今日あったこと
今日やっと実力考査が終わった。
あー、疲れた・・・・・・
そんだけ。
今日思ったこと
雨。
私は雨の日が好きだ。
かなり正確に言うと・・・・
雨が降りしきる音を聞きながら、電気も付けずに薄暗い自室で、黙々と本を読むことが好きだ。
私は変?
今日あったこと
午後、レンタルビデオ店にて。
私は、「マイノリティー・リポート」と「アニマトリックス」をレンタルして、店を出た。
その時だ。
いかにもという格好のにーちゃんと肩が触れた。
にーちゃん「おい、コラァ! ぶつかっといて、礼もなしかよ!」
あまりにも下げ過ぎと思われるサングラスの奥からは、全然怖くない視線が私を舐めている。
その不自然に金色に染められた髪。
腰パンを通り越して、太股パンなジーパン。
だめだ。
我慢してないと、私は大爆笑してしまいそうだった。
ASH「ごめんなさい。すいませんでした(棒読み)。」
はっきり言ってだ、こんなチェリーボーイにかまってる時間はない。
にーちゃん「あぁ? ちゃんと謝れってんだよ!」
馬鹿の相手は疲れる。
おそらくこのイエローモンキーは、見た目が自分より弱い奴にしかケンカをふっかけないのだろう。
私は、BMI値18.4(22.0が通常)だし、身長も172㎝と大柄ではない。むしろほっそりしている。
だが、格闘には自信がある。父親から教わったのだ。
ASH「だから、謝ってるでしょ。ごめんなさい(超棒読み)。」
にーちゃん「てめぇ、殴られてーのか?」
ASH「殴れるもんなら殴ってみろよ。」
そして、そのスペースデブリはハエも殺せないようなパンチを繰り出した。
無論、楽勝でよけた。
そしてそのまま、その社会不適合者の背後を取り腕の関節をキめた。
にーちゃん「いてぇ、いてぇ!」
蛆虫が騒ぐ。
ASH「どうする? このまま二度とケチャップのフタが開けられないお手々にしたげよっか?」
にーちゃん「放してくれぇ!」
ASH「物事には頼み方ってのが、あるでしょ?」
にーちゃん「うぅ・・・放して下さい。」
ASH「最初からそういえよ、このヴォケ。」
にーちゃん「くそ!」
そう言いながら、宇宙猿人ラーは去っていった。
男なら、武道の1つでもやれってんだよ!
今日あったこと
暑い。今日はその一言に尽きる。
朝起きてから、学校行って帰ってくるまでに、何回その言葉を発したかわからない。
古典の先生が授業の時、
「暑いと思うから、暑いんだ。寒いと思いなさい。」
とか言ってたが・・・・
暑いモノは暑いんだよ(怒
自分の心には嘘つけないんだよ、私は。
それに、そんなこと言ってる先生も、汗だくだし。
説得力nothingじゃん!
まあ、そんなことはどうでもいいけど、
とにかく、
暑い!
今日あったこと
学校にて。
生活の授業。現在、介護の部分の授業をしている。
はっきり言ってだ、興味ないし、つまんないし、飽きた。
おそらく、他のみんなもそう思っているだろう。
そんなことを考えながら、ぼんやりと窓の外を眺めている私を、先生が呼んだ。
先生「ASH君? 今授業中です。」
ASH「(んなこた解ってるんじゃ、このヴォケ!)聞いてます。」
先生「では、高齢社会化問題、どのように解決したらよいと思いますか?」
先生の話す口調がウザい。ウザすぎる。私は反抗モードに入った。
ASH「間引けばいいと思います。」
先生「は?」
ASH「だから、65歳以上の人間を間引くんです。」
先生「何を言ってるの?」
ASH「増えたモノを減らすには、増えた分だけ削除すればいい。だから増えた分だけ、人間を削除すればいいと思います。」
先生「何馬鹿なこと言ってるの! そんなの間違ってる!」
ASH「ではお聞かせ願いたい。何が正解で、何が間違っているのか?」
先生「そんなの、自分で分かるでしょ!」
ASH「それは答えになってません。いや、答えられないはずです。
そもそも、物事の正解と不正解は曖昧です。
なぜなら、その正解と称された意見は多数決によって決まったからです。
そう、いつの時代、どこの場所においても、支持者が多い意見が正解となり、常識となる。
先生は、私に意見をお求めになった。その時点で、私の意見に正解も不正解もありません。
あなたには、私の意見を批判することも、否定することも出来ない。
私の意見は、「間違っている」と定義されていないのですからね。」
