ばんくすのブログ

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EMクラウンHERO

今期ももう終わりなので需要は無さそうですが
ちょこっと考えてたEMの派生デッキを紹介します

レシピはこんな感じです

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サイドは適当というか試したかったプランを詰め込んだ形になってます。そこについても後述します。

・方針
先行展開でのフレシアダークロウの擁立
またはナチュビ+α

・メインギミックについて
・EM要素
《EMドクロバットジョーカー》《EMモンキーボード》《EMギタートル》《EMリザードロー》《EMペンデュラムマジシャン》の5種類12枚を採用。ペンデュラムギミックを組み込むことでアライブ以外からもダークロウを立てに行ける可能性を高めたり、☆4を安定して多く展開するための足掛かりとして採用しています。

・HERO要素
E・HEROエアーマン》《E・HEROバブルマン》《E・HEROシャドーミスト》《ヒーローアライブ》《E-エマージェンシーコール》《マスクチェンジ》の6種類11枚を採用。先行ダークロウ+フレシアの構えはメインブラックホールの警戒をする必要がほぼほぼない今期の遊戯王において、最強クラスの置物コンビということでダークロウを立てるため+エアーマンの展開力の2点が他にはない魅力であったため採用しています。

・クラウンゼピュロスジゴバイト等
これらは特殊召喚が容易な☆4として活躍してくれます。
《Emトリッククラウン》と《BF-精鋭のゼピュロス》は《ラヴァルバルチェイン》で、《ジゴバイト》は《キングレムリン》で素引をせずとも役目を果たしてくれるのでフレシアに向かうために大きく貢献してくれるカードです。
《BF-精鋭のゼピュロス》はリザードの効果使用後に残っているモンキーボードを回収して三眼差しケア+ハンドモンキーをキープ、という動きができるので個人的にはこのデッキで好きなカード。

・《エキセントリック・デーモン》
後手で通告潰しつつ前のカードもワンチャン捲れるので結構いいカードだなと思って採用してます。☆3なのがたまにネック。

・《グローアップ・バルブ》と《ナチュル・ビースト》
魔法を使えなくしてイージーウィン狙いに行きます

・手札誘発の採択
《エフェクト・ヴェーラー》は《E・HEROバブルマン》との噛み合いもあったり、そもそもチェインでデッキトップを動かしてギターorリザードで防御札を引きに行く動きをするために1枚だけの採用にしようというのは決めていて、あとの誘発は《幽鬼ウサギ》か《増殖するG》で悩んだんですけどEMHERO自体噛み合い要素が強いというところもあって事故を最悪誤魔化せたり、先行展開を弱めてワンチャン返せるようにできる点で優れている《増殖するG》を採択しました。

・サイドボードについて
・《E・HEROクレイマン》+《予想GUY》
E・HEROクレイマン》は《ヒーローアライブ》と《予想GUY》から特殊召喚できる地属性☆4のモンスター。何が言いたいかというとナチュビの素材を用意する難易度を下げる役割を持っています。バルブと違ってクレイマンは素引してもPでケアできるのでいい感じです👌🙆👌

・サイチェン後の手札誘発
《増殖するG》と《エフェクトヴェーラー》の比率を後先で変えたり、見るデッキによって変えていくプランも割と有りかなと思って一応サイドインしてみました

・《霊滅術師カイクウ》
カイクウはノイドや帝の墓地リソースに対して強く干渉していけるカードなのでピンでサイドインさせようかなと考えています。魔法使いで☆4とステータスに恵まれている点も◎

・バリアフォース系
狡猾(フレシア)の影響もあってか罠を置いても召喚時に反応しなければあまり警戒されないのでエアフォースorダストフォースの採用を考えてもいいのかなと感じました。
特にダストフォースはベアトリーチェをひっくり返せるのがかなり強い印象。

・AF系統
相手のPやエクシーズを止められる《アーティファクト-デスサイズ》は竜剣士要素のないこのデッキが時折見せるパワー不足を補えるカードで、打点も22点あり息切れの激しいこのデッキにおいては重要な役割を持てるカードであると言えそうです





ざっくりにはなりましたが
ちょこっとEMクラウンHEROについて
お話できたかなと思います。

改訂でドクロモンキーが制限になった後の
プランも考えているのでぜひ次の更新を乞うご期待下さい!

