アリとキリギリス もしくは アリとセミ

仕事に疲れたので、
「アリとセミ」の寓話の、つづきについて書きます。

アリとキリギリス。有名な話です。
いろんな説がありますが、もともとは「アリ」と「セミ」だったとか。こんな話です。

                                                                      • -

夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、セミは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、セミは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌っていて、働かないのが悪い」と断られ、セミは餓死する。

                                                                      • -

みんな知ってるこのストーリーには、
実は、最後にもう一文だけ台詞がつく。
(という説がある。)こんな台詞です。

                                                                      • -

僕は歌うべき歌は、歌いつくした。
ぼくの亡骸を食べて、生きのびればいい。

by セミ

                                                                      • -

セミさん、ちょっとかっこいい。

大企業で働くことや、資本主義のように働く人がアリなのではなく、
「いま」自分がやりたいことを全力でやっているかどうか。


どちらの生き方がいいのかはわからない。
平穏にいきたいのか、情熱的にいきたいのか。
その違いは、ひとそれぞれなんだとは思う。


でもやっぱり、セミのほうが、かっこいいよね。

もし就活生にひとつだけ伝えることがあるとしたら…

今日、OB訪問うけて、そんな質問をもらいました。
それでちょっと考えて、伝えたいことひとつ選ぶなら、
「社会人って、マジ楽しい!」ってことだと思ったわけです。

いや、ウソじゃないです。社会人はマジでたのしい。
まずね、自由に使えるお金が増える。
コンビニのお弁当なんて、どれでも買える。
ベビースターラーメンなんて、何個でも買える!
もっとうまいものたくさん食べれる。
今までいけなかったようなレストランに行ける。
今まで買えなかったスーツも買える。
車買おうかな、なんて考える。家も買おうかな、なんて思う。
お金が増えると同時に増える可能性にドキドキする。

次にね、出会いが拡がる。
社会にでると、まず上司がたくさんいる。
尊敬できる上司がゴロゴロいる。
びっくりするくらい、自分が甘かったことを知る。
あぁ、こんなかっこいい大人になりたいな、って思える大人たちがいる。
そんな人たちと同じチームで仕事ができるなんて心が躍る。

さらにね、仕事そのものが楽しい。
フィールドが無限のスポーツみたいなもんです。
何やったっていい。ルールはひとつ。
「誰かが喜ぶことをする」、それが仕事というもの!
夢は見放題。やりたいことをやればいい。やりたくなきゃやらなきゃいい。
選択も、責任も自分にある。こんなエキサイティングなフィールドは他にない。

だからどうかどうか、社会にでることをネガティブにとらないでほしい。
社会にでることは、嫌らしく金を稼ぐことではない。
社会にでることは、自分を押し殺して奴隷になることじゃない。
社会にでることは、誰かを押し退けて成功することじゃない。

村上春樹がいいこと言ったことがあります。
「世界はどんどんよくなっていくんだ」
就活に必要な気分って、たぶんそんな感じ。

だからどうかどうか、がんばって楽しんでください。
もてるかぎり最高の期待をもっても裏切られないほど、
楽しい社会が待っているはず。なのだから。
(資本主義の手先みたいな文章になりました。)

アリとキリギリス もしくは アリとセミ

仕事に疲れたので、
「アリとセミ」の寓話の、つづきについて書きます。

アリとキリギリス。有名な話です。
いろんな説がありますが、もともとは「アリ」と「セミ」だったとか。こんな話です。

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夏の間、アリたちは冬の間の食料をためるために働き続け、セミは歌を歌って遊び、働かない。やがて冬が来て、セミは食べ物を探すが見つからず、アリたちに頼んで、食べ物を分けてもらおうとするが、「夏には歌っていて、働かないのが悪い」と断られ、セミは餓死する。

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みんな知ってるこのストーリーには、
実は、最後にもう一文だけ台詞がつく。
(という説がある。)こんな台詞です。

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僕は歌うべき歌は、歌いつくした。
ぼくの亡骸を食べて、生きのびればいい。

by セミ

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セミさん、ちょっとかっこいい。

大企業で働くことや、資本主義のように働く人がアリなのではなく、
「いま」自分がやりたいことを全力でやっているかどうか。


どちらの生き方がいいのかはわからない。
平穏にいきたいのか、情熱的にいきたいのか。
その違いは、ひとそれぞれなんだとは思う。


でもやっぱり、セミのほうが、かっこいいよね。

もし就活生にひとつだけ伝えることがあるとしたら…

今日、OB訪問うけて、そんな質問をもらいました。
それでちょっと考えて、伝えたいことひとつ選ぶなら、
「社会人って、マジ楽しい!」ってことだと思ったわけです。

いや、ウソじゃないです。社会人はマジでたのしい。
まずね、自由に使えるお金が増える。
コンビニのお弁当なんて、どれでも買える。
ベビースターラーメンなんて、何個でも買える!
もっとうまいものたくさん食べれる。
今までいけなかったようなレストランに行ける。
今まで買えなかったスーツも買える。
車買おうかな、なんて考える。家も買おうかな、なんて思う。
お金が増えると同時に増える可能性にドキドキする。

次にね、出会いが拡がる。
社会にでると、まず上司がたくさんいる。
尊敬できる上司がゴロゴロいる。
びっくりするくらい、自分が甘かったことを知る。
あぁ、こんなかっこいい大人になりたいな、って思える大人たちがいる。
そんな人たちと同じチームで仕事ができるなんて心が躍る。

さらにね、仕事そのものが楽しい。
フィールドが無限のスポーツみたいなもんです。
何やったっていい。ルールはひとつ。
「誰かが喜ぶことをする」、それが仕事というもの!
夢は見放題。やりたいことをやればいい。やりたくなきゃやらなきゃいい。
選択も、責任も自分にある。こんなエキサイティングなフィールドは他にない。

だからどうかどうか、社会にでることをネガティブにとらないでほしい。
社会にでることは、嫌らしく金を稼ぐことではない。
社会にでることは、自分を押し殺して奴隷になることじゃない。
社会にでることは、誰かを押し退けて成功することじゃない。

村上春樹がいいこと言ったことがあります。
「世界はどんどんよくなっていくんだ」
就活に必要な気分って、たぶんそんな感じ。

だからどうかどうか、がんばって楽しんでください。
もてるかぎり最高の期待をもっても裏切られないほど、
楽しい社会が待っているはず。なのだから。
(資本主義の手先みたいな文章になりました。)