アジアのビル・ゲイツこと、ナラヤナ・ムルティ氏の言葉。

豊かなインドを実現するには、機会に恵まれた人間が、そうではない大勢の人間のために必死で働くしかない。
車も家も洋服も、しょせん一人が消費できる量には限りがある。

富は大勢の他者と分かち合ってこそ、本来の力を発揮するのです。

ムルテイ氏は従業員88,000人のインドを代表するIT企業、インフォシス・テクノロジーズ社の創業者。

ITコーディネータ関連を調べていて、ハーマンモデルというのを知った。
簡易診断を自らやってみた結果。

AとDの回答が多く、同数の方 (総合型)

○内容
論理的、分析的、数学的、技術的、事実重視、現実的、芸術的、全体論的、概念化、同時的、想像的、空間的、直感的(解決)衝動的
○向いている職業
法律家、エンジニア、銀行家、医者、数学者、企業家、脚本家、芸術家、トレーナー、コンサルタント、起業家、デザイナー等
○歴史上の偉大な人物
ガリレオ・ガリレイ

ガリ.... ですか。まあ悪い気はしませんが。
ついでに他も見てみると「凶の出ないおみくじ」的な感じでちょっとがっかり(笑)。
見なきゃよかった。

そこで昔何か(忘れた)でやった性格診断の結果がどこかにとってあったのを思い出し
引っ張り出してみると

「青」を選んだあなたは理想が高いタイプです。

あなたは理想が高かく、夢も大きいタイプです。自分にも自分の将来にも人並み以上の像を期待しています。常に目標設定が高く、夢に向かい努力します。しかし、夢は手に届かないほど大きい場合が多く、強い憧れを持ちながら、現実と理想のギャップに悩みがちです。

「青を選んだ」というあたり、たいした診断ではないようだが。
なんでこれだけとっておいたのかを考えてみたが、何かいつも自分に対して
出される診断結果と違うタイプの評価だったので、どこか引っかかっていた
ような気がします。

公正を維持する方法は、安易に「善人」に頼らないことです。自分でモノを考え、自分の言葉でそれを表現することです。表現する際には注意が必要です。他人の価値観や存在を否定するのではなく、異なる価値観や意見があることをまず受け入れたうえで、自分の見解を冷静に論理的に主張することです。それが、真であり、善であり、美なのです。真と善と美の精神で、皆が議論に参加すれば必ず公正な結果が得られます。

宋氏の言葉。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20070129/117849/

彼の言葉は簡潔、平易にして的確。
これまで一度ならず引用してるのは、特に利害関係があるわけではなく
ただ目に留まるから、という理由です。

誰も言ったことのない事とか、大衆を扇動する言葉とか、そうした類のものでは
ないが、なぜかズバリと言い切るその姿勢が心地よく、また異文化的視点の
せいなのか、表現が新鮮に映る。

ゴールの向こうには新しい自分が待っている

陸上コーチ・高野進氏の言葉。
自らのアスリート時代に得た経験と哲学から末續選手を育成した。

伸び悩む選手には、あえて励ましの言葉をかけない。

「教えない」「鼓舞しない」「見捨てない」

接するときの秘訣はこの3つ。
一人で悩ませ、悩み抜いて突き抜けた人間だけが大きく成長する。


彼の方針はこうだ。

太い幹を育てる

原理原則はみっちり叩き込み、人間力をつけさせる。
人間力のあるヤツは本番に強い。
こうも言っている。

余裕が、人を強くする

忙しい時ほど、余裕をもっていたほうが大きな成果を出せる。

リーダーの人間力が問われるということだ。

ソフトは,いまや多くの人が毎日の生活で使う道具です。そのソフトが楽しいものでなければ,ユーザーの生活が充実するわけがありません。だから,僕は HOWSのメンバーに,いい映画や絵画,音楽,マンガに触れてほしいと言っています。自分に感動体験がなければ,他人を喜ばせられるモノは作れないからです。

ハウズ社CTO氏のことば。
http://itpro.nikkeibp.co.jp/a/it/pioneer/p1124/p_hows_03.shtml

モノ作りの人にはもちろんのこと、これはあらゆる仕事に共通する。
人に会う仕事だって、自分の感動体験があるからこそ、それを伝えたいという
気持ちが強く働いていい仕事ができる。
誰かに伝えたいこの気持ち、その対象がモノであったり、人間であったりの
違いだけ。
プログラム開発の仕事は、長時間の過酷な労働に終わっていてはいけない。
クリエイティブとか、そんなものを求める以前に、もっと人間としての
知的活動が尊重されるべきだ。

実業家が成功するためには
  1.長い浪人生活
  2.長い投獄生活
  3.長い闘病生活
のうち一つでも経験しなくてはだめだ。

これは安岡正篤先生のお言葉(だったとおもいます)。
浪人生活によって、人は自分の非力に気付き謙虚になり、
投獄生活によって、地位や肩書きに群がっていた人が来なくなるので
周囲の人々の本質が見えてくる。
そして闘病生活、これは自己との戦い。


ゼロから起業すると、ほとんどこれに近い境遇に耐えることを
余儀なくされる。だからこそ、トンネルを抜け出した人だけが
輝かしい成功を勝ち得るのかもしれません。


ここで3つのうち1つまたは2つだけ経験した人、これはどうなるでしょう。
輝かしく成功までは行かないが、そこそこやってる、という状態も
少なからず存在する。この辺はいろいろ思うところあり、なので別の機会に。