女子校教師の実情

女子校教師の現実を綴っていきます

女子校の女子

着任して間もなく、一度も授業をしたことのない名前の知らない女子が話しかけてきたり、手を振ってきたりする。授業中に廊下を通っただけで注目を浴び、窓を開けて話しかけてくる子もいる。どれも顔も名前も知らない女子である。

 

また、授業前になると静かに席に着き、大抵の子の表情は柔らかく、中にはキラキラした目を向けてくる女子もいる。こちらから話しかけると大抵の子は嬉しそうに返答する。今まで個別指導塾のバイトで多くの女子を教えてきたが、対応がまるで異なる。よく教師は掴みが大事というが、女子校においてはある程度若く見た目がよい男性であれば、そのようなものはいらない。むしろ一歩引いた対応をするくらいで丁度いいと思う。下手に介入すると贔屓していると言われ、顰蹙を買う恐れがあるだろう。

 

笑顔で、紳士的に、下心がないように接することで十分に相手を惹きつけているのだ。

ブログを書いたきっかけ

生まれて初めて女子校で働くことが決まってから情報収集のため色々検索するも、教師の目線から体験談をリアルに綴ったものがなかったため、ブログを書くことを決めた。

 

これはあくまで私の勤務校における、私自身の体験なのでこれを読んで女子校はこういうものだと決めつけはしないで欲しい。勤務校が変われば、人が変われば当然体験する内容も変わってくる。