フランチャイズへ転職を考えている方へ

正社員を退職して日雇い派遣へ転落。現役40代フランチャイズオーナー&キャリアカウンセラーからの人生ターニングポイント講座です。

【日雇い派遣5・謝罪編】コミュニケーション障害(コミュ障)を持ったスタッフ

こんにちは。Blrivです。

 

本日、私のFCの店舗でクレームが発生しました。

 

店舗には私と30代後半の男性スタッフで本日の勤務だったのですが、私がそのスタッフと立ちながら相談をしているといつもの常連さんの女性が入ってきました。

 

「あ、○○さんこんにちは!」と私が挨拶をすると烈火のごとく怒り「Blrivさん!昨日のこの店にいたスタッフ本当に最悪だったわよ!」。

 

するとその女性が私と相談していた男性スタッフを見て「おい!そこのお前だよ!何しれっと私を見ないで無視してんだよ!何だあの言い方は!!!」江戸っ子気質の女性なので言葉はきついのですがとても良い方で、ここまで怒る姿は見たことがありません。

 

私は昨日休暇中であり、その男性スタッフが1人でシフトした日のために何が起こったのかが全くわかりません。男性スタッフは「そんな言い方はしていませんが」と女性の方にさらに食って掛かりました。そのまま女性から「Blrivさん、ちょっと一緒に外に出て」。

 

そこで「アイツ本当にやばいぞ。昨日やりとりの中で突然キレだして私に罵声浴びてきたし。アイツがいる間は当分この店には来ないから!!!」女性が店舗を出た後に男性スタッフに事情を聞くと「いえ、あの人の言い方がよく分からなかったですし、私はそのような罵声を言っていません」。

 

よくよく調べると女性の意図が汲み取れなかったようで、男性スタッフの対応が間違っていたのです。実は何を言いたい内容なのかと言いますと、この男性スタッフは「コミュニケーション障害」を持つスタッフなのです。

 

このスタッフが一人で店舗にシフトする際は何かしらクレームが多く、翌日内容をヒアリングするとほぼ自分は悪くない、悪いのはお客さんだ、と言う言い訳で終わります。私がいない間にどれだけのお客様を失っているのか、という不安がいつもあります。

 

「コミュニケーション障害」にも様々な定義がありますが、おおむね

 

・言葉を相手に伝わるように発声することが困難である
・すらすら、止まらずに話すことが困難である
・他の人と円滑に会話することが困難である
・相手の話していることを上手くくみ取ることが困難である
・正しい言葉の使い方をすることが困難である

 

のようです。

 

今現在、私は若い方を就職させるための就労支援施設にも講師としておりますが、この施設にはいわゆる発達障害の方が多く、私はそこで初めて「コミュニケーション障害」のことも知りました。このような方々もおられるんだなと。

 

日雇い派遣をしていた15年前ほど、大変失礼ながら一緒にその日シフトした日雇いの方々を見て「なんでこんな事ができないの?」「上手く責任者に話せばいいのに」と常々私、日雇い派遣者を下に見ていました。

 

自分も同じ日雇い派遣だったわけですが、最近までスーツを着て正社員として勤務してきた自負と、そのシフトしている人の身なりを見てどこか小バカにしていたのです。今思えば恐らく「コミュニケーション障害」を持った方々もいたのではないかと思っています。

 

しかしあれから就労支援施設の講師にもなってから考えが変わりました。親から暴力(DV)を受けてコミュニケーションが出来なくなった、様々な理由で引きこもりになってしまって人と会うのが怖い。でもそんな方々が施設に来るのは働きたいわけで、まずは職場体験などから参加してコミュニケーション力を回復してもらっています。

 

ウチの男性スタッフを今後どうしていくのかは難しいところなのですが、FC事業をしている私としては常連のお客様が少なくなるのは死活問題です。実際は雇用してみなければその人の性格は分からないのですが、採用をしたのは私の責任であります。

 

しかし採用では履歴書で職歴は確認出来ても性格までは分かりません。面接で「あなた、過去に精神関連で通院履歴ありますか?」など聞くことは出来ません。本当に人材の採用は大変です、、、

 

あらためて本日のクレームで15年前の日雇い派遣の皆さんのことを思い出してしまいました。そして

 

【ポイント】

当時、私も同じ日雇いだったのに一緒にシフトしていた皆さん、小バカにして本当に申し訳ございませんでした。謝罪いたします。

 

以上、次回もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 

 

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【日雇い派遣4(しめ縄編)】パラレルワークという働き方。50代男性を見て思ったこと。

こんにちは。Blrivです。

 

前回の日雇い派遣の続きです。

 

集合駅からまっすぐ10名の集団で現場に向かいました。徒歩15分ほど掛かりました。そしてそのまま倉庫の中で待機。就業が開始されるまで何の仕事をするのかが全く知らされていません。するとその現場の責任者でしょうか、20代位の若い男性が突然に

 

「おーい派遣、ちょっとこっちこい!」

 

当然ですが初対面で名前もお互いわかりませんから仕方ないのですが、「派遣と呼ぶかー」と思ってしまいました。

 

そのままその責任者に誘導されて場所を移動するとたくさんの樽が置いてあります。なんだろう?と思っていると「派遣、今日はしめ縄巻いてもらうから」。

 

