旅行は自由でなければならない
「明日、タホ湖でスキーしない?」と同僚から誘われたのは、金曜日の夜のこと。タホ湖はずっと行きたかった。スキーもしたい。が、色々都合があり断った。
実は、同僚たちと何度か一緒に出掛けることがあったが、おおよそ計画なしで即行で行く。現地に着いたら、ただブラブラする。歩くのが嫌いで買い物が好き。そういう旅のしかたは私の好みではない。
日本中で色んなところを旅した。私にとって、旅行は日常から離れ、どこかで過ごす貴重な時間を意味する。限られた金と時間を大事にしなければならない。なので、事前の調査と計画は必要だ。
そして、計画は必ず自分でする。計画するだけでワクワクしてくる。その時点から、旅はもう始まっているのだ。
パッケージツアーなどの他人任せはダメだ。旅行は自由でなければならない、と私は思う。
リーガル・ハイ
リーガル・ハイの主人公は勝利だけにこだわり、金さえ払えば殺人犯でも無罪にする弁護士。不法侵入や証拠作りなど、現実では明らかに違法な行為を何度も指示した。
こういう内容で社会的に大丈夫かな、という疑問を持ちつつ、第 1 期・スぺシャル・第 2 期までを、この一週間で全部観た。
なかなか面白かった。面白すぎて毎日ドラマの事ばかり考えていた。あくまでもドラマなので、真面目すぎるのもなんだが、ついいろいろ考えてしまう。
人権派弁護士、真実を求める弁護士、皆を幸せに導く弁護士など数々の敵を、主人公は倒した。一回一回の戦いの中には、色んなメッセージが込められている。
真実なんてどうでもいい、というのは言い過ぎかもしれない。だが、見たいものだけを見、信じたいものだけを信じるのが人である。真実をすべて知ることができない以上、誰もが幸せになる選択をすることはできない。
そして、判決を決めるのは、真実でも民意でもない、法律と証拠だ。
シリアスな事を考えながらコメディを楽しむ事ができる、こういう作品が大好きだ。
Thinking, Fast and Slow
最近、ついに「Thinking, Fast and Slow」という本を読み終わった。
- 作者: Daniel Kahneman
- 出版社/メーカー: Penguin
- 発売日: 2012/05/10
- メディア: ペーパーバック
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タイトルから推察できるように、人間の思考についての本である。著者の Daniel Kahneman 教授は心理学者でノーベル賞受賞者だが、この本は一般向けに分かりやすく書かれている。
読んで学んだことを一言にまとめると、あまり自分の直感を信じないほうが良い、ということだ。
信じて良い直感は勿論ある。例えば、プロ棋士が練習に練習を重ねて得た直感は確かなものだ。それに対して「〇〇会社の株価はこれから上がる」などは大体根拠のないものである。
最初の何章かだけを読んでも結構勉強になるので、興味のある方は是非読んでみてください。
イエローちゃん
今週のお題「ペット大好き!」
子供の頃、田舎の実家ではイエローちゃんっていう名の台湾犬を飼っていた。
僅かな記憶だが、僕はよくあいつと遊んでいた。背中に乗ったこともある。
ある日の夕方、餌の時間なのに、イエローちゃんの姿は家のどこにも見当たらなかった。心配で外を探しに行った父は、溝の側で倒れたイエローちゃんを見つけた。その時はもう手遅れだった……
家の周囲は工場に囲まれているため、排水溝に何か有害物質が流れ込まれていて、イエローちゃんは溝水を飲んで死んだのかもしれない。
性格が温順で飼い主にとても忠実な犬だった。
母は一週間ご飯もちゃんと食べられず、イエローちゃんのことを思い出す度泣いていた。その後、子供たちが何度か「ペットを飼いたい」と提案しても、母はいつも反対だ。
ペットを飼うのは楽しいが、別れる時は辛い。
1分間勉強法
- 作者: 石井貴士
- 出版社/メーカー: 中経出版
- 発売日: 2011/03
- メディア: 単行本
