美味しいお酒のお話(?)
この記事はOIT Advent Calendar 2018 - Adventar 4日目の記事です。
はじめに
えー、性懲りも無く酒の話をしようということで帰ってまいりました。
いちおーOBの酔っ払いです。
とは言っても何のことかわからないでしょうから、前々回のアドベントカレンダーで書いた記事をご紹介。
酷い記事です。
何が酷いって、酒の話しかしていない。
もっとoiterらしく技術の話とかすれば良いものを。
まぁ今回も酒の話なんですけど。
そして今回も某ななさいようじょに誘われました。
で。
酒って言っても何の話をするんだ、ということですが。
僕だって成長しているのだってことを示したいと思います。
そう!前回すっ飛ばした
カ・ク・テ・ル!
のお話をかるーくしようかなと。
あれ、写真どこいった。
まぁ知ってる方は知ってる通り、僕はウイスキー狂いです。
ウイスキーばっか飲んでます。
カクテルとかジントニックとウォッカトニックとウイスキートニックとラムトニックくらいしか知りませんでした。*1
まぁまずはこの子。
ジンベースのカクテルで、キリッとした飲み口が特徴。
元々ジンは好きな人は好きだけど、割と飲みにくさを感じる人もいる、独特な香りを持つスピリッツ。
それを、ライムジュースの甘さで上手く緩和しつつ、ジンのサッパリ感を残している。
割ときついのはきついので、初心者向けではないかもしれない。
有名なカクテルだけどね。
僕は好きです。
続いてはこの子。
その名の通り。
味もまぁレッドブルの味と、ちょっとアルコールの味がするかなって印象。
ある種わかりやすい味で飲みやすいけれど、まぁカフェインキメつつアルコールキメてるとかいう状況なのでハイになる人はなる。*2
三番目はこの子。
……いやこれエルドラドだったか?
思い出した、ディアボロのジンバージョンだった。
飲みやすい。
あっさりした口当たりで、すいすい飲めてしまう。
ただ、割と度数が高いのでそこは要注意かも。
カクテルの話飽きました。
寝る!おやすみ!閉廷!
起きた。おはよう。開廷。
この子はXYZ。
僕がバーでのシメに飲みたくなる一杯です。
最近は飲んでませんが……。
ラムベースのカクテルで、甘くて飲みやすい。
……まぁ度数は高めなんですけど。*3
このカクテルの何が気に入っているかというと、その名に込められた意味です。
XYZはアルファベットの最後の三文字。
そのために、「もう後がない」「最後の」と言った意味や「これ以上のものはない」だとか、そんな色んな意味を持ってる。*4
基本的に酒飲みとしてはカッコつけたがりでスマートに飲みたい僕的には、ラストにこれを頼むのは最高に自分に酔える。
カッコいいと思ってる。
バーのお話
カクテルを少し紹介したわけですが、レッドブルウォッカ以外のカクテルとかどこで飲めるの????ってなりませんでした?
居酒屋とかで見たことないよ?って思いませんでした?
居酒屋でも見た!という方はいい居酒屋を知っていますね。教えてください。僕も通うから。
ま、ま、それはともかく。
カクテルというのは基本的にバーで飲むものです。
少なくとも、大多数の居酒屋よりはちゃんとしたバーの方が美味しいカクテルが飲めます。
自分でカクテル作る人達のことは置いときます。
で、ですね。
バーってハードル高くありません?
少なくとも、一人でふらっと行くのは、最初は難しい。
じゃ、どーすればいいのかっていう話。
一番手っ取り早いのは、バーに行き慣れてる友人とかに連れて行ってもらうこと。
バーによく行く人は酒好きで、お酒に関しての知識を豊富に持ってることが多いです。
バーでのお作法(と大袈裟に言うほどのものでもないですが)とか、初心者向けのカクテル、最初の一杯をどうするかとか、色々教えてくれるでしょう。
酒好きは酒好き人口を増やしたがりなので。
オススメのバーに連れて行ってもらって、バーの雰囲気に慣れてみましょう。
そうすれば、一人でも行きやすくなります。
ただ、この方法にはいくつか欠点があります。
1つ目は、安定を求めてオススメされたバーしか行かない、となりやすいこと。
それの何が悪い、というと何も悪くないのですが……バーというのはこう、その人にとって隠れ家的なものだったりすることもあるので……バーの雰囲気に慣れたら、自分のお好みのバーを探してみましょう。
2つ目は、金銭感覚の違い。
良いバーに通い慣れてる人、洋酒やカクテル好きな人は、酒に関する金銭感覚が狂ってます。*5
良い酒には一杯2000円だろうと注ぎ込みます。
オススメされたバーが、安くて色々飲めて美味しくて雰囲気がいい!みたいな天和九蓮宝燈みたいなところなら問題ないですが、色々飲めて美味しくて雰囲気良いけどお高い!みたいなバーは多いです。
そういうとこに慣れてる人と行くと、財布が破壊されます。
慣れてる人とかにとっては雰囲気や美味しいお酒が飲めるってだけで多少高くてもお金を出せてしまうのですが、バー初心者には難しいでしょう、多分。
最初は1〜2杯で留めておくのが吉です。
さて、ここでオススメのバーでも紹介するか〜と思ったんですが、よくよく考えなくても、バーって学生にはハードルが高い。
今更そのことに思い至りました。
お酒1〜2杯飲むだけで三千円とか四千円とか飛ぶ事もざらにあるわけで。
働き出すまではお金の捻出が難しいよなぁという印象。
かと言って、家でカクテルを自分で作る……というのも難しい。
そもそもシェイカーとかの道具を揃えるだけで数千円はかかる上、スピリッツやリキュールがまたお高い。
自分の口に合わないリキュールを消費するのも大変だし、氷を用意したりだとか、グラスを用意したりだとか、洗い物だとか、面倒臭いことも多い。
「酒で格好つけたいんなら、自分で金稼いでからにしな、ボーヤ」とでも言われている気分になる。なってる。
まぁでもそれでこの記事を終わらせるのもあれなので、家で簡単に作れるカクテルをば幾つか。
写真はない。
「え、それカクテル?」
カクテルです。
氷を入れたグラスにウイスキーを注いで炭酸水でビルド。
一回ステアして氷を持ち上げて下ろして完成。
お手軽。レモン絞って入れても美味しい。
炭酸水の代わりにコーラでも良い。コークハイ。
ウイスキーの銘柄は何でも良い。
安すぎず、高すぎずなウイスキーが良いかもしれない。
価格帯としては2000〜4000円のウイスキー。
氷を入れたグラスにジンを注いでトニックウォーターでビルド。
ライムを絞って、一回ステアして完成。
サッパリした口当たりで爽やか。飲みやすくて美味しい。
どんなバーでも一番飲まれるカクテルと言われており、ジントニックの美味しくないバーは流行らないとも言われる。*6
ジントニック用のジンは冷凍庫でキンキンに冷やしておく方が好き。
銘柄は、ビーフィーターかゴードン、タンカレーあたりが良いかもしれない。
割愛。
終わりに
前回記事に比べて文量が少ないです。
約1/3に削減されました。
本当は、「宅飲みのススメ!」とか「おつまみ道中膝栗毛」とか「コンビニの七日間戦争」とかもう少し書きたいこともあったんですが、ぶっちゃけますと書く暇がなかった。
何せ誘われたのが12/1。
既にアドベントカレンダー始まってる。
12/4以外は全て埋まっていました。
なので突貫で書き上げた記事だけに、誰得すぎる形になってしまいましたがすまない。
あ、そうそう、oiterなら知ってる可能性は高そうですが、お手軽に色んなカクテルを飲めるお店は、梅田にあります。
「すまいる研究所」という原価居酒屋。
居酒屋ですが、カクテルが結構豊富。
ウイスキーも、ジョニーウォーカーのプラチナムを300円で飲めるのは破格。*7
まぁ割と有名な店なので知ってる人も多いでしょうが……とりあえず行くなら予約必須です。
さてさて、余談もここまでにして。
良いお酒ライフを!