それでは!

ばんくすドラフト(2016春編)

こんにちは、ばんくすです

店舗予選期間中ではありますが、ドラフトプールを更新したのでメモ程度に画像でプールを貼っておきます~



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今回のドラフトはモンスターのパワーを下げて
魔法罠のパワーを上げて戦闘を介すことでアドバンテージの駆け引きを行うことを意識して組みました

エクストラは要調整だと思います😅😅

それでは今日はこの辺で~~~✋

EM(えんため)マドルチェのおはなし


こんにちは、ばんくすです。


前回の更新(除去ガジェットのミラーマッチについての記事)
http://banks.hatenablog.com/entry/2015/11/28/001542


で年内の更新はおしまいかな、と思っていたのですが
1/1~の新制限が公開されてからEMマドルチェを練っていたので需要があるのかかなり怪しいものの、せっかく使ったのだからという理由で記事にすることにしました。


と思ったんですけど更新出来ず終いで2015年も終わっちゃいました(笑)

それでは

まず初めに何度か使った結果行き着いたレシピを紹介します~
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・デッキのコンセプト、デッキ採択の理由。
《EMモンキーボード》の発売によってこのカード自身の効果を発動することで上スケールの《EMリザードロー》をサーチできるので大抵のデッキはペンデュラム召喚の力を借りて大量展開することが可能になりました。

そこで
その展開力を活かして《ナチュル・ビースト》+αの盤面を先攻で作ろうというのが今回のEMマドルチェのデッキコンセプトになります。
《ナチュル・ビースト》は環境デッキの帝とEMに対して強く、この1枚だけでゲームセットに持っていくことも
できる点に大きな魅力を感じました。

また

最近のトレンドでもある竜剣士ではなくマドルチェを採用したかというと、地属性でかつ✩4のモンスター群であるため《ナチュル・ビースト》の召喚を積極的にとっていけるという点が大きいです。

・メインギミックについて
いつも長々と書いちゃうのでなるべく簡潔に書きます。
基本的にはナチュル・ビーストの召喚を先攻で狙っていくのですが
棒立ちにするとEMの場合は《レスキューラビット》から竜剣士を2枚出しつつエクシーズに繋げられたり《エキセントリック・デーモン》のフィールド効果で解決されたり
帝の場合は下級+上級が揃っていたり、汎神で真源を切りつつ上級を出したりと押し切られてしまうパターンがあるのでサポートするカードを立てる必要があります。
基本的にはホートッケーキ+リザードローorサイココマンダーorネコちゃん🐱で作るエンジネル
または✩4×2で作るジャイアントハンドを相方として添えることになります。
エクストラデッキの採択については後述します。
ここはシンプルに《エフェクトヴェーラー》を添えるのも◎ですね

✩EMギミックの採用
EMギミックを採用したのはペンデュラム召喚による大量展開の狙いがあったからです。
マドルチェ要素は通常召喚を起点にアクションを起こす必要があるものが多いので、手札にモンスターを溜め込みすぎると溢れて1ターンに1度の召喚権では消化できなくなります。ですから、その弱点を解消するために組み込んでいます。

✩緊急テレポート+サイキック族の採用
今回は《緊急テレポート》を3枚と✩1チューナーの《リ・バイブル》と✩3チューナーの《サイコ・コマンダー》を各1枚ずつ採用しています。
《リ・バイブル》は地属性の為《ナチュル・ビースト》召喚へ利用され、《サイコ・コマンダー》は✩4モンスター(《EMドクロバットジョーカー》だとペンデュラムで再利用できます)と共に《ブラックローズ・ドラゴン》で盤面をリセットさせられます。

