U高校生Developerアンケート~総集編~

アンケート結果

公式の方でもHPの更新があったので、こちらもアンケート結果を掲載していきます!

日本ゲーム大賞 U18部門 – 日本ゲーム大賞 U18部門 は、CESAが運営する18歳以下の日本最大級のゲーム開発コンテストです。

まず、2人の小学生からです。2人にもアンケートを取らせていただたのですが、アップロードへの同意について本人達のみで判断する十分な年齢ではないとこちらで勝手に判断をし、大枠だけ掲載いたします。

1人は秋葉原の「Unityもくもく勉強会」で1年弱Unityを学び、今回応募したそうです。アセットや楽曲は「Slack」にあったものを使用したようです。

 

もう1人はUnityをスクールとネットで学び、使用歴は1年ほど。Mayaも1部使用したことがあり、最近スーパー高校生という言葉が話題ですが、スーパー小学生ももっと取り上げても良いんじゃないなんて思ってしまいます。およそ100時間ほど開発されたようです。

 

プレゼンに関しては、『回一首』の作者、管野さんは、学校で百人一首があるので自動読み上げが頭に浮かび、このゲームの着想に至ったそう。短歌を覚えるごとに高得点になっていき、その3Dモデルは自筆で墨汁で描いているそうです。

[決勝大会意気込み]回一首(まわりっしゅ) – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

https://youtu.be/mtu2PIm8oyQ

『なんで僕だけこんな目に』の作者、池上さんは、小3から漫画を描いていて元から創作に興味がある。Visucuit→Scratch→Unityへと環境を変えたらしい。ターゲットは4コマが好きなライトユーザー層

[決勝大会意気込み]なんで僕だけこんな目に – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

2人とも決勝進出おめでとうございます! 

 

続いて、匿名希望のあった3名の方のアンケートです。

匿名なのでどうしてもタイトル名を隠さざるを得ません。

ご了承ください。

 

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匿名なのでこの3チーム+アンケート未回答チームのプレゼンを写真とランダムに紹介します。

個人的に、せっかくプレゼンしたのに決勝進出者しかダイジェストUPしてくれないのかわいそうじゃね?なんて思ったりしましたが、このブログではアンケートにお答えいただいた全員+プレゼンのみでもアップします。

『Food Defence』

食品ロスの問題提起をしたかった。主人公は人間が嫌いな食べ物の常連である”トマト”そして、”クイズを途中で出すことでフードロスへの理解向上を目指している”と話していました。

『Run Girl』

決勝進出おめでとうございます!

[決勝大会意気込み]RunGirl – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

最初はステルスゲームだったのが、パズルゲームになりでも全員パズルが苦手だということが発覚。シューティングゲームにしようみたいな話もあったらしいが、”ランゲーム”というのが開発の根底にあったらしく、今回の形になったそう。”どんな曲面でも走れる”事が特徴で主人公のモーションはウサインボルトをもとにしたそう。レベルデザインに関してはステージ毎にテーマを設定し、BGMも自分たちで作成した。”アイデアノート”というものを作りアイデアを皆でシェアしたらしい。

(僕もめっちゃ書いた。再来年またアイデア出ししまくるんだろうなぁ。)

 

『Iridescent』

授業中にもアイデアを考えていた(めっちゃわかる)

ターゲットは、ブロック崩しに物足りないと感じている人・コンボが好きな人・魔法少女が好きな人。全てのブロックを崩すことがクリア条件だが、Bossにはバーを使って攻撃する。特徴は①スキルシステムのやりこみ要素 ②派手な演出が挙げられていて、”古き良きブロック崩しに新しいアイデアを埋め込む新旧一体のゲーム”と本人は話していました。きっかけはプログラムの練習としてブロック崩しを作成したことだそう。

 

『Periverse』

[決勝大会意気込み]PERVERSE – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

セキュリティに興味があり、競技プログラミングの世界へ。そこでの経験が今回の作品でも表れている。マップを自動で作成する機能を搭載し、自分で256進数を作成したことで、マップコードをSNSでやり取りすることで同じマップが遊べる。ちなみに、256進数を用いると、11マスを2文字で表現することができるらしいです。

 

