Steam版HELLDIVERS 2、コミュニティからの大反発を受けPSNアカウント必須アップデートが中止となる

発売当初はPSNアカウントが必須ではなかったものの、今後のアップデートで追加予定としアカウントの紐づけが必須とアナウンスがあり、PSNアカウントが作成できない国も数多くあって既にその該当国で発売済みなのに購入者はどうすればいいのかとコミュニティからは批判の嵐、更に追い打ちをかけるように該当国で一斉におま国となったことで大炎上していた「HELLDIVERS 2」

パブリッシャーであるソニーからの要望ということでHELLDIVERS 2のSteamレビューだけでなく、他のPlayStationパブリッシュタイトルにまで低評価爆撃が発生する事態となっていたが、流石にここまでコミュニティからの大きな反発が発生したためか、5月7日になって今回のPSNアカウント必須アップデートを取りやめるという公式アナウンスが告知された。

まだ今後の最善な対応を模索中ということだが、とりあえず民主主義の勝利(HELLDIVERS 2の元ゲームネタ)といったところだろう。

 

しかし、この件で「こんなことをしたらソニーが対応をめんどくさがって今後PC版が発売されなくなる」だとか言って援護する企業の奴隷根性丸出しな人たちがウヨウヨと湧いて出てきたが、そもそも金払ったはずのゲームが遊べなくなるとか詐欺同然の行為を企業側がやっていただけに過ぎず批判なんて出て当たり前だろ。自分たちは関係ないと何も言わなかったらまた調子に乗って段階的にプレイヤーにだけ手間や金銭要求させる、代金を支払ったはずのコンテンツを一方的に消していく行為を延々とやっていく(というか今まで低評価爆撃食らったSteamタイトルは大体これを繰り返してきた歴史)。

Steam版HELLDIVERS 2、今後のアップデートでPSNアカウント必須になるとのことで低評価爆撃、110カ国くらいでおま国化&返金対応

※追記:コミュニティからの反発を受けアカウント必須アップデートを行わないと告知される。以下は当時の記事。

 

 

エリート部隊「ヘルダイバー」となって4名のチームを構成しエイリアンをせん滅していく協力TPS「HELLDIVERS 2」

ソニーパブリッシャでSteam版でもPS5版とのクロスプレイにも対応しているタイトルだが、ゲーム内でPlayStationのオンラインサービス向けアカウント「PSNアカウント」へのログインは今まで任意となっており必須とはなっていなかった。

だが、5月3日に公式から「5月30日からのアップデートで必須となり、6月4日までにSteamアカウントとPSNアカウントをリンクしておく必要がある」というアナウンスがあって大炎上、「非常に好評」を保っていたSteamレビューは最近のレビューでは「やや不評」、全期間でも「賛否両論」にまで低下している(今後のアップデートやレビュートピックズレ検出で変化する可能性あり)。

PSNアカウントを作成すること自体は数分でできるのに何故にここまで炎上してるんだ?とPSユーザーも多い日本では意味が分からないかもしれないが、実はPSNアカウントを作成できる国は少ない。69カ国位と言われている(PSNはセキュリティが心配、これ以上ゲーム用アカウントを作成したくない、という意見もあるが今回は排除)。

Steamで配信されているゲームでSteam以外のアカウントが必須となるタイトルは「HELLDIVERS 2」だけじゃない。マイクロソフトタイトルはMicrosoft(Xbox)アカウントが必須だし、Rocksterタイトル(GTA5やRed Dead Redemption 2)もそう、UBIタイトルも評判が良くないとはいえアカウント以外にクライアントまで要求される。だが、これらはPSNよりは作成できる国籍が多かったり(Windowsを販売している国=Microsoftアカウントを作成できる可能性が高い)、元からおま国化、後から必須にせず発売当初からだったので問題にならなかった。例外はEpicアカウントくらいか、これは必須だとレビューが本当に赤になる。

 

PSNアカウントを作成できない国籍の人から「アップデート後はプレイできるのか?」という苦情も当たり前のように出て5月5日、その該当の約110カ国(中東、東南アジア、アフリカ等)で「HELLDIVERS 2」がSteamから購入不可能(おま国化)となり、通常はプレイ2時間以内でしか受け付けていない返金対応もそれ以上超えていても可能だったという報告が上がった。

SteamDB「HELLDIVERS 2」更新履歴 - 購入不可能国追加

 

マジで何がしたいのかわからない。そもそもソニーファーストタイトルでPS版だけじゃなくPC版も売り出すのはPS持ってない層向けにも収益を出したりブランドの浸透を狙いにしていて、PS売ってない国だからPC版を買ったっていう人は多いだろうに突然遊んでいたゲームを一方的に取り上げるのではブランドの低下にしかならないだろ。

