Budounokura’s blog ソムリエの つぶやき

京都 祇園のオールド ヴィンテージ ワインバー 店主のソムリエの 日々の つぶやき です!

今年の成長は?

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本日は、ランニング。その後は、庭の植物の手入れに。連日の雨に薔薇が満開ながらも病気が少しづつ近寄っている感じで。葉を取り除きながらも、大きく開いた花弁も花瓶に移しながら。

で 静かな連休明けです・・・・・・

店舗での音響器具の トランスミッターが、寿命だったか?3年半だったかな、まあ 1日12時間ぐらいは音楽データを拾い続けてくれていたので明らかに自宅のものよりは使用頻度が高いので。何処までいっても Amazonさんの存在は強いなあ、以前のトランスミッターも安価なものでしたが それ以上に安価でしかも3分の1ほどの価格となると 躊躇は消えてしまう。勿論、1月で壊れてしまったら駄目なのですが それでも一度に検索して次の日に届いて 直ぐにセッティング使用へと流れると 煩わしい手間は本当に・・・・。ただ、実はAmazonさんの音楽のアンリミテッドを解除した。解ってはいましたが、月額¥1,000-ちょっとなのでしょうが 請求を見て何となく無駄かな?と思ったので。勿論、全ての流したい曲が手に入らないのは 少しだけ面倒なのですが 最新の曲が必要な訳ではないので。ただ、兎に角何度も何度も再度の課金を求められます。こう言ったところは抜け目ない。

画像は、シャインマスカット。昨年は実が付かなかった。一昨年は、カメムシに幾つかやられた。そう、どうやら今年は冬が暖かかったようで 早くもカメムシが大量発生しているのです。テナントビルの1階のエレベーターホールの照明が醜い。なので、今年の秋は一段と発生するようです。窓を開け放つ時も有るので、やや恐怖なのですが。

ですので、今年はネットをシャインマスカットに掛けようと思案中ですが 何とか美味しい秋の楽しみが叶うことを!

併せてシャルドネは幾つか花芽が付きつつも メルローが付かない・・・・・。桔梗も駄目のようで、自然相手は 良い時も悪い時も。

少し涼しいお天気になった 今宵にワイングラスを傾けては?

Sommelier R.Imamura

いかり肩ですが

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本日は、ランニング。そして、捕まったか。内縁の夫って まあ そんな流れも想定出来ましたが やはりなあ。お金はなあ、必要ですが 人としてがなあ。飲食業界はなあ、ややこしい方もおられますので。僕が両腕にタトゥーを施していたら、怖いでしょ?

で 井上尚弥って・・・・・

・Yarra Yering Pinot Noir’90 

出勤時に危なかった。後1歩早く歩んでいたら、きょえちゃんの糞にまみれていた。電線に留まっていたようだが 狙われていたのでしょうか?

雨の連休最終日は、まあ 想定はしていましたが Amazonプライムさんのお陰で?ですが、やっぱり凄いなあ メインとは言え しっかりとKOするのだから。1ラウンドの様子は意外でしたが、なにせ危険なスポーツだからなあ。努力だけでは、チャンピオンにはなれないなあ きっと 彼を見れば。

画像は、オーストラリアのピノ・ノワール。先日の後輩のソムリエさんが、抜栓していたようなので思い出したのですが 有ったなあ?と。

ヴィンテージは’90なので、ボトルを透かすと美しい熟成を想定させてくれる色調ながらも これがねえ いかり肩のボトルで しかもボトルの底部に窪みが無く 水平です。なので澱の扱いが若干面倒になりますが、オールド・ボトルのカリフォルニアなどに多々見かけられます。まあ、生産当時に彼らがここ迄 熟成をさせるソムリエがいることは想定されていたかは解りませんが。

ちなみにこちらのワイナリーは、歴史も長くファースト・ヴィンテージは’73だったようです。残念ながら、このヴィンテージの経験は有りませんが ご多分に漏れずにこの優良な生産者の証のような形で あのワイン・インポーターの正規代理店になっておりました。併せて 当然のように現行ヴィンテージでも価格は大きく上昇しており、’90でも希少なボトルに感じられる段階かと。

