人生でも難病を患い、2007年に原作を発表後、ちょうど10年後の2017年に亡くなられている。そして監督は藤井道人さんという方で、近年だと映画『新聞記者』や『ヤクザと家族 The Family』というシブくていい映画を撮っていた。
王道の「余命映画」という感じだった。丁寧な作りで、うまく3部構成に落とし込んでいる。10年というすぐ先に「死」という悲劇があると分かってて、人はなぜ愛し合うことになるのか。その理由づけが一番難しい。
今作は余命10年と言われたマツリ(小松菜奈)と、生きることを迷い自死しようとしていたカズ(坂口健太郎)が、「限りある生命を生きる」という点で相反する2人だからこそ反発し、同時に引き合ってしまう。
2010年代の青春キラキラ映画とは異なり、エンタメに特化した過剰な色恋沙汰もなく、とてもいい映画だった。

youtu.be

 

イオンシネマ江別通信~2022.02.11号

除雪が追いついてないのか、近頃は江別イオンの屋上駐車場が閉鎖されてて物寂しい。でも、あの雰囲気が大好きなアキラです。
前にイオンシネマ江別についてフォーカスした記事を書いてみたけど、どうせやるなら有益な記事にしたほうがいいなと思って、今週末に公開される映画と、ちょっと気になるナニコレ映画、今週観た映画の3部構成でお送りするよ!

 

今週末にイオンシネマ江別で公開される注目映画『ウエスト・サイド・ストーリー』
スティーブン・スピルバーグ監督が1960年の名作『ウエスト・サイド物語』をリメイクした作品。2021年の今、なぜスピルバーグ監督が今作をリメイクしたのかが気になる。
元々『ウエスト・サイド物語』は、ポーランドアメリカ人の少年非行グループとプエルトリコアメリカ人の少年非行グループの抗争が主軸になっている。その対立するグループの間で惹かれ合う2人のラブストーリー。BLM以降の新たな『ウエスト・サイド・ストーリー』が観れるかも。
昨日発表された第94回アカデミー賞で作品賞&監督賞含む主要7部門にノミネート。これは観るしかないねぇ。上映時間が3時間近いので、トイレに気をつけて!

youtu.be

 

イオンシネマ江別のナニコレ映画『殺すな』
出ましたイオンシネマのみで公開の映画。時代劇専門チャンネルの制作した52分程度の短編映画。
監督は井上昭さんで、1950年代から時代劇を中心に活躍された方。2022年で93歳だったんだけど、残念なことに今作の公開直前2022年1月9に亡くなられたとのこと。
主演は井上監督の大ファンという中村梅雀さん、脇を固めるのが柄本佑安藤サクラ・中村玉などなど。中村玉緒さんは久々に名前を観たな…。今どんな感じなんだろうか。ちょっと楽しみ。
そういや、柄本佑さんと安藤サクラさんは実生活でも夫婦だよね。予告編みたら冒頭からイチャイチャしてて、なんか夫婦の一場面を覗いた感じして変な気分になった。
こちらは60分くらいなので、トイレの心配は大丈夫そう!

youtu.be

 

今週イオンシネマ江別で観た映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』
ひたすらに面白かった!!!
恥ずかしながらゴーストバスターズは2016年に公開された女性版くらいしか観てなかったんだけど、すげぇ楽しめた。
まずホラー映画なのに、終始明るい!素晴らしい!毎度ホラー映画を観るたびに「なんで家の電気つけないの?足元危ないじゃん!」って愚痴ってたんだけど、今作は人感センサーが入ってるかのように都合よく電気がついてくれる。これは親切。
そして雰囲気もポップで、おどろおどろしい怖さが殆どない。そしてコミカルな掛け合いが面白い。
たぶん過去作みたほうが楽しめるんだろーなーと思って、1984年の一作目を観てたんだけど、かなりオマージュが多かった。つーか、一作目を観てたら今作は何倍も面白かったのではと勘ぐるほど。
もう一度観に行きたい!!!