✩妨害カードの採択
当初は《御前試合》を採用していたんですが《ツインツイスター》があまりにも流行っているので、メインは破壊されるリスクを《強制脱出装置》のみに絞って《エフェクト・ヴェーラー》ら手札誘発で妨害することにしました。

エクストラデッキについて
特筆すべきカードのみ説明していきます。
《レッドデーモンズ・ドラゴン・スカーライト》
・採用理由はダメージを入れられる点と効果を使った後に自分以外も攻撃宣言できる点、横向きのダイナスターやベアトリーチェを消してからバトルに向かえるという点が類似した効果を持つ閻魔竜より優れていたからです。
《メリアスの木霊》
・ペンデュラムした時に場に浮いたミィルフィーヤや《サイコ・コマンダー》でエクシーズしてバルブを落とせたり、純粋に《ナチュル・ビースト》に向かえる選択肢を増やす役割を持っています
✩サイドボードについて
《EMウィップバイパー》
・帝を1枚で処理できてペンデュラムor召喚権が残っている時は烈旋もケアできます。エクストラに採用されている《キングレムリン》でもサーチできます◎
ハンド各種
・割と万能で、ペンデュラムでも出せたり罠を踏みに行けたりと現環境では長所を生かせる環境だと思います。



こんなところでしょうか?
また長々と書いてしまいました(・_・;)
それでは今回はこの辺で~
いつも見て頂いてるみなさん今年もよろしくお願いします!
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除去ガジェットでミラーマッチ

こんにちは、お久しぶりです。エビ中にハマってるばんくすです。
早いことにもう年末で今年も残すところ僅かになりました~。

最近、遊戯王プレイヤーの間ではゲートボール(過去の制限改訂とその当時のカードプールに合わせたデッキを構築して遊戯王をすること)という新しいやり口での遊戯王が話題になってますが、今回はゲートボールではなくミラーマッチ~除去ガジェット編~についてご紹介したいと思います!

除去ガジェット(通称・除去ガジェ)とは《グリーン・ガジェット》《イエロー・ガジェット》《レッド・ガジェット》を主軸にして後続を手札に作りつつ、その打点の低さを《地砕き》や《次元幽閉》などの除去カードによって補うデッキです。過去の環境でも頭角を現していて、デッキ自体は今から10年前の2005年頃に確立されています。  
またひとくちに除去ガジェと言われがちではありますが、王宮の弾圧でメタをする《弾圧ガジェ》にはじまり、フォッシルダイナパキケファロを搭載した《パキケガジェ》ストラクチャーデッキ登場後はマシンナーズをメインギミックに取り入れた《マシンガジェ》など様々な派生も存在しています。

今回は割と古い環境で猛威を振るった除去ガジェをベースにXYZと比較的新しいカードを取り入れたレシピを考えてみましたのでご紹介します。


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・デッキ解説
・モンスター
6ガジェをベースにサイカリの要素とブレイカーを入れています。

サイバー・ドラゴン》はこのデッキ最高打点で戦闘だけでなく、フィールドの機械族を吸い込んで2000点以上に変換しつつ除去も行えるスーパーなカードでテンポを生み出す上でも大きな役割を持っています。

次に《死霊騎士デスカリバー・ナイト》についてですが、このカードは先述した《サイバー・ドラゴン》とは違って先出ししていく役割と後出しで後追い(後追いについては後で詳しく説明します)を崩す役割を持っています。

《魔導戦士ブレイカー》は主に罠を踏んだり、すべてのガジェに対して打点で優位が取れているのでガジェの戦闘破壊を狙っていく役割を持っています。

・魔法
《ナイトショット》《大嵐》
後ろを割るカードになります。ブレイカーと合わせてバック除去は7枚搭載。

《地砕き》《ブラックホール
こちらのカードは前のカードをどかすために入っています。除去の基本。

《強欲で謙虚な壺》
ターン中の特殊召喚制限が付きますが、3枚の中から1枚選んでピックできるのは安定したガジェにさらなる安定感を与えてくれます。

《月の書》《死者蘇生》
《月の書》は相手のカウンター付き《魔導戦士ブレイカー》を寝かしたり、《キメラティック・フォートレスドラゴン》狙いで出てきた《サイバー・ドラゴン》を寝かせらる除去カードとは使い方がひと味違うカード。
《死者蘇生》は説明不要のカードですね~。

