大人になった途端夜ふかしに対する耐性が突然低下するのって、なんなん?【コラム:サラリーマンの憂鬱】
第二回。コラム「サラリーマンの憂鬱」。
このコラムではサラリーマンなら誰もが共感できる?(しらんけど)お話をただ徒然なるままに記しています。
大人になった途端、本当に夜更しができなくなった。
学生の頃なんて、終電を逃してからが本番のような感覚で、何軒でも朝まで飲み歩くことだってできたし、次の日が休みならずっと朝まで漫画を読んだり、You Tubeでひたすらカップルチャンネルを見ては枕を濡らすことだって容易いものだった。(キモくて草)
それが今ではどうだろう。
夜更しをしようとしても、自らの脳がそれを拒否している。
脳「夜更しは無理やで〜」
そう語りかけるかのように、機能を停止してくるのだ。
それでも、たまに脳がバグってしまったのか、本当にごくたまに夜更しができる夜がある。それは眠れない夜なのか、それとも眠りたくない夜なのか。
とにかく、大人の夜更しには、それなりの代償がつきまとうのだ。
夜ふかしをした次の日の仕事はほぼ記憶なし
ついついYouTubeを見ていたら関連動画になんだか面白そうなものがある。ゲーム実況から始まり、今人気のYouTuber、そこから都市伝説系の動画を見て、ちょっと意識の上がるようなビジネス動画を見た時点で深夜2時。もう少しもう少しと思い、いつのまにか宇宙の起源なんかを見て気づいたら朝。絶望の中、短時間睡眠で出社するも、意外と仕事はできてしまう。できてしまうのだが、退社する頃に「あれ、俺、今日なにしたっけ…?」。サラリーマンにとって夜ふかしとは命がけなのだ。
夜中2時から3時半ぐらいの記憶なし
夜ふかしをした次の日、だいたい2時から3時半ぐらいまでの記憶なし。だいたいお酒を飲んでいるとこの時間帯の記憶がまるでないんですよね。大人になると、ほんとに記憶がすっぽ抜けてる時があるのがめちゃくちゃ怖い。自分がなにかやらかしてないか不安になるんですが、大抵なにかしらやらかしているのが定番。
謎に暴飲暴食するも、次の日異常に腹が重い
深夜テンションという言葉がありますが、謎に暴飲暴食をしたくなって、ウーバーイーツでマクドナルドを頼んだり、食べたあとのカップラーメンに謎に白米をぶちこんだりと、調子に乗るものの、大人は次の日必ずお腹が重たくなるんですよね。学生の頃はポテチとか夜中に食べても次の日全然大丈夫だったのに…。
夜更しへのワクワクが薄れた
はるか昔は夜ふかしをしている自分に酔って、なんだかワクワクして、この世界には自分だけしかいないような感覚に陥って、布団の中からどこにでも旅に行けてしまうような感覚でしたが、今では携帯を開けばこの世界の誰かが起きていて、むしろ次の日に影響してしまうから早く寝たいという気持ちが強くなり、夜ふかしへのワクワクが薄れてしまいました。カムバック、青春、あの日々よ。
さいごに
夜を制すものが、次の日を制す。
福山敦士「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」【デキる営業マンになりたきゃ絶対に読むべき!】
どうも、長谷川アーマンです。
みなさん、営業という職業は好きですか?
営業と聞くと
モノを押し売りするイメージ
とにかくノルマがキツそう
THE 体育会系のノリ
みたいな印象をお持ちの方もたくさんいて、あまり良い印象はないどころか「絶対に自分はなりたくないと思う職種」という方もいるかも知れません。
僕は実際に1年間不動産営業を経験した際に、上司に体でも心でもミッチリと教え込まれましたが、たしかに営業は精神的になかなかしんどい職種ではあります。
毎月のノルマがあり、達成しても次の月にはリセット。なかなか自分の思いが相手に届かずにうまく行かない日々。ストレスが溜まり帰りの電車が辛い…。
一方で、営業という仕事をイキイキと取り組んで成果を残している人もこの世にはたくさんいます。
実際努力して結果が実れば営業は本当にやりがいのある仕事でもあるのです。
じゃあできる営業マンになるにはどうしたらいいのか。
その答えが今回紹介する福山敦士さんの「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」に載っているのです。
今回はそんな福山敦士「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」の中でも僕が特にこれが大切だ!と思ったポイントを3つ紹介しながら、実際に自分が営業マンだった頃の経験も交えて、お伝えしていきたいと思います。
- 「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」の福山敦士さんとは?
- 「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」の3つの重要なポイント
- 実際に自分が見てきた3つポイントが当てはまるできる営業マンとは
- さいごに
「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」の福山敦士さんとは?
作家でありながら講師もやりながら経営者をしている福山敦士さん。
元々は新卒でサイバーエージェントに入社され、1年目からグループ会社の起ち上げに参画していたそうです。(すごい)
そこから25歳という若さでグループ会社の取締役営業本部長に就任。27歳で独立起業。複数事業を立ち上げ3度のM&Aを実行し、東証一部上場企業の株式会社ショーケースへのM&A時、同社執行役員、30歳で取締COOに就任。
…と、とんでもない経歴をお持ちなのです。
ちなみに福山敦士さんは25歳でグループ会社の取締役営業本部長になっていますが、同じ25歳の僕は先日、セブンイレブンで販売されている蒙古タンメン中本のラーメンを食べて辛すぎて次の日お腹を壊してしまいまともに仕事ができませんでした。(なんの話だよ)
そんな福山敦士さんが今回執筆された「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」は1ヶ月ごとに「トップ営業になるために必要なこと」がまとめられており、実際にそれをしていけば1年後にはトップ営業マンになれているという本になっています。
正直、この本、めっちゃくちゃわかりやすいし、読みやすいんですよ。その上に仕事へのモチベーションはぐんぐん上がる。これから営業職に就く人も、バリバリ営業をしている人にもオススメの一冊となっています。
「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」の3つの重要なポイント
相手にわかりやすく伝わる声を知る
営業で大切なのは、意外かもしれませんが「声」です。これは単純にイケメンな声を出せとか、可愛い声でおじさんを釣れ!という話ではなく、営業職において「聞き取りやすい声で話す」というのはとても大切なことなのです。
アナタも実際に会話をしたり、商談の中で
「もう1回言ってもらえませんか?」「すいません、今なんておっしゃいましたか?」
と聞かれたことはないでしょうか。
この対策として有効なのが「最適な声のボリュームを研究するために、会議室に1人で閉じこもって発声したものをレコーディングして聞く」ことだと本書で福山敦士さんは紹介しています。
「自分で自分の声を録音?」そんなの気持ち悪くてできないって!