夏と僕とウイスキー
暑い。
東京に来て初めての夏だけれど、湿度と人口密度と日差しでとんでもなく暑い。
とは言っても、大阪にいた時もこんなものだったような気はしなくはない。
湿度だけは、今の家の方が高いと断言できるけれど。
そんな暑い日々。
仕事終わりに、家で飲むものといえばまずビール。
キンキンに冷やして、風呂上がりに喉を鳴らして飲むのは爽快だ。
おつまみは、日によって変わる。
料理が趣味だと公言してるけれど、毎日の献立を考えるのはなかなかに手間で、世の中の主婦の方々は凄いなぁと思う。
今日のおつまみはまぁシケたもので
缶詰の焼き鳥を加えた焼きそばとスパムを焼いただけの簡単手抜きの二品
ビールを飲むだけだからこんなものでいいのだ
ビールといってもイオンのPB……トップバリュのやっすい発泡酒。
美味くはない。
美味くはないが、こんなもんでいいのだ。
雑なおつまみにやっすい酒。
男の、社会人一年目の、貧乏一人暮らしならこんなものだ。
焼きたての焼きそばを啜り、ビールをぐびぐび。
カリカリに仕上げたスパムを摘み、ビールをゴクゴク。
あっつい夏の仕事終わり。
風呂上がりと調理後の火照った身体に、これが丁度いい。
そしてビールを飲み終えて、焼きそばとスパムを食べ終えたら、前菜は終わり。
これからが本番で、ここからが僕の贅沢なのだ。
さて、タイトルにある通り、僕はウイスキーを飲もうと思っている。
今私の部屋にあるウイスキーは三種類。
ジョニ黒に、響JH、ボウモア12年。
どれを飲むか、というのはいつも悩む。
どれを飲んだって美味しく飲めるけれど、だからこそどれを選ぶかは大事だと思っている。
その日の気分をしっかり見極めて選ばなければ、美味しく飲めても物足りないのだ。
今日の一杯は、ジョニ黒に決めた。
ロックにして、氷が溶けるに連れ移り変わる風味を、旅のごとく味わおうと思う。
ジョニ黒。
ブレンデッドの、スコッチウィスキー。
まだまだ飲んだ酒は少ない僕だけど、ジョニ黒の完成度を超える酒はそうないと思っている。
僕がウイスキー好きになったきっかけの一本で、家飲みでは一番愛飲してる一本だ。(バーに行けば、ゴールドラベルばかりだけれど)
ジョニ黒がどんなウイスキーかは、まぁ置いとこう。
今日はそんなことを語る気分でもない。
ウイスキーを飲む時のおつまみってのは、いつも悩む。
チーズにナッツ、ドライフルーツにジャーキー。
選択肢は幅広い。
どこのウイスキーか、どんなウイスキーかでおつまみを変えるというのが通ってものだけど、貧乏酒飲みの僕にゃそんな真似はできないわけで。
世の中には「ウイスキーにつまみなんていらねぇよ!」なんて剛毅な方もいらっしゃるけれど、そこまでお酒に強いといえない僕には厳しいわけで。
じゃ、何をつまもうか、と部屋を漁ってると出て来たのはこんなもの。
ビッグカツと、チータラ。
ビッグカツってウイスキーに合うのか?とは思わなくもない。
チータラは合うだろ、チーズだし。
ともあれ、ビッグカツを一口かじる。
安っぽいソースとカレー粉の風味。
昔懐かしい駄菓子の、変わらない味。
実家近くの駄菓子屋は潰れてしまったけど、小さい頃に通った思い出が蘇って。
その思い出は口に含んだウイスキーの甘く優しい香りに流されて。
否が応でも、大人になったんだと思わせられる。
公園で友達とふざけまわって、うまい棒をかじってチェリオを飲んだあの日々はもう帰ってこないんだなぁ……。
ウイスキーの感想とかとかとか
あまりお金がなくてウイスキーを飲めてない今日この頃ですが、親切なフォロワー様に良いウイスキーをいただいたのでそれらの感想をば軽く。
まずは前に自分で買ったやつのからですが。
・ブラックニッカ ブレンダーズスピリット
2000円台とは思えないほどの美味しさの一本。
4000〜5000円の価格でも買う人はいると思うレベル。
酸味が強いかな?と思ったけれど、甘味もあって、ストレートでも飲みやすい。
ハイボールにすると甘みがよく感じるかな?
