MBAパパの子育て

~4歳・0歳編~

本を買うか・借りるか

僕自身は、本は買う派です。一種の趣味ですが、本棚にズラリと本が並んでいる状態そのものが好き、というのと、大学生の頃に読書にハマって(それ以前は漫画くらいしか読んでいなかったものでして)、でもお金はないから大学や区立図書館で片っ端から本を借りて読んでいた反動で、「お金を稼ぐようになったら借りずに買うぞ!」と決めていたことが背景です。

 

そういう思いを持っているので、子どもが読みたいと思う本は、どんどん買ってあげよう!と考えていたのですが、結局、借りてばっかりです(緊急事態宣言が出てからはそもそも借りられないのでAmazonで買ってますが)。

 

まず、長男が絵本を読むようになった時期がMBA留学の時期と重なっていて、そもそも絵本を買おうにも、日本語の本は、その街にたまたま存在していた日本語図書館から借りるしかなかったので、子ども心に「本は借りるもの」という頭作りがなされちゃいました。

 

そういう頭でいるが故に、本が数冊手元にあると、それを繰り返し何回も読み、それら飽きると、「次、何読む?」と新しい本を要求するようになってきました。

 

そうは言っても個人的には「本は買いたい」という欲求があるので、帰国後、何冊か本を買い与えてはいるんですが、すぐに飽きられちゃって、埃をかぶっている本は少なくないです。悲しいかな。

 

物の本を何冊か読む限りでは、図鑑は、子どもの目のつくところに置いておいて、たまーにページをめくる程度でも十分なので、買ってあげましょう!とあったので、一応何冊か買ってはみました。が、長男は図鑑の付属品であるDVDばかり見たがっていて、これでいいのだろうか??と思う今日この頃。

所感:子どもを伸ばす父親、ダメにする父親(高濱正伸)

『はなまる学習会』代表である高濱氏の著。概ねのターゲットは、5-10歳の男の子を持つ父親でしょうか。僕の長男はまだ4歳なので、本作のスコープにばっちり合致するわけではないですが、参考になることは多々ありました。

 

我が子の口癖は「何して遊ぶ?」と「ヒマ」です。これまでは、その言葉に対しては、「じゃあ〇〇しよう」とはあえて返していませんでした。人の意見じゃなくて、自分でやりたいことを考えてほしいなと思っていたので。そして、大人が提案する遊びばかりに取り組んでいたら、大人の頭という枠に囚われたことしか考えられなくなるかも、とも思っていまして。

 

けれども、本作に則って、大人の方からどんどん遊びを提案して、子どもと触れあって、子どもとの時間を楽しむことも一案なのかもしれません。子どもが大人の固定観念外の遊びを考えるように、子どもが考えられる遊びの範疇に収まらない提案をできるのも、それはまた大人でもある、という相互補完的な関係なんですかね。

 

ただ、大人だって人間ですから、疲れて遊べない時もあるし、ネタがつきて八方ふさがりってこともありますしね。楽しむところは楽しみつつ、手を抜けるところは、少々手を抜いて、テレビやYouTubeに、ちょっとした子守をお任せしたいけど。

英語教育

僕自身、そして長男は海外生活を経験している身ではではありますが、結論から言うと、現状、我が家は殆どと言っていいほど子ども達に対して英語教育を施していないです。

 

英語が使えた方が知見(情報収集の幅)は広がるし、日本人の人口は確実に減っていき日本語話者も少なくなる中、日本語+αが使えた方が絶対に損はない。という点は当然理解しているので、できることなら子ども達には英語を教えたいという思いはある中、なぜ英語教育を施していないか。理由は3点です:

 

①子どもに対して英語で話しかけたり、英語の教材を使って遊ぼうとしたりしても、子どもが楽しそうじゃないから。

⇒ ぬりえ、図鑑を読む、ワークに取り組む、レゴで遊ぶ、といったactivitiesに興味があるようで、それらを熱心に取り組んでいます。イヤイヤ英語に取り組ませるよりも、これらに没頭して楽しい時間を過ごしてもらった方が、子どもにとっても幸せなんだろうなぁ、と思うわけです。このactivitiesの中に漠然とYouTubeやTVを貪り見る、という項目が入っていたら、その時間を英語に取り換えたいですが。

 

