もやし社長の47歳日記

ひよっこガリガリ社長の僕が、とある入院をきっかけにこの貧弱体系に卒業を誓う。日々の筋トレと経営について、そして学生時代の思い出を思いのままに書いて行こうと思います。皆様よろしくお願いいたします。

Rainy Sunday

雨の日曜日。

昨日晴れてよ!ってお願いしたのに…

ザーッザーやん。

 

柄にもなく紫陽花の写真を上げたからや!

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間違いない。

 

こんな日はジムに限る。

夏はそこまで来てる、頑張らないと。

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今日は良いworkout が出来た。

 

また少し胸が大きくなった気がする。

めちゃ続いてる。

成果も出だした。

 

 

よく、「何処目指してるん?」と聞かれる。

 

何処を目指すよりも、今の僕から少しでも進化、成長したいだけ。

 

ちょっとでも見た目を良くしたい。

お洒落に服を着こなしたい。

水着にもなりたい。

 

身体もマインドも知識も行動も。

見た目はリンクすると思っている。

 

アメリカではデブは出世出来ない。

自己管理が出来ないのに部下をマネージメント出来る訳がないとの理由らしい…

 

そして、

「何処目指してんの?」って

言う人に限って酷いスタイルの人が多い。

 

僕は敢えて言う。

 

「いつまでその醜い身体でいるのですか?」と。

 

そんな身体になりたくないから鍛えているのですよ。

 

と、心の中で呟くのであった。

 

 

 

 

 

 

Kamakura

今年のGWも鎌倉を堪能しております。

 

いつ来ても、何度来てもステキな場所です。

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今回は残念ながら五十肩らしき症状で波乗りは断念…

いい波も入って無いから結果オーライとしよう。

 

昨日はBBQでロコの方々と知り合った。

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みんな経営者で刺激的な方々。

先輩の経験値の高さは勉強になる。

 

で、なんでもお洒落。

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BBQの具材までお洒落に見えてくる。

 

そんな中、僕のコテコテ関西弁でややお下品ネタはさぞかし面白かったらしい。

それで良いのか47歳?

まぁそれしか引き出しが無いんやからしゃあない。

そして、共通項は

皆さんこよなくこの土地柄を愛している。

そんな空気感がそうさせるのか、

トークまで洒落てる気がする。

 

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最高の天気だから、由比ヶ浜でゴザをひいて昼寝。

 

贅沢なひと時。

 

いろいろ悩ましい事や不安もあるけど、

なんかやったろ!

 

って、リフレッシュさせてくれる場所に感謝しかない。

 

頭の中わいろいろ整理する時間。

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皆さまもGWを満喫くださいませ。

 

 

 

 

United States of America vol.16

1989年夏、アメリカに島流しにあった僕。

アメリカ に対する画像結果

その日から1年が経とうとしていた。

 

人生で初めての事がてんこ盛りの1年。

 

 自分の小ささ弱さを、

そして無知さを思い知らせれた一年。

 

少しだが、

アメリカ生活にも慣れて来ていた。

 

黒人にチンチ〇って言うあだ名を貰った。

シバかれて入院もした。

新聞にも載った。

車も買った。

ガス欠でヒッチハイクもした。

パトカーにも乗った。

銀行口座で小切手も作った。

 

あっそうそう、

一人暮らしも始めた。

 

引っ越し理由はルームメイトのマイクが毎晩彼女を部屋に連れ込んで来て

デスク越しにHをするので・・・涙

 

引っ越しも契約も一人ですべてした。

 

電気・水も引いた。

保険にも入った。

 

 

アメリカはテネシーで。

ネットも携帯もない時代に。

UTM寮 に対する画像結果

そしてその頃

僕の英語学校のレベルも最上級のになっていた。

 

あの僕がだ!

 

もはやキセキ

 

アルファベットの練習から学んだ僕。

筆記体のGとFが書けなかった僕。

 三人称単数現在が分からなかった僕。

 

その頃では

学ぶレベルも結構HEAVYな内容で、宿題なんかもめっちゃ難しくって。

university of tennessee martin に対する画像結果

量も多い。

 

先生曰く、「大学はこんなものでは無い、もっと大変だぞ」と・・・

 

 

英語力って言うと、

 

生活には困らない程度のレベルまでは来ていたかと思う。

 何を言いたいかは理解できるようになってたし、

言いたいことは言えるレベル。

読むのもなんとなくは分かる。

書くのも文章は幼稚なものの書けた。

 圧倒的に単語量が少なかったけど。

 

それでは話にならない。

 

僕は州立大学を卒業しないと帰国できないのだから。

 

よって

大学に入るためにはこのレベル6ってクラス

を突破しないといけないのである。

 

もしくはTOEFLっていうテストを500点ほど取らないとイケない。

toefl に対する画像結果

 

 アメリカはなんせディスカッション(意見交換の場)が多く授業で用いられる。

そしてレポート提出量が多い。

 

その当時はパソコンやインターネットが無いので、

ペンダコってやつが生まれて初めて出来るほど

書いた。

 

そして理解していないと話せないので

その場しのぎの勉強ではすぐにばれる。

 

このレベル6クラスの期間、

2か月間は本当に勉強した。

 

生まれて初めてかも知れない。

こんなに勉強したこと無かったから・・・

 

まぁ大学に入ってからもっと地獄を見ることになるんやけど・・・

 

不思議なことに「アメリカの大学に通いたいって」思う僕がいた。

 

あんなに日本に帰りたかったのに

 

 

一回やってみたかった、

映画のような、

アメリカの大学生活を

university of tennessee martin に対する画像結果

 

一度は

白人でブロンズのお姉ちゃんと付き合ってみたかった

 

白人モデル に対する画像結果

 

映画のようなPARTYをしてみたかった。

アメリカのパーティー に対する画像結果

 

そんな不埒な想いで頑張れてしまえる僕。

 

なんか出来る気がして来ていた。

 

とにかくこのレベル6をクリアしてやる。

 

そうすればそこにはパラダイスが待っているはずだ!!

