現実逃避は百害あって一利なし

人はなぜ、現実逃避をするのかと言えば、2つ理由があると思う。
・直面する現実が目を瞑りたくなるようなものだから
・現実にはできないことをやってのけたい
 
過去に自分がやった現実逃避の例として以下の様なものがある。
<現実から目をそらしたい>
・死にたいと願う(本当は現状から逃げたいだけ)
・研究論文が進まず、ゲームにはまる
<できないことをやりたい>
・存在しない敵を作りだし、敵をやっつける(不良やテロリストをやっつける)
・彼氏もいる可愛い女の子と付き合っている妄想
 
現実逃避は時間の無駄である。現実逃避すれば、その分、心は休まるかもしれない。だが、現実逃避した時間は、現実を改善するために使えたはずの時間であり、時間を失えば失うほど現実は厳しくなる。
 
現実逃避した結果、現実から帰ってこれない人もいる。
すると、現実逃避した世界を元に行動する。こちらは妄想を現実化させようとする分、単純な現実逃避より害が大きい。現実を見ていない分、突き進む方向は間違っているため、時間だけではなく、もっと大変なものまで失うことになる。
 
現実に生きる限り、現実逃避は百害あって一利なし。現実から、目をそらしてはいけない。

独身草食系男子にとって、セクハラという言葉の使い方

独身草食系男子にとって、セクハラという言葉は実に便利だ。

 

30代にもなって、未だ独身でいると、飲み会などで職場の女性に対して、告白しろとかどーのこーの言ってくるおじさんたちがたくさんいる。未だ、色恋沙汰は飯のタネというわけです。

このとき、草食系男子である私は、「セクハラになりますので」という言葉で、告白しない理由にしている。便利!

単に自分が傷つくのが嫌なだけなのに、さも、コンプライアンス守っています的な顔を出来るのが良い。

 

もっとも、このような考えをしている辺り、実際、告白しても結果が見えているのである。

(振られました)

「死にたい」は「逃げたい」と置き換えられる

「死にたい」という言葉は、多くの場合、「(今の境遇から逃れるため)死にたい」という意味である。それって、今の境遇から逃げたいってこと。別に手段は死ななくても、逃げる手段はある。原因となっているものから、遠ざかればよい。それによって社会的ダメージはあるかもしれないけど、死ぬのに比べれば大したことじゃない。

 

という言葉を、デスマ中の自分に届けてほしい。

お賽銭と神様

今年は初詣に行かないことに決めた。

 

自分は神様はいないと考えているにもかかわらず、去年まで、初詣に行ってお賽銭を入れていた。

神様がいないと考えているのであれば、お賽銭のご利益は存在しないと考えているべきである。むしろ、お金を失っているため、経済的には明確に損していると考えるのが正しい。

 

自分なりの整理の結果、初詣とは有料の決意表明とゲン担ぎの場所であるという認識になった。そして、決意表明もゲン担ぎもネットで十分である。

課題発見のプロセスについて

最近、この手の話を考える機会があったのでまとめておく。

 

課題発見のプロセスは以下の流れ

目標設定→現状分析→課題設定→課題解決策

 

目標設定とは、達成すべき理想の状態。達成しているか明確にわかるもの。

現状分析とは理想の状態と現実とのギャップは、客観的事実をあつめる。

課題とは、目標に設定された理想の状態と現実とのギャップのうち、解決しなければならないこと。リストアップ→絞り込み→漏れがないことを確認という流れ。一番難しい。

 

例であげるならば、「富士山の山頂に到達する」というのが目標。

富士山の位置や高さと現在の位置との差、気温の差などを調べるのが現状分析。

「どうやって登るのか?」や「途中のどこでご飯を食べるのか?」や「装備に必要なものはなにか?」などが課題。

あるいは、別の例としては「売上○○、営業利益率××%」というのが目標。他社の売り上げや利益率、業界全体の成長率などを調べるのが現状分析。そのために立てる「不採算案件を減らす」は課題。この課題を「不採算案件を△%減らす」という形で目標にする。不採算案件の「発生件数」や「発生原因」を調べるのは現状分析。「不採算案件を出さないために案件見積もり時や契約時に気をつけることはなにか?」「不採算案件を出さないためにうまくいっている案件の要素を仕組みとしてとりいれられないか?」あたりが課題。

 

課題設定を難しいもの、答えが無いものにしてしまうと解決策が書けない。かといって、よくある課題にすると解決策も陳腐なものになる。

よりよい課題設定とは自分の境遇を独自性のベースとして、課題を設定するのが望ましい。そして、もっとよいのは自分の能力を課題解決の独自性とできること。

 

例をあげるなら、「不採算案件を減らすためにはどうすればいいか」という問いは、よくある問いであるし、解決策もいろいろな人が考えている話である。そこに例えば、「自分の参加しているプロジェクトが…」という条件をつけることで、課題がより明確になる。さらに言えば、そのプロジェクトが普通のプロジェクトとどう違うのかが明記できるとわかりやすい。

 

課題の解決策に関しては、「不採算案件にならないためにはどうすればいいか」という一般的な課題に対しては、既に一定の考えや答えがあるものが多い。まずは、それを探すこと。見つけた後は、その中で、自分の能力・強みを生かせるものをピックアップするのが望ましい。

 

参考

http://okwave.jp/qa/q7822607.html

http://getpocket.com/a/read/383818751

http://getpocket.com/a/read/507724220