日本人が自作したSmartBirdばりの鳥型羽ばたきラジコンが凄い。

だいぶ以前の記事で、SmartBirdという羽ばたいて空を飛ぶロボットを紹介しました。TEDでも紹介されていたので、ご存知の方もいらっしゃるかもしれません。


これに触発されて、自分で作っちゃった!っていう方が日本で出てきた様子。


ちゃんと羽ばたいて飛んでますね。凄い!


作成過程を見ても、図面をきっちり描いて、NC加工でパーツを削り、、、かなりの本格派。1号機ってことなんで、今後さらに改善されたバージョンも出てきたりするんでしょうか。今から楽しみです。


参考リンク: 自作工房 − 鳥型羽ばたきラジコン 試作

 AMT Electronics WH-1などなど、小さなワウペダルいろいろ。

先日組んだPedaltrain Nanoのボード、早速先週のセッションで試してきました。譜面持参のセッションだったので、カバン+ギター+エフェクトボード、という荷物でしたが、狙い通りコンパクトにまとまり、運ぶのがラクで助かりました。


こうなると、横着できるところはできる限り横着したくなるもの。いっそこのボードで全部済まないものだろうか、、、なんてことを考えたりしていたのですが、そんな中知人に教えてもらったのが、「面白そうな小型ワウペダルがあるよ!」ということでした。


AMT Electronics: WH-1 "Japanese Girl" JFET Wah


なんでJapanese Girlなのかは謎です(笑)
大きさはW73xD113xH58mmということなので、普通のコンパクトエフェクターサイズですよね。


普通のワウペダルに比べるとエラく小さいですが、踏み方は普通のワウと一緒。ワウのかかり具合も3段階で設定可能。音もしっかりしていそうだし、今後の買い物候補に入れておくこととしました(笑)


そして、さらに調べてみると、他のメーカーからも、小型ワウというのはいろいろと出ているようです。


Morley: Mini Morley Wah Volume 
サイズ171mm(L)×114mm(W)×88mm(H)と少し大きめですが、ONの時はワウペダル、オフの時はボリュームペダルとして機能するようです。これはこれでお得な感じですね。


Plutoneium: Chi Wah-Wah ワウペダル
サイズ詳細不明ながら、映像を見るかぎりでは普通のコンパクトエフェクターと大差なさそうです。踏み方が手前を踏むスタイル?ちょっと変わっているみたいですね。


こういうところでの機材の進歩もありがたいですね。

Sega S.S.T bandが再結成していた。

J-Fusionとゲーム音楽は相性が良い。


そんな図式を作ったのって、昔懐かしセガの「体感ゲーム」シリーズだったかと思います。


OutRun, Space Harrier, After Burner とか。アラフォー世代の方では、ゲームの面白さと相まって、BGMのノリの良さに大量の100円玉を捧げた方もいらっしゃるのでは。私もその一人ですが(笑)この当時のSegaのBGMって、とにかく出来が良かったのを覚えています。


そして当時、SST Bandなる、Segaゲーム音楽だけを演奏するお抱えバンドがあったのですが、なんでもそのバンドが昨年復活して、ライブ活動をやっているとか。
http://www.sst-band.com/main.html


本日もライブがありながら私は行けないのですが、生演奏でのAfter Burnerとか、是非聞いてみたいものです。YouTubeで今見てもセンス良いなあと改めて思います。

アブダクション(演繹・帰納とは別の第三の推論形式)能力が問われる問題。

演繹・帰納とは別の、第三の推論形式とも言われる「アブダクション(リトロダクション)」について下の本を読んでいたら、ちょうどそのアブダクションが出来るか否かがカギとなる(と思われる)クイズに当たり、理解が急に進みました。


アブダクション―仮説と発見の論理 (米森裕二著)
4326153938


まずはクイズから。最近TwitterFacebookでしばしば拝見しますので、既にご存知な方も実際に正解が分かっている方もいらっしゃるかと思います。
初めての方は、記事中にネタバレがありますので注意。



