Drkazu's Life (Hack) blog

人生、ライフハック、PC、Mac、カメラ、写真、将棋など人生折り返し地点を過ぎた男のボヤキ

棋譜合成

棋譜合成

定跡を勉強する際の棋譜合成について。

 

フリーの将棋GUIなどでまず勉強する棋譜を入力(この際はメインの流れだけを入れる)

kihuforWindowsの編集機能で棋譜合成する。

 

合成後、将棋GUIにに取り込み、本を読みながら細かい変化をいれていく。

棋譜コメント欄にあらましを打ち込むことでソフト上での復習をやりやすくする。

2級での勉強

 

いまだ低級から出せていません。

ブログも1年おきとは全くもってやる気が伝わってきませんね。

  

久しぶりの再開。

級位者のまま・・・(永世2級の称号ももう少し)

詰将棋ハンドブックⅠ、Ⅱ

5手詰めハンドブックⅠ、Ⅱ

は朝の散歩の時に高速周回を繰り返す。

 

7手詰将棋ハンドブックⅠ、Ⅱ、7手詰将棋(パワーアップシリーズ)は、7手詰めとして毎日40題をこなしてⅠ→Ⅱ→パワーアップシリーズ7手としている。

 

以上は

・型を覚える

・脳内将棋盤を作る

・将棋基礎体力をつける

 

目的で行っている。

 

読みを深くするために

・パワーアップシリーズ9手詰将棋

・1手3手5手の詰将棋120題(詰将棋達人倶楽部)

のどちらかないし両方1~2題解くようにしている。

 

9手は長さへの挑戦、後者は妙手への挑戦としている。

 

 

 

 

詰将棋

詰将棋

 

詰将棋やっていますか?

詰将棋は役に立つとか意味がないとかいろいろ言われていますが、初心者にとっては非常に有用な勉強と思われます。何より読む訓練になります。

浦野真彦先生のハンドブックシリーズは評判は高く、自分も3手、5手を読了し、最近ようやく7手詰めもやるようになりました。

ここまで進となんとなく詰将棋にはパターンがあり、体系的に説明できないかなと考えるようになります。逃げ道に捨てよや焦点に捨て駒などがあり、うまく言語化できれば理解も深まるのではないかと思います

 

ただし、体系的に解説された本は見かけません。

何かないかなと検索していたところ、見つけました。(先人たちは本当にすごいなと感心させられます)

 

詰将棋手筋教室―基本テクニックオールガイド

 

著者は村山隆治さんで詰将棋界では有名人です。

ただこの本は現在絶版で古本でしか手に入りません。内容も高度で3手、5手詰めが解けるようになったばかりの初心者が手を出すには大分ハードルが高いと思います。

 

それよりはその前に出版された

詰将棋をたのしむ本―たのしめる実例作品180題 (ハウブックス)

の方が優しく書いてあり、これであれば7手詰めハンドブックが解けるようになった私でもついて行ける内容です。(例題には9手詰め、13手詰め(それ以上も)が出てきます。)あとがきにはこの本の次は、

実戦に応用できる 詰将棋教室

に進もう著者も推薦しており、

これら村山隆治三部作(私が勝手に命名)は

1986-12 詰将棋をたのしむ本

1967-01 詰将棋教室

2000-07 詰将棋手筋教室

の順で進んでいくのがよいと考えます。

 

 

  

詰将棋をたのしむ本―たのしめる実例作品180題 (ハウブックス)

詰将棋をたのしむ本―たのしめる実例作品180題 (ハウブックス)

 

 

実戦に応用できる 詰将棋教室

実戦に応用できる 詰将棋教室

 

 

矢倉先手3五歩の早仕掛け(先手3五歩戦法)

矢倉先手3五歩の早仕掛け(先手3五歩戦法)

 

相矢倉に於いて24手組から先手が25手目に▲3五歩と突く積極的な作戦で、力戦調の将棋になりやすい。(参照 ウィキペディアWikipedia))

 

参考 棋書

羽生善治:羽生の頭脳5 最強矢倉 後手急戦と先手3七銀戦法  第2章 ▲3五歩戦法p49-64

深浦康市:これが最前線だ! テーマ22 先手の理を追求 3五歩早仕掛け p95-100

 

ゴキゲン中飛車対策 超速37銀戦法基本図までの変化 その2

ゴキゲン中飛車対策 超速37銀戦法基本図までの変化 その2
 
 
▲76歩△34歩▲26歩△54歩▲25歩△52飛▲48銀△55歩▲68玉△33角▲36歩(基本図)至るまでの変化を検証します
 

(基本図)
 
▲76歩△34歩▲26歩△54歩▲25歩△52飛

 
この瞬間▲24歩がやっぱり気になります。
▲24歩△同歩▲同飛△88角成▲同銀△33角▲28飛△26歩▲77銀△22飛

▲38銀△77角成▲同桂△27銀の強襲があって先手不利(村山慈明:村山慈明居飛車振り飛車知って得する序盤術.p84)
 
ですが、
▲27同銀△同歩成▲58飛として△28と▲24歩(同歩なら▲15角で準王手飛車)△29と▲23銀△52飛▲34銀不成で負けていないと考えられます。

 
また、△77角成の強襲ではなく、△62玉(準王手飛車を避ける筋)としたら、▲56角△72玉(▲83角成を防ぐ)▲23歩△同飛▲34角△24飛(横に動けば26歩を払うことが出来る)▲43角成△32銀▲16馬で先手も負けていないと思います。