伊邪那岐 ~黄泉がえしの旅~』

伊邪那岐の服装は『古事記』にある記述から再現。”黄泉の国から助け出す”という『古事記にある1節』を再現しているのが個人的なお気に入り。(僕はOPを作ってそのOPを『古今和歌集』仮名序にしたので)。『古事記』を選んだ理由は(これもまた僕と一緒で)”日本の歴史、文化を知ってもらいたい”から。Endingの隠された真意も拘って作ったそうです。

 

『パペットキャットと不思議な塔』

特徴的な2人のキャラ、ぬいぐるみのような猫と、手がドリルのメイドで織りなされるゲーム。3Dで移動(ゲームセレクト)をし、2Dのゲームステージを遊ぶといったもの。後述の『モンキーミラー』でも3D、2D切り替えがテーマでした。(僕も)

 

さて、ここからは名前付きで公開を了承してくださった皆さんの作品です。

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『The Reality』の作者古堅さんは

[決勝大会意気込み]THE REALITY – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

VR,ARなどの複合現実に興味がありそれをテーマにしたそうです。

独特の世界観が面白く、決勝への進出理由の1つでもありました。

また、自分でアニメーションも研究されているそうです。

 

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『すすめ!ほこりくん!』のチームは、横スクロールアクションゲームを目指し、アイテムの効果を1回目と2回目で変えていました。ゴミが主役のゲームがあまりないので今回の作品を作ったんだとか。その中には”小さな子供のために身近なものでゲームを作りたい”という思いが含まれているそうです。

 

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『Monkey Mirror』の開発チームは、2Dと3Dの両方を使うゲームにしたく、”バネ”という2D限定で使えるアイテムを導入したそうです。ブレインストーミングの1種、KJ法(自分も情報でやった)でアイデアをひねり出したらしいです。11人も入ればアイデアをまとめるだけで大変だよなぁ

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紹介する最後の作品、『モチ上ガール』です。昨年度のUnityインターハイ2017で準優勝を取られた方ですね。作品のテーマは”アクションを駆使してアスレチックをくりぬける”。鍵縄アクションを”モチ”に変化させ、ゲームパッドのスティックとボタン1つで遊べる操作性にこだわり抜いたそうです。独特のサウンドを出すために自分で録音をし、徹底的な完成度で決勝進出を決められました!

[決勝大会意気込み]モチ上ガール – 日本ゲーム大賞 U18部門

 

総括!

今年度で初めての”日本ゲーム大賞U18部門”ですが、作品がアップロードできなかったり、今思い返すと色々あったなぁと思います。次は東京ゲームショウの決勝ですがそこでの経験もまた記事にしようと思います。1つ思ったのは、やはり”どの作品の何がダメで、どの作品の何が良く決勝に行くのか”というところ。評価シートのようなものを公表してくれれば、対策がしやすくなるのになぁなんて。

 

謝辞

この記事を取材するにあたり協力してくださった、U18の運営母体であるCESAの人材育成部会の皆様には心から感謝申し上げます。ありがとうございました。また、アンケートにお答えいただいたみなさんもありがとうございました!

 

写真

CESAの方々から撮影した写真の使用は自由と言われたので、大会の雰囲気を伝えるためにいくつかUPします。

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公立ではもう授業が始まっているようですね。僕も来週から始まるので宿題片付けないとなぁと思いながらもブログ書いちゃいました。定期試験→ゲームショウ!というモチベで頑張っていこうと思いますので暑さにやられないようにお互いに頑張っていきましょう!

CEDECとU18の未来

CEDECに行ってきた!

日本ゲーム大賞U18部門でCESAの方々とご縁ができ、”CEDEC”というものをせっかく知れたので行ってみることに。チケットを見ると”高!”。流石技術者向けイベントだなぁなんて思いつつ、どの日が良いんだろうと決められなかったのでスクエニの土田さんに相談に乗って頂いた。

twitter.com

結局、木曜日である中日に行くことになり(レギュラー買えないし、時間もなかったので)パシフィコ横浜へと足を運ぶ

 

UnityTシャツを狙え!