白く曇った通称白濁化したCDを読み取れるようにする

CD2枚が付録としている1998年に発売された雑誌があるのだが、未開封品にもかかわらずその付録CD2枚とも読み取り面が白く曇ってしまう通称白濁化が発生していた。拭き取っても白い部分は残ったままで、イメージ化しようと読み取ろうとすると途中でエラーを吐いてしまう。

とある方が購入した同じものも同様に劣化が進んでいたとのことで、偶然不良品だったというわけじゃなく元々の製造品質が悪く25年の歳月でこのようになってしまったと思われるが、レーベル面の反射層が剥がれたCDでもアルミテープで補正できちゃったりするので、白濁化でもなんとか改善できないか挑戦。

そもそもこの白濁化現象、CDのポリカーボネートが空気中の水分を吸ったことによる化学変化、アルミニウムの錆、などと発生原因は様々な理由が考えられるがはっきりとした原因はわからないようで、上記の様な理由じゃなく今回のCDは反射層と保護層の接着剤の質が悪く剥がれかかってるんじゃないのかと思い、その接着剤を加熱して溶かし再度貼り付けられた状態に戻せばうまくいくんじゃ、と明確な根拠はないけどダメ元でやってみた。

本当はアルミ板をCDに載せて加熱したコテを押し当てればいいのだろうが、作業場まで行くのが面倒だったので軽く拭いたCDを本などの台に載せ、部屋にあったドライヤーの熱風を十分CDの読み取り面に当てて加熱し、CDが持てないほどチリチリになったところでティッシュを上から押し当てて接着という手順をとった。

本に付属していたCDは2枚とも同じ程度に白濁化していたので、そのCD2枚を並べて今回の作業をやったものとやる前の比較写真を撮ってみた。

やった本人が言うのもなんだが意外、まだちょっと白っぽい部分があるが結構綺麗になってしまった。

そして肝心の読み取りの方もちょっと読み取りまでに時間がかかったり再リードなどが発生したが最後まで完走しイメージ化に成功。

確実ではないとはいえ、レーベル面の剥がれだけじゃなく、白濁化したCDの復旧方法も確立できた。

ガールズ剣戟アクション「サムライメイデン」突然新規コンテンツ「バスタオル」「温泉背景」を追加する無償アップデートを実施

突然織田信長のいる戦国時代の本能寺へとタイムスリップしたJKがくノ一3名と共に亡者を駆逐していく剣戟アクション「サムライメイデン」に、衣装「丈夫なバスタオル」と野営画面背景に「冥界温泉」を追加するアップデートが4月26日に実施された。


バスタオルの各色は「装備」→「衣装装備」からゲーム内通貨でアンロック、「冥界温泉」はゲーム内オプションの「設定」→「各種設定」→「野営の背景」から切り替えることができる。

2022年12月発売のタイトルで既に1年以上前のゲーム、Steamでは現在ゴールデンウィークセールが実施されており50%オフとなっているが、レビュー数は500件弱と売上自体はそこまで芳しくはなさそうで、宣伝目的としても対費用効果が他人事ながら心配になってくるが、単なるゲームバランスの調整(これ自体も幾度か実施されている)のみならずこうやってコンテンツまで無料で追加してくれるのは好感度が高まる。

 

なお、もう一つゲーマー達の心配であるパンツ規制解除Mod(撮影モードでスカートの中がブラックホール化しない)のほうも、このアップデートでデータ構成が変わって使えなくなるんじゃと思う人もいるだろうが、問題なく既存のModを利用可能。ビバパンティー

祝!Steamゲーム所有数1万本達成!

皆様に大事なお知らせがあります。

 

 

 

 

私事ですが・・・なんとSteamゲーム所有数1万本を達成しました!

Steam プロフィール - BCC

いやーここまで長かった。

ぶっちゃけると、そんなに遊びもしないゲーム買うのも無駄かな、と思うようになって、どうせ遊ぶなら新作だけしていればいいよなという考えになっていったんでSteamで遊びたい新作を定価買いしていったせいもあってセール品はあまりチェックせず、Steamキーのバンドル品も円安やこれまた既に所有済みかどうかの確認が面倒だったんであんまり見ていなかった。流石に9,900本に差し掛かって1万本見えたらバンドルキーで数埋めたが。

 

 

だが、こんなに買ってもまだ真のプロスチマー(死語)には程遠いという事実は泣けてくる。

真のプロスチマーを目ざすため彼は、新たなるゲームを求めていった・・。

配信者シミュレーション「Streamer Life Simulator」のSteamキーがFanaticalで無料配布。2024年4月24日まで

アルバイトや配信によって得た収益で配信環境を整え配信者として知名度を得ていくシミュレーション「Streamer Life Simulator」のSteamキーがFanaticalにて無料配布中。現時点で定価2,300円のタイトルが無料、一度登録すればおそらく半永久的にプレイ&ダウンロード可能で、日本時間2024年4月24日午前8時までの期間限定なので忘れずに入手しておこう。