どの飲み方でも美味しく飲めると思う。
今再販されているけれど数量限定なので普段飲みにするにはいつまで売られているかわからないのが難点。
買い貯めておいても良いと思う一本。
これはウイスキーではない。
一本600円程と破格だが、どうやっても美味しく飲めないのでこれを買うくらいなら缶ビール買ったほうがいい。
これについては別記事で詳しく書こうと思う。
このウイスキーのような何かで遊んだ時の記録
https://twitter.com/i/moments/833872308208955394
以下は頂き物。
・アードベッグ10年
グラスに注ぐと凄く薄い色合いに反して、強烈なピートの香りを感じる。
燻製の香りといえば、わかりやすいだろうか。
薬品っぽいと言う人もいるらしい。
口に含んでも、ピートの香りがまず一番に飛んでくる。
が、そのあと爽やかな風味が抜けていく。
強い個性があり、人は選ぶものの好きな人にとってはたまらない一本。
個人的に濃い香りのウイスキーとはあっさりしたおつまみを合わせたいので、これを飲むときはきゅうりの浅漬けとかそんなのをつまんでたり。
・ワイルドターキーレアブリード
ワイルドターキー自体はそこらのスーパーでよく売ってるので見かけたことのある人は多いと思う。
と言ってもスタンダードか8年だろうけれど。
かく言う私もワイルドターキーはそれらしか知らなかったし、これを贈られた時点ではワイルドターキーに思い入れなど特になかった。
甘い。美味い。
56度もあるというのに、アルコールの風味が微塵も感じられない。
チェイサーとして飲んだ水もほんのり甘く感じるくらい、口内に芳潤な香りと共に自己主張する甘さ。
けれど不快ではない。
え、なにこれ美味しい。
また一口。
今度はゆっくりと余韻に浸るように、チェイサーは後回し。
いつもならウイスキーを飲むときは動画を見たり小説を書いたり、何かの作業をして考え事をしているけれど、ことこれを飲む時に限ってはウイスキーに集中したいような気がする。
そんな一本。
これで大体四千円以下なんだから、もっと上のウイスキーを飲んだときはどうなるんだ私は。
・よく作るおつまみとか
- きゅうりの浅漬け
きゅうりを切ってタッパーに入れて、大量の塩と、粉末だし(昆布)を振りかけて、蓋をして全体に馴染むように振る。
あとは冷蔵庫で適当に冷やして、出てきた水分を切るだけ。
私は一時間で水分を切って味を確かめてまた少し塩振って冷蔵庫で冷やして、また一時間後に水切って完成としてる。
水分を切るときはぎゅうと抑えて絞るようにすると吉。
一番よく作ってる気がする。
- 生ハムユッケ
きゅうり千切りにして
同じく千切りにした生ハムと混ぜて、すりおろしにんにく、ごま油、豆板醤(少量)と混ぜて
ゴマと卵黄乗せて完成。
豆板醤は少量にしないと本当に塩辛くなるので注意。
きゅうりは塩揉みしてもいい。
- ミョウガとしらすの和え物
ミョウガを千切りにして水に晒す。
水切って釜揚げしらすと千切り大葉とごま油と醤油を混ぜる。
器に盛って白ごま振って完成。
個人的にごま油は無しでも良い。
代わりにだしの素少しかけたりしても良い。
醤油の代わりにポン酢も好き。
- スナックパスタ
パスタを乾麺の状態で油で揚げて塩こしょうとか振るだけ。
油切りすぎると塩こしょうが馴染まないので要注意。
- 無限ピーマン
今更書くまでもない気がするけど、ピーマンを千切りにする。
ツナと混ぜる。
ごま油と鶏ガラスープの素を混ぜる。
レンチンして黒胡椒と混ぜて完成。
味は後で塩胡椒とかで調整してね。
最近はピーマンとかツナ缶買うよりきゅうり買った方が便利なのであまり作ってないけど、ご飯に合うんだこれが。
他にも色々作ってるけど今回は割愛
明日は飲み会
最寄駅を降り、友人に連絡を取ってからしばし待つ。
と言うのも、急に飲みに誘われたのである。
お金がないと断ると奢ってくれるという優しさ。
そんなわけで二人で焼き鳥屋へ。
今日も寒い。
朝なんて霧が濃く、風もひどく冷たかった。
今も朝ほどではないが、少し冷える。
友人とのんびり駄弁りながら歩いて行くと、見えてくる焼き鳥屋。
そこは私が最近よく行っている店で、一人でふらふらと行って適当に飲んで帰るところだ。
しかし、定休日なのか休みであった。残念。
仕方がないので、他の居酒屋へ。
入店すると、とりあえずカウンターへ。二人でテーブル席は勿体無い。
そして来る店員にとりあえず生を頼む。友人は生がビミョーらしいのでチューハイを頼んでいた。
そのままおつまみも適当に頼みつつ、乾杯。
この瞬間が好きだ。
保育園の頃からの友人と、今仲良く飲めるのは、とても有難いことなんだろうなぁ……。
そう思いつつ、料理をつまみながら酒をちびちびといただく。
今更だけど、本当に奢ってもらってよかったのだろーか。まぁ良いか。
お酒の飲み方と美味しいお酒のお話
この記事は、OIT Advent Calendar 2016 - Adventarの16日目の記事です。
はじめに
年越しまであと二週間ほどと言う時分ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
さて、この記事は大体の一回生には今の所関係がありません、多分。*1
20歳になり、飲めるようになったら是非とも参考にしてください。……参考になるのか?ㅤこの記事。
また、ひたすらに趣味というかお酒に傾倒した内容となっておりますので、ご了承ください。
あとやたら長い記事になりそうです。皆もっと書こう。
事の経緯
この記事は実のところ5日の段階でのんびりと書き始めているため、未来のことはよくわかりませんが多分きっと恐らくこの記事が皆の目に入るであろう16日までには酒についての記事を幾つか書いているので、私が本当に酒好きなことは多少なりとも伝わっているんじゃないかなと思っております。*2
OIT Advent Calendar 2016 - Adventarのリンクから来た人も、「こいつ頭おかしいくらい酒飲んでる」とだけわかっていただければ。
さて、そんな私ですが、そもそもこの記事を書こうと思い至った経緯を述べさせていただきましょう。
もともと4日目の友人*3に以前から「お酒に関する講義」のお誘いを受けていました。
私がお酒大好きで、しょっちゅうお酒を飲んでるので、お酒の飲み方についてとかをこれからお酒を飲み始める人に向けて教えておくのは悪いことじゃないですからね。
しかし、手続きのあれこれだとかスライドやらレジュメを作るのが面dもとい、時間が取れず、難航していました。
また12月に入る前だったかにこのアドベントカレンダーで記事を書いてみないかという勧誘を受けたときも、「忘れそうだし」だとか言い訳を連ねてやる気などなかったわけですが、件のななさいようじょの記事'ななさい'が語る - ななさいの備忘録を読んでみて、自分も書いてみたくなったわけです。
そんなこんなで思い至ったが吉日と言わんばかりにブログを用意してウイスキー*4をちまちまと飲みながら酔っ払いの戯言を書き連ねる記事が公開されることとなったのです。*5
この記事の目的
お酒は怖い飲み物です。
アルコール依存もそうですが、急性アルコール中毒だってシャレになりませんし、フラフラになって倒れて大怪我だなんて話もよくあります。
かくいう私も、記憶を飛ばした事も何回かあります。
ですが、節度を守って上手に飲む事ができれば、これほど魅力的な飲み物はありません。(私が節度を守れているかどうかは置いておくとして)
だからこそ、上手な飲み方と、オススメのお酒と、オススメのお店を書いていきたいなと思っております。
つまり、お酒を愛する人を増やし酒飲みの輪を広げるのが目的の記事です。
ちなみに、書き始めからここまでで大体1,000文字なわけですが、その間に芋焼酎*6のロックに切り替えています。読みにくい記事になったら申し訳ありません。
素面では筆が進まないので仕方ないのです。
上手な飲み方とは
まず、上手な飲み方って何なんだっていうお話をば。
結論から言うと、大体3つ。
- 水やソフトドリンクをちゃんと飲む
- おつまみをしっかり食べる
- 一気飲みや無茶なことをしない
以上!
……で、話を終わらせても良いでしょうか。
良くない?