?の中に入る数字は何か?という問題です。子供だとアッと言う間に解けるよ!という触れ込みになっています。


初めての方はまず考えてみましょう。
正解はこの下











ちなみに、この問題、正解は「2」。


なぜ「2」になるのか?実はその手前の式の全てで、右辺が「左辺にある閉じた丸(もしくは輪)の数」を表しているんですね。そして、最後の数字2581では8のみが丸2つを含んでいるため、正解は「2」となります。


実は、「アブダクション」の本を読む前にこの問題には触れていたのですが、本を読んでいる最中である今日になってこの問題をもう一度見る機会があり、


「この解に至るプロセスで用いられるのがアブダクションなのか〜」と腑に落ちました。


解に至る過程で必要になる「アブダクション


アブダクション―仮説と発見の論理 によれば、アブダクションとは、


「意外な事実や変則性の観察から出発して、その事実や変則性がなぜ起こったかについて説明を与える『説明仮説』を形成する思惟または推論」


と定義されています。また、パースによればこのアブダクションの推論形式は


□ 驚くべき事実Cが観察される。
□ しかしもしHが真であれば、Cは当然の事柄であろう。
□ よって、Hが真であると考えるべき理由がある


というものを取るとのことです。


そして、先の問題は、固定観念に縛られない力と同時に、この推論形式を(自覚があるにせよないにせよ)必要とする問題だ、、、ということが分かりました。


実際に、問題を説くプロセスをアブダクションの推論形式に当てはめてみると、


□ 8809=6, 7111=0, 2172=0, ... 5531=0 が成り立つという、驚くべき事実が観察される。
※これらの数式が成り立つとすれば、2581=???の右辺には何が入るか?というのがこの問題です。
□ しかしもしも右辺の数字が、左辺に並んだ文字が含む丸(もしくは輪)の数を表しているとすれば、それぞれの式が成り立つのは当然の事柄であろう。
□ よって、右辺の数字は、左辺に並んだ文字が含む丸(もしくは輪)の数を表すと考えるべき理由がある


となります。この問題では、このプロセスを通った上で「右辺の数字は、左辺に並んだ文字が含む丸の数を表す」という「どうやら正しい仮説」を、2581という文字列に当てはめて、答えを導き出すプロセスが必ず必要になる、、、ということです。


問題が以下のように変わっても、必要とされる推論プロセスは全く同じです。


五六=八
七九=四
一五=五
壱三=十
八ニ=???


答えはおのずとわかると思うので割愛。国ごとにいろいろなバリエーションが作れそうです(笑)


アブダクション=仮説・発見の論理と言われ、非常に魅力的なテーマながら、本を読んだところまででは今ひとつピンと来なかったところ、実例に触れて理解が急に深まった印象です。


さらに考えを進めていくと、アブダクション=具体から抽象を導き出すプロセス、と言い切れるのかもしれないなあ、、、ともなるのですが、ここはまたいずれ別の機会に。

Pedaltrain Nano に Polytune MiniとCAJ Power Block PBHUBを載せてみました。

前回の記事Pedaltrain Nano 導入。 ベルクロ貼り付けでちょっと工夫もしてみました。の続きです。


今回のアップデートはこんな感じ。無事にチューナー+エフェクト3つが載るボードになりました。


今回のアップデートでは、以下の3つを追加で購入しました。


tc electronic polytune mini ポリフォニックチューナー
B006ZLZO72
CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン) POWER BLOCKS (w/Cable) PBHUB6-C
CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン) POWER BLOCKS (12W/センターマイナス) PB12DC9-2.1


最初の写真の通り、Polytune Miniは一番右端に。かなりコンパクトな印象です。


CAJの電源ハブは、当初予定通りに裏側に。他のエフェクター同様に、ポリ板にベルクロを貼ったものをゴムバンドで留めています。ポリ板の厚みがt=2.4mmあり、さらにベルクロの厚みもあるので、床と当たらないか心配でしたが、ギリギリ2mm弱のクリアランスは確保できました。ただ本当にギリギリなんで、ここは別の手を考えたほうが良いのかも。