シドニーを南に下り タスマニア島の対岸に位置する本島のメルボルンに位置するワイナリーなのですが、お恥ずかしながら シドニーまでは遊びで行ったことはありますが 学生だったのでね 残念ながら訪問など その時は考えもせず。そうねえ、トップのソムリエさん方は もう既に学生時代にもワインへの投資をしっかりとされていたのでしょうから 時代もですが 意識が異なるよなあ。まあ、とは言え 経験値は果たして?でもありますが・・・・・。

Sommelier R.Imamura

相変わらずですが

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本日は、ランニング。その後は買い出しをこなしてからの風にあたりに。トライアンフの調子も良く キック1発ですが 連休最終日 世間は意外に穏やかで。まあ、当たり前かも?ですが 昨日に帰宅してから今日は整えるか・・・・・。

ちなみに先日の竹馬の友と言いますか、旧友は バイクで大きな事故をしたことで手放したそうです。まあなあ、現在のバイクは軽くスピードも出るだろうからなあ 装備は充実しても剝き出しであることには間違えないので 一瞬で人生も変わるだろうから。僕も何か有れば 何時かは諦めることも有るのかもしれない。

で 連休最終日の雨の予定の晩ですが

我が家のお坊ちゃんの2号が、あれだけ大見栄を切りましたが 1年で高校の野球部を退部しました。まあ、野球選手になる訳ではないので構いませんが あれだけ3年間続けるから!って言い切ったのですが・・・・。まあ、やりたくもないのに鎖を付けることも意味はないですが ねえ。高校の思い出は、将来にも大きなものかも?しれないので残念な面もありますが 切り替えて 将来の夢に向かって努力をして欲しい。大きな初期投資だったなあ・・・・・。

画像は、店舗のセラーの内部です。大型のウォークイン・ワインセラーとは言いながら ウォークは出来ないほどの状況ですが、これでも幾分ストックの本数は減ったかと思われます。ぱっと見の正面の立てかけられたボトルだけでも見ごたえは有るものの 実際の中もご覧いただけますと その現実もご理解いただけますかと。季節的にはこれからの入荷は抑えていきたいのが本音ですが、とは言え必要なものは必要なので。まま、本当に必要なものだけに 夏場は特に。

まあ、穏やかな今週の始まりでしょうが よろしくお願いいたします。

Sommelier R.Imamura

自家製オリーブ完成?

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本日は、筋トレ。今日は、もうひとつのご近所の藤森神社さんのお祭りが。少し距離はありますが、馬を含めた行列が自宅の近くまで練り歩きます。愛犬の散歩を兼ねて ひやかしに?でしたが、早くもあまりに暑すぎて 息が荒くなっていたので いそいそと帰宅しました。

で 家族サービスの日でしょうか?

連休の後半でこどもの日ですから、みなさん家族サービスですかね?なのに京都駅は大変のようですね。不審物か、なんだろう?京阪電車は問題なく、何時もよりは空いている状態だったような?京都の玄関口は、いずれにしても京都駅の利用率が高いだけに大変だろうなあ?自家用車も今日は絶対に乗りたくないですが、お子さんがねえ まだ小さいと仕方ないだろうなあ?お疲れ様です。

画像は、自家製オリーブの塩水漬け ですが ほぼほぼ完成しました。

秋に収穫した、自宅の庭のオリーブですが これまでは破棄していたのですが 随分もったいないことをしていたかと。まあ、1瓶しか 出来ないので大したことはないのですが 渋みがどうしても問題らしいのですが 味見すると若干の渋みはまだ残っているものの ままこのまま漬け続けていくことで 落ち着いてくることかと。ほぼ半年の時間を待つだけくらいの印象ですが 完全に余計なことは一切していない 自然な状態のものなので安心の食材かと。種は残しているので、若干の食べにくさはありますが この種の周りがまた味わいを深めるもののようなので ご理解のほど。勿論、僅かな量なのであっと言う間でしょうが ワインバーですので市販のオリーブも手持ちは有るのですが そちらも当然美味なのですが お好みは如何でしょうかね。

今年も我が家の庭のオリーブの樹は、花芽が大量になっております 順調に花が咲いてくれて 蜜蜂ちゃんが出稼ぎに来てくれて 昨年以上のオリーブの実がなり 収穫に至ることを期待したいなあ。

連休疲れの方はおられませんか?よろしければ、祇園街で静かにワインでも。

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージNV'75

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本日は、ランニング。完全に夏の日差しだった。その後の愛犬のお散歩もこなしたが、今年も少しづつ彼女も暑さに耐性を付けてもらわないと。11歳だったかな?

