心療内科へ 2

約一ヶ月ぶりに受診しました。

 

傾聴というのか、

 

穏やかな雰囲気で話を聞いてくれたけど、

 

これで改善するわけでは無いよね。

 

 

目当ては抗うつ剤です。

 

・・・・

 

お金が辛い、

 

短い時間なのに1,430円も。

 

薬は一ヶ月分990円。

 

さらに自立支援医療診断書料で3,000円!

 

これは姉から強く勧められたんよね。

 

 

申請したら後々安く済むらしいけど・・・・。

 

ホンマかいな?

 

3,000円は痛いよ。

 

 

姉は3,000円も掛かることを知っていたのだろうか。

 

あれで抜けているから知らないのでは無かろうか。

 

 

どんどんお金が無くなって不安だよ・・・・・。

 

 

 

 

 

 

「兎は薄氷を駆ける」     著者:貴志祐介

 

 

「ウォーターシップ・ダウンのウサギたち」はローレンス・ブロック著、「八百万の死にざま」で知ったよ。

 

スカダーと娼婦との会話で印象に残ったんよね。

 

中古で上下巻揃えたんやけど、

 

回りくどい訳で途中で売ってしまった・・・・。

 

少し後悔している。

 

・・・・・

 

”冤罪は犯罪よりも犯罪”と言うとおり日高親子は悲惨の極み。

 

臨場感があって一息に読めたよ。

 

結末は飛躍を感じて馴染めなかったけどね。

 

ただ、

 

検事調べで即起訴はないよ。

 

一旦は、ましてや否認すれば、警察に戻されるよ。

 

それに責任能力の件では”原因において自由な行為”が完全に無視されている。

 

専門家の監修を受けていながらこれはどうなん?

 

看過出来ない瑕疵だと思う。

 

 

藤林清造は間違いなく紅林麻雄のことやろうね。

 

拷問王とか冤罪製造人とかね・・・。

 

まあ、

 

自分の正義を信じればどんな非道でも出来るわね。

 

 

著者には社会派よりもファンタジーの方が向いていると思う。

 

新世界より」の後日譚を読みたいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

姉が来た

母の病気に端を発して姉との交流が再開したよ。

 

約30年ぶり。

 

全く想定外です。

 

・・・・・

 

不思議なほど隔意無く話せている。

 

お互い過去については一切言及しないからね。

 

 

ただ、

 

やはり煩わしい。

 

口五月蠅いのよね。

 

正論にも諭すような喋り方にも辟易させられる。

 

それなりに感謝はしているけど・・・・・・。

 

・・・・・

 

再度生活保護を勧められたよ。

 

不惑も終盤で引き籠り。

 

当然まともな職は無い。

 

あってもせいぜいブラックで使い捨てられるか、

 

若しくは単純作業で最低時給が精一杯だろうともね。

 

 

受給すれば、

 

母をもっと良い施設へ入れることが出来るとも・・・・。

 

 

・・・・・

 

 

2008年7月から開始した株式取引。

 

唯一の慰めであり、世界との接点。

 

そんでJALやFX、楽天インバースの損失をようやく取り戻す事が出来た。

 

16年かけてね。

 

その間の常に100円単位で生きてね、

 

爪に火をともすような生活を続けたよ。

 

 

ほんでNISAでこれからという思いやったのにね。

 

受給の為には全てを放擲しなければならない。

 

 

・・・・・

 

16年の苦楽と将来の希望を手放せと・・・。

 

 

お節介な姉が疎ましい、

 

癌になった母が憎い、

 

見落とした主治医に至っては殺意を覚える。

 

 

そして、

 

どうしていいか判らない自身が情けないよ。

 

 

 

 

 

 

「拝み屋備忘録  人喰い墓場」     著者:郷内心童

 

 

 

人を呪う術を持てたらと思うよ。

 

虐げられてきた人生やからね。

 

呪う相手には事欠かない。

 

きっと暗い背徳感に満ちた愉悦を感じるやろう。

 

想像すると顔がニヤける。

 

復讐は間違いなく人生最大の快楽の一つだから。

 

そんなことを思いながら読んだよ。

 

・・・・

 

猫達が弔問に訪れる場面は良いね。

 

カラスで似たような話を聞くけど猫もするんやね。

 

 

そして母が今際の際に息子の自殺を翻意させるよう説得するシーンはね。

 

”あなたはアイデアマンなんだから大丈夫、もっと胸を張って堂々とね。”

 

”生きなさいよ? もう大丈夫だね?”