って思われた方。気持ちはわかります。確かに録音された自分の声って普段聞いてる声と違いなんだか変に聞こえたりしますよね。
でも、その声で相手の耳に伝え、心を動かす仕事が営業職なのです。
同じように相手の耳に声を届け、心を動かす仕事といえば、歌手が挙げられます。歌手の人たちは声を命にして、日々研究を重ねているのです。
同じように、営業職にとって、声は商売道具です。どんな声で、どれぐらいの声量で、どんな喋り方なら違和感なく話せるか、徹底的に研究しましょう。
営業ができる人とできない人の違いとは何か
営業ができる人とできない人の決定的な違いは「切り返し」です。コレは本当にその通りだな、と僕も思いまして、本書を読みながら電車の中にも関わらず首を縦に振りまくってしまいました。(キモすぎワロタ)
しかし、本当に営業のできる人は切り返しのスピードが半端ないんです。
例えば「新商品の特徴」であれば、新入社員でもある程度それっぽい回答はできるはずです。なので、誰でも答えれるような質問ではそこまで差がでることはないのです。
では次に「新商品の特徴と、現在販売されている他社の類似商品を比較して、新商品が勝っている特徴は何か?」という質問をされたらどうでしょうか。自社で販売している新商品の特徴しか知らない人は、答えることができないはずですが、ここでスパーンと答えることができる営業マンだとしたら?そりゃあもう「できる営業マン」ですよね。
簡単に言えば、その商品に対して圧倒的な知識を持つ「オタク」になるのが大切なのです。
そして最終的には「何かあれば〇〇さんにきこう」とお客様に思ってもらえれば信頼を獲得できたといっても過言ではないでしょう。
切り返しというのは、聞かれたことに対して答えること。つまりこの切り返しをちゃんとできる営業マンは「相手の期待に応えることができている」ということになります。
これを繰り返していく行為が、お客様からの信頼を築き上げていくのです。
営業というのは本当に信頼がとんでもなく大切です。ぶっちゃけた話、営業というのは最終的にもちろん商品を売るのですが、なによりも「自分自身」を売るお仕事なのです。なので、商品が多少魅力的でなかったとしても、その営業マンがとても信頼できる人で魅力的な人だったら「君がそこまで言うなら買うよ」と言ってもらえることがあるぐらいなのです。
だから
営業できる人というのは信頼を築く事ができる人=切り返しができる人。
なのです。
タスクからではなく目的から考える癖をつける
皆さんはタスクを与えられたらそのまま「おけ!これだけやればいいねんな!」と思考停止して取り組んでいませんか?それ、ダメです。そのままでは結果が出ないのが営業なのです。
営業職ではよく「頑張ったつもりなのに、結果がでなかった」ということがよくあります。
例えば「今日はとにかくがむしゃらに電話営業1日200本かけるぞ!」というのは単純に膨大なタスクを消化することが目標となってしまっています。
しかし、ここで本来大切なのは「どうして電話営業を1日200本かけるのか」という目的をまずは考えることなのです。
自分が今どのような商品を、どのような人に提供したいか。この商品はどのような人に需要があるか。その商品を手に入れた人にはどのようなメリットがあるか。。。
そのようなことを考えていく、そうすると、まずいちばん最初にするべきタスクは1日200本電話をかけること、ではないことに気づくはずです。
タスクをこなすことを目標とするのではなく、このように目的から物事を考える癖をつけると、細かい努力や、細かい仕事に対しても、やることは同じだったとしても確実に意識が変わります。そして意識が変われば必ず行動が変わっていくことでしょう。
実際に自分が見てきた3つポイントが当てはまるできる営業マンとは
ファミレスによって声の声量を変える
前職では営業をしていたので新人の頃はひたすら上司の営業を見ていたのですが、声の抑揚から強調したい所での声の出し方、相手によって声のトーンを落ち着かせたりと、本当にとにかく「声」にこだわっていました。
とくに、周りがガヤガヤしているファミレスで商談を行うときは、お客様が聞き逃しを起こさないようにいつもよりも少しだけ声を張って話したり、逆に落ち着いた雰囲気の喫茶店では声を抑えめにしたりと、TPOも意識していました。
圧倒的な切り返しでお客様から質問がこなくなる
これは良い例かわからないですが、以前「今日は買わないつもりでここに来ました」と商談冒頭でお伝えされたお客様がいました。しかし前職の上司は
「わかりました。でも少なくともちょっとは良い商品だと思っていただいたからわざわざお時間を作ってくださったはずです。なのでせっかくの時間、〇〇様にとって有益な時間になるように、なにか疑問や質問があった場合なんでも聞いてください」
とお伝えし、その後58個の質問を全て即答し、お客様がもう質問できない状態になった時、お客様から「わかりました。アナタは信用できるので買いましょう」と仰ったのです。
普段自分たちがロープレする中では想像できないような質問をぶつけるお客様に対して、即答をしていく上司。まさにあの光景は圧倒的でしたし、これぞできる営業マンだな、と感じました。
常に思考停止せずに行動する
正直、営業で思考停止して活動するほど楽なものはないのです。なぜなら「頑張っている雰囲気」はだせるからです。1日200本とにかく電話したら「ふー、今日も頑張った」と思えるかもしれませんが、思考停止してひたすら電話するのは、営業ではなく、作業です。
仕事において大切なのは思考停止せずに「自分はいま、なぜ、この行動をしているか」という目的を常に考えることです。そうすることで視野が広がり、結果も変わってくることでしょう。
さいごに
今回は福山敦士さんの「どんな人でもできる 1年でトップ営業に駆け上がる54のリスト」を紹介しました。
改めて今回の内容をまとめると
・営業はなによりも声が命
・自分が売る商品に対して圧倒的な知識を持つオタクになれ
・思考停止せずに目的を常に考えて行動する
となります。
本書ではそれ以外にもたくさんの営業という仕事で役に立つ情報が月ごとに分けられて載っています。なので、今から入社する新入社員の方はもちろん、もう一度1年という期間をじっくりかけてトップ営業マンになりたい方は、本書に書かれていることを毎月実行していってみてはいかがでしょうか?