で 昨夜はこれもまた懐かしく

・Chateau Rauzan Gassies’75 Margaux

・Philippe d’Albecourt Brut

少しだけ長いこと生きていますと ご褒美のような時間がいただけることも。

懐かしい旧友から連絡が入り ワイングラスを傾けることができ。以前は移転前の店舗でしたので、やはり10年ぶりくらいでしょうか?また、今回はお初の奥様にもお顔合わせいただけ 非常に素敵な方で最後は3人でハグする形になりましたが なにやってんだか?と周囲からは感じられるでしょうが酔いもありテンションも相まって。

今の僕の人生の楽しみは相変わらず心穏やかな方々との ゆったりとした時間なのですが、今回の彼は 小中学校の頃からの友人で 思い返すことが断片的ながらも沢山あり流石におそらくこれくらいの人生に重なる時間が有るのは彼くらいだろうか?個人的にはここ数年の病気のことも少しお伝えする時間もありましたが、涙腺に触れたのは 僕の両親のことを 非常に細かい部分に於いて覚えていてくれたようで ああ 少し彼は現状の僕の限られた友人の中でも やや異なる時間軸を共有するところが有ると感じさせられ。是非とも今度は、京都でもですが 広島に帰郷した際には時間を共に過ごしたく。

ヴィンテージ’75の奥様でしたか、まあ人生はそれぞれのドラマが有るもので お伺いすると羨ましい経緯も。ボルドーは、ポジティブなヴィンテージですが 左岸・右岸の選択肢をお並べしましたが ままどちらも同等の印象だったので選んでいただいた結果のローザン・ガシー。やや過去のヴィンテージの評価は難しいものの 実際に飲み込むと何時も そんなに?とポジティブに楽しめるものです。完全に熟れており しなやかな柔らかい味わいは あっという間に飲み込まれてしまうのも常で。まあ、ある程度彼らも杯を重ねて来られたので饒舌にもなっておられたので。

足りない分は、シャンパーニュも。出来れば’75を!との思いも有りましたが、やや 負担を感じるものになるだろうので ノン・ヴィンテージですが オールド・ボトルの おそらくは’80年代の。膨らみは穏やかながらも、泡の質感は落ち着き 白ワインのデゴルジュを為された如くの熟成で。既に紫煙もお互いに上げながらで、サッカーの決勝戦は始まっていた。ほぼほぼ、サッカーは頭に入りませんでしたが それだけ楽しい時間が共有出来たのがはっきりと。

お別れした後は、後半を観戦!のつもりでしたが、記憶にはゴールシーンとPKをセーヴした映像が無い・・・・・。再びの映像は、勝利した瞬間でしたが まま 夢では無かったか。

気を付けて広島まで運転してください。またまた。

Sommelier R.Imamura

オーストラリア'03

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本日は、筋トレ。その後は、トライアンフでご近所を!と勇んで出かけるものの 忘れておりました。本日は伏見稲荷のお祭りだった。まあ、少し待つぐらいは?でしたが、ルートの変更を為すことに。まあ、それ以外にも まあ流石に観光の方のお車が。国内でね、円安なんだから わざわざ空を跨がなくても!海外の方に負けずに日本人の皆様も京都にお越しやす!

で そうですよね こんな晩だから

・Cabernet Sauvignon’03 Kay Brothers Amery Vineyards Mc.Laren Vale

やはりそうか、自宅のシャインマスカット 今年は花芽が3つ既に付いているのですがご近所の方と 井戸端会議で知りましたが 当たり前ですが やはり、種は入るようです。そうだよな 薬剤を使わないと種は除去出来ないもんな。まあ、しっかり収穫出来れば十分だから 先ずは順調に育って欲しい。その後は、害虫がなあ・・・・・。

こちらも久々の社長さん、今宵は珍しくお友達とでしたが そうですよね こんな皆さんがお休みの時でしかお互いにお会いにはなれないだろうからなあ。高校の同級生か、羨ましい限りです。まあ、何時もなら 女性陣がおられるお店に行かれてからでしょうから、まま偶には。

オーストラリアの 少し熟成を。何時もはブルゴーニュなのですが、お連れの方が しっかりめをご所望でしたので 残念ながら’74ヴィンテージの彼らに幾つかのお産まれ年を!とはいきませんで・・・・・。