映画『355』『無聲 The Silent Forest』『無聲 The Silent Forest』

今年の目標は映画をたくさん観る…なので江別に限らず映画館には行っている。
しかし、雪の影響でこの時期は仕事帰りにユナイテッドシネマ行くのは面倒くさいので、札幌市内の映画館は土日に行くことが多い。


映画『355』

女性のアクション映画だと聞いてたので、ちょっと楽しみにしていた。
ユナイテッドシネマ札幌で公開初週だというのに一日一回のみの上映(サツゲキでは四回くらいやってるけど)だからなのか、めちゃくちゃお客さんが多かった。呪術廻戦を観れなかった人が流れてるのか?(違う)
アクション映画は結構好き。なぜアクション映画を観るのかと考えるとビックリするような"新しい何か"が見たくて観ているんだと思う。
そういう意味では、"新しい何か"は何もない映画だった。今作は敵味方が入り乱れるグループ構成だったんだけど、最初敵対してたワリには凸凹っぷりが少なく、結構すんなりいってて勿体なかった。お話自体は、よくある展開で観てるウチに読めてしまった。
ガールズアクション映画でいえば、数年前に坂本浩一監督の映画『赤×ピンク』というのがあって、それにドハマリした。それは女性同士の友情がメインに描かれていて、そこにグッときてたなぁ。


映画『無聲 The Silent Forest』

特に用事ないのにサツゲキうろうろしてたら、ちょうどよく観れる時間帯だったので、観てみた。映画『コーダ』といい、ろう者についての映画が続く。今作は『コーダ』と異なり、聴覚障害者施設で発生した性的虐待事件についての台湾映画。ろう者に限らず、障害者施設での虐待事件はよく耳にするが、日本映画でそんな作られてない気がする。韓国映画で『トガニ 幼き瞳の告発』ってのあったっけ。こういう社会問題を描く映画が公開されているのは良いことだと思う。
被害を訴えるも聞き入れてもらえないくだりは障害者施設に限った話ではないな…とも思った。声が出ない方が、声を上げるも聞き入れられない。なかったことにされる。忘却される。
そう考えると台湾という国も同じようなものだよな、と思ってしまった。恥ずかしい話、オレは中国と台湾と香港の違いもよくわからない。学ぼう。気にかける、かけないが大事な違いになるのだと思う。
あと今作はヒロインのベイベイ演じるチェン・イェンフェイがとても可愛かった。他にも若手俳優陣が熱演を見せてて、台湾映画は今後明るいなと感じた。西野七瀬や森七菜みたいなキュートな可愛いらしい女の子。今後も注目したい。


映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』
ウェス・アンダーソン監督作品は、同じ誕生日なので、なんか複雑な気持ちだ。監督作は映画『グランド・ブダペスト・ホテル』以来、毎回公開時に観るようにしてる。しかし、好き嫌いがはっきりと分かれる。どちらかというと嫌いな方の監督だ。
映画『グランド・ブダペスト・ホテル』は嫌い。映画『犬ヶ島』は好き。映画『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』は嫌いだった。
ここは強調したいのだが、オシャレだから嫌いなのではなくて、手段が目的化しているので嫌いなのだ。

イオンシネマ江別通信Vol.1

イオンシネマ江別は、札幌市内のシネコンで上映されない映画を流すことが多い。
今泉力哉監督の映画『パンとバスと2度目のハツコイ』とか、Netflix映画の『tick, tick...BOOM! チック、チック…ブーン!』や『パワー・オブ・ザ・ドッグ』は、札幌近郊の劇場じゃ流してなくてイオンシネマ江別のみだった。
これはイオンシネマが独自の配給会社を設立してるから、独自ルートで映画を引っ張ってくるんだろう。
なので、情報がほとんどない謎映画が上映されることが多い。
イオンシネマ江別では、映画を週2~3本観てて、ここまでイオンシネマ江別通っている人は少ないと思うので、ちょっと定期的に書いていこうと思う。

 

映画『グレート・インディアン・キッチン』
そういうことで観てきたイオンシネマ江別のみで上映されてた映画『グレート・インディアン・キッチン』。
私は事前情報がないまま映画を観るのが好きだ。予告編は観たくないし、あらすじも知りたくない。ポスタービジュアルとスタッフの情報だけで観る映画を決めている。
映画『グレート・インディアン・キッチン』のポスターは、仲睦まじく夫が妻を後ろから抱きしめるものだった。それを観て「ほぉ、仲良し夫婦のご飯についての映画なのかな」と思ってた。インドと映画と食事でいうと、映画『めぐり逢わせのお弁当』というのが前にあったけど、そんな感じのハートウォーミングな映画なのかなと想像していた。
観たら、想像の逆!!!ハートウォーミングさが一ミリもない、ハードな映画だった。