ですよね。
じゃあまず、1つ目、「水やソフトドリンクをちゃんと飲む」。
純粋にソフトドリンクや水を挟むことで血中のアルコール濃度が高まるのを抑える役割を果たしてくれます。つまり、一気に酔いにくくなります。ゆっくり飲めば更にお酒を飲める、ということです。……というのもまぁあるのですが、こっちの理由はお酒が好きで好きでたまらない人用の理由。*7
大事なのは、脱水症状を防ぐこと。
アルコールは利尿剤です。お酒を飲むと、お手洗いが近くなります。
それ自体は悪いことじゃなくて、お手洗いに行って排泄をするとスッキリするとか、酔いが少し覚めるとか、まぁ良い事づくめなのでお手洗いは頻繁に行きましょう。
何が問題かというと、水を消費するばっかりで補充しないと脱水症状が起きるんですね。二日酔いの症状の1つとも言えます。
翌日に不快な気分をもたらさないためにも、水はちゃんと飲みましょう。
2つ目、「おつまみをしっかり食べる」。
そもそも空腹時に酒を飲まないのはもちろんの事、お酒だけを飲み続ける真似は避けましょう、酒だけに。
アルコールは胃を荒らします、かなり。
おつまみを食べる事で、胃の中の食べ物が粘膜を守り、アルコールから胃を守ってくれます。
さらにさらに、お腹いっぱいにする事や合間合間におつまみを食べる動作を挟む事で、飲酒量を抑え、アルコールの摂取量を抑える事ができます。
おつまみを食べると太る?
そんなことを言う人はお酒を止めましょう。
お酒は太るものです。
3つ目、「一気飲みなどの無茶な飲み方をしない」。
常識です。
一気飲み。一杯二杯ならまだしも*8、イッキコールと共に何杯も一気飲みすると、血中のアルコール濃度が急激に上昇します。急激に上昇したらどうなるか?
急性アルコール中毒待った無しですよ!
簡単に泥酔を通り越して昏睡、呼吸困難へと至ります。気をつけましょう。
確かに一気飲みをする飲み方もあります。ショットとか、ショットガンとか。
ですが、アレはお酒が強くてお酒と飲み方について良く知っている人のためのものです。お酒について良く知らない人、ノリと勢いの人は止めましょう。
未成年飲酒と合わせて、お店など他人に多大な迷惑をかける事にも繋がりますので、止めましょう。
どうしてもしたいなら、家で一人でやってください。
無茶というほどでもないけれど、チャンポン*9もなるべく控えましょう。
自分がどれだけの度数のものをどれだけ飲んだか把握しにくくなります。チャンポンしたからどうこうというのは経験上はないです。
酔った時の記憶力に自信がない人は本当に止めておきましょう。
以上3つの大事な点をまとめましょう。
おつまみをしっかり食べて、水を飲みながらゆっくりと呑むことです。
これらはお酒を飲む上で本当に大事な基本です。酔って周囲*10に迷惑をかけないようにしっかり守りましょう。
ただし、お酒を飲めない体質、アルコールアレルギーの方は、上手な飲み方をする前に大変な事態を引き起こす可能性が高いです。
また、お酒は多少は強くなりますが、どれだけ飲めるかはほぼ体質で決定されます。
当人も周囲の人も、ちゃんとその辺りは理解してください。
無理な飲酒は、止めましょう。飲めないものは飲めません。
お酒より身体の方が大事です。
お前はどうなんだというお話
さて、偉そうにここまでつらつらと思いの丈をぶちまけてきたわけですが、じゃあお前はどうなんだと、そう言う話になります。
私のTwitterアカウントをご存知の方はよく知っているでしょうが、ツイートの8割ぐらいをお酒の話が占めています。
そんなお前がちゃんとお酒を上手に飲めているのかと。
結論から言うと、あんまり飲めてないかなと思ってます。
どれだけ飲んでも飲みたくなるため、自制が効いてないんですよね。
なので、この記事を書いていると「どの口が言っているんだか」と苦々しくなります。そして苦い口をスッキリさせるために、ウイスキーを一口飲むわけです。
うん、美味しい。
私とて二日酔いになる事もままあります。
そんな時は、ポカリスエット飲んで、大量に食事をとります。太りますが、二日酔いになると食欲がとても増して仕方ないのです。食べれば大体治ります。*11
記憶が飛んだ事もあります。恐怖しかない。
対策?自重して飲む事だけです。
実のところこの記事を書き始めてから割と忙しくなり、飲むことより睡眠を優先してるので飲酒量は大分減っていたりします。
美味しいお酒のお話
やっとこさ本題です。ここまで大体3000文字。書きたい事の半分も書いてないんじゃないですかね。
他の人がどれくらい書いているかはわかりませんが、多分文字数はまだまだ増えます。私が書きたいように書くとこうなる、申し訳ない。
というかそもそもOIT関係なさすぎて怒られるんじゃないかこれとか、皆さん真面目な記事というかOITに関係ある記事を書いてらっしゃる中に一人いきなりこんなふざけた記事をぶち込んでいいのかとかちょっと思わなくもないけど好きなこと書いていいって聞いたから好きなことしか書きません。
書き終わってから思ったんですけど、「トーク力のコツ」とか「自己PR構成のコツ」とかそんなのを書いても良かった気がします、もう遅いですけど。
とりあえず、どれだけの人が見てくれるかはわからないけど、これからお酒を飲む人の助けとなれることを祈りつつ……ってこれもっと最初に書くべきことですね、はい。
それはともかく、美味しいお酒の話ですよ!!!!
さて、いつもならここで颯爽とウイスキーの話でも始めるわけですが、ちょっと待て、とストップがかかります。
ウイスキー、大学生が好き好んで飲むの?
私が好きなお酒は、ウイスキー、ジン、ウォッカ、芋焼酎……どれもこれも、大学生はあんまり飲まないのでは?*12
そんなわけで、ビールとかカクテルとかのお話から。
- ビールって、美味しいの?
よく聞かれます。お酒飲んだことがない人とか、お酒苦手な人とか、お酒好きな人でもビールは苦手な人とか、色んな人から聞かれます。
そんな人に何と返すか?
「喉越しが美味しい」?ㅤ「暑い夏に一気に飲むと美味しい」?