 

university of tennessee martin に対する画像結果

 

 GO! FIGHT! WIN!

 

 

United States of America vol.15

皆さんは海外で6時間一人で真夜中にヒッチハイクをしたことがありますか?

 

僕はあります。

19歳で経験しました。

 

いや、しないと凍え死ぬと思ったから致し方なく・・・

 

 

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やっと停まってくれたその車まで

一心不乱に走っていきました。

 

そこには超おんぼろのTHE アメ車的な車が。

 

アメリカの車 に対する画像結果

 

運転席へ向かっていくと、

運転席のドアが開いて人が出て来た。

 

暗いので見えにくかった・・・

 

 

黒人だった、それも多分150kgはくだらない

ほど大柄な超イカツイ,汚いおっさんだった。

 

でも僕にとっては天使に見えた。

なんせ6時間も待ってやっと停まってくれた人だから。

 

そして、必死で伝えた。

 

「MY CAR IS EMPTY」

「I DON'T HAVE GASOLINE」

「HELP ME」

 

何度も何度も必死で叫んだ。

 分けの分からない幼稚な英語を。

 

するとその大男がどうも「乗れ」と言って指さしてる。

 

 通じたのか?

 

怖いけど、助手席に乗った

 

そして走り出した。

超乗り心地の悪い、臭い車だったのを記憶している。

 

てか、どこに連れて行かれるんやろう??

 

なんか話かけて来よるけど、

ほとんど分からない。

英語にも聞こえない。

 

そもそも僕の車置きっぱなしやし。

 

大丈夫?

僕、このまま拉致される?

僕、売られる?

 

でもいつもの笑顔で「あは~ん」て言うてる僕。

 

アカンやん。

 でもこれしか対応の仕方知らへん。

 

もうなるようになれって感じで30分ほど走ってたら、

明かりが見えて来た。

 

ハイウェイの出口や!

 

あっ、ガソリンスタンドや!!

 アメリカのガソリンスタンド に対する画像結果

ちゃんと連れてってくれてるやん!!!!!!

 

「THANK YOU 」  「THANK YOU」

 

と何度も言った。

 

そこにつくと

何やらその黒人が店員と話している。

 

そして電話で誰かと話している。

 

なんか話しかけて来たけど、全く分からない。

 

それから10分後、

パトカーが来た!

それも青い光をくるくるさせて。

 

アメリカのパトカー に対する画像結果

なぬ!!!!

 

またアメリカでも警察沙汰や!!

もういやや・・・

 

てか、なんで警察やねん。

めちゃ怖いやん。

 

アメリカの警官 に対する画像結果

なんも悪い事してないし。

 

で、なんか話しかけて来た。

 

 

必死で何度も聞くとどうも

 

ガスタンクを買ってここでガソリンを入れる。

ガソリンケース に対する画像結果

そして僕の車まで警官が送ってくれて

僕の車にガソリンを入れるって手筈なような。

 

やっと理解できた。

 

なんや、みんな味方やん!!!

 

めちゃえ~奴らやん。

 

ガソリンタンクにガソリンを入れて。

お金を払って。

 

ここまで乗せてくれた黒人のおっちゃんに礼を言って。

おっちゃんは陽気になんか話してたけど分からなかった。

 

「THANK YOU SO MUCH」

と心の底から伝えた。

 

それしか伝えられない自分が情けなかったと同時に

人は見た目で判断したらアカン事を身をもって知った。

 

そして、

アメリカに来て半年足らずでまたパトカーに乗った

アメリカのパトカー犯罪 に対する画像結果

なんかめっちゃ話しかけてくるけど

分からない。

 

警官もあきれて、話しかけてこなくなった。

 

そしてガス欠で止まった僕のJEEPまでたどり着いて

ガソリンを入れた。

 

何度かエンジンキーを回すとエンジンがかかった。

 

その時、時計は明け方の3時を指していた。

 

警官が「TAKE CARE!!」って言って帰って行った。

こういう場合はテイクケアって言うんか?

 

なるほど。

 

車が止まってから、9時間

 

疲れきっていた僕。

足が震えていた僕。

涙が止まらない僕。

 

僕はセントルイス行きをやめて

テネシーに引き返すことにした。

 

もう十分すぎるほどの経験をした。

ってか、

怖すぎて。

 

早く寮に帰りたかった。

 

僕のアメリカ初旅行は残念な結果に終わった。

 

目的地にたどり着かないと言う結末。

 

僕はこの日の出来事を一生忘れることはないだろう。

 

 

そしてTVで見た、猿岩石のヒッチハイクなんか

プーやと思った。

 

一人で真夜中のヒッチハイクほど恐ろしいものは無い。

 

 

 

しばらく経ってから知るのだが、

テネシーヒッチハイク禁止州だったということを。

 

ヒッチハイク禁止 に対する画像結果

 

あの時の警官はこのことを必死で話してたんやな、多分。