開催が水曜日からだったので無理だろうと思っていて、案の定配布が終了していたUnityTシャツ。再来年、学部1年になったときに狙いに行こう(Tokyo Game Showとかで売ってそう)。10:00すれすれという狙いも甘く、行動が遅かった。早速やることが無くなったので、SNSでおなじみのUnity休憩所(雲丹亭)へ。久々の畳の感触を味わいつつ、置いてあったゲームをプレイする(何の気兼ねもなく置いてあるゲームを遊べるのは子供の特権な気がする)。最初に遊んだゲームは東方を彷彿とさせる『シスターズロワイヤル』。弾幕初めてなのでEASYを選んでもなかなかうまくいかない。本当は出入りを繰り返し、別の時間に遊んだのだけれどまとめて紹介!『エクストラライヴァル』は2人プレイか、1人抜きで格闘ゲームだったので止めた。(1度もまともにやったことがない)。『ラ・ムラーナ2』はいかにもインディーという形で、世界観が気に入った。エフェクト派手だともっと楽しいかも。『KOKUHAKU』はなんかバグってね?とか他の人が言ってたり、自分も先に進めなかったので良くわからなかったが世界観とシステムはすごい面白そう『Little Nightmare』になんだか似ているなぁと思った。

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平成最後の夏だったらしい…。これで1昔前の人間になるのかぁ(考え方が古い)

1Dayプログラミングキャンプ in CEDEC!

2階に行くと、”1Dayプログラミングキャンプ in CEDECの見学はこちら”と謳っている看板があったので足を進めることに。小学生たちが必死に講師の先生の話を聞きながらプログラムを打っている。見ている画面は「Nintendo Switch」使っているソフトは『プチコン4 SMILE BASIC』というもの。後では記者の方と運営の方がU18の未来について語っていた。小耳に色々挟んだけれど、詳しくは書けない。その後、隣のAmazonブースに立ち寄る。立地の影響か人がなかなかいなくて、直ぐに向こうから声をかけてくれた。「Twitchって知ってる?」と言われ「知ってはいますが…」みたいな他愛もない会話をして、ミンティアなんかをもらいつつ出ていく。プログラミングキャンプの前を再び通ると、先ほどは取材を受けていたバンナムの斎藤さん

斎藤 直宏 | Facebook

に声をかけて頂き、「僕もやりたかったんですけど、何しろ対象が小学生ですからね~」なんて言ったら、「本当に?キャンセル出たんだけど、じゃあやってく?」と言われ「本当ですか?」なんて言いつつ内心ガッツポーズをしながら中へ。先ほど、ハードとソフトの紹介はしたので、周辺機器のご紹介。僕も大好きなメーカーのうちの1つHORIさんの「テーブルモード専用 ポータブルUSBハブスタンド for Nintendo Switch

 

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これにキーボードと電源をつなぎみんなでカタカタ打っているわけだが、Switchのテレビモードって、充電しながらだとちゃんとバッテリーを傷めないような設計になっているのかな。テレビモードは給電されながら遊ぶことを前提に作られているだろうけど、テーブルモードはどうなっているか疑問に思った。まぁ、任天堂の製品だからそんな心配なんてするに及ばないんだろうけど。

テキストは午前と午後の二冊構成。前半はプログラムの基礎を学び、後半は穴埋め形式のプログラムに挑戦。30分~1時間ほどしかいなく、午後の様子は分からなかったけれどBASICが初めてで、文法に苦戦させられた(スマホで構文調べちゃう悪い小学11年生になっていた)。

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プログラムが実行されるたびに「わぁ~」なんて歓声が上がり、かつての自分を思い出した。自分はプログラムは多少齧ったことはあるものの、「結局ゲームなんて作れないじゃん」という時期がUnityに出会うまで長かったのが本当に悔やまれる。でも小学生の歓声は小5の時にJavaで”Hello World"を出力させたときの気分と同じだった。あの頃はこれをもう少しやればゲームなんて作れるだろうという甘い考えだった。でも、今の小学生にはそれができるし、それが何よりも羨ましい。話が少し飛ぶが、僕はスマホを高1の秋から持ち、情報量が格段に増えた。僕が親に強く言わなかったので「勉強に支障が出るのなら」みたいな雰囲気だった。そうしてようやくまともにUnityで開発できるということを知った。それまでにもUnityは動かしてはいたけれど、躓いたところは分からなし、僕を今でも育ててくれている"Unityユーザー質問どころ・雑談所”は知らなかった。でも今は、apkファイルを1つ作れたし、基本情報技術者になり、CEDECに行った。明らかに”ゲームを作る”ということは人生を変えてくれるものだし、僕が”ゲームなんて作れない”と思った期間の反省としてブログを書いている。自分がゲームを作る時間がもう無くなってしまった代わりに、”ゲームは自分でも作れる”と過去の自分と、他の同じ悩みを持つ少しでも多くの子供たちのために。