 

 

息子も言葉に詰まって泣きながらね、

 

”うん・・・、うん・・・・、”

 

それしか言えないのが却って胸に来る。

 

 

温かい親子でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夢を見た

憧れている人の夢を見たよ。

 

 

何故か一緒に居てね、

 

自分の行動次第で彼女が助かったり、

 

高所より転落して命の危機を見舞われたりする不条理な夢です。

 

 

・・・・・

 

 

これ何やろね・・・、

 

支配欲の発露か、

 

彼女に何かしらの影響を与えたいという願望かね?

 

 

・・・・・

 

勝手に憧れているだけで、

 

先方はこっちのことなど何も知らず、

 

接点も無いというのね・・・・。

 

 

・・・・・

 

 

相変わらず将棋大会での活躍が光る。

 

大学院生活もいよいよ佳境で、

 

博士号取得も目前。

 

生活費及び研究費は特別研究員認定で盤石。

 

 

・・・・

 

つくづく凄い人ね・・・・。

 

同じ人間でどうしてこうも差が生じるのか。

 

そしてどんな将来を歩むのか。

 

 

最下層の者として、

 

眩しい限りです。

 

 

ただ・・・、

 

マスクは外して撮影して欲しかった<(_ _)>

 

Photo

 

 

 

 

「超孤独死社会~特殊清掃の現場~」     著者:菅野久美子

 

 

20年ぶりに会った兄、吉川大介に胸が痛くなる。

 

元来努力家で優秀なのに思わぬ蹉跌で転落していった・・・・。

 

55歳にして歩行困難なほど衰えて歯も無い状態。

 

最後は48℃にもなるゴミだらけの部屋で逝去。

 

死ぬ間際に優しい妹と繋がりを持てたのがせめてもの救いか。

 

 

一匹狼の特殊清掃人、塩田卓也の半生に畏敬の念を抱かずにはおれない。

 

不遇な生立ちながら自棄になること無く尋常ならざる生き様に圧倒される。

 

たった一人殺人的な悪臭の中、

 

終日尿の入ったペットボトル、大便まみれのおむつ。

 

ゴキブリ、うじ虫などと格闘する姿には言葉も無い。

 

 

・・・・・

 

なんというかね、

 

登場人物が凄すぎてやはり同じ人間とは思えない読後感でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

エムスリー無惨

株で大損しているよ。

 

わけてもエムスリー。

 

本日11%以上の大暴落。

 

とんでもない下げ方。

 

 

・・・・

 

この銘柄だけで

 

16万以上の損。

 

今の株価が1,664円なのでちょうど半額まで下げた。

 

 

ケイブもまるで反発しない。

 

それどころか2%近い下げ。

 

これで3万円の損失。

 

 

・・・・

 

 

他にもあって、

 

もう50万近い損失。

 

・・・

 

辛い、

 

吐き気が治まらない。

 

倦怠感も酷い。

 

雨の中配達して貯めたお金がどんどん無くなる。

 

時給800円以下だよ。

 

 

・・・・・

 

 

母の病気と施設に入ったことで焦ったんよ、

 

不安で堪らなくて投機に走ったんよ。

 

 

禁忌と自戒していたのね、

 

 

高配当に切り替えると、

 

2021年に誓ったのにね・・・・。

 

 

反故にした結果、

 

全て台無しだよ。

 

 

・・・・・・

 

もうね、

 

どうしていいのか判らんよ。

 

体調も芳しくない、

 

 

何をしても上手く行かない。

 

 

もう何も考えられない。

 

 

悔しさと不安でいっぱいだよ。

 

 

また負けたよ・・・

お金が欲しくってね、

 

母が施設に入っているからもう貰えないからさ。

 

急いでね、

 

一気に増やそうと思ったんよ。

 

そんで、

 

値幅の大きい銘柄にてを出してね。

 

 

そして案の定、

 

大失敗。

 

 

・・・・・・・

 

・・・・・・・

 

計算したら39万円の損失。

 

 

もうね、

 

人間辞めたいよ。

 

病身の母に心配ばかり掛けてね。

 

何やっても上手く行かない人生。

 

 

ツライヨ、

 

シンドイヨ。

 

 

 

 

 

「ボーダー」     著者:佐々涼子

 

 

 

10年以上前に入管問題を扱った本を読んだことがあって、

 

収容者の待遇に驚いたこと記憶があるけどね。

 

・・・・

 

今でもそんなに変わっていないことに暗澹とする。

 

暴力も日常茶飯事で待遇は相変わらず恣意的運用。

 