・罠カード
《ダスト・シュート》
甲虫装機環境の頃までは環境でよく見かけた懐かしい1枚。
禁止カードにふさわしい効果を持ってます。

次元幽閉》《聖なるバリア- ミラーフォース -》
罠の除去カード。攻撃反応なので《魔導戦士ブレイカー》や《ナイトショット》で簡単に破壊されてしまいますが、伏せ除去のない状態でモンスターに当てれるとかなり強いです◎◎◎

《破壊輪》
こちらはフリーチェーンの除去カード。モンスター除去しつつ点数も稼げます。

《奈落の落とし穴》
召喚反応の除去カード。肝心のガジェには打てないので使いどころを考えたい1枚。

《神の警告》《神の宣告》
今でも現役の最強罠。説明不要ですね。

・エクストラカード

《キメラティック・フォートレスドラゴン》
サイバー・ドラゴン》を除去カードに変換できます。

《カチコチドラゴン》
2100点×2回攻撃の効果を持つカード。《サイバー・ドラゴン》は超えられない。

《イビリチュア・メロウガイスト》
初期のXYZモンスター。これまた《サイバー・ドラゴン》は超えられない。

《ガガガガンマン》
縦にすると4体融合で出てきた《キメラティック・フォートレスドラゴン》以外は倒せます。
横にすると800点与えてゲームを〆。

《ジェムナイト・パール》
素打点は最強。それだけ。

《No39 希望皇ホープ》
打点が2500としっかりしていてゲームを遅らせられる効果を持つ。

《ダイガスタ・エメラル》
リソースを回復できます。貪欲が入っていないので重要な役割を持ってます。

《発条機雷ゼンマイオー》
擬似月の書効果持ち。

《No50 ブラック・コーン号》
メインのモンスターなら全て処理しつつ1000点入れられます、強い。 

・サイドボード
どうでもいいんですが3×5にしてます。
今回はハイランダーヒロビミラーとは異なってマッチ戦想定でサイドボードを作ってます。

単純に伏せ除去として機能させるだけでなく、赤ガジェ横と見せかけられたり駆け引きも出来るカード。

《フォッシルダイナパキケファロ》
表になった時特殊召喚されたモンスターを全体除去できます。
特殊召喚封じは《サイバー・ドラゴン》→《キメラティック・フォートレスドラゴン》の流れを防げたり。

《エネミーコントローラー》
戦闘補助に加えて使い終わったガジェやブレイカーで相手のモンスターをパクったり、コンバットトリックに使える万能速攻魔法。

《収縮》
昔ながらの戦闘補助カード。《イエロー・ガジェット》も2400点まで処理できるように。

《落とし穴》
ガジェに打つと相手がアドバンテージ+1になるのでその他の9枚に打ちたいカード。
テンポを崩せるので序盤には重宝しそうです。

・プレイ編
   【同色追い】
ガジェミラーの同色追いとは

相手グリーン出してダイレクト→返しに自分グリーンで相打ち
相手レッド出してダイレクト→返しに自分レッドで相打ち
相手イエロー出して……

といったガジェットモンスターの交換を繰り返すことを指すのですが、これが成立すると先にガジェットをフィールドに出した側のプレイヤーがライフ的に優位をとることができるので覚えておいて損は無いプレイだと思います。例え同色追いが解決されたとしても相手に+でカードを消費させたり(こちらはガジェの召喚で+1枚のアドバンテージを獲得しているが、相手はガジェに加えて除去カードを要求される)相手のプレイの幅を意図的に狭められることが可能です。