さて、話を戻すのだけれど、午前のプログラム練習編ではひらがなで”ひきすう”なんて書いてあるのだが(最初読めないよね)、その意味を小学生が8時間で理解したら怖い。U18で会った小学生2人はプログラムをバリバリ書いてたけど何時間で取得したのだろう。2人ともプログラミングスクール的なものにいってたしなぁ。午後は穴埋め形式。そりゃ800行は無理だよなぁ。でも、これさえ入れれば動かせるし、何よりパラメータを変えることで何が起こるか見れるうえ、マップをいじれたりするのが最高にクール。開発、運営のスマイルブームの方々にお礼を言い、立ち去る。

 

休憩

お腹がすいたので、パシフィコ横浜を後にしてクイーンズスクウェアに。なんか小学生のような子供たちが演奏していたのだが、うまくね?いや、うまくね?日ごろJAGMOとか聞きに行ってるけど、すごいうまくね?(音楽素人の感想です)。最近小学生が強すぎて頑張らなきゃと本当に思います。ランドマークで飯を食おうと思ったのだけれどまぁ、行列。仕方なくマックに出向きテイクアウト。どうせセッションには入れないのでUnity休憩所でもぐもぐ。(鮭おにぎりは事前に美味しく頂きました)。

 

サイン会!

『ゲーム情報学概論』という本が今年のCEDEC AWARDS 2018 著述賞を受賞していて、15%OFFで販売されていた。「後ろでサイン会やってます!」と言われ振り返ると大好きな著者の三宅 陽一郎さんらが座っている。誘惑に負け買ってしまい、見事にサインをゲット。これを完全に読みこなせる日がいつになるのか楽しみ。

himiku.hatenablog.com

↑の記事で紹介した本も三宅さんの共著作ですね~。本当に高校生は必読!!

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PERACON2018!

余った時間でインタラクティブセッションとPERACONを回ることに。PERACON、多分出した高校生は僕だけじゃないかなぁなんて思ったり。どうせ周りはプロと、専門学校・工業高校の生徒なので目標は「半分を超える!」だったのですが、見事に先日発表された順位速報でその目標を達成することができました!だいぶ自身がついたのでこれからも元気にやっていこうと思います。

CEDEC AWARDS 2018

皆さんお待ちかね、エキスポパスでも入れるこのセッション。折角JAGMOが五重奏をやっていたので、SSSを選ぶノリでセンター中段へ。1つだけJAGMOで気になったのは、「摩天楼に抱かれて」もう少し長くならない?という感じ。(幻想水滸伝の時に山本Pにご報告させて頂きました)。それに飽きちゃうから勝利曲の方が良いような。順番に表彰されていき、最優秀賞が決められる。任天堂が2個取った件に関して「そりゃ一般投票にしたら、有名どころに行くよなぁ」なんて意見も垣間見られたけれど、そのために優秀賞のトロフィーをあれだけ用意してるんだと思う。Splatoonの野上さんが表彰されていてSplatoonのUTを着ていたから気づいてくれたみたい。何か話しかければよかったなぁなんて後悔。

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最後にもう一度斎藤さんにご挨拶をして、パシフィコ横浜を再び後にする。

最高の1日でした!

 

謝辞

CEDECというイベントを知らせてくださった全ての皆様ありがとうございました。特に、CESA人材育成部会の皆さん、土田さん、斎藤さん、徳留さん、SmileBoomの皆さん、そして去年、U18のシンポジウムでCEDECというものを1番最初に教えてくださった、CEDEC運営委員長 中村さん、南野さんに感謝申し上げます。本当にありがとうございました!

JAGMOの幻想水滸伝!