そんな答えならまず「麦茶でよくね?」などとなることしきりでしょう。麦茶おいちい……。
実際、飲み会の一杯目がビールが多いのは、単に注文が楽だったり店員が楽だったりするからです。*13
「ビールは苦いし、何が美味しいのかわからない」
はい、御尤も。ビールに関しては、あんまり飲み方とか関係なく、ある日唐突にふと「美味しく感じる瞬間」「好きになる瞬間」が訪れるもんだと思っているので、飲めなくても普通だと思ってます。
しかし、ここで話を終わらせてしまうわけにはいかない。
中には「ビールが飲めるようになりたい……」と思ってる人もいるかもしれない。無理に飲まなくてもいいと思うんですけどね。
ともかく、そんな人にオススメするのが、次の2つ。
- ビアカクテルを作る
- 250ml缶、135ml缶で練習する
まず、ビアカクテルについて。
ビアカクテルは、簡単に言えば「ビールをジュースで割れ!」ということ。
有名どころで言えば、シャンディガフ。これは、ビールをジンジャーエールで割ったもの。
ビールとジンジャーエールの割合は自分のお好みで、ジンジャーエール多目から段々とビールを増やしていくのがいいのかもしれない。
そんな感じで、ビアカクテルで慣らしてからビールに移行、と言うのが1つ目の手段。
色んなビアカクテルのレシピについては自分で検索してください。*14
次に、250ml缶、135ml缶について。
「ビールを飲む練習がしたいけど、350ml缶だと多くて余らせるともったいない」
そんな貴方に、250ml缶と135ml缶。
135ml缶が足りないかなと思うようになれば250ml缶を、それで足りなければ350ml缶へ。
そんな風に段階を踏んで量を増やしていくと良い。
135ml缶と250ml缶が売ってない?
それは私の管轄外であります。
- 色んなカクテル
が、あるわけですよ。さっき言ったシャンディガフだとか、ロングアイランドアイスティー*15だとか、アースクエイク*16だとか、まぁ本当に様々なんです。
そんな中で、多分皆がよく聞くカクテルって、以下の何種類かくらいなんですよね。
- ジントニック
- ジンバック
- モスコミュール
- カルーアミルク
- スクリュードライバー
そんでもって、これらについては大体味は知られてるから今更紹介してもなぁ、と言う気持ちになります。
かといって、ここで私が「このカクテルが美味しい!」って言ったって、そもそもそのカクテル置いてる店なんてそうそうなかったりするわけでして。
じゃ、何のためにカクテルの項目書いたんだってことですが、注意喚起です。
皆よく勘違いしてるんですけど、カクテルだからって度数が低いとは限りません。
もちろん、濃さによるんですけど、その濃さって店の加減次第なんですよ。
しっかりしたBARとかなら、濃さの注文ができたりしますが、そこらの居酒屋だとできない店の方が多いんじゃないですかね、店員の手間が増えますし。
じゃあ、どういうことが起きるのか。
まずカルーアミルク。
甘くて美味しいコーヒーミルクの味のカクテルですね。あれ、大体9度前後です。濃くなると10度超えます。氷結ストロングレベルですね。
次に、ジントニックとかスクリュードライバー。13-15度前後です。ワインレベルですね。
スクリュードライバーは店によって加減がかなり違うのでもっと低いかもしれませんし、もっと高いかもしれません。
かつてのレシピだとウォッカが45mlのオレンジジュースが15ml、度数は30度です。うん、高い。
何が言いたいかというと、やっぱりグビグビと何杯も飲むものじゃないって事なんですよ。
油断していると、エライ目に遭います。
また、「これは度数大した事ない」「これは甘いから大丈夫」だなんて言葉には騙されないでください。
自分がそのお酒に対しての知識を持っていないなら、言葉の真偽はわからないのです。
飲み会の場で、自分を二日酔いとか泥酔、急性アルコール中毒から守れるのは自分だけです。
その辺りも含めて、「お酒苦手だから」と全く調べないより、いざという時(あるのか?)のために知識はつけておいた方が、良いんじゃないかなと思います。じゃ面倒臭がってないでカクテルのあれこれ説明しろよって話ですけどね。そこは自分で調べてください。
書いても良いんですが文字数がどれだけあっても足りません。そのうちちゃんと書きます。
- 日本酒について
比較的大学生に飲まれていそうな日本酒ですが、実は私、あまり詳しくありません。
甘口?ㅤ辛口?ㅤこれは甘いのか?ㅤ辛いのか?
その辺りがイマイチわからないのです。
美味しいか美味しくないかは分かるんですけどそれって好みの問題ですからね。
なので日本酒については鋭意勉強中、ということで御勘弁ください。
- 赤ワイン、白ワイン
同上。
飲みやすい飲みにくいの差しかイマイチわからないです。
でも白よりは赤の方が好きです。
ただ、赤玉スイートワイン - 私とお酒とその他諸々はたまに飲んでます。
あと両親は私がワイン好きだと思ってるのでその辺りでちょくちょく飲みます。
さて、ここから先は今まで以上に私の好みが反映されております。
焼酎とかウォッカとかジンとかウイスキーの紹介に入ります。迂闊に手を出すと「瓶で買ったは良いけど飲めない!消費できない!もったいない!」となりやすいものばかりです。私のラム酒を誰か消費しておくれ。
一応、消費しやすいカクテルとかも紹介はしますが、ご購入の際はお気をつけください。
- 焼酎
一口に焼酎と言っても割と種類のあるお酒。それが焼酎です。
米、麦、芋、黒糖、蕎麦、栗、泡盛。
この中で、比較的飲みやすいのが米、麦、泡盛です。
芋は独特の臭み*17が合わない人は合わないので、苦手な人は苦手だとよく聞きますし、私も最近まで飲めませんでした。
他の三種は飲んだ事がないです、いつか飲みます。
そんな焼酎の飲み方ですが、様々です。
そのままストレートで飲む人もいますし、ロック、水割り、お湯割、ジュース割で飲む人、炭酸水で割って焼酎ハイボールにする人もいます。
家に1.8Lの紙パックがありますが、写真に撮り忘れたのでコンビニのカップ氷と黒霧島200mlの組み合わせ。
これキリよく入ってくれるので凄く重宝します。主に外でのんびり飲むときに。
さておき、黒霧島ですが、霧島酒造株式会社の芋焼酎で宮崎県産の黄金千貫と黒麹によってマイルドで、それでいて芋の香りがしっかりと漂う一本です。
飲み方としては、個人的にはロックがイチオシです。
が、この時期はお湯割も悪くはないです。湯呑みにお湯を注ぎ、そこにゆっくりと黒霧島を注いで行く。お湯と芋焼酎が6:4の割合となるくらいの分量で。かき混ぜる必要はありません。対流によって自然と混ざります。
そして、一口。口に含むと、甘い芋の香りが広がります。それをゆっくり嚥下すると、アルコールと温かさによってホッと一息つけるでしょう。あとは、お好みのおつまみを食べつつ、お湯割をちまちまと。
寒い冬の夜に、優しい温かみを運んで来てくれるでしょう。
- ウォッカ
ウォッカといえばロシア。ロシアといえばウォッカ。
そんな風に思われがちなウォッカですが、実のところウォッカはポーランドやノルウェー、スウェーデン、ウクライナなどでも作られ愛されているお酒なのです。
いや勿論、ロシアが有名なのは否定しませんけども。
かの有名なスピリタス。あれもウォッカで、ポーランドが原産です。
ちなみに、スピリタスは英語読みのカタカナ表記で、ポーランド語に近いカタカナ表記をするとスピリトゥスらしいです。*18
ポーランド語のspirytusはエタノールを意味するらしいので、スピリタスをストレートで飲むことはエタノールをそのまんま飲むことになるということのようです。
度数90オーバーをストレートで飲む人がそうそういるとは思いませんけどね。
それはともかく、ウォッカ。
大体40度はあったりするので基本的には皆割って飲むことになると思います。冷凍庫にぶち込んでトロトロになったのをショットグラスで一気に飲み干す、という飲み方もありますが、そんな剛毅な大学生は一人しか見たことがないです。
「ロックやストレートで」となると、フレーバーウォッカを除けば基本的にほぼ無味無臭ですし、度数の高いお酒に慣れていない人は避けるのが無難です。
ですが、慣れてしまえば本当に水のように飲めます。慣れてしまえば、美味しいです。
因みに、嘘か本当かは知りませんがロシアではウォッカをカクテルにするのは邪道で、何も混ぜずに呑むのが一般的らしいです。流石ですね。
あ、フレーバーウォッカならロックやストレートも断然アリです。
そんなウォッカの中でオススメの一本を紹介します。
桜餅の香りと評判のフレーバーウォッカ、ズブロッカちゃんです!*19
グラスの中に一本、草が入っているのが見えますか?