「しめなわ?」

 

そう注連縄(しめ縄)。この樽の周りに巻いている縄、しめ縄です。

 

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何か祝い事で、例えば道路の開通やお店オープン時に「よいしょおっ!!!」といってみんなで鏡割りをするあの樽の周りの縄です。

 

「いいかー、しめ縄を結ってひたすら樽に結べ!!!」

 

2人一組で作業することになり、じゃんけんで私のパートナーは50代の男性でした。細い縄がたくさん用意されており、これを2人で結わいていくんです。ねじり棒のように。すごい力がいるんです。最初の1本目で

 

「やばい、もう帰りたい、、、」

 

ねじり棒のしめ縄を作りこれをまた2人で樽にセットする。これで鏡割り用の樽は完成です。1個当たり作るのに2時間程度で作ったのですが、

 

「派遣、遅えーよ!1時間以内で作れよ!!!」

 

と言われました。

 

続いて2個目の制作。もうこの時点で腕が震えております。痙攣(けいれん)です。アルコール中毒のように。16連打が出来そうでした。私はまだ当時30代半ばでしたのでまだ体力的に1日は持つかと思えたのですが、パートナーの50代の方はすごく辛そうで、額には汗がびっしょり、服も後ろ側が汗で濡れていました。

 

しかし同情はしていられません。お金のためです。2個目の制作にかかります。しかし2個目になると手が痙攣していますから、さらに作業スピードが落ちます。パートナーの作業スピードが落ち2時間30分程かかりました。すると責任者がパートナーに

 

「何やってんだ!このドアホっ!!!」

 

ドアホ、、、。アホは昔ジョークで「アホですね~」と言われたことがありましたが、生ドアホは初めてそのとき聞きました。パートナーは下を向きながら謝っていました。そしてお昼休憩の時間。私はおにぎりだったのですが、そのおにぎりを一度落としてしまいました。痙攣のために。それでも3秒ルールで無かったことにして食べました。

 

日雇い派遣はほぼ初対面が多いですから会話はありません。みな黙々とお腹に食べ物を入れています。悲壮感が漂っています。中にはペットボトルの水だけの人もいます。お昼ご飯が買えないわけです。パートナーは水とパン1個でした。そして10名は午後からの戦いに向けて戦闘態勢を整えています。当時の日給6,400円のために。みな既にお昼ご飯代で数百円は消えている。バックレるわけにはいかない。やるしかない。

 

そして午後からの作業が開始。3個、4個、5個と作っていくともうランナーズハイのようになってきまして「なんかもういいや~誰か俺を殺してくれ~」。そしてだんだん悪の心が芽生えまして「そもそも樽にしめ縄がいるのか!」と思うようになりました。パートナーも目がイッてしまっています。

 

最後にはその責任者に「お前をしめてやりますよぉ~」なんて心の中でラリッてしまいました。しめ縄だけに。そして定時で作業を終えるとパートナーとは戦友のような感じで「お互いがんばりましたね」と挨拶。エンディングにロッキーのテーマが心の中に流れてしまいました。川口探検隊のように。

 

戦友ですから駅までの帰り道に聞いてみました。なぜ日雇い派遣をされているのですか?と尋ねると「勤めていた会社の業績が落ちてね、真っ先にリストラされたんだよ。自分これといって何もできないから。で中々就職できないから家のローンもあって。妻も出て行ったよ。あはは」

 

自分は今FC事業を行っていますが、借金を抱えて経営の仕方間違ったなぁと今でも後悔しているところが多々あります。数年前まで周りがうらやましく思えていました。自分は賃貸ですが持ち家で子供がいて車に乗っているたくさんの家族。私の店の目の前を休日に手を繋いで仲良く歩く家族。「あの時正社員を辞めてなければこうなれたのかも、、、」

 

でも私はキャリアカウンセラーとして思うのですが1つのスキルだけ、その会社に永遠に勤務する時代は終わっており、数年前から提唱されている「パラレルワーク」の時代だと思っています。

 

freeconsultant.jp

 

副業のようなニュアンスですがつまりWワーク、トリプルワークなど、1つのスキルだけでは無く、多くの強みのスキルをたくさん持ちましょうという考え方です。

 

株の取引や財テクが得意ならそれでも良いスキルなわけです。私の友人は似顔絵がとても得意でメルカリ等のフリマで「写真送ってくれれば似顔絵作りますよー。」と集客して結構なお客さんを集めています。

 

私はFC事業で赤字に転落して借金を抱えたことから副業を目指して、後述となりますが現在就職に関するセミナー講師や、登録制なのですがその方それぞれ希望の要望にお答えする便利屋のようなことも始めています。今、一つのスキルだけで定年を迎えて退職後、その先をどうするのか。

 

私は今40代半ばですがFC事業の失敗経験から50代、60代でも何とか生きていける自信が少しつきました。現在家族で幸せに過ごしている方は多いと思いますが、自分はこの時間は老後のためにやっているのだと思うようになりました。

 

今、幸せに暮らしている方を否定しているわけではありません。そう自分には言い聞かせました。年金って恐らく数十年後は支払われない可能性がありますし、今からもっと財テクやスキルを身につけていきたいと考えています。

 

