ビューティ花壇 トンピン劇場第2幕が始まりそう VIP会員に対し音声チャットで売買の指示を出していた

引き続き、ビューティ花壇とトンピンの相場操縦疑惑について追っています。複数の協力者が情報やスクショ等の証拠を提供してくれています。

23日、再び凄まじい動きを見せました。

2023/8/23の株価値動き

2023/8/23の値動き

(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス

2023/8/22 翌日から信用空売り禁止措置の解除が発表

この日の終値は1017円。翌日から再び空売りが可能になり思惑が交錯して出来高が急増すると予想されました。


https://www.taisyaku.jp/media/20230822_seigenkaizyo.pdf


夜間PTS終値付近で高騰


2023/8/23 寄付き急騰からのすぐに急落


11:15頃トンピン @Tonpin1234のフォローからビューティ花壇が外れる

トンピンがフォローしている会社公式アカウントや関連するアカウントは、現在仕手参入中の銘柄で買いの暗黙の合図と言われています。その4つあったフォローアカウントからビ花壇専務のアカウントが消えました。これまで注目していた市場参加者は本尊が抜けた合図と受け取り、売りが殺到しました。



安値741円で底打ち

11:15頃から昼休みを挟んでこの日の安値741円を記録。このままナイアガラと思わせておいて、、、


13:47頃 トンピンがビューティ花壇専務を再フォロー 特買い気配

後場、トンピンのビューティ花壇専務のフォローが復活していることが広まり、再び買いが殺到します。


午後2時前には出来高500万株と、5/17最高値2409をつけたときの379万株を超えました。
その後、特買気配。



夜間PTSでは翌日ストップ高の1617円で始まる

その後、やや下げて出来高を重ねる。ストップ高張り付きだと取引が成立しないので、あえて売買が活発になるよう売り崩して調整している可能性も。
24時の終わり付近で再び1617円へ。

2023/8/24 寄付き前PTS

昨夜からのPTSでの出来高は74万株へ。





実際のところ、どこまで値動きが相場師たちによってコントロールされているのか外からの観察では断定はできません。しかし、トンピンは過去にファンドでのトレーダー経験があり、市場の規制等のルールに熟知しています。前回起訴され有罪になったニチダイ株の相場操縦の時の罪状も、増担保規制が解除されるギリギリのところで安定操作取引を行なった行為でした。これだけ思い通りに決まったらさぞ気持ちいいでしょうね。


そして誰でも見れて目立つTwitterでは直接的な売り買いの指示は出していません(フォローをする・外すという暗黙的な指示)。しかし、人目につかない裏ではどうなのか、、、

特報 DiscordのVIP会員からの情報

トンピンの側近が主催し300人超の有料会員を有するDiscordのVIP会員であるという方から情報提供がありました。


午前11時前の株価が急落している最中、トンピンの側近から、ボイスチャット(音声)で一旦買いを減らすよう指示があり、その後ぐんぐん下落。しばらくしてから、ナンピンのタイミングだと投稿。それを受けて特買い発生からストップ高へと繋がったとのこと。


その会員は、「株の研究会と聞いて勉強のために入会したが、さすがにこの具体的な指示で売買してはヤバいのではないか(自分も犯罪になるのでは)」と思い情報提供を決意したとのことです。


分単位の詳細な情報、Discordボイスチャットの証拠画像等は次回以降の更新で!

フォロー&リツイお願いします。




記事はここまでです。
この記事が有意義だと感じて頂けたら任意でご購入をお願いします。謝意が表示されます。

この続きを読むには
購入して全文を読む

ビューティ花壇 仕手前夜の信用・貸借残高に不審な動き 売残+貸付残はストップ高前と同水準に

前回予告しましたが、多忙でなかなか更新できずに申し訳ありません。継続してトンピンの動きを調べていますが、編集が追いついていないことから今日は、ビューティ花壇の信用貸借残高についての分析を載せます。

twitterでも先に出しましたがもう少し詳しく書きます。



仕手前夜の信用貸借に1日おきに増減を繰り返す不審な動き

3041ビューティ花壇の信用残高を分析していて仕手筋の玉集め中と思われる期間に不可解な動きを発見しました。以下の表は仕手化前の3月からの株価、出来高と、日証金買残,売残,逆日歩,東証買残,内一般信用(残りが制度信用),売残の数値です。(信用取引残高は通常、週次の発表で残高が急増した5/9から日々公表になりました。)




