育児休暇をとった理由

3つぐらいあるんだけど、

①義母が要介護状態で、里帰り(義実家は東京から飛行機の距離で離れてる)すると育児+介護になって妻が潰れてしまうから。
②子育てしたかったから。
③正々堂々と社会から一旦離脱できるから。(2016年度の男性の育児休暇取得率は4%未満 4%未満とかガチャでいえばSSRとかじゃん)

かな。

①は妻の妊娠が発覚する以前からの問題で、こりゃ俺が休暇取らないと出産後に即ワンオペ育児突入で妻の肉体精神も夫婦関係も完全にオワタになるなという認識がずっとあった。

②はそのまま。子供がある程度育った時に「1ヶ月の頃はああだったよな〜あれが大変でどうこう…」って振り返る思い出がないのは辛い。
もちろん育児は思い出づくりのためにするわけじゃないけど育児は夫婦でなければできないことなんだから、それに関わらないのはおかしいでしょ。

③もそのまま。育児休暇は通常の休職と違って国から育児休業給付金がもらえる。もらえるって言っても控除前の給与の最大60%とかだった気がする。しかも2ヶ月分まとめてもらうとか謎の調整が入ってて貯金が足らないとこれまた詰みやすいので気をつけて。男性の場合は出産日からしか取得できないと言われたがこれは会社によって違うのかな? 女性は産休→育休の流れでスムーズよね。

で、育児休暇をとってみてわかったこととか思ったことは、

①妻も夫も同じタイミングで子供の扱いかたや成長を学習していけるのですれ違いが起きない

②未知の体験なので覚えたり学んだりすると達成感がある

③子供かわいい

④外出する場合に外出先にベビールームがあるかどうかを確かめるクセがついた

⑤1日8時間以上モニタに向かって座りっぱなしという生活から離れて肩こりや腰痛が改善されると思ったがむしろ悪化した

⑥お互いを讃えて褒め合うことが非常に重要

⑦家事スキルが大幅に上昇(特に料理)

かな。
なかでも①と⑥は最重要かなって思う。
先に言ったとおり社会から一旦離脱しているので関わる人間と言えば妻と赤子しかおらず、話し相手の99.9%は妻。妻も然り。
夫なり妻なりが褒めないと誰も褒めてくれないので積極的に健闘を讃え褒め合う。
LINEの肯定ペンギンのあかちゃんスタンプよろしくどんな些細な事でもいいので「すごい!」とか「えらい!」って言うと気分良く育児できる。

①は育児休暇の最大のポイントよね。RAID1的な。これのおかげで妻は家に帰ってきてから数日でひとりでカフェに息抜きに出たり美容院行ったりできてやはりストレス解消になるし産後クライシスを回避できる。

育児休暇中の俺の役割は、

①3食の準備
②買い出し(一ヶ月健診終わって赤子も外に出られるようになってからは二人でやってる)
③授乳(わが子は完ミなので男である俺でも授乳可なので早朝が苦手な妻の代わりに起きてやることができる)
④おむつ交換
⑤おむつゴミ箱の処理
⑥加湿器の水足し
⑦風呂洗い
⑧洗濯
⑨赤子と一緒にお風呂

かな。
③〜⑧は妻とシェアしてるけど、なるべく率先してやるようにしてる。
⑨は、先に俺が風呂に入って、次に妻が入る。入ってる間に赤子のお風呂あがりの準備を済ませておいて妻の風呂が終わったら呼び出してもらって赤子をお風呂に入れ、お風呂あがりの作業を済ませて授乳。「俺」と「妻」は毎日入れ替わる感じ。

個人的な感想としては育児休暇は取ってよかったなって思う。前述の必須うんぬんの話ではなくね。
これからお父さんになるっていう人には積極的に勧めていきたい。