ここから▲36歩~▲37銀として目障りな26歩を外しにいければ良いと思います。

ゴキゲン中飛車対策 超速基本図までの変化 その1

ゴキゲン中飛車対策 超速基本図までの変化 その1
 
後手が△54歩の前に△52飛と順番を間違えて飛車を振ってきた場合
 
▲76歩△34歩▲26歩△54歩▲25歩△52飛▲48銀△55歩▲68玉△33角▲36歩(基本図)
何気ない基本図ですがここまでくるにもたくさんの変化があります。
 
▲76歩△34歩▲26歩△52飛
 

△54歩の前に52飛と早々に振ってしまうとここから▲22角成△同銀▲65角と83角成、43角成の両成がが受からず先手が馬を作れて先手良し。との結論(村山慈明:村山慈明居飛車振り飛車知って得する序盤術.p80)
馬は作れそうですが、級位者ではそんなこともお構いなしに暴れてきそうです。プロで先手良し、先手有利の局面でも簡単にひっくり返ってしまうのが級位者同士の恐ろしいところ。
 
棋書に書いてある”よし”、”有利”の局面以降も研究が必要になる。
 
△32金と▲43角成を受ければ、▲83角成と馬を作れますが、すぐさま△74角と角(馬)には角で対抗されるとあっという間に馬が消えてしまいます。

馬が消えて、サッパリ。(下図)
 

相手の狙い(ゴキゲン中飛車)を外し、左辺にキズを作ったといえます。しかし、まだまだこれからの将棋。
先手としては左辺にキズを作ったので向かい飛車にして8筋から攻め込むのが自然と考えられます。
 
手は広いですが88銀~77銀として88飛と転換して行きたいところです。後手があくまで中飛車にこだわるなら5筋の歩を伸ばしてくると思われます。
 
▲88銀△33銀(壁銀の解消)▲77銀△54歩▲88飛

 
ここから後手は△45角とする変化(両成)と△55歩とあくまで飛車先を伸ばしてくる変化が考えられます。
 
△45角の場合▲48玉△67角成▲78角△同馬▲同金として、片美濃もしくは木村美濃にして行く展開が考えられます。

△55歩の場合は▲48玉△56歩▲同歩△同飛▲66銀として、やはり玉を囲って8筋から反撃して行くのが良いと思われます。
 

 
これで4手目に△52飛と振ってきた場合は咎めてみましょう。(みたい)
 

 

村山慈明の居飛車対振り飛車 知って得する序盤術 (NHK将棋シリーズ)

村山慈明の居飛車対振り飛車 知って得する序盤術 (NHK将棋シリーズ)

 

 

 

角換わりへの道

角換わりへの道

 

初心者が困る戦型に角換わりがあります。居飛車党を選択した場合必ずつきまといます。(まじめ人間はオールマイティに振り飛車も指してやろうと密かに思っています。しかし、本格派と言われたい浅はかな欲望のためにまずは本格派居飛車党を目指します)角道をあけないのももちろん戦略ですが、角交換にビビって開けないのはナンセンス。

角交換になって自陣に打ち込まれあっという間に不利になってしまうことは誰しも経験していることと思います。

腰を掛けて?(腰を据えて)勉強しないといけないでしょう。

角換わりの棋書は、意外と少ないです。(振り飛車はたくさんあって羨ましいです)級位者向けのわかりやすい棋書が必要になります。

ネット上にはたくさんの情報があって少ないはずの棋書の中でも悩んでしまいます。

候補となる棋書は

角換わりの入門として

西尾明先生の マイコミ将棋BOOKS よくわかる角換わり

阿久津主税先生の 矢倉・角換わりの教科書

長岡裕也先生の ひと目の角換わり (マイナビ将棋文庫SP)

 

次のステップとして最近発売された 塚田泰明先生の 角換わり 初段の常識

が考えられます。

 

さらに詳細になると

後手番一手損角換わりなら

山崎隆之先生の 山崎隆之の一手損角換わり (マイナビ将棋BOOKS)

佐藤康光先生の 佐藤康光の一手損角換わり (佐藤康光の将棋シリーズ)

糸谷哲郎先生の 現代将棋の思想 ~一手損角換わり編~ (マイナビ将棋BOOKS)

青野照市先生の 後手番一手損角換わり戦法:一気に敵陣撃破! (スーパー将棋講座)

 

角換わり腰掛け銀なら

島朗先生の 復刻版 新版 角換わり腰掛け銀研究

日浦市郎先生の 角換わり腰掛け銀最前線 ~いま、プロが注目する三つの指し方~ (マイナビ将棋BOOKS)

吉田正和先生の これからの角換わり腰掛け銀 (マイナビ将棋BOOKS)

 

最新型なら 

小林裕士先生の 角換わりの新常識 ▲4八金・2九飛型徹底ガイド (マイナビ将棋BOOKS)

 

などあります。

少ないはずが結構たくさんありましたね。

 

まずは、角換わりの名著と言われている西尾明先生の”よくわかる角換わり”から(re)スタートして行きたいと思います。

 

マイコミ将棋BOOKS よくわかる角換わり

マイコミ将棋BOOKS よくわかる角換わり