fedora 17(64bit)へのx11irafのインストールの防忘録

まずrootになってirafのディレクトリー構造を作っておく。
$ su
# cd /
# mkdir /iraf
# mkdir /iraf/iraf.
# mkdir /iraf/iraf/x11iraf

http://iraf.noao.edu/x11iraf/x11iraf-v2.0BETA-bin.redhat.tar.gz
からredhat系用のx11irafを落とし、
# cd /iraf/iraf/x11iraf
# tar zxvf x11iraf-v2.0BETA-bin.redhat.tar.gz
x11irafのディレクトリーに展開する。

#./install
でインストール。
質問はひたすらyes,というかデフォルト。

一般ユーザーに戻って
$ xgterm &
と打つとxgtermが機動するはずだが
xgterm: error while loading shared libraries: libncurses.so.5: cannot open shared object file: No such file or directory
となり起動しない。いろいろ調べた結果ncurses-libsの32bit版を読みに行っているがないと言っているらしい。
rootになって
# yum install ncurses-libs.i686
としてインストールする。
一般ユーザーで
$ xgterm &
と再び打つと起動した。

なんかひさしぶりだ・・・

最近、データ解析のメモを自分のところに作るようになったので、こちらがご無沙汰してしまった。

国立天文台での紅葉が綺麗だったので写メしてみた。

デジカメを持っていなかったのが残念だった。

というか、赤くなったもみじとか久しぶりに見たかもしれん。

来年は紅葉を見にどこかにいく余裕があったらいいなぁ。

ちょっとうれしかったこと

アルバイトで3年前から家庭教師をしている子がいる。
その子は家庭教師をはじめたときが小学2年生で、今は小学五年生になっている。
この年頃の子は本当に普段から見ていても見た目中身ともに成長が早いと思う。

3年前にその子にジブリの文房具をセットであげたことがある。当時その子は下敷きを使わず、
ノートにそのまま書いていたので下敷きを使って欲しく思いプレゼントした。

あげた当初は教育的なこともあり、下敷きを使うように促したが結局使うようにはならず、下敷きは机の本棚が定位置となっていた。まぁしかし思い出してみても自分も小学校低学年のうちは下敷きなんて使ってなかったし、そんなもんかと思い自分も下敷きのことを忘れていた。


先日算数の問題をはじめたときに、いつもどおり最初その子は下敷きを敷かず書き始めたのだが、急に「書きにくい。」と他のノートから僕が以前あげた下敷きを取り出し、敷いて書き始めた。

それを見た瞬間に「あっ!」と思いうれしくなってしまった。先週と今週の間にその子の心境にどんな変化があったのかわからないが、その成長がうれしく思ってしまった。といってももしかしたらただの気まぐれで今度行ったら下敷きを使っていないかもしれないが・・・。

C言語のコンパイル

いつも関数の数値解析をするときに、数学の関数を用いてプログラムを組んでコンパイルするときに忘れることがある。それはコンパイルするときにオプションだ。
忘れないようにメモメモ、

% gcc -o -lm hogehoge.c hogehoge

ーlmを忘れないように・・・・

限界等級の測定

限界等級は撮像画像から天体を検出するときにどのくらい暗いものまでを天体としてみなすかの限界値を等級で示したものである。これは使う画像ごとに測らなくてはならない。

色々なやり方があるがここではすばる望遠鏡のSuprime Camという観測装置で得られたデータ用の解析ツールであるsdfredに含まれているclスクリプト(IRAFで動くスクリプト)を用いる。

fi> limitmag hogehoge.fits nrand=5000. ap_diameter=10zmag=33.93 limit=3 phist_z1=-500 phist_z2=500

としてlimitmagというプログラムを走らせる。
ここでnrandは測定用にランダムにばらまくapartureの数、ap_diameterはapartureの半径,zmagはゼロ点、limitは求めたい限界等級のsigma,phistはgaussianフィットの時のlower limitとhigher limit。

これを走らせると
SExtractorがはしり

とiraftermに、apartureをばらまいた場所が座標表示され、しばらくすると

と結果が表示されるのでirafterm上でfを押しgaussianフィットをしてqを押せば結果が得られる。

ちなみにすばる望遠鏡のホームページにある解析マニュアルにはnrandではなくratioという別のパラメータを入れるようになっているらしいがそっちを入れるとそんなパラメータはないと怒られてしまう。

あとこのlimitmagを走らせるにはiraf,sedfredの他にstsdasという別のソフトを入れる必要がある。

openSUSE11.0にIRAFをインストール

先日ノートパソコンのハードディスクがぶっ壊れました・・・。
急遽昔使っていたハードディスクにlinuxをインストール。
fedora9をインストールしたところIRAFがエラーを起こしやがったので、openSUSE 11.0をインストールしてみた。IRAFインストールのメモ。