先生「そ、そんなの屁理屈です。」
明らかに私が優勢だ。なのにこの教師はまだ食い下がろうとする。醜い、醜すぎる。
ASH「先生が反論を返せないなら、屁理屈も立派な理屈です。」
先生「・・・・・」
ASH「黙ったということは、反論はないわけですね。では、先ほどの私に対する批判を謝って下さい。」
先生「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ASH「謝れよ。」
そう私は冷たく言い放った。
先生はその後、小声でごめんなさいと言って頭を下げた。
私は、他人に自分の意見を押しつける人間が大嫌いだ。
今日あったこと
学校にて。私の友達にカズトという奴がいる。
カズトは、はっきり言って、いい奴だ。かなり親切だし、ジョークも上手い。
ただ、カズトは普通の人とは違うところがある。
カズトはロリコン、つまり、Lolita complexなのだ。
「ロリータコンプレックス 異常性欲の1つ。幼女にのみ性的欲望を感じる心理。略してロリコン。」(infoseekマルチ辞書より)
ということはだ、カズトは「異常」ということになる。
そんなカズトと、今日おしゃべりをした。
カズト「ASHは彼女にするなら、何歳までOK?」
ASH「タメ±1*1までだな。」
カズト「ガード固いなぁ・・・・・」
ASH「お前は?」
カズト「下は11歳までOKだ!」
ASH「犯罪だろそれ。」
カズト「なんでだよ? 愛があれば問題ない。」
ASH「そーじゃなくって。だいたい、11歳って言ったら小学5年生だろ?」
カズト「ああ。」
ASH「義務教育まっただ中じゃん! ってーか、そんなののどこがイイのさ?」
カズト「とりあえず若い。」
ASH「お前だって十分若いから。」
カズト「それに、純潔だ。」
ASH「お前が手出したら、汚れるだろ。」
カズト「胸だって、まだまだ未発達だし。」
ASH「・・・貧乳好きなのか?」
カズト「中学生までは、胸はAカップまでって、決まってるの!」
ASH「聞いたこと無いぞ、そんなの。」
カズト「あーもう! 何で分かんないかなぁ? イイ物はイイんだよ!」
ASH「分からないものは分からない。ってーか、分かりたくない。」
以上が話した内容だ。
一体全体、どうしたらああなってしまうのか。私には理解できない。
ただ1つ、分かった事がある。
カズトに彼女が出来ないのは、きっと、っていうか、絶対、コレのせいだ。
自宅、自分の部屋にて。
「何! 効いていない!?」
私は驚愕した。
「まさか、ニュータイプ!?」
緊急事態に置かれている私の脳内で出された結論は、それだった。
奴の装甲板をも思わせるその固い外骨格は、私の手に握られている対虫生物兵器「アースジェット」から吹き出される死の霧を完全に跳ね返した。
頭部から突き出た2本の触覚が、私をあざ笑うかのごとく動く。
奴は、そう、ゴキブリだ。
私はゴキブリが嫌いだ。大嫌いだ。
あの毒々しい動き。奴らは存在するだけで罪だ。
「こうなったら・・・あれしかない!」
私はおもむろに、自らの足に手をかけ、足に装備されていたそれを取った。
それは、対ゴキブリ用に開発された兵器と言っても過言ではない。
それは、対ゴキブリ用兵器「スリッパ」!
私にはそれが、聖剣エクスカリバーに見えた。
「おりゃぁぁああああ!」
私は自らを鼓舞するかのように雄叫びをあげ、奴との間合いを詰めていった。
「死ねぇい!」
私は、奴に向かってスリッパを思いっきり振り下げた。
だが、奴は私の攻撃を避けて、私の背後へと移動した。
「くそ! ならば!」
私は四つんばいの状態から、そのスキーで鍛え上げられた左足を踏ん張った。
体が反転し奴の方へと向いた。
私はそのまま左手を床に着き、右手を振り上げた。
「往生せいやぁ!」
振り上げられた右腕の位置エネルギーを運動エネルギーに変換しつつ、さらに右腕の筋肉を総動員して、破壊力を増幅させていった。
バーン!!
部屋中にその音は鳴り響いた。
「勝ったな・・・・・・」
私は確信した。また、それを証明するように、スリッパの下から奴が出てくる気配はない。
「勝負とは、勝者と敗者を分かつもの。故に、勝負の世界は非情。」
私はそう言い残すと、奴の亡骸残る戦場を後にした。
*1:ASHは17歳。高校二年生の男子学生。