moto(戸塚俊介)「転職と副業のかけ算」【年収240万ホームセンター勤務から副業収入4000万のスーパーサラリーマンへ】
どうも、長谷川アーマンです。
年に1回地元で飲むと必ず1人は
「マジで今の会社辞めたいんだよなー」
「今よりもっと年収高い企業に行きたい…」
「オレはもっと給料貰ってもいい存在だ」
なんて愚痴を吐いている人、いませんか?もしくは、この記事を読んでいるアナタも当てはまるかもしれません。
でも、愚痴ばかりを言ってる人は大抵、来年も再来年も、同じことで愚痴を吐いて、結局何も行動しないまま終わってしまうことが多いです。これは、本当に。
でも、アナタはきっと「ただ年に1回の地元の集まりで愚痴を吐くだけの人」にはなりたくないはず。
じゃあ、どうすればいいかって?それはもう決まってますよ。
年収240万円の地方ホームセンターから、年収1000万円超え、副業収入4000万円超えのmotoさんの「転職と副業のかけ算」を読むのです。
というのも、この本には今までの年功序列の社会とは違い、これからの時代に必要となってくる考え方や、働き方というのが、これでもかというぐらいわかりやすく解説されているからです。
今回はmoto(戸塚俊介)「転職と副業のかけ算」の中で、僕が大切だと思ったポイントを4つ紹介しながら、実際に自分が仕事に対してどのように取り組むべきかの見解も併せてお伝えしたいと思います。
「転職と副業のかけ算」のmotoさん(戸塚俊介)とは
今回「転職と副業のかけ算」を紹介する前に、まず著者であるmotoさんを紹介したいと思います。
というのも、このmotoさん。
本業の年収1000万超え、副業の年収4000万円超えというとんでもないサラリーマンなのです。
さらにTwitterのフォロワーは12万人超え。全サラリーマンからの注目を集めている超絶話題の人なんですね。
そんなスーパーサラリーマン、いやスーパービジネスマン、motoさん経歴を本当にざっくりと紹介すると
四年制大学に行くのは奨学金を借りないといけないという理由と、普通の大学よりも2年早く社会に出ることができるという理由で長野県の短大に入学。
卒業後、「お店の売り上げを伸ばす」という明確なビジョンを描くことができ、自分が実績を出しやすい環境だと判断した地域のホームセンターに入社。
そこから一年半後、人材業界に転職した後、複数回の軸ずらし転職(後程解説します)を繰り返して、今はとある企業の営業部長を務めながら、転職に特化した広告配信サービス「AdAntenna」を運営しています。
…かなりザックリ紹介させていただきましたが、とにかくこのmotoさん、幼少期からお金に厳しいお父さんの元で育ったことから、小学生の頃からポケモンの通信交換を使って商売をしたり、複数回の転職でも、一つ一つに戦略があったり、仕事に対する姿勢そのものが素晴らしかったりと、もう尊敬という言葉しか思い浮かばないような方なのです。
実際に「転職と副業のかけ算」を読んで頂ければ、motoさんの思考や、経歴についてもさらに詳しく知ることができるので、是非読んでみてください。
「転職と副業のかけ算」の4つの重要なポイント
上司の評価よりも市場価値を軸に置く
普通、世の中のサラリーマンの方々は、会社の評価や上司の評価を重視していると思うんです。つまり昇進することこそが1番の年収アップの近道だ!と思われてるはず。もちろんこれは王道ルートです。
でも、自分自身の価値、というのは決して役職だけでは決まらないのです。
役職、というのはあくまで会社の中でも役割であり、社外にでたらその人自身の能力や実力が求められます。
実際、僕も前職で働いてる時、自分は全くなにもせずに部下に指示ばかりだしていた課長がいましたが、その後転職したみたいで、転職先で全く仕事ができずに「君はよく課長なんてできていたね」と言われていたのことが実際にありました。
もちろん、その会社内で上の役職まで上がることができるのはすごいことだとは思います。でも、自分の役職に依存してしまっていたら、井の中の蛙になりかねません。
なので、会社や上司の評価だけでなく、自分に対する市場からの評価に重きを置くことが大切だと、本書の中でmotoさんは言っています。
そしてmotoさんは、この「市場からの評価」は「自分の生産性を高めること」であがっていくと解説してくださっているのです。
じゃあこの生産性を高めるってなんやねん、って思う方もいるかもしれませんが
①論理的な思考ができる力
②構造的に物事を捉える力
③物事を俯瞰した上で、課題を特定する力
④課題に対して仮設を立て、誰にでもすぐにわかりやすく話せる力
⑤1〜4を用いて組織をマネジメントする力
これらの5つが「生産性を高める」ということであると本書でmotoさんは話しており、なおかつ普段の仕事でも身につけることができる力なので、即座に実践すべきなのです。
軸ずらしの転職をする
これはmotoさんが自身のTwitterや、取材などでもいつもお話してくださっているmotoさんの考えです。
そもそも年収というのは「職種×業界」で大枠が決まっているとmotoさんは定義しており、例えば「商社大手の営業部長→年収1500万」に対して「大手小売の取締役→年収900万」というような感じで、企業規模や役職よりも、業界や職種が年収に大きな影響をもたらすのだそうです。
つまり、年収をもしもアナタが上げたいなら「業界」か「職種」のどちらかの軸を年収の高い業界、もしくは年収の高い職種、にずらすのが近道だそうです。
実際、motoさんの場合、4度転職をして、営業という職種の軸は変えずに、3回業界を変えている結果、年収240万円から1000万円まで伸ばしているのです。