バイソングラスが漬け込んであり、そのおかげで桜餅とか蓬餅っぽい香りがつけられるのです。
飲み方は勿論、冷凍庫でトロトロに冷やしたのをストレート!
……と、言いたいところですが、お酒に慣れてる人向けの飲み方です。これも40度ありますからね。それに甘い香りに騙されますが割と重いお酒です。
ジャブの振りしてボディブロー決めてくる憎いやつです。だがそこがいい。
大人しくリンゴジュースで割ってシャルロッカというカクテルにすることをお勧めします。
フレーバーウォッカじゃなくて普通のウォッカも紹介しておきたいところですが、ウォッカはそこまで頻繁に買うわけでないので、用意がありません。申し訳ない。
と、思ったら写真があったのでそれだけ載せておきます。
スミノフ。多分コンビニとかで売ってるスミノフアイスの方が皆には馴染み深いのではないでしょうか。
割とそこらで買えるウォッカです。
で、飲んだ記憶がないけど私はいつ買ったんだこれ……?
因みに、ウォッカを消費しやすいカクテルはスクリュードライバーです。
100%オレンジジュースでお好みの濃さで割ってください。
- ジン
お次はコナンで有名な(?)ジンです。ジントニックはこれのカクテルです。
ウォッカとは一転、結構特徴的な香りのお酒で、好みが分かれるかもしれませんね。
度数はこれも40度ほど。カクテルにして飲むのが無難でしょう。
勿論、「私は大丈夫だ」という方はロックやストレートで飲んでも構いません。私も割材*20を用意するのとペットボトルや缶の片付けが面倒なので基本的にロックかストレートで飲みますしね。
ここでオススメのジン……と行きたいところですが、ウォッカと同じくあまり買いません。
ゴードンズ辺りが無難な選択でしょうか?
ウォッカと同様に、冷凍庫でキンキンにしておきたいところですね。勿論、好みにもよりますが。
で、ジンを使ったカクテルですが、ジントニックとオレンジブロッサムがオススメです。
ジントニックは、ジンをトニックウォーターという味付けされた炭酸水で割るカクテルです。
オレンジブロッサムはスクリュードライバーと同様、100%オレンジジュースで割って飲むカクテルです。案の定濃さはお好みで。
ところで、ここまでお酒紹介を読んでくださった皆さん、お気づきでしょうか。
オススメのお酒が少ない!
ということに。
ワイン、日本酒?ㅤあんまり飲まない。
焼酎。黒霧島の紹介だけ。
ウォッカ、ジン。頻繁に買ってない。
じゃあ、私が一体何を飲んでいるのかというと、コレです。
ウイスキーです。
ハイボールやコークハイで飲んだことがある人も多いでしょう。
そんなわけで、しばらくウイスキーのターンです。
ウイスキーとは、大麦、ライ麦、トウモロコシなどの穀物から作られる蒸留酒です。
名前の由来はラテン語。「aqua vitae(アクア・ヴィテ」、命の水を意味する言葉から来ています。*21
とりあえずウイスキーは命の水です、私にとって。
それはともかく、居酒屋とかでハイボールだとか、コークハイだとかを飲んだことがある人は多いでしょう。アレらは、ウイスキーを炭酸水やコーラで割ったものです。
アレらを飲んだとき、何となく独特の風味を感じませんでしたか?ㅤそれを、もっと濃くしたものがウイスキーだと思ってください。
ちょっと違うか。
残念ですが、ウイスキーの少し口に含むと広がる様々な香りと風味を説明しきれる語彙を持ち合わせておりません。
とはいえ、「飲めばわかる!」というお酒でもないんですよね、残念ながら。
愛飲しているお酒でありながら、どうにも魅力を上手く伝えられません。
ウイスキー一種類一種類それぞれ香りと風味がかなり違うんですよね。
それらを十把一絡げにして味を一口に語ってしまうのはちょっとできません。語彙的にも、好み的にも。
さて、ウイスキーは蒸留酒らしく、度数が高いです。基本的に40度前後はあるとお考えください。
私がよく飲むウイスキーの中には、50度にもなるものもあります。
ですが、そのウイスキーの基本的な飲み方はストレートです。
もちろん、ロックや水割り、ハイボールなど、お好みな飲み方をしていただいて構いませんし、あくまで個人的な意見です。
加水することで香りが花開く、というものももちろんありますし、ウイスキーによって美味しい飲み方が変わるのは確かですしね。
じゃあ何故こんなことを言い切ったのかというと、ウォッカやジンについては割って飲め割って飲めと言っておりましたが、ウイスキーはストレートで楽しめるようになってほしいという超個人的な願望があるからです。
でもお酒に慣れた人向けです。慣れた人でも、高い度数のお酒の飲み方に慣れてないとなかなか難しいです。
高い度数のお酒に慣れるためには高い度数のお酒の美味しさを味わえないと難しいんですがそのためには高い度数のお酒に慣れていないといけない……?