組み込んだ後で気づいだのですが、今回使ったのが5分岐が可能なCAJの電源ハブだったため、ちょうど冒頭の写真のように追加のエフェクターをPedaltrainの外側に足す、ということもできるボードになりました。


また、Chorus, Delayといった、消費電力が大きめのエフェクターを複数稼働させても特に問題はないようです。ちなみに私が使っているのは、Boss DD-3と、Digitech Chorus Factory。消費電力4.8wという大飯食らいのChorus Factoryを入れても大丈夫だったので、他のエフェクターを使う時にも、電力不足で困ることはほとんどないんじゃないかな、と予想しています。


そして、Polytune Mini。かなり小型なので、視認性など大丈夫かな〜と思ったのですが、実際に使ってみると十分見やすいレベルでした。6本の弦を一度に鳴らせばポリフォニックチューニングができて、一本ずつ鳴らせば通常のクロマチックチューナー表示に自動で変わる(下の動画、1:40あたり)というのは、実際チューニングがサクサク進む感があります。。これで7980円はお得なのかなあ、と。


とりあえず、Pedaltrain Nanoの導入作業はこれで一段落です。

 Pedaltrain Nano 導入。 ベルクロ貼り付けでちょっと工夫もしてみました。

以前から、ちょっとしたセッションで使えるレベルの小型エフェクトボードを用意しておきたいなと思っていました。休日の午前や昼間に仕事をして、その後でリハやセッションに向かう、、、という機会が今後そこそこ出てきそうなことや、譜面まで持ち歩いたりする時に身軽にしておきたいことがその理由。


そんな中、知人が使い出したことや、限定カラーのケースが付いたバージョンが売っていたことがきっかけで、Pedaltrain Nanoを使ってみることにしました。Pedaltrainの一番小さいバージョンですね。


早速、手持ち機材で組んだ暫定ボードはこんな感じ。使用機材は左から順に、CAJ AC/DC Station Ver.2 / Xotic RC Booster / Xotic BB Preamp / Peterson Strobestomp です。パワーサプライを上に置くハメになっていたり(厚みが合わず底部に入らない)、左右がちょっとはみ出していたりと微妙な点もありますが、暫定ボードということでそこは今後改善予定です。


ベルクロ(マジックテープ)貼付けでちょっと工夫をしてみた。


今回工夫をしてみたのは、エフェクター底のベルクロ(マジックテープ)取り付けでした。直接エフェクターに貼り付けるのに少し抵抗があるし、Boss・Digitechなど、エフェクターメーカー・機種によっては底部にデコボコのラバーがあるため、そもそもベルクロを貼るのに向いていないものもあります。従来から対策をしてみたかったんです。


ネット上で出ていたのは、プラ板にベルクロを貼り、それをエフェクターに結束バンド(ケーブルタイ)でくくり付ける、というものでした。今回やってみたのはその応用系です。


まず材料ですが、ホームセンターで売っている樹脂板。樹脂と言ってもアクリル、塩ビ、ポリエチレン、、、など多数種類がありますが、今回は発泡ポリエチレン板を選択しました。普通のカッターで切れる、という加工のしやすさがその理由(アクリル・エンビなどは専用カッターが必要)。板厚は2.4mm。加工がしやすい分、強度を稼いでおいたほうが良さそうだなあと思い、この厚さを選びました。


まず、ポリエチレン板を、エフェクターのサイズに合わせて切り、ベルクロを貼り付けます。普通のカッターで加工は十分可能でした。ケガに気をつければ誰でもできる程度でしょう。四隅の切欠きは、角を取っておかないと、ボードに載せた時に妙に目立って気になったので対策をしたもの。さらにくさび型の切欠きがありますが、これは位置決め用で。エフェクターのツマミなどの位置により毎回位置は変わります。