ただし、これはあくまでもテクニックの話であり、1番大切なのは日々の業務での成果にこだわることなので、結局どこにでも欲しがられるぐらい自分自身の中身を磨くことが大切だと、 motoさんは強く伝えています。
副業は本業や過去経験をお金に換えるのがいい
人というのは自分にとって有益だと思う情報にお金を使います。確かにビジネス本を書店で手に取り購入するのだって「なんだか今の自分に役に立ちそうだな」と思うから購入しますし、ファッション誌とかでも「オシャレになりたい」という根底の問題を解決したいから購入しますよね。
特にその中でも「自分と同じような悩みを持った人が、それをどのように解決したか」という、自分と同じ体験談の情報はとても価値のあるものになります。これだけ多くのサラリーマンが日本にはいる、つまり、アナタという名のサラリーマンの経験も、多くの需要と供給が潜んでいるということなのです。
実際にmotoさんは、新入社員が多く入社して新規でテレアポをするような時期を狙って、自分自身がサラリーマンとして経験して得た「新規アポの獲得術」をnoteに公開して、12時間で約100万円の売上を上げたそうです(ヤバすぎやろ…)
これは自分自身が苦労したことで得た経験をコンテンツにしたことに価値が生まれたということ。
つまり自分自身を資本とした副業は「本業で得た知識や、実際に経験して得た知識」をコンテンツにするのがもっともお金にしやすいのです。
1万分の1の人材になる
本業と副業、転職のいずれにも必要なのはかけ算です。これも本書のタイトルでもあり、motoさんが様々なメディアでいつも発信していることです。
かけ算は元の値が大きいほうが、掛け合わせた時の積も大きくなりますよね。なので、本業で十分な経験や成果をあげて数字を大きくするのがまずは1番大切だそうです。
例えば、ある分野において「圧倒的に突き抜けて100万分の1になる」ことは難しくても、本業で努力を重ねて「100人に1人」の存在になるのだったら、努力次第ではなれるはずです。
そこに転職をして、別の分野でも「100人に1人」の存在になればどうでしょう。かけ算をしたら100×100で「1万人に1人の価値を持つ人材」になることができてしまうのです。
でも、だからといって最初に紹介したように、会社の評価ばかりを気にして、会社に依存してしまっては元も子ありません。なので、さらに「市場価値の高い人材」でいるためには、本業で得た知見を副業に掛け合わせて「個人としての稼ぐ力」を高めていくことが大切なのです。
「転職と副業のかけ算」を読んで実際の仕事にどのように活かすか
常に自分の市場価値を意識する
motoさんも本書で仰っているように、会社内での評判や評価ばかりを意識するのではなく「自分はこの会社が突然明日ぶっ潰れてしまったとしても、別の会社から必要とされる人材なのか」という、市場での価値を意識して仕事することが大切だと感じました。
もちろん、会社内で成績を残し、昇進することはとても大切なことです。でも、これからの時代、会社の看板に依存するのではなく、個人で戦えるようにならないと時代に淘汰される可能性、全然ありますよね。
そのために、生産性を高めながら、副業で自分の経験をアウトプットしていくのがベストであり、常に変化していくことが大切だと考えました。
結局はテクニックよりも行動すること
motoさんが本書で提案している、軸ずらし転職や、転職と副業をかけ算する、というのはもちろん大切なことですし、様々な人が利用できるテクニックだとは思います。
しかし、motoさんもこの本の最後らへんで言っているように、1番大切なのは
「行動すること」です。
本を読んで「ほーん、ええやん。なんかやる気でてきたで!」と言いながら、結局なにも行動しなければ、この記事の最初でお伝えしたように「1年に1回集まる地元の飲み会で愚痴を吐くだけの人」になりかねません。
そして1番大切なのは、ただ行動するだけではなく、自分はどうなりたいか、というのを具体的にイメージして、それを強く思い続け行動するのが大切です。
例えばmotoさんの場合、自分が買いたいものなどを具体的に書き出し、最終的には生涯年収8億を目指す、という目標を立てています。そして、そこからどうすればその目標を達成できるかということを細かく分析して行動しているのです。
目標設定の仕方に関しては過去記事で紹介しているので是非参考にしてみてください。
このように自分が達成したい目標を明確にして、行動していこうと僕も強く強く思いました…!
さいごに
今回はmotoさん(戸塚俊介)の「転職と副業のかけ算」を紹介しました。
改めて今回の内容をまとめると
・市場価値を高めるために生産性をあげる
・年収は職種と業界で決まるので、軸ずらし転職をする
・副業はサラリーマンという特性を活かして自分の経験を発信する
・1万分の1の人材になることを目指す
となります。
motoさんはかなり前から存じ上げていたのですが、改めて本を読むと「やっぱこの方、スマートですごすぎる…」って素直に思うのですが、でもmotoさんもサラリーマンということで、参考にできる考え方がたくさんあるので、転職を考えている方だけでなく、今の自分の働き方を見つめ直したい方は、是非この機会に読んでみてください。
漫画「君たちはどう生きるか」【子供から大人まで人として生きる上で必読の名著】
どうも、長谷川アーマンです。
大人になるにつれてできることが増えていく中で、逆に子供の頃にはできていたのにできなくなってしまったことってありませんか?