とある女性のお見合い結婚から物語は始まる。
女性がひたすらにご飯を作る。映画『聖者たちの食卓』っぽいところもあるけど、嫌悪感を抱かせるような撮り方。
序盤はまだ交流があっていいんだけど、徐々に嫁ぎ先の実態が顕になり、家父長制が爆発する…。

衝撃的だったのが、女性は家にいるべきだとして、外へ出さずにずっと炊事場に居させる。そのために、炊事場には外から鍵をかける。そして女性の生理現象を「穢れ」と表現して、その期間に入ると部屋から一歩も出さない。穢れるからとベッドに寝かさずに、床の上に寝かせること。
日本も昔はそのような文化があったのだと思う。(つーか今もどこかには残っているのかもしれない)インドの現代の映画として、このような表現が描かれててびっくりした。(誇張して表現されていることもあるかもしれないが…)
最後の最後にはインド映画お決まりのダンスシーンも繰り広げられ、気分爽快に終わることができるので、結構おすすめな映画でした。

 

映画『シークレット・マツシタ 怨霊屋敷』
イオンシネマ江別はTOCANA系列の映画も上映している。映画『食人雪男』や『人肉村』『イルミナティ/世界を操る闇の秘密結社』など最近サツゲキとかでよく見るB級映画を配給している会社だ。そこの新作映画『シークレット・マツシタ 怨霊屋敷』を観た。よくあるPOV形式のホラー映画だった。

つってもホラー映画っていうよりびっくりさせるための映画って感じ。オレは怖いのが苦手なので、ずーっと手で目を覆って隙間から映画を観ていた。
まあまあ楽しめたけど、観てるのが辛かった。最後の方の主人公はお笑い芸人の鉄拳にしか見えなくて、それが面白かった。

基本に立ち戻って。

実のところ、去年・一昨年とそこまでの本数の映画を鑑賞していなかった。様々な理由はあれど、このままじゃ面白くないので、今年は多めに鑑賞しようと配信やら映画館やらに通うようにしている。
そんなこんなで最近観た映画。


映画『さがす』
片山慎三監督の二作目。一作目の『岬の兄妹』は先日観て、そんなだな…という感想だった。今作も、うーんという話。
話はあれよあれよという展開で楽しめたんだけど、ちょっと無理がある。話の時間軸を入れ替える映画は、後始末が大変だ。
清水尋也の深さの知れない怖さはすごい。「ソロモンの偽証」を思い出した。
話の粗さや演出の粗さが仕方なくできてしまったモノじゃなくて、誰かから創造補完(aka 深読)してもらうために残しているように思えてしまった。特に卓球の玉。


映画『トラジディ・ガールズ』
配信で観た。トラジディは悲劇という意味で、直訳すると「悲劇の少女たち」。その悲劇の少女を自分たちが演じることで、注目を浴びたい!!!という屈折した少女たちのお話。スプラッターコメディ。
終始明るくて怖くないし、血の飛び散り方もよくゴア描写も迫力満点。そして主人公が総じてバカ。楽しかった。


映画『香川1区』
土日起きたら、テキトーに映画館に行って上映が間に合うやつを観る。久々にそんな週末を過ごした。

映画『香川1区』は全く観る気なかったけど観てみた。二時間半超えの政治ドキュメンタリーなんて家じゃそうそう観ないしね。ちなみに前作の『なぜ君は総理大臣になれないのか』も観てない。劇場にはお客さんが多く、年齢層高めの方々がメインだった。
香川1区については、先の総選挙で注目されてたので概要は知ってたし、途中で対立候補が擁立されることも、映画の結末も知っていた。でも前作を観てないこともあって小川候補の話は知らなかった。熱くて実直で素直な、絵に描いたような良い政治家。そんな候補が、まぁいろんなスキャンダルを巻き起こす平井候補に挑む。その構図だけで面白いよね。
総じて面白かった。小川候補の突発的な行動は絵面としても映えるし、平井候補の取り巻きもウケる行動が多いので、監督は撮りながらガッツポーズの連続だったろうな。笑
しかし政治的フェアさが保たれているか?と言われればNOだろう。まあ、映画作品に政治的フェアさを求める時点でナンセンスだが。


取材で来てたダースレイダーがひょっこり見切れているシーンがあった。あんな塩梅の野次馬根性(ダースレイダーに失礼かもしれないけど)で覗くくらいの気分で、両候補に深入りせず、映画を観たら楽しめるかも。