3/14から日証金買残が1日おきに1万株ほど増減を繰り返しています。まるで何かを試すように、その度に逆日歩が発生したり消えたりしています。

4/12からは4万,5万,6万……と1日空けて増えていきます。5/2の12万まで来て、連休明けの5/9一気にストップ高で買残は24万株。翌日一気に消えて売残の方は増加して高額逆日歩発生、売り禁に。1日おきに動いているところはグラフにするとギザギザになっています。


グラフの出典:https://irbank.net/3041/nisshokin


この不審な増減は何が狙いなのか?わかりません。ただ偶然になるとは思えず、誰かが何かを探っているのではないでしょうか。
そして例えば、5/2の取引所の出来高は13,000株しかないのに、日証金買残が10万株近く増えています。市場を通さずに信用買を増やすことができるのか、どういう条件でこういうことになるのでしょうか?詳しい方教えてください。


5/9から10にかけての買残の消失によって、売残が急上昇、株不足となり、売り禁が発生しますます上昇気流に。真偽は不明ですが、トンピンらが計画的に現引して引き起こしたと言われています。前後にtwitterで貸借残高や売り禁を意識した発言が非常に多かったのは事実です。




売残+貸付残はストップ高前と同水準に

信用残高を分析していて、もう一つ注目すべき点に気づきました。日本証券業協会が公表する株券等貸借取引状況(週間)を見ると、貸付(証券会社が保有している株式を貸付)がここにきて急増しています。


グラフの出典:3041 ビューティ花壇 | 信用取引及び貸借取引の状況


昨日発表された、8/4時点の売残+貸付残ではストップ高前と同じ水準に上がってきました(ビューティ花壇の浮動株と同数に匹敵)。売られ過ぎで買い圧力が高まっていると考えるべきか、素直に時価が高過ぎるから是正されるのか。また株価が大きく動く前兆のように感じられます。


書いておいて私、この指標(貸付残)の見方をいまいち正確に理解していないのですが、証券会社の自己売買部門が行う信用取引東証の残高に含まれない)ってことでいいのですよね?


信用取引の解説とデータの出典・凡例

信用取引について自分用に整理しておさらいしておきます。

信用取引とは、証券会社に担保を差し入れて、資金の約3倍までの売買ができる取引。

信用買
証券会社から買付資金を借りて株式を買い(信用買い)、その後信用取引の弁済繰延期限内(制度信用取引については6か月以内)で予想どおり値上がりしたときに株券を売って(反対売買)借入金を返済し、差額を授受します。また別途資金を調達し、これを証券会社に差し入れて株券を引き取る(現引き)こともできます。



信用売
証券会社から株券を借りて売り(信用売り)、弁済期限内で値下がりしたときに株式を買戻して株券を証券会社へ返済し、その差額を授受します。この場合も別途株券を調達し、これを証券会社へ渡して当初の代金を受け取る(現渡し)こともできます。

貸借取引について | 日本証券金融株式会社|貸借取引情報

信用取引のしくみ | 日本取引所グループ


間違っているかもしれませんが、私の理解しているところで整理すると以下のようになります。

上記図を改変。


制度信用では、注文を受けた証券会社は信用買と信用売の取引を相対させて融通する。信用売が上回って株が不足した場合、日本証券金融(=日証金)から株を借りる(品貸料(逆日歩)発生)。日証金残高は、オレンジの右側部分。
東証公表の信用取引残高は、制度信用と一般信用の合計。
それ以外に、機関投資家は、大株主から直接株券を調達して空売りすることができる。残高割合が0.5%以上の機関、個人は東証から公表される。



上記データの提供元は、IR BANK 3041 ビューティ花壇 | 株式情報
それぞれの元データ提供元は、以下。

直近5営業日分を 貸借取引申込日(約定日)の翌営業日に行われる品貸入札の終了後に公表

通常は週次。当取引所が実施する①信用取引の規制措置銘柄、②「日々公表銘柄」、③「特設注意市場銘柄」、④不明確情報等により注意喚起の対象となった銘柄のうち当取引所が必要と認めた銘柄等に加えて、日本証券金融(株)が実施する⑤貸株注意喚起銘柄、⑥貸株申込制限措置銘柄(実施後6ヶ月以上経過を目安として除外。なお、除外後に①~④に該当し、再び残高を公表する場合には銘柄欄に「株」は付さない)について、毎日の信用取引残高をその翌営業日に公表しています。