僕は思うのです。大人になった自分を見つめ直したときに
「あれ?自分ってこんなずるい考えをする人だったっけ?」
「なんだか、損得勘定で動くようになってしまったなあ」
「もっと人の心を考えれる人間だったはず…」
でもこれ、多分僕だけじゃなくて、皆さんも少なからずあると思うんですよ。大人になった自分を見つめ直したときに「こんな大人になりたかったんじゃないのにな」って。
そこで、自分はどう生きるべきなのか、というのを大人になった今、改めて考えたいと思い、「君たちはどう生きるか」を読んでみたのですが、これはすごい…書店でもバンバン売れて「子供に読ませたい必読書」と言われる意味がよくわかる名著だったのです。
今回は漫画版「君たちはどう生きるか」の中で実際に僕が大切だと思ったポイントを3つ紹介しながら、実際に自分だったらどのように生活に取り入れるかの見解も併せてお伝えしたいと思います。
漫画版「君たちはどう生きるか」とは
漫画版「君たちはどう生きるか」は販売実績が200万部を突破しており「2018年に最も売れた本」と言われているぐらい有名な本で、書店に行けば必ず一度は目にすることがあるであろう有名な本です。
とても素晴らしい本であることから、女優の池田エライザさんも「時代に関係なく刺さる本」と称賛。また作家の林真理子さんも「こういう真面目な本が売れるなんて、世の中捨てたもんじゃないと思う」と仰るぐらいの本なのです。
物語の簡単なあらすじとしては
中学校に通う主人公のコペル君と、家によく遊びに来るお母さんの弟である叔父さんを中心に物語が進んでいきます。
コペル君はある日、叔父さんから一冊のノートを渡されるのですが、そこには過去に叔父さんや友人と話した内容だったり、考えたことなどの様々な内容が記されていて、それに対する叔父さんのメッセージが綴られていました。
天文学や化学、物理学、経済学といった観点から、コペル君は生きていく上で大切なことを学んでいきます。
そして、親友たちとの間である事件が起きてしまい、コペル君はそこから「どう生きるか」を真剣に考えていく。
そんな話です。(ざっくり)
正直、毎回書店に行くたびにこの本が「本日のオススメ!」というところにでていたので「いやいや昨日も一昨日もオススメしてたやんけ」と思ってしまい、なかなか食わず嫌いをしてしまっていたのですが、いざ読んでみたら軽く一人で泣いてしまいました。
というのも、この本には大人になればなるほど、いつの間にか忘れてしまうような大切なことが記されているからなのです。
「君たちはどう生きるか」の3つの重要なポイント
天動説ではなく地動説のモノの見方を意識しよう
コペルニクスの地動説はご存知でしょうか。今でこそ小学生ですら知っている説ですがめっちゃ簡単にいうと「地球が太陽の周りを回っている」という説。しかしこの地動説を唱えるまではみんな「太陽や星が地球の周りを回っている」と目で見たままに信じていました。
それに対してコペルニクスはとっても頭を悩ましましたが、思い切って「どう考えても地球、太陽の周り回ってると思うねんけど」と説を唱えたそうなんですよ。
これ、すごいですよね。だって確かに今、自分が立っている地球がまさか太陽の周りを回っているなんて考えれないですし、そもそもこの説が唱えられた当時は権力の強かった教会で教えたことをひっくり返す学説として大騒ぎになったそうなんです。
そしてやっぱり世間の人たちも、そんな説を信じてバカにされたり、そもそも自分が住んでる地球が宇宙で動き回っているなんて気持ち悪い!ということで全然信じませんでした。
これなんですよ。
このことからもわかるように、
人間という生き物は自分が中心として物を見たり、考えたりしたがる生き物なんです。
子供の頃はたしかに天動説に近い考えを皆が持っていると思います。というのも見えている世界が限定的なので、全てが自分中心で考えてしまうのも仕方ないからです。
(近所の駄菓子屋までは自分の家から10分で行ける、など全て自分中心)
でも、大人になると、多かれ少なかれ「地動説」のような考えになっていくものです。
しかし、大人であったとしても、人はとにかく自分中心に考えたり判断してしまうものです。
だからこそ、大抵の人は物事の真相がわからなかったり、都合の良いことだけを見ていこうとする中で、大人でもコペルニクスのような考え方をできる人は素晴らしいとこの本では記されています。
人間同士の繋がりというのは半端ない
物語の中でコペル君はある日、粉ミルクが棚から落ちる姿をみてある発見をします。
それは粉ミルクが自分の元に届くまでに、自分は直接会ったことのない、この世界の様々な人が関わっているということです。
オーストラリアにある牧場で牛を世話する人、それを工場に運ぶ人、缶に詰める人、トラックで運ぶ人、船に乗せる人、船から倉庫に運ぶ人、倉庫からお店まで運ぶ人。
ざっくりと考えても、粉ミルク一つでもたくさんの人が携わっていますよね。
このように、自分が生きていく上で必要なものというのは、その背景にたくさんの人が働いているということがわかります。しかし、その人たちとの関わりはほとんどないというのは、結構奇妙なことですよね。
実際、自分がこうやって見ているパソコンも、スマホも、飲んでいるコーヒーも、今着ている服だって、僕が会ったことのない、この世界のどこかの誰かが製造し、出荷し、店頭で販売されているのです。
しかしこれが世の中の事実であり、人間は人間同士で世界中に網目のようなものを作り上げたとはいえ、まだそのつながりは本当の人間らしい関係になっているとは言えません。