アドバンテージを失うことなくこの同色追いを解決するカードがメインにあるガジェ以外のモンスターカードだったりします。

   【色の使い方】
ガジェットモンスターが初手に被った時などはステータスを気にして消費していくことが必要になります。

《イエロー・ガジェット》から動くと手札に《グリーン・ガジェット》を確定することができ、相手がどのガジェットを初動にしても戦闘破壊を狙えるメリットがあり、《グリーン・ガジェット》から動くとガジェット最高打点のためイエローとレッドから動かれても弱い動きにさせられ、グリーンを出されても同色追いを成立させられるメリットがあります。一方《レッド・ガジェット》は守備が15あるので裏守備で入られるとガジェットモンスターでは突破できなくさせられる+除去を打たさせるというメリットがあります。


今回はこのあたりにしておこうと思います。

皆さんもプレイング、アドバンテージの概念、ライフ、リソース管理など古き良き遊戯王の形を体現しているガジェットミラーを是非お楽しみください!

ありがとうございました!

ハイランダーヒロビミラー

どうもこんにちは、ばんくすです。

カジュアルに遊戯王をやる方法としてドラフトをこのブログでも取り上げたりしましたが、今回は統一デッキを使用したミラーマッチのご紹介をしたいと思います。

デッキレシピを統一したミラーマッチというと04環境(スタンダード)や旋風BF(旋風3や弾圧が投入されている構築)が連想されますが、今回“ ハイランダーヒロビ ”でのミラーマッチを新しく提案したいと思います。

THE LOST MUILLENNIUM で初登場、テーマ化されたHEROは専用のサポートカードが多く1枚1枚のカードパワーがしっかりしているため、今日に至るまでの環境で度々頭角を表しています。またヒーロービートやマスクヒーロー、融合HEROなどデッキの派生も多くバラエティに富んでいるが故に今回は敢えてハイランダーという形で構築をしてみました(ハイランダーとはデッキに入れるカードを1種類1枚に絞った構築のことを指します)

ルールは普段のマッチ形式ではなく、各プレイヤーが先攻/後攻を1回ずつの2デュエルを基本単位としてサイドチェンジはないものとします。

ハイランダーヒロビのレシピがこちらになります。



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(ADSを滅多に使わないので、今回初めてレシピの画像化にガッチャログ.jpを使用してみました)

・デッキ解説

基本的にHEROの代表的なデッキタイプである“ ヒーロービート ”を主体に“ マスクヒーロー ”と“ 融合HERO ”の要素を混ぜ合わせたレシピになっています。
モンスター:魔法:罠の割合は10:20:10です。

・モンスターについて

ハイランダーのため、HEROの枚数は4とかなり少なめですが《召喚僧サモンプリースト》《ヒーローアライブ》や《魔装戦士ドラゴディウス》《増援》《E‐エマージェンシーコール》でリクルート、サーチすることが可能な上に不確定ではあるものの《カードカーD》や《増殖するG》《強欲で謙虚な壺》の効果で手札に引き込むこともできるので相手のモンスター除去を上手く避けながらゲームを進められるとモンスターが少ないと感じることはそう多くないはずです。

モンスター除去は神系統を含めて9+2(《洗脳‐ブレインズコントロール》と《精神操作》は実質除去札なので+2としてカウントしています)と多めですが、モンスターとしてカウントできる手札誘発、《カードカーD》以外のカードが7枚と蘇生系統のカードが3枚あるので実質モンスターカードの枚数が除去カードを上回っています。

・魔法カードについて

現在禁止カードの《洗脳‐ブレインズコントロール》や《大嵐》をはじめ、制限カードの《貪欲な壺》《超融合》《増援》《死者蘇生》とカードパワーの高い魔法カードをメインに、マスクチェンジシリーズや禁じられたシリーズ、デュアルスパークや月の書など小回りの利くカードも収録しています。
特に小回りの利く速攻魔法カードはコンバットトリックを決めたり、ブラフとして本命の罠のように見せるなど役割が非常に多く、時にはカードパワーの高い通常魔法よりも重要な場面も存在します。