経営の失敗から新たな価値を模索できました。50代男性の日雇い派遣の方、当時は終身雇用の時代でしたからまさかリストラにはならないと思っていたと思います。あれから約15年、その方どうしているのでしょうか?駅で別れたとき、その方の疲れた背中が今でも忘れられません。

 

【ポイント】

誰でも人生失敗しています。その中から次に活かすヒントがあります。人間、考えることを止めたらアウトです。

 

以上、次回もどうぞ宜しくお願いいたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【日雇い派遣3】人生スキルを重ねて味のある顔を創るべきです。

 

こんにちは。Blrivです。

 

前回では無事日雇い派遣登録も終わり、何年振りかの日雇い派遣。多少ワクワク感は当時ありました。既にその時は無職の身ですから詳細な仕事も聞かずに即やります!と返事をした私。

 

日雇い派遣の場合、どこかで一度集合してから現地に向かうわけですが、大抵は駅の改札口。その駅に向かうと一種威容な集団が集まっています「あれだ、、、」。

 

見たことがある方もおられるかと思いますが、なぜか負のオーラをまとった集団です。背中にリュックを背負い、意味不明なロゴのあるTシャツ、美少女アニメの缶バッチを帽子に付けていたり。「この人達と1日仕事するのか、、、」と思ってしまいました。

 

日雇い派遣では必ずその集団の中には点呼を取るリーダー的な方がいるのですが、私がその集団に近づき「日雇いで来たBlrivと言いますが」と話すと女性のリーダーが「はい、お待ちしていました」と。その時、えっ?と思いました。

 

歯が無い、、、

 

そう、女性で前歯が上下2本無いのです。歯抜けです天才バカボンで言うところのレレレのおじさんです。歯抜けの奥に見える黒い空間に吸い込まれそうなブラックホールを見ました。

 

年齢も自分より若そうなのですが、やはり歯が無いのです。しかもタバコを吸うのでしょうか。歯が真っ黄色なんです。日雇い派遣をされたことのある方、このような人が現場にいませんでしたか?

 

自分、当時は勝手なイメージではありますが女性は化粧をして外見を綺麗にしているものだと思っていました。派遣会社のマネージャー時代は営業先の女性はスーツを着たキャリアウーマンが多く、私が担当していた30名の派遣スタッフの女性も、外見は綺麗にしていました。またこう思ってしまいました、

 

こうはなりたくない、、、と。

 

ネットで調べたのですが、低所得者ほど収入が少ないため栄養のある食事ができず、体調不良に陥り、歯が抜けることもあるとありました。ですが歯ってそんな簡単に抜けるのかな。。。

 

私はFCオーナーですので不定期ですがアルバイトのスタッフ採用を行います。やはり仕事が出来そうな方は目つきなど既に顔付きが違います。イケメンや美人さんである必要はないのです。第一印象の外見は重要だと思っています。

 

私がまだ新人の営業マンとして会社にいたころ、ある社長からこう言われたことがありました

 

「君は顔を見るとまだ若いだろ?経験も少ないようだし。そんな人からは買わないよ。もっと顔を老けさせなさい」と。いきなり老け顔になるわけではないのですが、確かに新人のような営業からは買うのはちょっと不安かな、と思われていたようです。

 

私のFCの店は外から店内が覗きやすく、頻繁に営業マンが飛び込んできます。作業を中断されるのでイライラするのですが、飛び込みしやすい分、新人営業マンが多く、その時の社長に言われた言葉が今になってわかります。今40代半ばの私ですが、失礼ですが25年営業をしてきた私からすると、その新人営業マン達のトークがとても笑えます。

 

「え~私求人広告の営業の○○と申しますが、今なら30%OFFキャンペーン」をしていまして~(いつでもやってんだろ)

「いきなりですが、○ンバのようなロボット掃除機を差し上げてます。もらってくれませんか?(あなた、ウォーターサーバーの営業でしょ)

「え~○○証券の者です。オーストラリアドルが有利で~」(お前がやれよ)

「今なら積み立てや保険がお安くできるんです」(信頼関係の無いお前と保険の見直しは無い)

 

上げたらキリが無いのですが飛び込みしやすい立地な分、ほぼ新人営業マンで皆さん顔が若い。新卒のようなのですがやはり顔つきからして信用ができません。

 

やはり苦労をしてきた方は、第一印象で全て分かります。人は外見で判断しては行けないと日本ではいいますが、

 

私は判断します。

 

生産性のない人を雇用すれば経営にも影響を受けます。だって私が給料を払うのですから優秀なスタッフに給料を払いたいのです。自分の利益を削るわけですから。

 

俺は苦労していないからなぁ、、、という方もおられますがこれからスキルを重ねて味のある顔を創ればいいと思っています。一朝一夕には顔つきは変わりませんが、意識してこいつは仕事ができそうだ!という意識を持って生活すれば、自然と変わってくると思います。しかし、最近は空前の人材採用難の時代、本当にスタッフ確保が大変です。

 

【ポイント】

苦労して来た方ほど、目の横尻のシワなどに味が出ています。年齢を重ねるごとに魅力ある顔を創るべきかと思います。

 

 以上、次回もどうぞ宜しくお願い致します。

 

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【日雇い派遣2】日雇い派遣会社が欲しい人材は「人間のクズ」どもです。

こんにちは。Blrivです。

 

