Baicaiの欠片

なんちゃっ哲学はじめました

雑記 正しさの賞味期限

正義論の名著 (ちくま新書)

 習慣にするためにだらだら書いておこう。今はこの本を読んでいる。正義について何となく考えていたことがあって、たまたま目についたので借りてみた。なんとなく正しさって賞味期限があるものだよねっと考えていて、むやみに若者批判とかすべきではないよなぁと思っている。

 

 北朝鮮もISILがやっていることも時代が時代なら不正義とは言い切れない。彼らの悪いところは”現代”において”過去の正義”を押し通そうとしていると言える。つまり、彼らの主張する正しさは残念ながら賞味期限が切れている。

 

 そんなふうに考えると「最近の〇〇はおかしい…」と愚痴をこぼす老人が正しいとなんで言えるのだろう? たぶん”正しさ”は時代の先端からやってくる。だから私たちに届く頃には賞味期限が迫っている。

 

 そんなことをまとめていけば記事が書けるのではないかと思っていたのだが、この本を読んで自分の意見が変わるかもしれない。どうなったかはまた報告できれば幸いだ。

 

 

最近読んだ本

  またしばらく空いてしまいました。あんまり読書に時間を費やしていないのですが、細々とは読んでいます。そのうちまとめたいなぁなんて思いながらもうどの本がどんな本だったのかよく覚えていない。

〈おんな〉の思想 私たちは、あなたを忘れない (集英社文庫)女は後半からがおもしろい (集英社文庫)

 

 上野千鶴子著作二冊。前に読んだ『上野先生勝手に死なれちゃ困ります』が面白かったので手に取ってみました。順位づけるならば『女は後半』>『おんなの思想』 でも、印象が強いのは『おんなの思想』という感じ。 

 

遠足型消費の時代 なぜ妻はコストコに行きたがるのか?僕たちの前途

 最寄りの図書館にあって何となく読んでいる古市憲寿。『僕たちの前途』は良書だった。高校性大学生にお勧めしたい本。大学に入る前ぐらいに読んで見てほしい。『遠足型消費の時代』は今となってはちょっと内容が古いかなぁ。当時としては面白く読めたのだろうけれど、賞味期限を過ぎてしまった感じ。

 

 しばらく文章を書くことをさぼっていたのでこんな簡単な文章を書くのにも時間がかかる。いずれ印象が深い本はリハビリも兼ねて書評的なものをかければいいなと思う。

 

ベタ水槽立ち上げ顛末記11 モス巻き巻き

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 キューバパールグラス絶不調の原因はどうも光量不足によるところが大きいようです。そこで新たに大型のLEDライトを導入。気泡がプカプカ浮かぶ水槽になりました。今思えばこのあたりがこの水草水槽のピークだったのかもしれません。

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ベタ水槽立ち上げ顛末記 番外編 生存報告 

ずっと更新していませんでしたが、うちのベタ君は元気です。

今の水槽はちょっと手を抜いてこんな感じになりました。

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過酷な生存競争に打ち勝ったタイニムファの雄姿をご覧ください。

キューバパールとレインキーはあえなく敗退しました・・・。

いろいろ手を出してみたけれど、このくらいが管理も楽でいいのかもしれません。

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読書したけど学問をしていない

  前回更新からしばらく空いてしまいました。何かを書かないとこのまま放置してしまいそうなので今日は適当に思いついたことでも書いてみます。このところ他のことに気を書けていたりしていたのですが、案外本を読んでいたりします。ずらっと並べると下のような本を図書館で借りて読みました。

希望難民ご一行様 ピースボートと「承認の共同体」幻想 (光文社新書)上野先生、勝手に死なれちゃ困ります?僕らの介護不安に答えてください? 光文社新書だから日本はズレている (新潮新書 566)生き延びるためのラカン (ちくま文庫)

 

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ベタ水槽立ち上げ顛末記10 キューバパールのために

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 久々にアクアリウムの記事を書きます。キューバパールグラスとアルテルナンテラ・レインキーが絶不調のベタ水槽。CO2添加を始めましたがイマイチパッとしません。キューバパールのために悪戦苦闘する日々がはじまりました。

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読書マナー「ムシャムシャ食べながら話をしない!」

 実はここ最近本を読む機会に恵まれて読みたかった数冊をパラパラ読んだ。それに触発されて関連書籍にまで手を出していたりする。レビューみたいな感想を書こうかなと思いながら、めんどくさくなってここではまだ取り上げていない。

 ちょうど参議院選挙があったので、選挙についてチロッと記事を書いたがそれは國分功一郎先生の本を読んでいたからだ。ズバリ影響されて書いた。おかげで「”民主主義”ウルサイ文章を書いてしまったなぁ」と反省していたりする。

近代政治哲学:自然・主権・行政 (ちくま新書)民主主義を直感するために (犀の教室)滝山コミューン一九七四 (講談社文庫)

 

 

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