根拠も無く4年や5年も入れられる。

 

・・・・

 

なんやろね、

 

裁量が大きく司法判断を受けない分、

 

治安維持法よりも酷いね。

 

 

おまけに仮放免って、

 

保険もないし、

 

口座や携帯も持てないし、

 

そもそも働けないってね、

 

こんなん、

 

乞食しかないやん。

 

これが日本か。

 

人生の終わり方

今朝、人身事故で電車が止まったと言うニュースが流れたよ。

 

驚いたのはその沿線を高校の通学に利用していたこと。

 

更に驚いたのは止められていた区間の駅が乗車駅と降車駅だったこと。

 

 

嫌な偶然やね。

 

 

・・・・・

 

人身事故は視覚障害者や酔っ払いが誤って転落することもあるけど、

 

大抵飛び込みなんよね。

 

 

・・・・・

 

なんか・・・、

 

生きていたくない事でもあったのかね。

 

 

著名な霊能者によると、

 

自殺は神様との一方的な契約破棄と見做され、

 

罰として時が止まるらしい。

 

その為自殺した時の苦しみが延々と続く。

 

 

なんて恐ろしい。

 

 

・・・・・

 

新聞を読んでいると、

 

ガザでは救援物資を取りに行って海で溺れたり、

 

落下傘が開かずに圧死したり。

 

ウクライナではドローンで爆殺をされそうになった兵士が、

 

殺される前に手榴弾で自決したり・・・・。

 

・・・・

 

 

狂っているね。

 

こんな報道ばかりに接していると、

 

感覚がおかしくなるね。

 

一人やし尚更ね。

 

 

・・・・・

 

絶えず頭が霞んだ状態です。

 

飲み過ぎやね、

 

でも止められないんよ・・・・。

 

 

 

 

 

「自殺帳」       著者:春日武彦

 

 

産科から精神に転向した変わり種。

 

・・・・・

 

患者に自殺されてもとくに感慨も持たず、

 

随分冷淡やと思うよ。

 

治療者と言うよりも観察者と言った面持ち。

 

 

製薬会社や医療界の暗部に怒りを覚える様は誠実と思うけどね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記憶喪失

・・・・・????

 

 

全く記憶に無い。

 

完全に欠落している。

 

見たときは目を疑った。

 

別の部屋かと思ったほど。

 

 

・・・・・

 

バルコニーにぶちまけられた多量の吐瀉物。

 

そして恐らくは、

 

姉によるものであろう差し入れ。

 

・・・・

 

 

いつ吐いたのか、

 

いつ貰ったのか。

 

まるで覚えていないよ。

 

 

なんで・・・???

 

・・・・

 

 

飲み始めてもう30年近いけどね、

 

こんなことは初めての経験だよ。

 

 

完全なる記憶喪失。

 

人生の一部を不意に切り取られた気分。

 

記憶が連続してないって恐ろしいよ・・・・。

 

・・・・・

 

余りの目眩と倦怠感の酷さに、

 

欠勤を求める電話をしたことは辛うじてね・・・・。

 

ただ返答は曖昧やね。

 

15年と2ヶ月。

 

こんな電話も初めてのことだよ。

 

 

・・・・・・

 

・・・・・・

 

 

この状態で配達に行き、

 

大過なく終えたのは僥倖としか言い様がないわ。

 

我ながら不思議なほどです。

 

・・・・

 

しかし、

 

次は無いよね。

 

 

僥倖なんて本来起きるモノでは無いし。

 

 

同じ事を繰り返せば途轍もない災禍に見舞われる。

 

それこそ生命の危機や生涯苦しむ後遺症とか・・・。

 

 

抗うつ剤

 

何処まで効くか。

 

そして今後どうすればいいのか。

 

 

 

 

 

電通マン ぼろぼろ日記」       著者:福永耕太郎

 

 

コンサルタントと並んでよく判らないのが広告代理店。

 

しかも規模は世界一という電通

 

・・・・

 

本書を読んでもやはり不可解。

 

イベント屋の世界チャンピオンみたいなモノか。

 

 

動く金額の大きさと起用される人物のネームバリューに圧倒される。

 

引き籠りとは別世界過ぎてファンタジーと変わらん。

 

・・・・

 

「酒は辞めない」と言って死んだ二人の「先輩」が印象に残る。

 

これは緩慢な自殺だよ。

 

 

地位や名誉、

 

金銭にも恵まれていたエリートやろうにね・・・・。

 

何故アルコールに溺れたのか。

 

「先輩」のことをもっと詳しく書いて欲しかった。