ケメックスって?
時々見かける、フラスコみたいな形でくびれに木片のついたガラスの器。あれはケメックス(Chemex)って言うコーヒーメーカーなんです。 なんとなくカッコ良く、どこか懐かしい感じのケメックスを簡単に紹介します。
1941年、ドイツのDr.ピーターシュラムボム(Schlumbohm)により生まれたケメックスコーヒーメーカー。博士の彼は研究所ではコーヒーを淹れるのにフラスコを使っていたとか。
1950年には研究所で生まれたコーヒーメーカーの生産をアメリカのマサチューセッツに移し、半世紀以上経った今もそこで生産がされています。 そしてその優れたデザインはニューヨークのMoMAで永久展示品として殿堂入りしました。
以降60年代にはアメリカ映画・ドラマの小道具としてメディアに露出するようになりました。 そして最近はThird Wave Coffeeとして一手間かかるコーヒーが再注目されると同時に、古き良き変わらないデザインのケメックスが国内外問わず再注目されはじました。
無機物と有機物を調和させたケメックスコーヒーメーカーは、キッチンに放置しても様になるたたずまい。デザインだけではなくDr.ピーターのこだわりが詰まったコーヒーメーカーはコーヒータイムを楽しくしてくれますよ。