44歳母になる。。

43歳で妊娠、切迫早産で3か月入院。44歳で出産しました。妊娠中の話、出産の話、育児の話、40代ママの話、いろいろ書いていきます。

ひどい便秘の話

妊娠中の体調で悩まされたのは便秘。

ひどいのが、3回くらいあって、便意をもよおすのに、まったくでない。

これはとっても厄介。

ホントに出したいからトイレにずっといて、出そうなのにでない。

そうするとだんだん気持ち悪くなって、もがき苦しむ。

一番ひどかったのは、気持ち悪くなって、汗がどんどんでてきて、服を着てるのも

気持ち悪くなって、トイレで全部脱いだこと。なんだろ、変なの。

 

先生にマグセントという便秘薬をもらったのだけど、なんだか飲むのが嫌で、飲まずに

頑張ったりしてたけど、とうとう、入院してからは、飲むようになった。

病室でも割とみんな飲んでたし。

でも、私は2錠のところを1錠とか。

 

貧血もあったから、貧血の薬を飲むと、また出が悪くなる。

だから貧血の薬はホントに嫌だった。

 

ただ、出産して、あらびっくり。。。

なぜかほとんど便秘をしていない。

むしろ、筋力が弱ってしまったのか毎日空気もよく出るのです 笑

 

 

 

 

甲状腺の病気→まさか妊娠すると思わなかったので人間ドック

子供のころ、甲状腺の病気になった。

検査入院、副作用の入院で、私の人生は大きく変わってしまった。

子供に影響がでるかも、とか昔は言われていたし、心配だった。

 

仕事して忙しいけど、久しぶりに人間ドックでがん検診やピロリ菌や全部やって一旦、体の様子をみようとおもい、検査をしたら、甲状腺にひっかかった。

それで、2か月に一回定期的に診察。

 

そうしてるうちに、妊娠した。

妊娠後の再検査で、数値がやはりよくないらしく、少量のチラージンを飲むことに

なった。内分泌系ということで、糖尿と合わせて、先生は見てくれたし、とても気をつかってくれた。

あまり心配しなくても、いいだろうな、と思わせてくれた。

 

チラージンは出産するまで飲み、出産後は飲まなくてよくなった。

 

 

入院生活~暑い・・・

切迫早産入院中は、暑くて暑くて汗ばかりかいていました。

外で働く人みたいに首からタオルをさげて、

ベットのシーツの上にバスタオル。枕にもタオル。

寝てる最中は氷枕をもらって、顔にタオルを置いて寝る。

ひたすら暑かった。

寝汗がひどいから、着替えもしたいけど、点滴が邪魔で着替えもできない。

パジャマの上下汗だらけでした。

汗をかくから、麦茶を飲んで、一日2本は飲んでいたかな。

麦茶はカフェインフリーだし、ミネラルもあるのでいいのかと。

 

産後はピタリと汗も止まり、ホルモンの影響だったのか、なんなのか。

不思議な経験でした。

 

 

部下に妊婦を持った上司へ

つわりはとにかく気持ち悪い。

仕事をしていたので、飴やジュースでごまかす毎日。

仕事は忙しくて、なんやかんやで週末も働き、朝も夜も早出や帰りも遅く…

 

朝の会議は欠席させてもらい、さすがに夜の10時を超えそうになった時には、

上司に言いました。

だけど、これが20代だったら気にして言えないのかも。

40代だから上司にも言えちゃうのかも。

絶対働く妊婦はつらいし、大変。

だって気持ち悪くて、なんだかずっと船に乗ってる気分で仕事してるんだよ。

自分が妊婦じゃないころは、妊婦で働いている人たちのこと全くわかってなかったな。

 

部下に妊婦をもった上司は絶対気遣うべし。

私はラッキーにも上司の皆さんが理解あってなんとかやってこれたけど。

それでも、やっぱり納期があったりすると、そんなのお構いなしだからね。

会社は。会社では気持ち悪いしつらいから、ウチに仕事を持って帰って

横になりながら仕事してた。その方が体には負担にならなくていい。

確かに病気じゃないから、やる気だけはあるんだけど体がついていかなくて、

頭もよくまわらない。だからこそ。上司は気にしてあげてほしい。

座ってるだけでも、腰や背中は痛いし、きつい。

 

会社人生のなかで、妊娠っていうプロセスがあるってこと。

ほんのトツキトウカのうちの数か月。会社人生のなかじゃ、メッチャ短いじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

43歳 秋 PART II

それから、病院で妊娠を確認。

嬉しかった。嬉しかったけど、怖かった。

気持ち悪くなり、あまり出かけることもできなくなり、

母子手帳を初めてもらい、母親に報告。

 

その衝撃の言葉は、

『えー?どうするのー?』

喜んでくれるわけでも、おめでとうでもない、

一生、一生忘れることのないその言葉。

そして、次に言われたのは、

『あなたは子供を産まない人生だと思ってた。』

 

あー、毒親だ。やっぱり毒親

 

確かにね。43で産むときは44!!!!

自分でも衝撃だよ。

だけど、最後に応援してもらえるのって家族じゃないのかな・・・

 

悶々と。ただ、ただ悶々とした43歳の秋でした。

 

 

 

43歳 秋

大きな仕事を終えて、温泉にでも行って疲れをいやそうかな。

そんなことをぼんやり考えていた43歳の秋。

 

仕事で飲み会に行ったり、東京で友達に会ったり。

でも、飲んでもちっともなんだかおいしくない。

むしろめまいがするような、気持ち悪いような。

 

そして女性の毎月周期がなんだか調子悪く、量だけでなく色まで茶色。

日数も2日来て、止まって、何日かするとまた来る。

続いて2週間。

 

1月目は夏までが忙しすぎて、体調が悪かったんだな、くらいに。

2月目は、あれ?おかしいな。とうとう閉経してしまうのか。。。寂しいな。。。

くらいに考えていた43歳の秋。

 

とうとう来なくなった3か月目。

4年前に家で使った妊娠検査薬の2本の残りが1本ある。

試してみるか~。使用期限もとっくに切れてるけど、妊娠してるわけないしね。

 

と使ってみたら。。

 

ん?げげ?うそ~?

 

検査薬が反応していたのでした。。。

 

なかなか

稽留流産の手術を終え、先生からは、40で妊娠したんだから、妊娠できる体。

だから、大丈夫。

またすぐに妊娠できるよ。とかなりポジティブ。

 

ネットで調べてみると、手術をすると妊娠しやすくなるとか、

逆にできにくくなるとか、あまりどっちかはわからない情報ばかり。

 

2か月、3か月、4か月・・・待てどくらせど、妊娠せず・・・

1年たち、2年たち。

 

周りの友達からは、40代でも今が最後のチャンス。

ほんとに最後だから、早く治療に行くように、何度も言われました。

夫は乗り気ではなく、家族からも反対の声・・

どうしたらいいのか。

 

会社で大きな仕事を終えた43歳の夏。

まずは自分だけでも不妊治療の病院へ行ってみようか・・・

何度も何度も病院を調べては踏みとどまる日々が続いたのでした。