テスト
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2019-09-15
■ [自然・虫][自然・その他] 湿地から川へ
今日も早朝から湿地へ。
早く出る狙いはヘビなのだが、このところさっぱり見かけない。
カナヘビならいくらでもいるのだが。
それにしても尻尾が長い。
今日は湿地のかなり奥の方にウスバキトンボが群れていた。
マユタテアカネもぼちぼち開けたところで目につくように。
なんと、ナミハンミョウがいた。
きみら、ずっとここにいたのかね。まったく気づかなかったよ。
春先にニワハンミョウが現れると最初だけちょっと撮って、その後はずっとスルーしていた。7月くらいになると一旦姿を消してしまうが、そこでこちらに切り替わってもナミだとは思わずよく見ていなかった。そもそも8月になるとここにはあまり来ないせいもある。
あまりしつこく追うと、高くけっこうな距離を飛んで逃げる。
樹上かなり高いところにとまった。
川へと移動。
オニヤンマがいたが、巡回の間隔が長すぎて待ちきれなかった。
潜ってカワヨシノボリを撮る。
前回まったく見かけなかったサワガニが今日はたくさんいる。
お子を抱くシーズンだったか。
ものすごくでっかいモクズガニを捕まえた。ここまで大きなものは初めて。
サワガニならはさまれても痛くはないが、さすがにこれにはさまれたらただではすまない。
指に伝わる力強さが尋常ではない。
生き物は、大きいというただそれだけで尊敬に値する。
片目がないことも、過酷な生存競争を生き抜いてきた証と見えるではないか。
水中ではハサミの毛がふわふわとなびいて愛らしい。
いろんなものが姿を消していたが、まだまだこれからというものもいる。もうしばらく遊んでもらおう。
2019-09-07
■ [自然・虫] 早朝の湿地
午後から天気が不安定とのことなので早めに出発。
ミズギボウシがたくさん咲いていたが、まだ活動時間前だからかハチなどは来ていなかった。
指舐めるかい?
ん~、どーしよっかなー。
やめとくわ。
今日も樹液にはオオスズメバチが。
先週よりはやや少ないか。
別の危険なやつもやってきたが、樹洞に近づいたらスズメバチに蹴散らされた。
帽子とカメラにとまられたので退散。
威嚇するわけではなかったが、それでも怖い。
ヤギがいるかと思ってうきうき近づいたらボロキレ。
今季初のハラビロカマキリ成虫。
石垣島では6月に見たけど。
マユタテアカネやヒメアカネが木陰に集まっていたが、暗くてなかなか撮れない。
2019-09-01
■ [自然・虫] 湿地から自然公園へ
前回ミルンヤンマやヘビが数種見られたのに味をしめ、また朝早い時間に湿地へ。
しかし目ぼしいものは見られず。
キノコだけはいろんな種類が目についた。
樹液ポイントに行くと、今日はオオスズメバチばかりがたくさん。
わりと入れ替わりが激しく、常時五頭ほどで占拠している。
樹の裂け目の奥からバリバリと齧る音が響いてくる。
少し大きく動いたりして振動が伝わるとすぐに裂け目から出て睨んでくるのだが、そこで至近距離からフラッシュを焚いたら飛び立って、顔の前でホバリングしながらカチカチ威嚇してきた。多分ここから実際に攻撃に移るまでは大きな壁があると思うが、それでもかなり近くでやられたのでいったん退却することにした。
そのときの慌てぶりが判る写真がこれ。
焦っていたせいもあるが、近すぎてピント併せきれなかった。
すぐそばの別の樹液に妙なコガネムシを見つけた。薄暗いので黒くしか見えないのでクロカナブンかと思ったが、少し小さいようだ。穴に頭を突っ込んで動かないのでちょいと失礼して……。
明るいところで見てびっくり。なんだこれ。
アカマダラハナムグリと教えていただいた。かなり珍しいもののようで、幼虫は鳥の巣の中で育つとのこと。鷹の仲間ではハチクマやオオタカの巣に居候するようで、確かにその二種はこの辺りにも生息している。しかしまたなんでそんな進化をしたのか。コガネムシ類の幼虫に寄生するツチバチを避けるためか。でももしかしたツチバチの中にはこのコガネを狙う鳥の巣専門ツチバチがいたりしないのだろうか。いろいろと疑問は尽きない。
湿地が寂しい状況だったので、そのまま30分ほど移動して某自然公園へ。
見事な擬態のヒシバッタ。
目立ちまくりのクルマバッタモドキ。
どちらもなぜか熱いたたきの上にうろうろ出てくる。
スジボソコシブトハナバチがやってきた。
これがいるということは、これに寄生するルリモンハナバチもいるだろう。
