そこんとこ、教えてくれ!ブログ

日々の生活や仕事で、わからない「そこんとこ」をわかりやすく解説するブログである。

上司からの「いい感じにしといて」とは何なのか?

皆さんは、上司から「いい感じにしといて」と仕事を丸投げされた経験はありますか?

 

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私自身、ある程度の詳細だけ言われて書類を作成をして、何度もダメ出しを貰った結果その資料を使用されず、無駄な労力を割いた経験があります。

そんな経験から、上司の「いい感じにしといて」の言葉の裏に隠された、真相を暴き、実際にはどうするのが正解なのか考えていく。

 

 

上司も「いい感じ」はわからない。

結論、上司もわかっていないのだ。何故ならわかっていたら、具体的に言えるからだ。

もし、具体的な何かがある場合は例題を教えてくれたり、「あの感じにしといて」になるからだ。(その感じに作って、文句言われた場合は心の中で上司をぶん殴ろう。笑笑)

 

上司も具体的なイメージはないし、一から作るというのはそれなりに時間と労力がいる作業なのだ。

作ったものに対して修正を入れる方が楽だし、多角的な視点を入れることができる。

 

大変な作業ができるのは成長にもなるし、部下の仕事のうちなので、上司の求めるものを作るという作業は将来の自分への投資だと考えて、時間がかかってもトライしてみることをオススメする。

 

 

上司の好みを把握する。

普段から、上司が使っているもの趣味メールの文章話している内容好きな部下と嫌いな部下仲の良い上司の傾向などを探っておくと、上司の「いい感じ」に対応しやすくなる。

 

例えば、ワードで企画書を作ってくれと頼まれた場合、上司が好む書体書類の作り方をするだけで、注意が入らなくなるので、無駄な修正がなくなるのだ。

書類の作り方は、人それぞれなので自分が上司になるまではその環境に適応した書類を作ることが得策だ。

デザイン系の仕事や、顧客に提案書類を作成する仕事の場合、上司の承認の後、顧客様に提出するケースもあるだろう。その場合は、両者の納得させなければならない。しかし、上司に気に入られないこともある。その場合は、上司用とお客様様で分けて作成するのも一つの手である。

 

とにかく提出する時は、上司の好みを反映させることが大事だ。

 

 

参考から類似品をつくってみる。

一から作るといっても過去の作品や参考が、ネットや会社のフォルダにあるはずなので、探してみよう。

過去の書類や、参考をまずは探すことが大事だ。

 

自分の人生を振り返ってみよう。何事も真似から入ってはいないだろうか。

例えば、作曲家は最初から素晴らしい音楽を作れる訳ではなく、ギターの練習を実際にある曲を練習するところから入る。

絵描きでも模写から入る。

スポーツ選手も上手い人の真似や地道な練習が必要なのだ。

 

書類や企画書だって同じことだ。最初から奇抜な案は出でこない。類似案を掛け算したり、元あったものをアレンジすることで新しい発想に出会うことも多いのだ。

こうして自分の引き出しを増やすことが、アイデアや0から1を作ることが簡単になっていくのだ。

 

 

50%で、方向性の確認をする。

 これは完成の50%までつくるということではない。

できを50%にするということだ。あくまで最後まで作成するのだが、作り込みをしないということが重要だ。

 

中身はスカスカでいので、大枠を作成するのだ。

例えば、チラシを作る場合は、タイトルや本文は適当によくありそうなものを採用して、色やかっこいいデザインなのか可愛いデザインなのか方向性を示すようなものを配置して、大枠の段階で上司に確認をするのだ。

最初は注意される前提で、手抜きくらいのものを提出することで、後戻りを少なくするのだ。

 

 

まとめ

上司の「いい感じにしといて」に応えるのは、とても難しい。しかし、短時間で出来るようにになると、上司だけではなく様々な人から仕事が舞い込み、自分の成長や昇進に繋がる一番の近道になり得るのだ。

 

  • 上司を常に観察して、上司の好きなものを知ること。
  • 過去のものや類似品をとことん真似をして自分の引き出しを作る。
  • 最初は手抜きを上司に見せて、後戻りを少なくする。

 

上記を意識して、作成することで「いい感じにしといて」を簡単かつ効率よくこなそう。

そして、上司に「よくやったな!」と言われる積み重ねで信頼を獲得し、上司の確認なしに自分で書類が作れる人へと成長しよう!

 

レッツ、ストレスフリーワーク!!