・罠カードについて

無効系2枚、蘇生系2枚、除去&妨害系6枚の割合です。
特筆することは無いですが、このヒロビミラーでの罠読み合いと罠の当て方はかなり重要で、ハイランダーのミラーゲームということもあり伏せているカードが何であるかおおよそ検討付けることが決して難しくないです。
そこでいかにブラフを本命の罠のように偽装するか、そしてどのようにして本命の罠を確実にぶつけるかという点がこのミラーマッチにおいての最も重要なポイントのひとつでしょう。

・Exデッキについて

融合で出てくるHEROが5属性5種類、マスクチェンジで出てくるHEROが4属性4種類、Rank4エクシーズが5種類、それに加えて☆5シンクロの《A・O・J カタストル》の15枚。
融合で出てくるHEROは炎のカードを採用していないため《E・HERO ノヴァマスター》の採用も同時に見送っています。
Rank4枠のカードの役割については《ガガガガンマン》が〆の役割《HC‐エクスカリバー》が打点で超えるための役割、《No.103 神葬令嬢ラグナゼロ》が禁じられたシリーズとのコンビネーションに加えて《E・HERO theシャイニング》や《E・HERO エスクリダオ》《HC‐エクスカリバー》を処理する役割、《ダイガスタエメラル》がお手軽リソース回復の役割、《ラヴァルバルチェイン》が蘇生したいカードや《E・HEROシャドーミスト》を落としたり、トップを操作する役割を担っています。

・サイドボードについて

このゲームは最初で触れたようにサイドチェンジの概念がないので基本的にサイドボードのカードはメインデッキの調整用のカードを入れているだけになります。ここでサイドボードのカードを使った調整を簡単に書いておきます。

・《フォトンスラッシャー》

モンスターが足りないな、と思った時に採用します。
打点も21と下級で最も高く戦士族なので増援のサーチ範囲内で、エクシーズの素材にすると《HC‐エクスカリバー》になれます。

・《シャドールドラゴン》

リバース効果は大型を処理できる良い効果で、もうひとつの効果により墓地に行った時の効果は《ラヴァルバルチェイン》や後述する《おろかな埋葬》が使いやすく、《マスクチェンジセカンド》を合わせると相手の魔法罠を破壊しつつ《M・HERO ダークロウ》を特殊召喚できます。
打点が19とメインでは《E・HERO アナザーネオス》に並んで最も高い下級の1枚です。

・《エキセントリックデーモン》

スケールに置いて《魔装戦士ドラゴディウス》と共にペンデュラムしたり魔法罠を破壊したり、通常召喚して大型モンスターを処理したりと役割を多く持つことが出来るカードです。

・《ヴェルズマンドラゴ》
先ほど挙げた《フォトンスラッシャー》より打点は低いものの効果は後から追加して出せる可能性を持っていたり、《マスクチェンジセカンド》で《M・HERO ダークロウ》になれるなど別のメリットを持っています。

※モンスターは基本的に《ゴブリンドバーグ》と《カードカーD》の枠を入れ替えます。

・《おろかな埋葬
E・HERO シャドーミスト》と《シャドールドラゴン》を状況に応じて落とせます。
《シャドールドラゴン》を検討する時はぜひとも一緒に入れたいカードです。
《月の書》と入れ替えましょう。

・《エネミーコントローラー》
《デュアルスパーク》のようにコンバットトリックを狙えたり、そもそも効果をふたつ内蔵している速攻魔法カードということでとても使いやすくこのゲーム向きのカードだと思います。
《洗脳‐ブレインズコントロール》と入れ替えるとパワーのバランスが良くなります。

・《融合解除》
ダメージを取りにいく時や、《E・HERO エアーマン》《E・HERO シャドーミスト》を再利用する攻め手のカードとしての役割と融合で出てきた大型を消せる守備的な役割を兼ね備えています。
適当な速攻魔法と入れ替えると良いと思います。