本日は日雇い派遣会社(日々紹介会社)について今も感じている事です。

 

その場で日雇い派遣登録も無事終わると大抵、その場で仕事の紹介を迅速にされます。

 

「Blrivさん、最初ということで明日この現場に行ってみませんか?」と言われました。

仕事内容は詳しく教えてくれませんでしたが、退職をしてお金を少しでも稼がねばなりません。することもありませんし「ええ、行きますよ!」と簡単に返事をしました。その日の日雇い派遣の仕事内容がわかっていないのに簡単に返事をして後で後悔しました。。。それはまた次回以降に書きます。

 

私は現在東京都に住んでいる者になりますが、2018年10月1日より東京都の最低賃金(最賃)は985円に改正されます。

 

2017年9月1日に最賃が958円に改正されてから約1年。東京都では来年にも時給1,000円の時代は目前であり、私のような雇用する立場の人間としてはさらに自分の給料を削らなければなりません。

  

東京都の最賃は全国トップ。FC事業でアルバイト・パートを雇用しようと思っている皆様、この人件費は考えておいて下さい。簡単に上げないでほしい、、、

 

それはさておき、私が10年前に日雇い派遣をしていた際の東京都の最賃はなんと791円!日雇い派遣では当時ほぼ時給800円で登録者を募集しており、私もその時給で当時派遣されていました。

 

またご存知の方もおられるかと思いますが、日雇い派遣はその現場に行くための交通費も日雇い派遣ではその時給に含まれます。仮に時給800円で8時間の現場であれば日当6,400円のお給料、その中から交通費を負担。かなりきついです。

 

私は派遣会社にて派遣スタッフを送る側にいた人間でしたが、正直なところとにかく人を

 

現場にぶち込む!

 

これしか日雇いも含めて、派遣会社は考えていません。他社よりも早く派遣をしなければ売り上げにならないのです。そのためスピード勝負になるわけです。

 

ましてや日雇い派遣の場合、いきなり前日に「明日シール貼りをして欲しいので1日だけ5名派遣して」と要求が来ますから、言い方は悪いのですが日雇い派遣は「人間」であれば誰でも良いのです。年齢、性別は関係ありません。

 

日雇い派遣会社は「人生リタイアしている人間のクズ」をノドから手が出るほど欲しがっています。実際に派遣企業にも勤めており、私自身が日雇いで派遣されていた経験を踏まえてです。偏見もありますが。

 

 

■欲しいクズども人材リスト

・高齢で目だったスキルの無いリストラされた方(もう転職先が無い・50代が狙い目)

 

・何かしらの事業に失敗した高齢者

(上記と同様)

 

・家族や持ち家があり、借金を抱えている

(日雇いの紹介した仕事を大抵断らない)

 

・アルバイト経験しか無い

(正社員・契約社員の経験など責任ある仕事が皆無)

 

・何も将来を考えていない

(ぽわーんとして、今さえよければ良いという人・思考回路が停止している)

 

・持ち上げて勘違いしてしまうような性格の方(毎回同じ現場に入って私は仕事が出来るんだ!的な考えになってしまう方・必ず日雇いの現場には1人はいるタイプ)

 

・30代以上の特にスキルの無い独身女性

(女性の方には大変失礼ですが、生活の為にやらざるを得ない。その日雇い現場で長期で入ると私は仕事が出来ると勘違いし、お局様となる。)

 

・出来れば上記にあてはまる日本人

(コミュニケーションの関係で。今の時代は多国籍で難しいですが)

 

日雇い派遣からさっさと脱出しようと考えるような人間であれば合間をみて就職活動をし、1人、また1人と早々に現場を去っていきます、私も日頃から日雇いからの脱出を考えていました。

  

何も将来を考えておらず何もスキルが無いような方をノドから出るほど欲しいのが日雇い派遣会社です。高齢になればなるほど他の会社で正規雇用などプロフェッショナルスキルが無ければ転職の可能性は無いわけですから、日雇い派遣会社にとっては出来るだけ何も考えていないクズどもは欲しい人材なわけです。

 

私が今、派遣業界に戻って日雇い派遣営業マンになりましたらリストラされた高齢者でまだ家のローンを抱えているような方、この方を若い方が断るような過酷な派遣現場に送ると思います。

 

恐らく生活のために断らないケースが多いでしょうから。体調崩して辞められても何も気にはしません。ひどい言い方ですが会社に利益を与えなければなりません。会社より給料を頂いているわけです。その方の体調などしったことではないわけです。ひどくてすみません。既に派遣会社は退職していますので、言動はお許し下さい。

 

日雇い派遣会社にとってみれば、利用者の方には失礼ではありますが単なる「コマ」です。ゲームでいうところの「ザコキャラ」スーパーマリオではクリボーレベルです。

 

FC事業を検討している方にはかなり強引に内容を持って行きますが、あくまで経営の運転資金として週1日など日雇い派遣を利用するのは多いに結構です。しかしFC事業を高齢でリタイアされた場合、日雇い派遣がメインの生活になる可能性が高いのです。

 

現在多くの方が日雇い派遣で働いているかと思いますが私もしていましたので否定するわけではございません。長く経験されている方、これで良いと思ってしまっていませんか?