では本当の人間らしい関係とはどうゆうものでしょうか。
本書では「人間が人間同志、お互いに、好意を尽くし、それを喜びとしているほど美しいことはほかにありはしない」と表現しています。
そう、仲の良い友人や、大切な人、家族、今自分が目の前にいる人に何かしてあげることができれば、それだけで、もう十分素晴らしいことなのです。
そしてそれがどんどん広がっていけば、ほんとうの意味でこの世界はより人間同士の繋がりが深く、強くなることでしょう。
正しい方向に向かうために人は悩む
僕たち人間は、大人になる過程で様々な悲しみや苦しみに出会います。特にその中でも、1番心に深く突き刺さり、僕たちの目から涙を流させるのは「自分が取り返しのつかない失敗をしてしまった時」です。
損得勘定から生まれるものではなく、道徳的観点から「やっちまったよ…」と考えるほど辛いことは恐らくないはずです。
この自分がしてしまったこと、というのは大抵の人が認めるのが辛いですし、だから大抵の人はなんとか言い訳を考えて、自分で認めないでおこうとします。
しかし、自分がしてしまったことを認めて、そのために苦しむというのは、きっと、この世界で人間だけができることなのです。
漫画「君たちはどう生きるか」の中で、コペル君はとある事件を起こしてしまいます。そのことがきっかけでコペル君はなかなか学校にいけなくなってしまうのですが、そんなコペル君に対して叔父さんが伝えた一言
「今君は大きな苦しみを感じている。それは、君が正しい道に進もうとしているからなんだ」
これは本当にそのとおりだと思います。辛いことがあってもそこで苦しみ、たくさん苦しんで、その先の行動で人は成長していくのです。
漫画版「君たちはどう生きるか」を生活の中でどう取り入れるか
自分は決して一人で生きているわけではない
僕たち人間は一人では生きていけません。必ず誰かの支えがあって今があります。
僕が今飲んでいるコーヒーは、遠く離れた国でコーヒー豆が作られて、遠い国から色んな人が関わってくれて、こうして僕はコーヒーを飲むことができているのです。
コロナ禍で人とのつながりが希薄になっている今ですが、だからこそ、人とのつながりを大切に考え、改めて周りに感謝することが大切だと思いました。
自分中心の考えは捨てる
自分中心の考えを捨てましょう。
例えば仕事において、もしもアナタが上司で、やる気のない部下がいれば「部下が仕事ができないのは部下がやる気がないから」と思うかもしれません。
しかし同時に部下はもしかしたら「自分がやる気がでないのは上司が話を聞かずに頭ごなしに怒ってくるから」と思っているかもしれません。
自分中心で物事を考えてしまうと、その物事の本質が見えてこないことがよくあります。なので自分中心の天動説ではなく、地動説で物事を見るように意識してみましょう。
たくさん苦しんで、逃げ出さずに前を向く
僕も、今までの人生でたくさん苦しかったことがあります。辛くて辛くて、夜一人で橋の上で泣いて「ここから飛び降りてやろうか」なんて思った夜もありました(知らんがな)でも、そんな時、その苦しみとしっかり向き合ったから今があります。
本書でも記されているように、自分のしたことで苦しむというのは、元来、人間が正しい姿になろうとしているというのは本当にそのとおりだと思います。大切なのはその後の行動です。言い訳をして自分を正当化するか、それとも、そこから行動するか。あなた次第です。
さいごに
今回は漫画「君たちはどう生きるか」を紹介しました。
改めて今回紹介した内容をまとめると
・自分中心ではなく地動説のような物の見方を意識する
・人との繋がりを大切にする
・自分の失敗で苦しむのはアナタが正しい方向に進もうとしているから
となります。
「君たちはどう生きるか」の中で、本当に生きていく上で大切なことが記されているので、僕は小学生の頃にできれば読みたかった…そう思ってしまうぐらいの名著になっているので、書店や話題になっていたけど読んでなかった、という方は、漫画になっていてとても読みやすいのでこの機会に是非読んでみてはいかがでしょうか。
給料日前のお会計って人生の中でも上位で躊躇う瞬間じゃない?【コラム:サラリーマンの憂鬱】
本日から始まりました。コラム「サラリーマンの憂鬱」。
このコラムではサラリーマンなら誰もが共感できる?(しらんけど)お話をただ徒然なるままに記していきます。
サラリーマンにとって最も幸せな日。そう、給料日。
全国のサラリーマン達はこの日を目標に頑張っていると言っても過言ではないぐらい、給料日を楽しみに今日も電車に揺られながら職場に行くのだ。
会社によって給料日は違うかもしれないが、今回のお題は「給料日前の生活」。
誰もがきっと経験したことがあるであろう「給料日前の生活」。計画的に生活している人なら「給料日前なら逆に給料がもう少しで入ってくるんだから余裕じゃない?」って思うかもしれないが、ナメてもらっちゃ困る。全国のサラリーマン達は「給料日の一週間前あたりからは地獄と同じでカツカツの生活」を送っているのだから。
お金ないクセに謎に自分の中の制御が効かなくなり吉野家に突入
お金がない時に限って腹が減る。普段は吉野家なんてあまり行かないし、むしろ自分は松屋派で松屋以外の牛丼屋さんに行くと浮気してしまったかのような感覚に襲われるぐらい、松屋のことが大好きなのに。なのに、給料日前って「お金に余裕がないからこそ、謎に自分自身吹っ切れてしまい、とんでもない行動をしてしまう」のだろう。財布の中にはもうほとんどお金がないのに、吉野家に来て、大盛りを頼む。改めて吉野家も美味しいことに気づき、こんな昼下がりも悪くないと自分を正当化する午後12時過ぎ。