 

幻想の世界へ

イケメンの指揮者の方(ゲームタクトで本人がおっしゃっていました)が急に後ろを振り返り、幻想の世界へがスタート。この前のコンサート

『音楽で巡るドット絵RPGの遺伝子』感想!! - Unity U高校生向けブログ

のそれとは出だしから全く違う。B席にいた自分の後ろからで皆一斉に後ろを振り返り、「どこ?」なんてコンサート中にも関わらず驚きを隠せず言ってしまう。目視はできなかったもののどうやら入場口付近らしい。

その後Ⅱの「回想」を含む各ナンバリングタイトルを代表する曲が含まれる。

そして、先程の音の正体(遠すぎて確認できなかったけど、山本P含む3人のトランペット🎺)

~幻想の世界へ締まる~

 

幻想水滸伝

先の決起集会

JAGMO幻想水滸伝決起集会にて - Unity U高校生向けブログ

で予習?済みの「La Mer」。買っただけでプレイはできてないものの(勉強時間との擁立…)オープニングも見ていたし、やれていない作品も勉強のバックグラウンドでまわしていたので聞いたことあったので普通に最高の気分になれました。その後も見プレイが続くものの、編曲、指揮、演奏に於いて何一つ飽きることなく比べてしまっては申し訳ないのだが、ファミ通コンサートよりも楽しめた(完全に個人の偏見なのだせけれど、ここまで強く思えるのだから不思議。松崎さんは両方の編曲をされているし、深澤さんの編曲もスゴいし、指揮者の方も素人が見てもどちらもスゴいと分かるほど素晴らしいのに…)

そして3章まで進んでいくなかで「輝ける海よ!空よ!」のフレーズが印象深い。まったく内容を知らないのにここまでモチーフを繰り返してくれるとそれだけでストーリー性が感じられる。小耳に挟んだ話だけど、複数の組で4が一番良かったと話を聞いた。個人的には甲乙つけがたいが、本当に楽しめたことは再び強調したい。

 

幻想水滸伝

「予感」は唯一Ⅰをプレイしても予習できなかった曲YOUTUBEで見とけば良かった…。CMでと言われてもその時代に産まれてすらいないので見ることは無かった…2回目やってくれるんだろうかと思ってたけど無事に「幻想の世界へ」が演奏されて一安心。「栄える黄金の都」では手拍子での演奏が心に残った。他で印象に残ったのはやっぱり「パッサカリア」。愛しのネクロードのテーマをチェロの方のソロ。スゴすぎました。「月夜のテーマ」は昼夜で3回位アレンジを含めて演奏されたけどやっぱり飽きない。城を夜に歩いたのが思い出される。最後に情熱が歴史を動かしつつメインテーマのモチーフも当然あったので本当にスゴい締めでした!‼️

 

幻想水滸伝

時間に追われる中唯一108星を揃えることが出来たのがこのⅢ。それ故、聞いたことのない曲は無い中で集中できる!と思ってたらこの作品の平原系ってモンスターのポップが少ない上にマップが単調なのでどの平原だっけ?となってしまった。イクセとチシャが一瞬ごっちゃになったり(大空洞は間違えようもない)。プレイしてる時は意識してなかったけれど、通常戦闘、中ボス戦も何パターンか曲があり、確かに言われてみれば聞いて戦ってたことあるなぁと思う。何かⅢって決戦前の一夜みたいのも取り払われて、曲も前作ほど多様じゃなくなってるような気がして残念。トーマス編はやってないけれど、ルックをやれたのでそれだけで良かったとは思う。ジンバとルックの会話が一番好き。

 

幻想の世界へ

多分完全に一緒だったのではしょります

幻想水滸伝

こいつもやったことないので、和風なのとOPは知っていたけど不安だった。でもやっぱり少し作業用にかけていただけで、その不安を払拭させてくれるもので、きっとこういう曲なんだろうな。という感じで楽しむことができた。一回でもJAGMOで聴くと僕の頭はトンチンカンになるらしく、その曲を聴いただけで若干オーケストラ風に思い出してしまう。(なのでONCE UPON A TIMEとかは原曲を聴いても原曲が思い出せない)。買ってはいるので多分プレイしたときに思い出してくれると思う。やっぱりメインテーマのモチーフの扱いが印象的なのと、Ⅰのモチーフがあったのでそれを見つけられただけでも楽しめた。

 

幻想水滸伝

最後のシリーズ。いきなりOP、逃走イベント、戦闘ときて「回想」。ピアノとバイオリンかヴィオラ(音楽の知識が無さすぎる)の演奏で周りの人達のハンカチを上に上げる回数が増える。その後ビクトールの砦→救出まで行き、1楽章目終わり。

2楽章ではやっぱり、ミューズとネクロードのテーマが印象的。「GOTHIC NECLORD」やるからまってろ!という意味を込めてか冒頭だけノースウィンドウのBGMの後に流れた。

3楽章で印象に残ったのはグリンヒルの音楽たち。変なストーカーとか、謎の抜け道とか、ユーバに変なの出されたり(結局ユーバって何者?)