出来ればなあ、コルクを打ち込んで欲しい!だってなあ、これくらいしか見せ場はありませんよ!まま、失敗はないので安心ですが。

おそらくは幾分の熟成はしているのだろう?とは言え、それでも もともとが かなりしっかりめのカベルネ・ソーヴィニヨンなんだろうから 20年くらいでは びくともしない強固なタンニンだったんでしょうが、おそらくは。とは言え、スムースなたっぷりタンニンで 果実の塊です。典型的なダーク・チェリーにクレーム・ド・カシス、濃密な味わいのニューワールド。まま、真夏になる前に!だな。

さて、今宵も通常通りの営業ですが 深夜は決勝戦ですな。よろしければ!

Sommelier R.Imamura

ヴィンテージ'82

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本日は、ランニング。久々の良いお天気に気持ち良く。我が家も 近所の他所様も 少しづつ薔薇の季節になってます。花粉も落ち着きましたが、個人的には栗の花粉の香りが苦手で。また、ご近所の民泊の施工も植木にまで着手されていたので そろそろかな?管理の責任者の方が、さらりとご迷惑をお掛けします!と一言の声かけに 少しでもほっこりと致します。

で まあ 予定通りの

・Coteaux Champenois Bouzy Rouge Grand Cru’82 Jean Veselle

テナントビルの目の前は、東大路の大通りなので交通量も多く。個人的には耳が慣れていると言うこともありますが、毎日通る ベスパのエンジン音の特徴は心地よく聞こえます。意外にヴィンテージ・ベスパにお乗りの方はおられるものだなあ?と嬉しくも思いますが 特にこのベスパの蜂の羽音のような小気味よさと ハーレーの鼓動のような振動は特徴的だなあ。他には無い個性かと。現代のバイクや車には感じられない、耳にも感じる楽しさかと。ただなあ、夏にかけて 暴走族系の若者と わざわざ祇園街を走らなくても?と思われる雄牛のエンブレムの爆音は何ともねえ・・・・・。

今年は、遂に7月の祇園祭の神事の日のご予約がいただけた!と嬉しく思っておりましたが、意外な形で何時もの10日の方が7日に変わったのがイレギュラーながらも 七夕の晩と言うのも悪くないなあ。そんな別の日の17・24日のご依頼の確認に。

ある程度は想定していたムッシュのお越しに この’82のシャンプノアを。ジャン・ヴェッセルにはご興味有るだろう?しかも’82のルージュとなると ワインラヴァーの好奇心に触れるもので。ただねえ、抜栓直後はクローズしている感覚が。まあ、少しゆっくりとグラスを置いておく時間の間に ブラインドをさせていただけ。

エチケットを剥がして 持ち込まれた まあボトルの残り5cmほどの液体は残念ながら しっかりと濁っており澱だらけで。普段はもう澱の部分は飲む機会は、ほぼほぼ無いのですが これが意外や意外に素晴らしく複雑なブーケを称えており 明らかに高級な当たり年のボルドーの逸品の印象でした。ぐんぐんとミントやユーカリの香りが鼻腔をくすぐり 熟成した腐葉土のニュアンスも加わり 明らかにポイヤックカベルネブレンド比率が高く 下手したら五大シャトーの偉大なヴィンテージでは?でもラフィットの繊細さではないな?まさか 塔の奴か?くらいに思ってしまう・・・・・。

結果は残念ながら、信じられなかった ’97のラグランジュ。嘘や?リストにもまだ残ってるし嘗てはグラス・アイテムでも何度も抜栓した銘柄だし しかも’97が ここまでの熟成はしていない。立派な格付けシャトーながらも ここまでのポテンシャルは絶対に!でしたが、どうやら 少し噴いた状態の 抜栓直後はこちらもクローズしていたそうで 数時間後にこの状態になっていたそうで そんなことも含めた確認でお持ちいただけたようで。いやあ、冗談で嘗てはボルドーは少しくらい虐めてあげても?なんて言ってましたが・・・・・。解らないものです。まあ、そこもまたワインの面白いところなのですが。ちなみに 裏張りには やまやさんの記載が。

まあ、僕のテイスティング力も そんなものでしょうか・・・・・。

そして、コトーは 滋味深く甘みを加えられており おっさんのワイン談義が深夜まで。ご相談のワインとシャンパーニュをお願いいたしますよ!

Sommelier R.Imamura