上司に奢ってもらえるつもりで行った飲み会、普通に割り勘で絶望
給料日の直前に上司からの誘い。「(おいおい、同じ会社で働いてるんだからさすがに給料日前で部下が苦しいことぐらい想像できるよな…ということはまさか、上司の奢り!?)」そんなクソみたいな期待を胸に上司に連れて行かれる仕事終わり。飲みの席での会話はいつもの奥さんの愚痴や仕事の愚痴ばかり。それでもビールは美味い。腹いっぱい食べたあとお会計の時間。上司からの「オレ、4000円出すから、3500円頼むわ」。気分はFeel so bad。帰り道、キリンジのエイリアンズを聴きながら、それなら唐揚げあと一個多めに食べときゃよかったと激しく後悔する、夜。
給料日前からタバコを吸う本数を調節し始める
給料日前ほどタバコを吸ってる自分を憎むときはない。どうして自分はこんなよくわからない煙を吐きだすために一箱500円も払ってるのだ。とゆうか、冷静に考えたらランチに500円、タバコに500円。合計1000円。おいおい使いすぎだろお金。そりゃ給料日前はきつくなるわけだ。とにかくでもタバコは吸いたい。絶賛タバコ中毒。だったらうまく吸う本数を調節しよう。今日、明日、うまくいけば明後日までこの一箱で戦うために。残り本数は17本。今日、6本。明日6本。明後日5本。これだな。これでいける。
「おう、ちょっと喫煙所行かない?」上司からの誘いだ。
「なぁ、ちょっとだけ喫煙所行かない?」今度は同僚からか…。まぁ行くか。
「はぁ…今日も疲れた…え?あれ?」タバコの箱は空っぽ。サラリーマンの計画は常にうまく行かないものだ。
「給料日前だからこそ、逆にね?」みたいな謎の理由で飲みに誘ってくる同僚に殺意
給料日前だからこそ、逆にね?って誘い文句に対して乗らなかったらノリが悪いみたいな風潮。日本全国で全力で無くしませんか。というかその文言使って誘ってきた人、懲役3年以下、または飲み会代金負担できる程度の罰金でお願いします。
そもそも何が「逆にね」なのか意味がわからない。なんでもかんでも「逆にありじゃない?」とか「逆に面白そう」みたいな言葉使う人いるけど、そもそも「逆」と言われている原型をなんだと思ってるんだ。とにかく給料日前は、お金を使いたくないのだ。これが全国のサラリーマンの心の叫びなのだ。まったく…。まぁとりあえずでも今回ぐらいは給料日前だけど、なにか新しい発見とかが生まれるかもしれないし、今回だけは逆に飲みに行くってみるか、逆にね?
さいごに
お金は計画的に使いましょう。
丸尾孝俊の「大富豪アニキの教え」【バリ島に住むウルトラレベルの大富豪アニキが人生を変える秘密を暴露】
どうも、長谷川アーマンです。
毎日同じ電車に乗って、同じ職場に着き、なんとなく業務をこなして、家に帰ったらビールを飲んで、就寝。
そんな人生を送りながらも
「いつかは自分だってこの人生を逆転させたい」
と思っているそこのアナタ。わかる、わかります。ひじょーによくわかります。
というのも、僕も
「とにかく自分の人生を変えるヒントが知りたい」
「この平凡な日々から抜け出したい」
「なんかこのままではダメな気がする」
と思って読み始めたのが、丸尾孝俊氏の「大富豪アニキの教え」だったからです。
今回はそんな丸尾孝俊氏の「大富豪アニキの教え」の中で実際にアニキが人生を変えるための秘密を25個紹介しているのですが、その中でも特に僕が大切だな、と思った3つを紹介しながら、実際に自分のが生活に取り入れてどう変化があったかをお伝えしたいと思います。
「大富豪アニキの教え」の丸尾孝俊氏とは
大富豪アニキである「丸尾孝俊氏」は1966年、バリバリ関西弁を使い倒す大阪生まれです。
まぁとにかくこの大富豪アニキは桁違いにすごいんですよ。本当に。
どれだけすごいかというと、バリ島での資産は数え切れないほどで、
現地関連会社29社所有。
現地従業員は5300名超え。
自宅は25軒。
さらに東京ドーム170個分の土地を所有。
…と、まぁ、そこらのお金持ちとはレベルが違うとんでもない大金持ちなのです。
しかもただ金持ちで「オレ金持ちだぜすごいだろ!」といったような成金タイプではなく、バリ島の地元の人々に学校や病院、サッカー場などを寄付するだけでなく、52人の孤児の里親になったり、困っている人々には惜しみなく手を差し伸べる、まさに超絶頼りになる「アニキ」。
しかしその生い立ちは決して楽なものではありませんでした。
というのも、アニキは3歳で母親と離別しており、食べるのにも困るほど極貧の時代を過ごし、中学を卒業するとすぐに看板屋の仕込みの「丁稚」として仕事をはじめました。(初任給はなんと4万5000円)
そこから必死のパッチで運送業や吉本興業(株)で働き、20代後半でバリ島に渡り、事業を開始して今に至るんです。
そんな大富豪アニキがこの本の中では、多くの日本のサラリーマンの悩みに対して「即座に、人生を変えるための教え」を伝授してくれます。
「大富豪アニキの教え」の3つの重要なポイント
相手のためにお金を使い続ける
アニキは「とにかく人の為にお金を使い続けることで自分が豊かになる」と断言しています。
具体的には「サラリーマンだったら後輩に無理をしてでも食事を奢るべき」。
どれだけお金に余裕がなくても副業をしてでも後輩にご飯を奢れば、後輩も先輩がかけた手間に感謝して、今度は後輩にまた後輩ができたら自分の後輩を面倒見るようになる。それが相手を自分ごとのように大切にする心につながっていくとアニキは言うのです。
しかし、ここで一つ疑問というか、この話を聞いてこう思いませんでしたか?