IRAF本体

まずIRAFのルートディレクトリを作る
rootで

# mkdir /iraf
# mkdir /iraf/iraf
# mkdir /iraf/iraf/local

irafユーザーを作る

rootで
# useradd -d /iraf/iraf/local -s /bin/csh iraf

ログインディレクトリが/iraf/iraf/local/でシェルはCシェル

/iraf/以下をirafユーザーに属性変更
# chown iraf /iraf 
# chown iraf /iraf/iraf
# chown iraf /iraf/iraf/local
# chgrp users /iraf
# chgrp users /iraf/iraf
# chgrp users /iraf/iraf/local

irafでログインしなおす
http://iraf.noao.edu/iraf/ftp/iraf/v212/PCIX/から
as.pcix.gen.gz
ib.suse.x86.gz (ib.lnux.x86.gz)
nb.suse.x86.gz (nb.lnux.x86.gz)
をデスクトップにダウンロードする(ほんとはどこでもよい。)
ちなみにfedoraredhatユーザーはib.rhux.x86.gzとnb.rhux.x86.gz
を使えばよい。

後IRAFの最新版v214がリリースされているが過去の遺産が使えなかったりするのでここでは使わない。ちなみに他の連動ソフトを使わないなら最新版は使いやすい。

irafユーザーのまま

# mkdir /iraf/irafbin
# mkdir /iraf/irafbin/bin.suse (bin.redhat)
# mkdir /iraf/irafbin/noao.bin.suse (noao.bin.redhat)

/iraf/iraf/に移動しファイルの展開
#cat (PATH)/as.pcix.gen.gz | zcat | tar xpf -
/iraf/irafbin/bin.suse/に移動して
# cat (PATH)/ib.suse.x86.gz | zcat | tar xpf -
/iraf/irafbin/noao.bin.suse/に移動して
# cat (PATH)/nb.suse.x86.gz | zcat | tar xpf -

いよいよインストール

/iraf/iraf/unix/hlib/に移動して
# source irafuser.csh
# ./install -n

色々聞かれるが日本人らしくYESでEnter連打。
ただConfigure IRAF Networking on this machine?ではNoとする。
#su
でrootになって
# ./install
でインストール。もちろん上記と同様Configure IRAF Networking on this machine?ではNoとする。

irafをログアウトして通常ユーザーで
#mkiraf
#cl
とすればIRAFが起動するはず。

x11irafのインストール。
要するにxgtermのインストール。
http://iraf.net/ftp/iraf/x11iraf/
からx11iraf-v1.5DEV-src.tar.gzをダウンロードする。
適当なディレクトリを作り(自分はx11とかした)展開。そこで
#xmkmf
#make World

rootになって
#./install
これで OK.

ちなみに本当は

http://iraf.noao.edu/iraf/ftp/iraf/x11iraf/ から
x11iraf-v1.3.1-bin.suse.tar.gz (x11iraf-v1.3.1-bin.redhat.tar.gz)
をダウンロードして、/usr/local/src/ に保存。


rootになって、/usr/local/src/ で
# cat x11iraf-v1.3.1-bin.suse.tar.gz | zcat | tar xf -
# ./install
とすればインストールされ

自分のアカウントでログインし直して、
# xgterm &

とすれば起動するはずだが、最新版のlinuxではこれが通らない、というか
#xgterm &
とすると
xgterm xgterm: no available ptys
とかでて起動しないことが多い。

衝撃の真実

昨日CPUの省電力の設定をイジっていて衝撃的なことに気がついた。
それは今使っているノートPCを去年作ってからずっと最低クロック数で動かしていたということだ。

私はずっとパフォーマンス重視でBIOSの設定で省電力機能EISTをOFFにしていた。
私が不勉強なせいかも知れないが普通省電力機能をOFFにしたら最高クロック数で動くものだと思っていた。

そしたら真実は違っていたようだ。省電力機能をOFFにしたらどうやら最低クロック数で動作するものらしい。

実際にVistaのエクスピリエンスインデックスを計り直したらCPUの処理の項が4.2→4.7になった。

確かにずっと不思議に思っていたことがあった。それはBIOSの画面でCPU Speedの項が1000MHz(実はこのCPUの最低クロック数。昨日まで知らなかった)になっていたことだ。でも何かの間違いか自分の知らないパラメータなのだろうとあまり気にせずにいた。
そしたら昨日省電力にしようと省電力機能をONにしたらそこの表示が1666MHz(このCPUの最高クロック数)になっていた。

今まで「やっぱCore2は処理が早いなぁ」などと思っていた自分はなんだったんだろう。
やはりパソコンの使い心地は絶対性能ではなく思い込みによるものが大きいなと身を持って実感した日だった。
というかむしろ今まで1処理が5時間とかかかっていたのが実はもっと早くできたのではないか。うぅ・・。