・《方舟の選別》
神と違ってライフコストが軽くアライブの邪魔をしないところが〇
入れ替えるなら《神の警告》《次元幽閉》でしょうか。

・《ギャクタン》
カウンターで神と《方舟の選別》を無効にできる点が他にはないメリットのように感じます。
《デモンズチェーン》が入れ替えるべきカードですかね。

・《くず鉄のかかし》
入れるか入れないか難しいカードです。
除去されて盤面のモンスターが壊滅しないように1枚ずつ慎重に出していく、というプレイングをするかしないかのかけき引きが生まれるのは面白そうですが、ただただ面倒くさいカードにもなりうるので慣れてきたら試しても良さそうです。
ここも入れ替えるなら《デモンズチェーン》っぽいです。

・《マインドクラッシュ》
サーチカードが多い構築なので打ちどころはかなり多いと思いますが、先行で引くと先行ゲーを助長させかねないのでこれも入れるか入れないかの扱いが難しいカードの1枚として捉えています。

・《神の忠告》
神系統を増やしたいのならどうぞ、天罰効果がついてる点で《神の警告》や《方舟の選別》とは差をつけられます。

・《M・HERO ダイアン》
《増殖するG》《カードカーD》に《マスクチェンジセカンド》を合わせてこのカードを作り、効果で《E・HERO シャドーミスト》から《マスクチェンジ》をサーチして《M・HERO ダークロウ》になれる動きはかなり綺麗です。
使用頻度の低い《M・HERO 光牙》か《E・HERO ガイア》と入れ替えたいところ。

・《V・HERO アドレイション》
《融合》と《超融合》でしか出せないのでお好みでって感じですかね。
入れ替えるのは《M・HERO ダイアン》と同じでいいと思います。

・《キングレムリン
《カゲトカゲ》や《EM ヴィップバイパー》を入れることがあれば検討してもいいカードだと思います。
《ガガガガンマン》と入れ替えてよさそうです。


今回は新しい遊戯王の“ カタチ ”を提案させて頂きました。
今後このブログにおいてもミラーマッチについては記事にしていくつもりです。


長々と読んでいただきありがとうございました。ではこの辺で失礼します。

ばんくすドラフト(2015年秋編)

こんにちは、Banks(ばんくす)です。

ここ数弾、遊戯王ではパワーカードが何枚も世に送り出されるといった事態が起きていたり、制限改訂でも環境トップのテーマが規制されなかったりと地雷デッカー、ファンデッカーには厳しいシーズンが続いています。

そこで遊戯王の“キューブドラフト”に挑戦することにし、プールを組んでみました
以下がプールになります。メモ感覚で公開しておきます。

《レベル1》
ガード・オブ・フレムベルx2
スポーアx2
クリボーx3
レベル・スティーラーx3
リ・バイブルx3
D.D.クロウx4

《レベル2》
またたびキャットx1
EMヒックリカエルx1
ゾンビキャリアx2
ライトロード・ハンターライコウx3

《レベル3》
デスコアラx1
デスウォンバットx1
ローンファイアブロッサムx2
極性獣ダングリスニx2
Xセイバーエアベルンx2
カードガンナーx2
クリッターx3
BF疾風のゲイルx3
魔界発現世行きデスガイドx3
ダンディライオンx3
ジャンクシンクロンx3
マスマティシャンx3

《レベル4》
E・HERO フォレストマンx1
E・HERO バブルマンx1
E・HERO アナザーネオスx2
E・HERO シャドーミストx2
EM ドクロバットジョーカーx2
EM ヘイタイガーx2
EM シルバークロウx2
ゾンビマスターx2
ピラミッドタートルx2
レスキューキャットx2
魔装戦士ドラゴディウスx2
キラートマトx2
聖刻竜 ドラゴンゲイヴx2
シャドールドラゴンx2
アレキサンドライトドラゴンx2
オネストx3
ライトロードパラディンジェインx3
稲荷火x3
異次元の女戦士x3
E・HERO エアーマンx3
巨大ネズミx3
馬頭鬼x3
デブリドラゴンx3
カメンレオンx3
ジゴバイトx3
デーモンイーターx3
終末の騎士x3
シャインエンジェルx4
カゲトカゲx4
ジェムナイトガネットx4
ライトロードマジシャンライラx4
次元合成師x4