ほどなく現れたが、1時間ほど粘って1個体だけだった。
ここはクマバチが多かった。
顔をくしくし身繕い。
今日は長時間歩きまわったがずいぶん過ごしやすかった。
32度でこう感じてしまうということは、少なからず暑さに耐性ができたのだろうか。
2019-08-18
■ [自然・虫] 朝の湿地
今日も暑くなりそうなのでいつもより早く出発。
早い時間ならまだ樹液にカブトムシやクワガタも残っているかもと考えていたが見られず、すでにチャイロスズメバチが活動中。
オオスズメバチも次々やって来た。
あっという間に大賑わいの酒場。
それでも動じないカナブン強い。
すぐそばでじっとしゃがんで撮っていたが、こちらにはちゃんと気づいている様子。
あまり派手に動くと睨まれる。
とはいえカチカチと本気の威嚇まではしてこないので、のんびり撮らせてもらう。
いろんな表情を見せてくれてたいへん可愛い。
ホソミイトトンボやモノサシトンボはみな水辺を離れて木陰に避難。
久しぶりにミルンヤンマに出遭えた。
夕方飛ぶ以外はこうして木陰にいることが多いのだとか。
ジョロウグモの巣にはミツバチがたくさんひっかかっていた。
ちょうど食事中のものも。
ヤマカガシ、シマヘビ、そしてアオダイショウと、今日はヘビ運がよかった。
やはり早朝はヘビによく出くわす。
あまり急いで逃げない子だったのでじっくり観察できた。
2019-08-17
■ [自然・虫] 湿地から川へ
ずいぶん久しぶりに湿地へ行ってみたが、日照り続きもあって虫の姿が少ない。
この時期だともうアカネ類が藪に集まり始めているはずだがそれもごくわずか。
朝早めだったのでマムシが見られた。
やや大柄のシュレーゲルも。
樹液にカブト女子とカナブン。
穴にはヒラタ男子もいたが、チャイロスズメバチが居座っていたので手出しできず。
切り上げて某河川上流部へ。
シマドジョウはかつてないほどの数が水底をうろうろ。
網を入れてみるとアカザも沢山採れた。
ここはずっと安定しているようだ。
帰って近所回り。
どこもかしこもタケクマバチ。活動休止時期はないみたいに思える。
地元の川でもがさがさしてみる。
岸部にはクロベンケイガニ。
やたらテナガエビが多かった。それも大物ばかり。
ハゼ類は暑いせいかやや深場に避難しているようで、網に入ってくれなかった。
ゴクラクハゼやチチブがわずかに。
岸部にはセグロアシナガバチが水分補給に来ていた。
飲むだけでなくこの時期は巣の冷却にも利用される。
2019-08-04
■ [自然・虫][自然・その他] 自然公園、裏の川
ルリモンハナバチを探しに少し遠出して某自然公園へ。
公園だが毎日の散歩コースにしているらしき老人数人しか見かけない。
この暑さだから仕方ないか。
ルリモンハナバチは見られず、青いハチはオオセイボウのみ。
今年はオミナエシがよく咲いていた。去年管理のご婦人から鹿の食害がひどいとは聞いたが、何か対策されたのだろうか。それよりも花壇のハーブ類がまったく咲いていなかった。確かに悪天候続きだったが、見たところ今年はただ手入れされていないだけのようだ。なのでいつもたくさんの種類が見られるハキリバチの姿がほとんどない。
ツルガハキリバチとクロアナバチを撮っただけで池の方へと撤収。
池でも強い日差しのせいかトンボがあまり飛び交っていない。
ショウジョウトンボが一頭のみ。
ギンヤンマだけは元気そうだ。
側溝の中をニホンカナヘビが二頭歩いていた。つがいかな。
肉がみっちりむっちりつまっている感じがすごい。
これまで見た中でも最大サイズだった。
それにしても、きみらはカナヘビと違って壁を登るのは苦手なんだな。
今年も四阿にはツバメが営巣していた。
翌日は裏の川へ。
エリザハンミョウはごく局所的で、対岸にはニワハンミョウしかいない。
簡単装備でシュノーケリングしてみる。
潜ります。
ぶくぶく。
目につくハゼのほとんどはこのヌマチチブ。
君を飼ったときはほんとに苦労したよ。
なぜそう誰にでも喧嘩を売るかね
次いでゴクラクハゼ。けっこう大きな個体が目につく。
このハゼは一見地味ながら、飼育下でも大変美しい瑠璃の斑点を見せてくれる。
わりと穏やかなので複数飼育もしやすかった。
一尾だけシマヨシノボリも。飼育下でこんな美しい体色を見せてくれることはない。初めて潜ったときにそう思い知らされ、以来もう魚を飼うことはやめた。いつでもこうして見に来られるしね。
ポイントはこんな簡素な堰の直上。
水量が多いので見た目以上に流れが強い。立っているだけでも一苦労。