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この前の木曜日に、家の近くにある紀伊国屋でたまたまこの本を見かけました。あまりにも魅力的なタイトルなのでつい手に取ってみました。
一度覚えたことは復習をしなければ、だんだん忘れてしまいます。記憶を深めるには、時間をあけつつ定期的に復習を繰り返さないとダメです。ここまでは正論だと思います。
実際のやり方は簡単に言うと、まず本を1分間だけかけて重要な部分を見つけ出し、次に重要性で色分けてカラーカードにまとめます。そうしたら何時でも素早く本を復習する事ができます。
結局、ごく普通な勉強法なのではありませんか(汗
それに簡単な本でないと、短時間で直感で重点を見つけ出せるわけがありません。英単語などの知識の蓄積に役に立つかもしれませんが、理解が必要な本には通用しないでしょう。
9月突入か
今週のお題「2011年、夏の思い出」
8月後半に勉強会を二つも連続行った。
COSCUP(8/20–21)と RubyConf Taiwan(8/26–27)だった。
台湾のイベントは大体台北で行われるので、南の高雄に住んでいる僕が行くには不便だ。それに、「交通料金は金の無駄使い」を理由に、両親に反対されることが多かった。
だから、今回はさり気無く台北へ行く意志を伝う。
「来週台北へ行くよ」
「えっ、何しに?」
「とにかく台北へ行くんだ」
「そう……」
意外と何も言われなかった。
南北往復は最も安い交通手段である高速バスを利用した。
片道 5 時間も超えて最初はきつかった。
でも、音楽を聞いたり眠たりするとそのうち到着するから、だんだんと慣れていった。
勉強会で自分の実力を再認識した。
まだまだ習うことが多いと思うが、とにかくすごいことをやりたい!
もっと色んなことをやって試すべきだと思う。
小さなことをやる経験は、いつか大きなことに繋がるはずだ。
Funny Bunny
スケダンの漫画を見て、大好きになった the pillows の曲「Funny Bunny」。
歌詞の中に「王様の声に逆らって」や「道化師は素顔を見せないで」などが出てきて、何か隠しネタがあるような感じがする。どう考えても思いつかないので、調べてみたら以下のような書き込みがあった。
- 2ちゃんねるのthe pillows 44スレッド:
78 :名無しのエリー :04/10/01 07:23:21 id:JFwPoP33
>>77
ファニバニの歌詞について「どういう意味?」とか言っちゃう時点でもう駄目なような・・・
詩自体は抽象的だからいろんな受け止め方ができるし、
お前が「これだ!」って感じた意味でいいんだよ。と思います。
pikka10aquaさん
あのあたりの歌詞には特に意味はないんだと思います。
さわおさんの歌詞にはそういう歌詞が多いです。
私は、情景を頭の中に描きながら聴いてますね。
なるほど。
つまり、隠された物語は自分が感じたように解釈すれば良いんだね。
最後に、「SKET DANCE×Funny Bunny」の動画で締めたいと思う。
メタ構文変数
foo、bar と hoge について調べた。
foo と bar には慣れていたが、日本人が書いたプログラムによく見かける hoge とは何なのか、ずっと知りたかった。
RFC が foo までカーバーする事に、そして辞書には「ほげ」という言葉が無い事にビックリした。
「ほげ」って何ですか?
日本に古来より伝わる言葉で、困ったときや、わからないとき、 面倒なときなどに救ってくれる有難い言葉です。 「ほげ」の出現は 1980 年代前半と言われ、この時期に各地で 独立して発生したと言われています。今や日本のイソターネットを 語る上で欠くことのできない村井純氏も、この頃に、「ほげ」を 口癖としていたという説もあります。 「ほげ」を使用した最古の記録の一つは、1984年頃に 曽田大明神@名古屋大学(現SRA)が使用した "hoge" です。 現在でも曽田大明神に奉納されている 3.5 吋のフロッピィディスク中には 当時のままに残っている可能性があります。