《レベル5》
EM パートナーガx2
シャドールビーストx2
サイバードラゴンx3
雷帝ザボルグx3

《レベル6》
龍骨鬼x1
カースオブヴァンパイアx2
ライトパルサードラゴンx2
カオスソーサラーx3
イリュージョンスナッチx3
炎帝テスタロスx3
氷帝メビウスx3
邪帝ガイウスx4

《レベル7》
巖征竜レドックスx3
森の番人グリーンバブーンx3

《レベル8》
椿姫ティタニアルx2

《レベル10》
トラゴエディアx3

魔法
《1枚》
心変わり
勝利の方程式
生還の宝札
マスクチェンジ
ミラクルフュージョン
魂写の同化
強欲な壺
ライトニングボルデックス
早すぎた埋葬
ブラックホール
洗脳ブレインズコントロール
未来融合フューチャーフュージョン

《2枚》
闇の誘惑
光の援軍
マスクチェンジセカンド
ビックバンシュート
月の書
地砕き
シンクロヒーロー
帝王の列旋
手札抹殺
DDR
融合
戦士の生還
招集の聖刻印
精神操作
大嵐

《3枚》
禁じられた聖槍
地割れ
増援
サイクロン
エネミーコントローラー


《1枚》
闇のデッキ破壊ウイルス
くず鉄のかかし
サンダーボトル
死霊の巣
豪炎のバリア ファイアフォース
デモンズチェーン
イタチの大爆発
奈落の落とし穴
激流葬
強制脱出装置
聖なるバリア ミラーフォース
破壊輪

《2枚》
ギャクタン
次元幽閉
深淵のスタングレイ
鳳凰の爆風
盗賊の七つ道具
落とし穴
ピンポイントガード
神の宣告
天罰
深黒の落とし穴
強制退出装置
カースオブスタチュー
ソウルオブスタチュー
リミットリバース
落ち影の蠢き

《3枚》
リビングデッドの呼び声
鎖付きブーメラン
炸裂装甲
砂塵の大竜巻

《4枚》
万能地雷グレイモヤ
神の警告
強化蘇生

Ex
《融合》
M・HERO 剛火
M・HERO 光牙
M・HERO ヴェイパー
M・HERO カミカゼ
キメラテックフォートレスドラゴン
エルシャドールネフェリム
キメラテックランページドラゴン
E・HERO シャイニング
E・HERO エスクリダオ
重装機甲 パンツァードラゴン

《エクシーズ》
森羅の姫芽宮
ガチガチガンテツ
グレンザウルス
潜行母艦 エアロシャーク
No17 リバイスドラゴン
ラヴァルバルチェインx2
交響魔人マエストロークx2
キングレムリンx2
カチコチドラゴン
インヴェルズローチ
ガガガサムライ
ヴェルズウロボロス
HCエクスカリバー
武人帝ツクヨミ
No106 ジャイアントハンド
始祖の守護者ティラス
甲虫装機エクサスタッグ
ガンドレットシューター
セイクリッド・トレミスM7
甲虫装機エクサビートル
No95 ギャラクシーアイズダークマター


《シンクロ》
アームズエイド
マジカルアンドロイド
スカーウォーリアx2
TGハイパーライブラリアン
ゴヨウチェイサー
A・O・Jカタストル
グラヴィティーウォーリア
メタファイズホルスドラゴン
HSR魔剣ダーマ
超念導体ビヒーマス
獣神ヴァルカン
甲化鎧骨格
オッドアイメテオバーストドラゴン
クリアウィングシンクロドラゴン
スクラップデスデーモン
パワーツールドラゴン
ブラックローズドラゴンx2
クリムゾンブレンダー
レッドデーモンズドラゴン
レッドデーモンズドラゴンスカーライト
メンタルスフィアデーモン
スクラップドラゴン
スターダストドラゴン
氷結界の龍トリシューラ

以上のメインプール300枚、Exプール60枚で6人行っています。