 

確かに日雇い派遣会社から与えらた仕事を淡々とこなす、それも良いと思います。若い20代、30代時代はまだやり直しもできるかと思いますが、40代以降はだんだん転職も難しく体力も続かなくなります。50代にもなって事務所移転を含めた引っ越し作業をやりたいですか?炎天下に。

 

実際に私も事務所移転という、その会社が休日の際に机や棚、椅子などを移転先に移動させる引っ越し作業も経験しましたが、30代半ばでしたが夏の時期。重いピアノを数名で運んでいた際、もうやりたくないと思いました。

 

しかし色々な理由があって日雇いを現在されている方がおられるのは重々承知しています。私も突然職を失って日雇いをしていました。

 

キャリアカウンセラーとして思うのですが、必ず人それぞれには良いところがあります。自分を卑下せず、今までされてきたことを棚卸してみてはいかがでしょうか?今まで経験してきたこと、何でも良いのです。紙にまず書いて強みを書き出すのです。

 

アルバイト経験しかない!という方だって、アルバイト経験があるではないですか。もっと自分の価値を見つけましょうよ。全く就労経験の無い方は職場体験からはじめてはいかがでしょうか?就労支援施設という、1人では就職活動が出来ない方が無料で利用できる施設は各都道府県にあります。

 

否定はしませんが、日雇い派遣よりアルバイトで週5日の仕事をすればスキルとして履歴書にも書くことができます。日々仕事を選んで派遣される。そんな毎日から抜けてアルバイトでも良い、定職につきましょう。日雇い派遣会社から文句言われるな。。。

 

 【ポイント】

 私、日雇い派遣の存在を否定してはいません。まずは週2~3日からでも良いので定職を目指しましょう。

 

以上、次回もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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【日雇い派遣1】「日々紹介」も使い方次第。

 こんにちは。Blrivです。

 

派遣会社を退職した私、今回から日雇い派遣時代突入です。

 

私は以前、大学卒業後にブラック企業に勤めてしまい、わずか2か月で退職しました。

 

私が社会に出たころは1990年代後半で、日本のバブルがはじけた直後。つまり超不景気の最中に大学3年生の時に就職活動をしました。

 

失礼ですが今も「こんな会社に?」と思う会社の説明会に100名以上の就活生が殺到、その中で内定を得なければいけない時代です。もう大学名で差別されてました。関東圏の私世代で分かる方のみ。極端ですが。

 

 ■企業から見た当時の大学生への区分け

・「東京六大学」卒業見込→内定が高確率

・「日東専駒」卒業見込→内定確率5割~8割

・「大東亜拓桜帝国」卒業見込→内定確率3割~5割

・上記にあたらない無名の大学→会社説明会にも参加させてもらえない確率高し

 

いわゆる、関東の有名大学の頭文字を取った学生レベルの区分。私は第2次ベビーブーム世代の生まれで、大学受験も学生が殺到で合格率も低く、名もない大学の出身です。会社説明会の案内も送られて来ず、大学名を言うと鼻で笑われたこともあります。 

 

これが今や日本も好景気で「大学生が集まらない、、、」とのこと。雇用は景気に左右されるわけではありますが、当時を知る私としては

 

まぁ~、採用がんばってくださいね。

鼻で笑ったあなたのところの商品は今でも買いませんから。

 

そんな時代、なかなか就職が決まらずに焦ってブラック企業に入社をしてしまいました。体育会系の会社で2ヵ月で退職、「日雇い派遣」でしばらく次の就職が決まるまで食いつないでいました。つまり日雇い派遣は今回で2度目になります。

 

当時35歳で転職活動をしていなかった私。次の転職先が決まるまで日雇い派遣をしようと決断。まずは日雇い派遣会社への登録をしなければなりません。関東では比較的有名な日雇い派遣会社2社に登録に行きました。特に履歴書も要らないとのことでまずは1社目に行き説明会の会場に到着。席に着席して周りを見渡しました。

 

 

「みんな生気が無い。。。」

 

 

そう、失礼ですがみな目が曇って視点が動いていないんです。魚の死んだような白い眼で。そして日雇い会社の社員が説明を開始したのですが、これがホストっぽいちゃらいヤツ。あきらかに「あなた方は日雇いのコマなんだよぉ」との態度がありありでした。ここで気づいたのでした、

 

「自分、派遣していた側から派遣される側になったのだ」と。

 

 

■現在、日雇い派遣は原則禁止

現在、平成24年から派遣法が変更となり、原則日雇い派遣は禁止です。

 

今から10年程前に日本の経済の不況から多くの派遣社員の契約が打ち切られました。影響を受けたのは期間工と呼ばれる方々。車メーカー工場に多く派遣されている方々で寮が完備、固定の月額給料が受け取れる、毎回同じ場所で働ける、仕事内容は流れてくる車に決められた部品を取り付けるだけ、まさに日雇い派遣よりも期間工の方があきらかにラクな派遣です。寮が完備ですから家賃もかかりません。

 

しかし日本経済がまだ「失われた20年」から立ち直ることが出来ない不況の最中の10数年前、真っ先にこの方々はクビとなりました

 

ここで誤解になっておりますがこの方々は「契約満了」となっただけで、突然解雇になったわけではないということです。雇用していた会社側もきちんと契約期間まで雇い、契約延長をしなかっただけなのです。

 