4楽章はルカがようやく死ぬ。「豚は死ね!」はご遠慮下さい。蛍の演出はルカとの対比も相まって、個人的にもお気に入りです。その後、(音楽無知の僕でも分かるようなベートーベンの「運命」の「デデデデーン」が3回流れ)コンサートから5日経って突如「運命」ではなく、バッハの「トッカータとフーガニ短調」だったと気づく。何で今?やはりネクロードさんに騙されていた?何で自発的に?謎は残るけど、フーガ繋がりでしょうか。最高の入りでした。「構えとけよ」とでも言いたかったように愛しの「GOTHIC NECLORD」が流れる(毎日20分聞いてた。)圧倒的な演奏で鳥肌がヤバくなり、演奏が終わった後には放心。その後暫く全部聴いたはずなのに曲目がわからない。気が付いたら「銀狼」が終わっており、エンディングを判別していた。でも素晴らしいというのは思い続けており、終了。

 

アンコール

指揮者が出入りを繰り返した後、手拍子を求められ、皆ノリノリで応じる。「幻想の世界へ」のモチーフと、各シリーズのメインモチーフとⅢの中ボス戦などが確認できた。そしてアンコールなので短めではあるものの「GOTHIC NECLORD」が再臨し、スタンディングオベーションするかどうか本気で迷う。結果としてしていなく、そこが今でもモヤモヤしている。演奏も素晴らしかったしネクロードへのお礼も含めてなぁなんて。

 

その他

席の都合もあってか、演奏中の咳払いや途中入場が目につく。前者は生理的な物であり完全に防ぐことはやはり不可能。しかし、冷房直撃席やホール後方がかなり乾燥していたことが原因の1つに在ることは否めない。また、休憩時間中にホワイエに出て喉を潤したり、咳払い程度は楽章の間に済ませられるものは済ませておきたい。後者に関しては、仕事で途中からという人は仕方ないと思うが、運営にも責任はあると思う。まず、男性が10%位だったので、当然女子トイレは大変なことに。決起集会や幻想水滸伝というタイトルを鑑みれば、女性が多いのは目に見えることで、休憩がもう少しあってもいいと思った。もうひとつの原因は物販だと思っており、開演前に買うものを書いて出してもらい、それに整理番号をふっていくなりして、(人数が多すぎたので現実的ではないけれど、代替案らいくらでも出そう)閉園後にその番号に基づいて商品を渡すとかできると思う。なんか奏者、指揮者の方に客として申し訳ないなぁと思ってしまった。

『音楽で巡るドット絵RPGの遺伝子』感想!!

ファミ通のコンサートということで、ファミ通ぽいところを色々探そうと思って聴きに行きました。チケットと学生証を提示したところ、「学生券のお客様はチケットを交換しています」と言われ、別のチケットを受けとったところ、A席8500円と書かれていて、「演出の関係で2階になります」と言われたときには7500円儲けた!という謎理論が頭に。演出って3階でなにやるの?っていう思いとオペラシティ特有の横はやだなぁなんて思ってたら前から2列目のセンター左。1000円でこれなら文句言いようがない。

 

いよいよコンサート。開演のご挨拶がまさかのドット。そして演奏者の方々が入場してくる。JAGMOはここで拍手があるんだけど、ここでは無し。コンマスと指揮者の方の入場時のみでした。始まりは幻想水滸伝。JAGMOのためにばっちり予習済み。音圧は最高。そのあと未プレイがひたすら続く。楽曲を知らないと他のところに目が行き、演出の証明がウザイ。曲の雰囲気は色なんて見せられなくても聞けば解るんだから、せめてゲーム画面を映すとかにしてくれと思った。

 

休憩中にアンケートを記入し、イベントの開始。ファミ通編集長やトークゲスト(名前が不正確だと叩かれるのであえて伏せておきます。)、サカモト教授などの豪華な面々が登場し、サカモト教授の伴奏でトーク開始。Tobby氏へのインタビューはとても色んな意味で印象的。