②大きくなってから英語に本格的に取り組んでも、何とかなるでしょう。と高をくくっているから。

⇒ 僕自身、中学校から英語学習をスタートして、中3でようやくbe動詞とは何かを理解できたレベルでしたが、その後、気が付けばビジネスの場や大学院とう場で(苦労はしながらも)英語を使っているので、やる気さえあれば後付けで対応できるでしょう、きっと。

 

③父(僕)と子どもが触れ合える時間が限定的だから。

⇒ コロナ禍においては子どもと過ごす時間がこれまでにないほど増えましたが、それ以前は、子どもの顔を見られる時間は、平日は朝30~60分だけ、しかも、朝の身支度をしながら、という状況でした。家を出るのが7am頃で、帰宅が10-11pmという日が殆どだったので。このように親子のコミュニケーション時間が限られる中、英語を使ってしまうと、親子の絆というか、リレーションがなかなか深まらないと実感したので、朝の時間に英語で話しかけるのはやめました。

 

そうは言っても、本音では、子どものうちから英語をどんどん使っていってほしいんですけどね。努力で挽回はできるけど、早いうちからやって損はないんだよ、と身をもって体感しているので。

所感:下剋上受験

受験ブログと言えばコレ!ということで、文庫版の書籍を拝読させてもらいました。

 

中学受験というものに全くイメージの湧かなかった僕としては、「ココまで毎日勉強しなきゃいけないの?嘘でしょ?」というのが第一の感想です。

 

この勉強時間・取り組み姿勢というものが、作者である桜井さんのご家庭ならではの固有の事例なのか、それとも中学受験家庭一般のものなのか、僕は全く判断が付かないので、読んでいて、ただただ不安になりました。中学受験経験者であれば、相応に咀嚼しながら読み進められるのでしょうが。

 

本書の中では、「いい大学に入って、それなりの職に就くには中学受験をせねば!」という論調でしたが、その一方で、僕は中学受験を経験していないけど、それなりの大学に行けたし、東大・京大・一橋・早慶ボリュームゾーンの組織で働けたし、MBAも取れたしなあ(GMATは700届いていませんが。)、と思うと、金銭・小学校高学年でenjoyできるであろう日々・経験・健康等を犠牲にしてまで、中学受験する必要あるのだろうか・・・?

 

でも、僕が地元の公立中学校に行くデメリット(機会損失)が特に発生しない地域で育ったから上記のように思えるのかもしれませんね。都内の場合、中学受験をしないデメリットって、いくつかありそうですし。何というか、人生の選択肢がちょっと狭まってしまう可能性がありそうな。

 

何はともあれアレコレ考えさせられる内容でしたが、中学受験するかどうかは、結局は子ども達の性格や気持ち次第ですしね。どちらかというと中学受験させた方が良さそうだと思いつつも、子どもの気持ちを尊重しながら、将来、判断したいです。

あいさつ

このブログは、MBAの知識やメソッドを活かした子育てについて論じるもの。・・・ではないです。

ブログのタイトルにわざわざ「MBAパパ」と冠したのは、せっかくブログを書くならキャッチ―なタイトルにしたいなと思ったことが理由です。なので、単なる子育て日記です。

 

そもそも子育てブログを書こうと思った背景は、僕が生まれ育った環境とはあまりも異なる環境(地理、(家庭の)金銭的な余裕度、両親の学歴等)で子供×2を育てるということについて不安が多いので、こうやってブログと言いう形で記録を付けることで、客観的に、僕の子育てについて整理、反省ができるのではないか。と考えたからです。

 

 

さて、子育てブログなるものは、「どのような子育てをやったか・子育ての考え方」そのものよりも、「誰が書いたか」という点にバリューが出てくると思うので、僕個人の経歴も簡単に晒しておきます:

九州の公立小・中・高 ⇒ 早稲田 ⇒ お勤め ⇒ 欧州MBA ⇒ お勤め(現在)

 ※ 卒業年やどの国のスクールだったかを書くと、簡単に身バレするので、避けておきます(九州公立中高出身の日本人MBA生って、毎年何人誕生してるんでしょう?5人いれば多い方?という母体数の少なさかと思うので)。

 

家族は、2020/4/1時点で、専業主婦の妻、長男(4歳。なんちゃって帰国子女)、長女(0歳)という構成です。

 

ではでは、肩肘張らずに、徒然なるままに、気が向いた時に筆をとりたいと思います。