「いやいや、そんな奢ったって先輩だから奢って当たり前、で終わるでしょ」
…確かに。僕も先輩に奢ってもらっても口では「ありがとうございます!」と言いながらも、本当に心から感謝していたかというと、どこかで感謝の気持ちが足りなかったことがあったと思います。
しかしここでもアニキはこう返すのです。
「相手を大切にする心は、後輩だけでなく、神様にも届いている」
例として「正体を隠したまま28年間で1億5600万円を見ず知らずの人に配った」通称「秘密のサンタ」という話があります。
簡潔にこの話を説明すると
起業に失敗し、無一文の青年があまりの空腹にレストランで腹いっぱい食事を取る
↓
会計ができない様子に気づいた一人の店員が青年の元に近づき、「お金落ちてましたよ」といって2400円を渡す
↓
そこからも倒産続きで人生どん底の中、クリスマスの日に通りかかった公園で売店の女の子が大変そうにしているのを目撃し、自分も困っているのにお釣りの20ドルをその子に渡した。
↓
さらにそこから銀行に行ってありったけのお金を下ろして、困ってる人に20ドルを配った。
↓
そこから青年は友人と起業し、必死に働いて、毎年クリスマスには困ってる人にお金を配った。
↓
毎年毎年、青年が困ってる人たちにお金をプレゼントすればするほど、会社の業績は上がっていった。
という話なのですが、これすごいですよね。まさにアニキが言ってる通りで、相手を思う心は必ず自分に返ってくるんですよね。
なのでお金を相手に使う時は「神様貯金」だと思って、それはいつか返ってくるお金だと思い、どんどん相手の為にお金を使いましょう。
自分の童心を取り戻せ
子供はよく「おとなしくしなさい」と怒られますよね。あれって漢字で書くと「大人しくしなさい」つまり大人っぽくしなさいってことなんですよね。(しらんけど)
だから、大人がおとなしくなんてしてても、成功できるわけがないのです。
想像してみたらわかりますよね。静かに、周りの目を気にして、ただ同じ日々を過ごしているだけで成功を掴むことができるのなら、言い方は悪いですが日本のサラリーマンのほとんどは成功しているでしょう。
でも、実際のところ、ほとんどの大人がおとなしいんですよね。
アニキは本書の中で
「人の可能性は童心の中にある。そして一人一人の童心には個性があって、一人一人違う」
と語っています。つまり、大人が成功したいのなら、大人しくしているのではなくて、自分の童心=本当の自分を取り戻す必要があるのです。
確かにいまの時代でしたら、子供のように生き生きしている「Youtuber」なんかは童心まるだしですよね。
そう、童心がある人は目がキラキラしていて、全てを忘れ損得勘定抜きに物事に熱中できるのです。
アナタも自分が1番楽しかった時期を思い出してみてください。ちなみに僕は小学生の頃、誰にも頼まれてないのに学級新聞を勝手に書いては、クラスの掲示板に掲載していた時が1番何も考えずに熱中していたと思います。
確かにあの頃の気持ちを思い出したら、自然と気持ちが高揚してきて「なんでもできそう」な気がしてくるのと同時に、大人になるにつれて、自然とおとなしくなってしまっていた自分がいたことに気づきました。
アナタも、童心を取り戻しましょう。
リミッターを外して本気になる
結局、成功するかどうかの分かれ目は「本気かどうか」なだけだとアニキは語ります。実際、アニキの周りの元暴走族の人たちは、暴走族を卒業したあと「天か地」という極端な結果になっている人がほとんどだそうです。これは突き抜けるか落ちるかの選択肢しかないから、本気になる人はとことん必死のパッチで本気になるから結果がでるのです。
確かに、芸能人とか、周りの成功をしている人でも「何が何でも成功しなければいけない」と思うぐらいの環境を過ごしていたからこそ、とにかくリミッターを外して本気になって成功を掴んでいる人が多いですよね。
世の中には色々な成功法則や、成功体験がありますが、結局本気でぶっちぎることができたら、生まれつき持っている才能やお金に関係なく、誰でも成功できるのです。
しかし、一般人のサラリーマンの僕たちはこう思います。
「でも、本気になっても結果がでなかったら怖いから本気なんてだせないよ‥」と。
そんな自分にリミッターをかけてしまうなら、アニキは「リミッターを外している人に会うべき」と語っています。
そう、人間は影響を受けやすい生き物なので、リミッターをすでに外して本気を出している人に会うことで、その人に影響されて自分のリミッターも外れていくそうです。
とにもかくにも、なにか成功したいことがあるなら、リミッターを外して本気をだす。これに尽きるということですね。
丸尾孝俊の「大富豪アニキの教え」を実践してみて生活はどう変わったか
自分の中の童心を見つけワクワクすることを取り組んだら、生活全体に変化が生まれてきた
僕の中で、自分の童心とは何かを考えたときに、やっぱり文章を書いてる時が1番楽しいとわかったんですよ。
「大富豪のアニキの教え」を読んでから、ずっとしてみたかったブログをはじめましたが、本当に楽しいですし、今まで何気なく過ごしていた生活の中でも「これはどうゆう意味なのだろう」とか「もっと詳しくこのことを知りたいな」とか、様々な視点で物事を考えるようになりました。
もちろん、まだこのブログはそこまで多くの人の目に留まるブログではありませんし、成功などしてはいませんが、でもとにかく熱中ができるものがあるだけで、以前までのなんとなくただ生きていた人生に活力が湧いてきたと思います。
みなさんも、自分が心からワクワクするなにかを見つけてみるの、オススメです!
さいごに
今回は丸尾孝俊氏の「大富豪アニキの教え」を紹介しました。
改めて今回紹介した内容をまとめると
・とにかく相手を思う気持ちを大切にして人にお金を使え
・自分の童心を思い出して、ワクワクする生活を過ごそう
・結局、成功したかったら本気。とにかく本気で取り組むべし
となります。
実際この本の中では今回紹介した教訓を含む25個の教えがあるのですが、どれも人生を変えたいとアナタが思っているのなら、必読の内容になっているので、是非読んでみてはいかがでしょうか。