ニコンサート、トークライブを経て第二部は場が盛り上がった状態でUNDERTALEからスタート。『サ・ガ』シリーズも未プレイなんだけど、音圧がエグい。知ってたら絶対に面白い。お待ちかね『FF』。いつものオープニングテーマから。この曲を聞いてどのタイトル画面が頭に浮かぶかで世代わかるんじゃね?とか思い、自分はⅦとⅩⅡ。あれ、Ⅹもクリアはしてないけど春頃にやってたよなぁと思ったらⅩはいまや高校の教科書にも載っている(音楽選択にした友達に見せてもらった)『ザナルカンドにて』でしたね。『メインテーマ』という曲目ではパンフに載ってませんでしたが、ちゃんと演奏してくれました。

 

いよいよアンコール。なかなか指揮者が帰ってこない。でも、アシスタントコンマスさん、楽譜めくってたよね…みたいな感じで帰りを待つ。アンコール曲目はTwitterでも多少話題に。ドラクエが無いのおかしくね?とかなんだろうっと思って注目。ん?FFのオープニングをクリスタルっぽく?とか思ってると曲目がピアノソロの効果音と共に切り替わる。そのあとは『新・女神転生』のタイトルのドラムと転々とし、聞きなれた『幻想の世界へ』ああ、今日のメドレーかと思ったときには『Once Upon a time』もう終わっちゃうかと思ったならその旋律のなかに『幻想水滸伝』を発見。『FF』も入ってくる。この三作しかプレイしていないので、アレンジがかかるとこれで全部かどうかはわからない。原作ファンだったら怒るんじゃないかとおもいつつ『RPGの遺伝子』を冠するコンサートには最高のアンコール。

 

アンコール後に、帽子をかぶった男女二人組の登場。「一瞬、誰?」と思ってしまった。予想が正しければ、Twitterで何度も画像を拝見していたから、作曲家の2人だと思う。先のアンコールを受けて、ここでスタンディングオベーションすべきだったが、完全にタイミングを逃した。

 

ファミ通がオーケストラコンサートをやる意味はなんだろう。「PRESS START」という名前で以前もやられていたようだけど、あまりファミ通らしさは感じられなかった。主観的にも、客観的にも素晴らしい編曲、指揮、演奏なんだけれど、なんか足りない気がした。会場とステージの近さという意味ではゲームタクトの方がよく、リスナーの団結という点ではパロトネージュのあるJAGMOに劣る。折角のファミ通なんだから、山本さほさんや、クロスレビューをつけている方とかのトークも最初から最後まで入れちゃえばいいのに。とか、会場にアンケート挙手制のアンケート取っちゃえばいいのになんて思う。ファミ通だからもっとできるなんてなんか勝手に思ってしまう…1000円で買えなくなったときに行くのか行かないのか迷うなぁ。

 

余談…

Twitterでアンコールの際にディスクシステムの音やPSの起動音あったらしいですが17なので分からなかった…でもPS2でPS起動してても普通聞くよなぁ。耳が覚えてないのかも。

Unityと研究

勉強+遊びでほぼほぼ自分のゲームが作れていない状況が続いていますが講演などには足を運ばせて貰っています。出先でみつけたUnityを簡単に紹介します

 

1つ目は横須賀で行われた

中高生のための科学セミナー「バーチャルリアリティーを使って育てるロボットの社会的知能」 7月31日(火)開催|国立大学法人 総合研究大学院大学

こちらのセミナー。

VR系統に興味があるので、参加してきました。ロボットの開発をしていくた機体トラブルが多かったり、機体自体がとても高価という現状を、VR世界でロボットを動かすことによりまずはプログラミングのみを競ったり開発したりする試みのようです。Unityはロボット専用のOSとJSONで高速通信を行いプログラムを瞬時に伝えるようです(難しい事は分かんない)。ロボットをVR空間でトレーニングして、実世界に連れ出すことをUnityでできるのは物凄く楽しそうでした。

 

2つ目は

東京大学大学院 情報学環・学際情報学府 – The University of Tokyo Interfaculty Initiative in Information Studies Graduate School of Interdisciplinary Information Studies

東大の中で、学環と呼ばれている場所でした。オープンキャンパスだったので足を運んでみると、VRを用いた芸術や脳の模型、メディアの特性の展示等も行われていました。もうピンと来た方もいると思いますが、VRのソフト作成に使われていました(見た瞬間にUnityと分かってしまう病気)。ヘッドマウントディスプレイとヘッドホンを装着して、ピアノを弾くと音の長さ、大きさ、音階によって鍵盤から飛び出してくる魚が変わるという物でした。(問題は自分がピアノを弾けないこと…)

Unityはどこでも目にするのでやっぱり早いうちに使えると楽だよね‥(なんで中2とかであんだけゲーム作る方法探してたのにUnityを見つけられなかったのかが不思議。)

自分としてはこれをもし、高2以下が見てくれているなら、勉強が忙しくなる前にUnityしとくと後々後悔しないと思う(特に理系)

なんとかこんだけ外に出てても平均で勉強8時間にしたい今日この頃…

自分は夏風邪ひいちゃったんですけど、健康に気を付けて夏を乗り切りましょう!