こうして準備したベルクロ付きの板を、エフェクターにゴムバンドでくくりつけます。表から見るとこんな感じ。


結束バンドのほうが切れない安心感はあるのですが、それでもゴムバンドにしたのは、電池使用を想定して。結束バンドだと、裏蓋を空けて電池を交換するタイプの機種の場合にはバンドをいちいち切って、もう一度新しいバンドで結んで、、、ということになります。それを避けるためのゴムバンドです。普段はパワーサプライ使用ですが、イザという時のためにこうしておくと安心かなと。


底はこんな状態になっています。切欠きの位置にゴムバンドが食い込み、ズレるのを少しでも防ごう!という目論見です。ゴムの摩擦もあるおかげか、触って動かしても大幅に動いたりしない程度には固定ができました(チューナーのみ、1箇所しか留めていないので少し動きやすいです。ただ、普通に踏む分には大丈夫そう。)


ちなみに、今回使ったゴムバンドは、ダイソーで売っていたヘアバンド。今回は半透明・カラーのものを使いましたが、ヘアバンドもさほどは目立たないように出来たかと思います。耐久性がまだわからない為、1箇所ごとに2本ずつ束ねて使っています。


全てのエフェクターに同じことをして、ボードに組んだのが冒頭にも出てきたこの写真です。ゴムバンドやポリ板もさほど目立たず、まあまあの出来かなあ、、、という自己評価。Pedaltrainの裏側は、今後の対策でだいぶ変わりそうなので、現時点ではケーブルを軽く束ねているだけです。


今後の対策


暫定ボードを作ってはみましたが、いろいろ改善はしたいところです。


まずはパワーサプライ。CAJ AC/DC Stationではあまりに微妙なので、ここは変えたいところ。幸いにも、PBHUB6-Cがサイズ的に合うという話を書いている方もいらっしゃったので、これを試してみたいところ。
CUSTOM AUDIO JAPAN(カスタム・オーディオ・ジャパン) POWER BLOCKS (w/Cable) PBHUB6-C
B002PSMXIM


あとは、Petersonのチューナーがあまりに場所を取り過ぎで窮屈!というのも解消したいです。これも新規購入となってしまいますが、TC Electronic の Polytune Miniあたりを入れるとかなりゆとりが出てきそうです。
tc electronic polytune mini ポリフォニックチューナー
B006ZLZO72


この2点を変更できると、DelayやChorusなどのエフェクターをもう一個だけ載せることもギリギリできそうです。そこまでできれば、かなり使えるシチュエーションが多いボードになりそうな気もします。私自身、最近は最低限のエフェクターしか使わないことも多いので、結局メインのボードになりました、、、なんてオチもあるかもしれません(笑)


ちなみにこのPedaltrain Nano、ケースに入れて、ギターケースにくくり付けることもできます。片手が空くのは便利そうです。

Foxconnの従業員数が100万人超えてるらしいと知って驚く。

電子機器製造下請けで、iPhoneの生産受託などで知られている、Foxconnの話です。


中国のFoxconn工場、10万人の人員増強か


日本企業で連結従業員10万人規模の企業というと、例えばNEC(11万人)。


あまりの規模でちょっとクラクラするレベルですね。


で、そもそもこのFoxconn、もともとの従業員数はどのくらい?と調べてみたところ、ソースとしての信憑性はさておき、90万人程度とするWikipediaの記述や、100万人を既に突破しているとする国内サイトの記事が出てきたりしました。ざっくり100万人と見て良さそうです。


100万人の従業員数はどのくらいの規模か?というと、パナソニック(36万人)、トヨタ自動車(32万人)、NTT(23万人)を全部足しても足りない!というレベル。そしてその大半が組み立て工。電子機器の組立って、やっぱり超労働集約型の仕事なんだなあ、、、と改めて気付かされます。


余談となりますが、ここまで工員の人数が多い企業ですから、労務環境の良し悪しに注目が当たるのは自然。そんな中同社のCEOが、従業員を動物呼ばわりしたという話も出てきており、規模拡大に合わせてFoxconn労務環境に関する話題もさらに増えていったりするのではないか、とも思わされます。