ですがマスコミが一斉に「派遣はひどい!」「かわいそうじゃないか!」また、年末に契約が終了した方々は年が越せないとのことで、東京は池袋の某公園で「日雇い派遣村」なるものが登場し、これのNPO団体の方が年越し蕎麦を提供。この寒空で仕事を失った方々が列を組み、温かい蕎麦を待つ。この後姿の映像がさらに派遣業界全体のイメージを悪い方向へ変えました。

 

私の勤めていた派遣会社も影響を受けて登録者が一時激減。その風潮の影響もあり、日本政府も動いて平成24年度より原則、日雇い派遣は禁止となりました。

 

日雇い派遣には例外もある

例外ですが、以下に該当する方は日雇い派遣をすることができます。

 

・昼間学生
・60歳以上
・前年の本業年収が500万円以上
・前年の世帯年収が500万円以上で、主たる生計者ではない

 

 

 年収500万以上の人が日雇い派遣をするのか???

 

 

それはさておき、やはり「日雇い派遣」の需要は今でも多いわけです。「DMを会社で出すから、ひたすら宛名ラベルを1日で貼ってほしい」「ベルトコンベアに流れてくるショートケーキにひたすらイチゴだけをクリスマス前の3日間だけ乗せてほしい」「店の割引チラシの入ったポケットティッシュを駅前で配布してほしい。」

 

 私の店もそうなのですが、ある雑用だけでも1日だけお任せしたいと思うことがあります。それによってメインの仕事に打ち込めます。雑用担当のために正規のスタッフなど雇用はできません。人件費がかかります。結局は日雇い派遣は無くなることは考えられません。

 

■「日々紹介」は使い方次第

 日本政府としてはマンガ喫茶に寝泊まりするネット難民、いわゆる「ワーキングプア」解消は貧困が貧困を生む「日雇い派遣」が悪いとのことで派遣法を改正したわけですが、逆にこの改正はどうなのかな?と思っています。主婦の方も生活費のために数万円稼げれば家計に助かりますし。疑問に思います。

 

しかし、現在も求人を検索すれば「単発アルバイト募集!」「1日短時間アルバイト募集!」の広告。これは「日雇い派遣」です。やはり上手いものでその2社のような日雇い派遣会社は「日々紹介」(ひびしょうかい)という形で、単発で企業に人材を紹介しています。

 

派遣の業態は、まず自社の会社に派遣登録をさせ、その派遣会社の派遣社員として派遣先に出向します。私はその自社の派遣社員の30名のスタッフの上司ということになり、何かあれば始末書でした。

 

しかし「日々紹介」は派遣会社は自社の派遣社員としては登録して派遣せず、その相手先に単発スタッフとして人材を紹介、その場で「労働契約書」を結ばせて勤務させるわけです。つまりその相手先の「正式な1日スタッフ」として勤務していることで、日雇い派遣ではないわけです。

 

つまり「その日に必要な人材を紹介した」ということで、「人材紹介」として、紹介料をいただくという形になりました。つまり違法ではなくこれは合法です。ですが当然、紹介されたスタッフはその日の作業が終われば相手の企業から労働契約を解除されて解雇となります。 

 

私としましては、重労働も多いのですが「日々紹介は使い方次第」だと思っていまして、FC事業だけに限らず副業としてお小遣いを稼ぎたい、生活費の足しにしたいという方にも有効な働き方かと思います。

 

しかし、日々紹介で生活費を稼ぐ中心にしてはいけません。後述しますが、一度日々紹介をメインに生活をすると、この世界から抜け出すことは難しいのです。

 

 

【ポイント】

日々紹介は使い方次第。しかし絶対に生活費のメインとして働いてはいけない。

 

また次回、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

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【私見です】2018年9月21日(金)FC変態セブンの報道を観て思ったこと

こんにちは。Blrivです。

 

今回から日雇い派遣のことを書きたかったのですが、現役FCオーナーとして気になるニュースがあり、私の意見として書かせていただきました。

 

取り上げるネタとしては少々古いのですが、3日前の2018年9月21日(金)に民放を中心にして一斉に「変態セブン」のニュースを報道していました。

 

内容は覚えていらっしゃる方もおられるかと思いますが、コンビニの○ブンイレブンに来店した女性客に、FCのオーナー兼店長がズボンの前を明けてそこから手を出したり、また卑猥な言葉を発するという行為で私も映像を観て「これはないなぁ」と思いました。

 

私はおじさんなのでまっさきにこう思いました。エロティカセブン、開いててよかったと

 

それはさておき、その影響でそのオーナーさんはFC契約が解除されました。ネットでも「精神異常者か?」「ただの変態か?」とバズっていました。

 

しかし私はこう思ったのです。同じ現役FCオーナーとして、

 

■我が変態セブンの理念

股間から手を出し下ネタを言うことでお客様を笑わして喜ばせ、店の良い印象を付けることにより売上アップを目指す。世の中には無い楽しいエンターテインメントコンビニを目指す。

 

こう考えていたのではないかと(笑)

 

世の中の男性は女性に卑猥な言葉を発してその反応を楽しむ方もいるのでこのオーナーもその類だったのかもしれませんが、私はこのように考えてしまいました。

 

以前にも書かせていただきましたが、FCオーナーは「ルールブック」なのです。株式会社で一番偉いのは株主ですが、FCでは一番偉いのはオーナーです。

 