そういうところ、割とあります。最初から飲める人もいます。
「慣れてない人でも美味しく飲めるウイスキーはないんですか⁉︎」
ない、と思います、多分。比較的飲みやすいウイスキーなら後で紹介します。*22
では、肝心のウイスキーの楽しみ方です。
先ほど言った通り、ストレートが基本です。
ですが、だからってゴクゴクと飲むもんじゃないです。
チェイサー*23を用意し、ウイスキーをほんの少しだけ口に含み、舌の上で転がすように味わい、ゆっくりと飲み込む。
口の中に残る風味、香りを名残惜しみつつ、チェイサーを飲み、一息つく。
これが基本です。
間違っても普通の飲み物の感覚で飲まないでください。喉が焼けます。咽せます。
チェイサーも忘れないように。胃を守るためにも水は大事。
あと、ウイスキーに限らず度数の高いお酒はゆっくり飲むことも相まって逆に酔いにくいです。
ついつい量を飲んでしまいますので、気をつけましょう。
ストレートが基本だからといって、他の飲み方をしないわけじゃないです。
そんなわけで、次はロックについて。
正式名称はオン・ザ・ロック。
グラスに大きな氷を1つ入れ、そこにウイスキーを注ぐ。
あとはストレートと一緒ですが、ウイスキーは水を少し加えるだけで風味が大きく変わります。
氷が溶けていくに連れて変わる風味をゆっくり楽しむことができるでしょう。
その他の飲み方はあまりしないので割愛。
……の、予定でしたが思ったより文字数が少なく終わりそうなのでハイボールだけでも書いておきませう。
ウイスキーの炭酸割りです。一言で済みますが、これがなかなか奥が深い。
好みの濃さもそうですが、ハイボールにする場合、ウイスキーを冷凍庫で保存する人もいたりするんです。
三冷、という風に言うんですが、グラス、お酒、割材の3つをキンキンに冷やして作るカクテルは格別です。
ジン、ウォッカ、ウイスキーなど度数が高いお酒は冷凍庫に入れても基本的に凍りません。凝固点が-度数*24あたりなためです。
ウイスキーを冷凍庫で、グラスと炭酸水を冷蔵庫でキンキンに冷やして作るハイボールは最高です。氷いらず。
1つだけ注意事項としては、基本的にウイスキーは常温保存です。
ハイボール用に買ったものならともかく、ロックやストレートで味わいたい場合は冷凍庫や冷蔵庫に入れるのはおやめください。
香りが立ちません。
さて、ではウイスキー達を紹介していきます。
- ジョニーウォーカー・ブラックラベル
通称、ジョニ黒。
私がウイスキーにハマった一本で、ウイスキーの話になるとまず最初に勧める一本。
知っている人がいるかはわかりませんが、サザエさんの漫画でも度々高級ウイスキーとして出てきています。
嘘か本当か昔は数十万したらしいです。まぁそれは輸入の関係であれこれ高くついたとかいう話だそうですけども。
まぁそんな話はともかく、ジョニ黒。
アルコール臭はあまりなく、代わりに甘みと酸味が程よく飲みやすいお味となっており、最高傑作と言われる所以がよくわかります。
ウイスキー初心者にもオススメの一本で、私も初めて飲んだ時、飲み方を知らなかった頃に角瓶を飲んでみて感じたウイスキーへの印象を思い切り吹き飛ばされました。
だいたい一本2000円〜2500円。
- ジョニーウォーカー・レッドラベル
ジョニ赤。
「一本2000円も出して飲みきれるかわからないジョニ黒はちょっと……」というあなたに、ジョニ赤。
一本だいたい1200円くらいのお値段で、当然ながら味もジョニ黒よりは落ちますが、それでもジョニーウォーカーの名は伊達ではない。甘く飲みやすい一本。
安くて美味しい、ハイボールにしても美味しい、という点からこれを初心者にオススメする人も多いほどです。
コスパで考えても、かなり優秀な一本で、常飲する方も良くいらっしゃいます。
私の場合、以前調子に乗って上記の写真から一晩でここまでストレートで飲むなどということをしでかしてます。*25
よいこはまねしないでください。
- 富士山麓
富士山麓。
「ウイスキーって度数どれくらい?」
「うーん、モノによるけどだいたい40度かな?」
というやりとりをよくします。
しかし、例外はまぁ多いわけでして、その例外の中でも一番身近な一本です。
圧巻の50度。
流石に度数が高いからか、アルコールの辛さはあります。しかし、酸味や甘味もきちんと主張してきます。
ウイスキー初心者向けではありません。
しかし、ウイスキーに慣れた人には是非お勧めしたい一本です。
一本の値段も1700円ほどと安く、度数の高さからハイボールやコークハイにしてもとても美味しく飲めます。
ちなみに、一枚目の富士山麓と二枚目のコークハイにしている富士山麓のラベルが違うことにお気づきでしょうか。
実は富士山麓は一度リニューアルされてまして、現在一枚目の富士山麓しか発売されてません。
店によってはまだリニューアル前のものも置いているかもしれませんが、だんだん希少になっていきますので見つけたら買っておくのもアリです。
というか飲まない方でも買っておいてくれたら後日私が買い取ります(おい)。
綺麗な緑色の瓶に、黄色いラベルに描かれた帆船がトレンドマークのスコッチウイスキー。
1000円ほどのウイスキーで、ストレートによし、ハイボールによし、と常飲するにはもってこいの一本です。
しかし、安いからと侮るなかれ。
華やかな香りに青りんごやナッツのあっさりとした味わいを楽しめる魅力的なウイスキーです。
初心者向けのウイスキーで私がよく他人に送りつける一本。先日とあるロリ提督に渡したら思いきりむせてしまったようです、残念。
呑んだのが大分前なのであやふやですが美味しかったことは覚えている。
あんまり近くで売っていなくて、なかなか買えないのが悪い。
一本2000円以下で購入できるので、一度飲んでみてはいかがでしょうか。
売っているのを見かけたら教えてください。
- バランタイン・ファイネスト
通称バラファイ。
google先生に「ウイスキー おすすめ」「ウイスキー 初心者」と尋ねたらだいたいオススメされるうちの一本。
そこらのスーパーやコンビニでもよく売っているので、見たことある人は多いんじゃないですかね。
味わってみると、「あれ?塩っ気がある?」 と私は感じました。
しかし先生に聞いてみてもそんな意見他に聞かなかった。イミワカンナイ!
まぁともあれ、華やかでかつスモーキーな香りと、バニラの甘さ(と謎の塩っ気)を味わえる一本。
スコッチウイスキーの入門に、というかウイスキーの入門にいかがでしょうか?
お値段も1000円ほどと非常にお安い。
安いのしか紹介してない?ㅤ私がお金なくて安いのばかり飲んでるからです。
- 山崎
山崎 ノンエイジ。
コンビニでミニボトルで売っているのをよく見かける。ミニボトルでも1000円ほど。
じゃあ700mlのボトルは?ㅤだいたい5000円します。うん、お高い。
両親には「学生の分際で」とか冗談めかして言われた一本です。
ワイン樽の原酒を用いており、ワインのようなブドウの香りがほんのり漂ってきます。
味わいとしては、うん?ㅤよくわかんないぞ?ㅤってなりました。まだまだ修行が足りない。
甘味や酸味もしっかりあり、値段相応の美味しさはあるなぁ、とは思います。
まぁ私はジャパニーズウイスキーはそんなに好みでないのが多いので、多分もう買うことはない気がします。あったら飲むけど。
じゃあ何で紹介したか?