Streamer Life Simulator | PC Steam Game | Fanatical

上記のリンクからFanaticalの「Streamer Life Simulator」ページに行き、Fanaticalのアカウントにログイン(持っていない場合は作成すること)、金額が0円になっていることを確認し「カートに入れる」→「今すぐチェックアウト」でアカウントにSteamキーが届く。あとはOrder Detailsページで表示されているSteamキーをSteamクライアント上から登録するか、「REDEEM ON STEAM」ボタンで直接WebブラウザからSteamアカウントにログインして登録すれば完了となる。

日本でのLinuxの始まり (FM TOWNS用Linux)

FM TOWNSエミュレータ津軽」が最近のソースでFM TOWNSLinuxに対応し始めた(既存のTOWNSエミュ「うんづ」は動かない)ので動作確認をしてみた。

動作確認に使用したのは1996年に出版された「Linux入門」(ヤフオクでCD未開封品が丁度出ていた)という本に収録されていたCD内のSlackware カーネル 2.0.14-rel1.0(1996, 8.22)、津軽の設定はFPUオン・CPU HIGH FIDELITY設定、XF86Configファイルを編集しハイレゾモード(orフルカラー)に切り替えとハードウェアマウスカーソルの有効化(Option "sw_cursor"のコメントアウト)、インストールとX Windows(LinuxGUI環境)の動作まで確認。まあ今更動かしたところで何一つ実用性が無い物ではある。

 

FM TOWNSユーザーだった当時は標準のTownsOSやMS-DOSでしか動かしておらず、TOWNS版Windows 3.1/Win 95(これらも「津軽」では動くようになった)やこのLinuxはリアルタイムで一切触っていなかった代物で、正直2000年以降にネットでTOWNS関係の調べものをした際に初めて知ったというにわかなんだけど、日本でのLinux史を語る上で結構重要なもののようだ。

というのもこのFM TOWNSLinuxが誕生したのは1992年、Linuxそのものの誕生(1991年)の翌年には移植され日本で利用できたLinux環境としては最速、当時日本では主流機種だったPC-98LinuxではなくFreeBSDが一般的、1995年に日本に初来日したLinuxカーネルを開発したLinus Torvalds氏にはFM TOWNSを用いてデモンストレーションをおこなったんだとか。

 

Linux/TOWNS - FM TOWNS 用の Linux の誕生について

 FM TOWNS 用の Linux は、1992/7/21に 「Linux-0.96c-PL1-TL0」を最初のリリースとして公開されました。
これは、日本において、いや、ある意味では、世界的にも Linux が、立ち上がり始めた時期です。 「1995年12月4日に京都大学で行なわれた、Linus Torvalds さんの来日講演会」(このとき、初来日)のスライドによると、 そのころ、Linux ユーザーは、すごく大雑把に見て 100 人ぐらい*だったようである。 おそらく、1992 年の間に TOWNS で、Linux を使っていた人は、十人以上は、 いたはずであり少なく見積もっても、この段階では、世界の Linux ユーザーの 10 % は、 TOWNS ユーザーと言う事になります。

なお、この Linus さん、初来日の際に JE^4 CD-ROM と FM TOWNS で CD-ROM 起動して X Window System を操作させるデモンストレーションが行われました。Linus さんも、 この様子を、御覧になっています。

 

日経XTECH - OSS勉強会「カーネル読書会」第100回,Linus Torvalds氏も来場

読書会ではまずフリージャーナリストの風穴江氏が「Linux in Japan - a brief history」と題し講演。1992年ごろFM TOWNSへの移植から始まった日本でのLinuxの歴史を振り返った。

 

そんな歴史あるTOWNS用Linux、TOWNS自体がマイナーなのでやっぱり話題になることは数少なく、エミュレータで動くようになったのはおそらくこの津軽が初めてなのでネット上で確認できるスクリーンショットも今回の記事や津軽作者の山川機長さんが上げたものが初めてというのもあって、(俺もリアルタイムでは知らなかったけど)世間ではほとんど知られていない代物なのは言うまでもない。

これもまた忘却の彼方に忘れ去られた遺物、と思われるかもしれないが、なんと今でもカーネルが更新されており、この記事を書いている2024年4月時点最新の6.8.0が公開されていたりするのだ。

ぱひなでくらてぃ:あせるかでたうんず

どどど、どういうこと・・・