今回のこのオーナーの方を擁護しているわけでは全くありません。不快な気持ちになったお客様もいるでしょう。しかし大金を払ってFC事業を始めたこのオーナーは、極端な話し犯罪さえ犯さなければ売上を上げる為には店内で何をしても良いわけです。ただ今回は捕まりそうですが。

 

私の店の周りには競合店が6店舗あります。価格もほぼ同じな為、日頃からどうお客様にリピートしていただけるか、そればかりを考えています。新規のお客様だけ1本釣りしていてはいつかお店は潰れます。リピーター作りのため、お店の印象を付けたいわけです。

 

極端な話、もし私がこの変態セブンのFCのオーナーのコンセプトでしたら、お客様が来店した際にいらっしゃいませ!とともに私がレッド、痩せている男性2人をグリーンブルー、太ったカレー好きなイエローと女性のピンク「ひわい戦隊こかんレンジャー!」と全員でポーズとりながら股間から手を出すかと。

 

そこでお客様は「面白い店だなぁ、また来よっと。」「何この店、キモイからもう来ないわ」「この店変態だ!(警察に通報される・下手すればタイーホ)」のイメージになるわけですが、この映像を撮影してSNSにアップした女性、同時に入っているコメントが何か楽しそうにも感じました。面白い店だなぁと思っていたのかなぁとも。

 

ですがこの女性を否定しているわけではありません。その変態セブン、それでも8年間も経営が続いているという事実だけは同じFCオーナーとしてはすごいと思いました。

 

ちなみに予断ですが、世界最古の会社を皆様ご存知でしょうか?

 

日本の奈良県を発祥になります「金剛組」(こんごうぐみ)です。聖徳太子の時代に朝鮮半島の渡来人により当時集まった組合であり会社です。

 

株式会社としては2006年からではありますが、始まりは飛鳥時代聖徳太子もいた奈良時代敏達天皇西暦578年。朝鮮半島の渡来人の寺社建築の技術で現在まで続く企業です。


10年しか経営していない私にとっては、約1,600年も経営している金剛組は尊敬に値します。すみません、当方日本史・世界史が得意なので豆知識を入れました。今後、歴史の話がたまに入ります。お許し下さい。

 

www.kongogumi.co.jp

 

話がそれましたが、また「○ブンイレブン本部も何やってたんだ!」と意見が多いそうなのですが、FCは基本本部と「業務委託」契約を結びます。簡単に言いますと3年間お店任せるので、毎月の売上目標さえ達成してくれれば何をやっても良いよーと言うことです。

 

私は時間が空けば副業をしていますし、本業とは関係ない物まで店内で販売をして売上を稼いでいます。FC事業は本業とあまりにも逸脱しなければ基本、本部は見て見ぬ振りです。

 

本部にも度々この卑猥行為のクレームが入っていたのではないかと思われますが基本は業務委託、形的には指導するだけで後はこのオーナーに任せていたのかもしれません。ましてや黒字のコンビニだったとしたら、優秀なオーナーとして1日でも長く経営してもらいたいと思うはずです。1円でも多く回収したいのがFC事業の本部です。

 

今、この解雇されたオーナーさんは今どう思っているのでしょうか?もしも他店舗経営している場合は、また他の店舗でこの股間行為が見られます。優秀なFCオーナーは多くの店舗を任されるのです。

 

もしかしましたら解雇されて良かったと思っているのかもしれません。FC契約は本部からの都合で解雇の場合、特に違約金のようなものは発生しません。つまり特に何もお金がかかりませんので、即辞めることができます。コンビニ経営は辛いと同じ商店街のFCオーナーに聞いていますので、ほっとしているのかもしれません。

 

最後にFC事業を目指している方へ。私もそうなのですが多くの店舗を展開しているチェーン店のFCオーナーになりたい場合、今回の変態セブンのように1店舗何か問題が出ますとあっという間に自分の店にも風評被害が出ます。つまり売上が下がります。

 

焼肉チェーン店のようなレストラン系でFC事業を希望している方、他店舗でO157のような食中毒が発生した場合、下手をすると自分の店舗が潰れます。FCではありませんでしたが7年前に石川県にあった焼肉チェーン店でユッケを食べた方が数名亡くなった事件がありました。社長の会見はなぜか逆ギレしていましたが、倒産に追い込まれました。

 

繰り返しになりますが、プラスアルファのスキルを身につけてからでも良し、また借金や子供さんのいる方は借金の完済や子供の独り立ちをしてからFC事業にチャレンジしましょう。

 

【ポイント】

やはりどんな仕事でも下ネタ系はまずいです。

SNSの時代ですからターミネーターならぬシーモネーターとして拡散してしまいます。

 

今回、ポイントになっていなくて申し訳ありません。

また次回、どうぞ宜しくお願い申し上げます。

 

 

 

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【FC事業前⑫】就転職活動は「誘われるスキル」を身につけるべきこと

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こんにちは。Blrivです。

 

次回より日雇い派遣時代の突入ですが、FC事業を始めたい方や、また現在就転職活動をしている方についてお伝えしたいことがあります。

 

結論から申し上げますと、 就転職活動をする際は「常に他の企業から誘われるスキルを身につけることが重要」と私は思っています。

 