JAGMO幻想水滸伝決起集会にて

※開発記事じゃないです!JAGMOです!

 

例によって例のごとく、帰りの車内でのまとめ。幻想水滸伝決起集会に行って参りました!!冒頭は伝説のサロンということで、他のパロトネージュの方とゲームトークを楽しむことが出来ました。センター最奥ステージからみて左卓の方ありがとうございました!

 

編曲者の方の話がサロンはメインであんまり音楽を噛ったことのない身としては難しかったですが、前述の通りトークに花を他のパロトネージュの方も咲かせて頂いてありがとうございます。 

 

一般の方が入っての第二部はルカ戦からのスタート。『幻想水滸伝Ⅱ』のエンディングを一昨日、ルカ戦を3日前に終えた身としては何でPは20%の魔法無効をこんなに引けるんだ!という思いと、紋章こんなに使えば勝ちやすいのか(紋章ほとんど付けずに地蔵を持たせまくった人)何て思いと、シロがずっとパーティーに居たので親近感沸いたりしてました。補導時間が心配でいつコンサート始まるのかなんて心配もしながら…

 

20分ほどの休憩を経て、コンサートが開始。10時までに終わってくれと思いつつチラチラ時計を見てしまう。アレンジが効いているのとまだⅠとⅡしかできていないので、不安でしたが「回想」のソロとアンコールの「ネクロード戦」(戦ったの3日前でその瞬間から曲のファンになる)が聴けたのでそれだけで行く価値有ったかなと。聞いていた感じだとⅢ~Ⅴ終えられなさそうなのでⅤだけやろうかなと(ビッキー可愛いらしいし)(なんとか10時前に抜け出せた。精算を5時台にしといて正解だった)

 

25日の方宜しくお願いします。ネクロード戦が今度はどうなるか…学生券あればもっといきやすいんだけどなぁと思う今日この頃…


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カクテル大人になったら絶対飲んでやる!!

UnityインターハイHP更新

Unityインターハイ2018

 

気がついたら更新されてました

去年あったかどうかは分からないのですが審査員の方々が事前に出てますね。

 

審査の流れ | Unityインターハイ2018

 

動画審査なのかどうかは調べがついていませんが、パッと見て思ったのは大学教授が非常に多いということ日本ゲーム大賞U-18部門がクリエイター中心であったのに対し、アカデミックな物として位置付けられている気がします。

 

以前、「ゲーム研究の新時代に向けて」という明治大学のシンポジウムに足を運んだのですが、その際に学長さんからも多用な文化や学門の元に成り立つビデオゲーム総合大学として研究するという趣旨の事を仰っていました。実現するのはまだ先かもしれませんが、アカデミックな視点からのビデオゲームに脚光が浴びている気がします。

 

スクエニの土田さんが、僕に以下のリンクを紹介してくださいました。

日本でゲーム研究を専攻できる大学院・大学リスト | DiGRA JAPAN

実際に幾つかの大学では研究室が置かれているようです。

 

もう1つ気になったことは2020入試の事です。2020年度生、今の高1から入試が変わります。(高2生現状移行措置無いらしいね…)

調査書が点数化される。というAO、推薦以外では横国の経営などを除き、一斉に行われるものとしては初めての試みだと思います。その際にゲームの持つ文化的な要素プログラミングなどによる数理的要素を同時にアピールできるので、ゲーム作成は非常に大きな武器になると思います。

 

プログラミング教育が叫ばれるなかで業界を率いてくださるUnityは本当に素晴らしいと思います(回し者みたいになってる)。中の人も本当に親切なので、Unityインターハイは最高の大会だと思います。

 

本当は勉強しなきゃいけないんだけど、Unityインターハイ関連があるとどうしてもブログを綴ってしまいます。出れる環境がある人、先ずは何でも良いので作ってみてはどうでしょうか?