実はですね、大学の近くにサントリー山崎蒸留所があるんですよ。大学の近くと言っても大学のあたりから行くのは無理ですけどね。
一度は行っておきたいなぁと思いつつなかなか時間が取れず行けてませんが、テイスティングとか色々楽しめるらしいので、是非是非。
黒、赤と紹介してきたジョニーウォーカーですが、最後にプラチナムラベルを紹介しておきます。
そもそもジョニーウォーカーはレッドラベル、ブラックラベル、ダブルブラック、グリーンラベル、ゴールドラベル、プラチナムラベル、ブルーラベル……と色々な種類があります。
その中で、誰もが買いやすいレッドラベルとブラックラベルを紹介したわけですが、よく行く居酒屋でプラチナムラベルを飲めることと、従兄連れてもらったバーでたまたま飲み干した関係で空き瓶をもらったので紹介しておこうということとなりました。
レーズンの芳醇な香りの奥から青りんごを始めとした様々な香りが漂って来て、非常に香り豊かです。
プラチナムラベルは18年熟成なだけあり、アルコールの辛さはほぼありません。
酸味の後、甘味がググッと追いかけて来るものの、さらりと駆け抜けるようなそんな印象があります。
飲みやすく、ついつい飲み過ぎてしまいそうな一本です。
お値段は一本7000円ほど。流石に常飲するにはお高い。
でも、これの上にまだブルーラベルがあるんですよね……あー、欲しいなぁ、ブルーラベル。
一本だいたい12000円です、ブルーラベル。
くそー、就活成功したら祝いに買って飲んでやるぞ。
おわりに
さてさて、オススメのウイスキー……もとい、オススメのお酒の紹介も終わりましたので、お次はオススメのお店の紹介!
……と、行きたいところなんですが。
ここまでで約14000文字で、ここを書いている時点で15日の21:30とかだったりします。
5日から書き始めたのに時間が足りねぇ!ㅤ何故だ!
そんなわけで、オススメのお店については、また後日。
14000文字も書いておいてまだ書き足りないってどういうことなんだ……と我ながら思いますが、まぁ仕方なし。
因みに、この記事全部スマホで書き込みしているので、PCからだと凄く見難いかもしれません。
ではでは、良いお酒ライフをお楽しみください!
蛇足的な話
店を紹介している時間はない。しかし余計な話は書きたい。
そんな私のワガママによるオマケ。
超個人的な話なので、見る必要はないです。
そもそも私がウイスキーを飲み始めたきっかけは単なる憧れで、色んな作品のかっこいいキャラがお酒を飲んでる姿が魅力的だったからです。
そして、最初はサントリーのウイスキーの角瓶を冷蔵庫に入れて冷やして飲んでみてました。
無知だったゆえの過ち。全く美味しくなかったです。飲み方も知らなかったので。
それで、まぁしばらくはウイスキーは無理かなーとか色々知識は貯めつつ思っていたんですが、ある日ふと、とあるウイスキーに出会います。
そうですジョニ黒です。
もともとツイッターのフォロワーがHNに使っていて気になっていたウイスキー。
これも縁かと買って、従兄と飲んでみたら、美味しいこと美味しいこと。
思うに、私のお酒好きのきっかけとも言える出会いでした。
後日この話をジョニ黒をHNに使っているフォロワーに伝えると「一人の酒クズを生み出した責任と罪悪感が……」というコメントをいただきました。
なんでや。
まぁ、何が言いたいかというと、苦手な酒でもある日ふと運命の出会いを果たし、好きになることもあるんだということです。
いやだから何だっていう話ですがまぁ適当言ってるだけなので酔っ払いの戯言と流してください。
*1:諸事情によりお酒の飲める一回生は除く
*2:12日の段階でロクに記事書いてなかった。
*3:ななさいようじょ
*4:ジョニ黒
*5:公開もしてるけど若干後悔もしてる
*7:個人の感想です。
*8:それでもかなり危険です。おやめください
*9:色んな種類のお酒を一度の飲み会などで飲む事
*10:笑って許してくれる友人達のことでなく、店員や他のお客さんのこと。
*11:個人差しかないです
*12:偏見
*13:個人の意見です
*14:私はビアカクテルを飲まないからよく知らない
*15:紅茶を一滴も使わずに見た目と味を紅茶に近付けたカクテル。飲みやすいけど油断しないように。アルコール度数25度はある
*16:飲むと地震のようなショックにあったことを形容するカクテル。37-40度
*17:芋の香りです
*18:byウィキペたん
*20:お酒を割るためのジュースとかのこと
*21:詳しくはウィキペたんで
*22:初心者向けと言っているものがこれ
*23:度数の高いお酒をストレートで飲むときに口直しに飲む水、炭酸水、軽いお酒のこと
*24:40度のお酒なら-40℃が凝固点
*25:本当のところはここから更に瓶の1/4を呑んでます
寒い日には、ホットミルクとブランデー
今日も、寒い1日だった。
そんな日に、飲みたい一杯があります。
ホット・ブランデー・ミルクというカクテルです。ホットミルクにブランデーを混ぜたものです。
まろやかな口当たりと、甘い香りが魅力の、ホットカクテルです。
まずテキトーにホットミルクをつくる。
本格的にするならば、鍋で作ってホットグラスに淹れておいたブランデーに混ぜるんだけど、流石に手間だ。
なので、とりあえずマグカップに牛乳を淹れ、そこにメープルシロップとグラニュー糖を適当に入れる。今日は疲れたから甘めにしたいのでちょっと奮発。
そして電子レンジで加熱。
で、できたホットミルクにブランデーをお好みの量を注ぐ。
ほのかに香る程度でも良いし、ブランデーの香りを思い切り楽しめる量でも良い。
そして完成。
使ったブランデーは、こちらだ。
ドンピエールのV.S.O.P。
定価1800円程のが1000円で安売りされていたので思わず購入してしまったもので、ちまちまと消費している。
今度また適当に飲んで記事に書くと思う。
ともあれ、ホット・ブランデー・ミルクを一口。
うん、甘い。それでいてブランデーの香りが優しい。
疲れた体に染み渡る……。
今日は気持ちよく眠れそうだ。
明日のバイトも、頑張れそうだ。それは嘘だ。
ホットミルクに、ブランデー。
ホットミルクに、ラム。
ホットミルクに、ウイスキー。
どれも、この寒い夜を過ごすのに良いホットカクテルです。
ぜひぜひ、お試しあれ。
モロゾフカフェ
金曜日、友人の研修終了祝いにモロゾフカフェで甘いものを食べたあとに飲みに行きました。
モロゾフカフェのパフェの美味しいこと美味しいこと……研修で疲れ果てた友人Tはたいそう美味しそうに良い笑顔で食べており、友人Sの「本当に男子かこいつ*1」という顔が印象に残っております。
甘いものは正義。
そして飲み
地元の居酒屋で5人でわいわいと飲む。
大学3回生になっても声をかければ集まってくれる友人がいるのは嬉しいことだなーとかそんな殊勝なことは考えない。
馬刺しユッケとかちまちま食べながら芋焼酎飲んだりもしたけれど、4人5人もいる飲みだと、ビールやらサワー系で良いかなぁとかそんなことを思う。
量が飲みたくなるからね、仕方ないね。
次の飲み会は、大学の友人らとだ。
その前に、書かなきゃいけない記事もあるけれども。
*1:意訳