そう思った1つの理由がありまして、実際に高齢の方でどのような経緯でこの仕事を選択したのか、いつも思う光景が目の前にあります。 

 

私のFCの店の前では頻繁に道路の水道管工事をしているのですが、道路工事には必ず警備員さんがいます。ヘルメットを被り、赤い警棒持って一般の方を誘導する方です。

 

私は当然来店されるお客様のために夏冬は店内には冷暖房を付けていますが、その一枚入口ドアを挟んで向こう側の目の前に立っている警備員さん。恐らく60代の方でしょうか?顔は日焼けで真っ黒、頭はヘルメットでたまに外す所を見るとハゲています。恐らくムレるのでしょう。

 

この今年の猛暑の炎天下の中で2ℓペットボトルを片手に必死に通行人を誘導しています。私は涼しい店内で毎日日毎に代わる警備員さんを見ています。ドアを挟んで壁一枚、

 

 

店内と外で天国と地獄。

こんな炎天下の中で仕事をしたくない、、、

 

 

 私は警備員の方の仕事を否定しているわけではありません。工事現場には必ず必要ですし、重要な仕事です。

 

しかしその姿を毎日壁一枚を挟んで店内から見ているのですが、炎天下の中で本当に辛そうです。生気が感じられません。ほぼ惰性で警棒を振っています。「自転車通りまーす」や「通行人通りまーす」と。

 

警備員さんはその時々に現場に派遣されるわけですからその現場の若い職人さんと仲が良いわけではないのです。大抵は職人さんって警備員を無視しています。その日に初めて会うわけですから。

 

その為、昼は現場の職人さん達は仲良く仲間で外食に行きますが、警備員さんは1人でぽつり。近くに休憩所があるわけではないのでそのまま現場に座り手作り弁当を地面で食べている。

 

色々な理由があって警備員さんになったのだと思います。警備の仕事が好きで若い頃からしていた、普通に定年になって選択した、もしくはリストラされて警備員になった、もしかしたらFC事業を失敗して今に至っているのかもしれない。でも私は思ってしまいました、

 

 

こうはなりたくない、、、 

 

 

そう、他の誰かがやらなければならないのはわかります。しかし、私はそう思ってしまいました。私はじっと警備員を見ました。私の父親と同じ歳の人が必死になって警棒を振っている。生きるために。なぜか涙が出てしまいました。私は店内で冷たい水を飲みながら。

 

常々思うのです。自分のしたい仕事がある、また、やりたくない仕事があるのなら常日頃から自分の身を守るためにはスキルアップは必要なのだと。

 

当然、現在学生の方や若い方にはキャリアスキルや人脈は少ないわけですからネットでエントリー後に履歴書を書いて郵送、そして面接の流れかと思います。結構大変なんですよね。中々結果の返答が無かったり、2次面接もあったり。

  

しかし私は30代半ば以上であれば「ぜひウチに来て欲しい!」と思われるスキルを持って転職活動に望む必要があると思います。私のように40歳以上にもなって履歴書を書いて郵送をする、先方に届いてもプロフェッショナルスキルがなければ履歴書も見られないでしょう。即シュレッダー行きです。

 

極論、そのようなスキルを持っている方は就転職活動自体しないと思います。誘われて他の企業に転職するか、フリーランス、または自分で起業しているはずです。または安全策でその企業に留まっているでしょう。

 

私は派遣会社を退職する際、一応「Blrivさん、ぜひウチにきませんか?」「blrivさん、辞めるんなら一緒に何かやりましょうよ!」というように、他社からウチに来ませんか?と誘われました。結局行けませんでしたが(笑)。

 

つまり年齢を重ねたら他社や他者の方から誘われるスキルを身につけねばならないと思います。年齢を重ねて転職の際、またイチから求人を検索、履歴書をせっせと送るのは今更やりたくないと思います。

  

これからFC事業を始めたい方にもお伝えしますが、もしFC事業が続かず途中でやめてしまった場合、恐らく年齢は40歳~70歳の間。そこでイチから転職活動をしようとしても中々決まらないはずです。

 

差別をするわけではありませんが、日雇い派遣、警備員、清掃員として最低賃金で働くことになると思います。改めて上記で勤務している方を否定しているわけでは全くありません。略して「最賃」(さいちん)と言われますが、私は最賃では働きたくないです。

 

日雇い派遣で最賃で働く50代や60代の方をたくさん見てきました、次回書かせていただきますが悲惨です。2018年9月21日現在、東京都の最賃時給は958円です。

 

その為、前回も書かせていただきましたがFC事業を考えている方は焦らず、まずは再度転職をして別スキルを身につけるなり、また現職の今において副業を身につけてください。誘われるスキルがあれば、FC事業を辞めても他の方からお誘いがかかります。

 

偉そうではありますが私、現在の今のFC事業を辞めても「一緒に何かやらない?」と言ってくれる方が何人かおります。ありがたいことです。FC事業はいつでも開始できる。焦るのはやめましょう。

 

【ポイント】

年齢を重ねた際の就転職活動は大変です。常日頃から誘われる位のスキルアップをしていきましょう。若い方も同様にスキルアップをしていきましょう。誘われるととても嬉しいですよ。「私は出来る人間なんだ!」と。

 

また次回、どうぞ宜しくお願い申し上げます。