 会員が行う株券等貸借取引の状況について、週間新規成約高と週末株券等貸借残高の状況、および銘柄別の株券等貸借週間新規成約高、週末残高を掲載しています。金融商品取引所の決済機構を利用して行われる、いわゆる制度貸借取引は対象外としています。

「有価証券の取引等の規制に関する内閣府令」に基づき、取引参加者より報告を受けたもののうち、残高割合が0.5%以上のものについて掲載しています。



次回へ続きます。


記事はここまでです。
この記事が有意義だと感じて頂けたら任意でご購入をお願いします。謝意が表示されます。

この続きを読むには
購入して全文を読む

トンピンの仕手(相場操縦)に荒らされたビューティ花壇 あのとき起きたこと

前回の更新以後、仕事等忙しく更新が止まってしまっていました。あれから2ヶ月半が過ぎました。記事がそこそこバズって株界隈とは縁のない人にまで見られブコメもたくさんつきました。私のツイッターにも、想定外に損失が膨らんだ人たちからの連絡が届きました。追証が払えなくなり個人再生(自己破産のミニ版のようなもの)の手続きを開始した人や、持ち家を売って借金を返す羽目になった人たちがリアルにいます。証券会社の方でも、利用客に破産されてしまうと回収できなくなるので特別の対応をしていると伝え聞いています。

JJR (@JJR_hatena) / Twitter

 

私自身はというと、64万円分の損を確定。そして下がるのを待ってまだ持っている売玉が2つあります。


7/28(記事執筆時点)で節目の1000円まで下がってきました。私は当初、もっと早く暴落して終わるだろうと思っていましたが、どうもトンピンの仕手が入ると数ヶ月くらい続くことが多いらしいです。

(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス

あのとき起きたこと

ここで恐怖の株価8倍、6連S高をおさらいしてみます。

5月10日から16日

5月15日から19日


(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス


以下は私が整理した日毎の詳細な値動きと、私の動きをまとめたものです。






6連S高の最後の日、ストップ高張り付きの中で一時下落する場面がありました。大量保有報告書の提出で後日判明するのですが、当社会長が持株を処分したことで冷やし玉(ひやしぎょく)の効果があったのでしょう。ちなみにこの前日、私は会社のIR室に対し、自己株式を含め約半数を握る創業家の持株を処分することが有効であると考え、「大幅に値上がりしていますので確実に譲渡益となり、その後、暴落したところで買い戻せば再び保有できますし、今度は売り尽くされ低迷する株価を買い支えることができます。」と送っています。当然返事は返ってきていませんし、誰でも考え得ることだとは思います。


Twitterにも載せましたが、大量保有報告書金融庁の開示システムEDINETで確認できます。


×社長 → ○会長



この創業家の持株放出は仕手首謀者らにとっては想定外のことだったのではないかと思います。今から見れば言えることですが、翌日の下落を跳ね返せなかったことで限界となり、本尊はもう抜けているのではないでしょうか?トンピンはまだ抜けた合図は出していませんが、2000円超えはもうないと思います。

※ 投資は自己判断で行ってください。

一問一答

トンピン銘柄なんかに手を出したのが悪いのでは?

私は10年来当社の株主で、コロナ前は優待・高配当銘柄なので少し持ちながら、たまにスパイクするので一瞬上げたところで売却して回転させていました。トンピンなる存在をこの件があるまで知ることもなく、後からトンピンが入ってきて巻き込まれたのです。

そこまで損失が膨らむ前に損切(ロスカット)すればよかったのでは?

前の記事にも書いたように、10日の494円から次に2274円で寄り付く16日まではノンストップ。ストップ高というのは買いが殺到して売りが圧倒的に足りない状況ですから、空売りをかけた人が損切したいと思っても、たとえ証券会社に強制決済されても、ほとんどが約定することができませんでした。

小型の銘柄に空売りをかけるのは危険では?

時価総額100億を切るような銘柄に空売りをかけるのはリスクが高い。」確かに一般的にそのように言われているようです。私の勉強不足であまり時価総額を意識したことがなく、また下手に長年この銘柄を見てきたことからこんなに極端な動きはしないだろうと踏んでいました。当社の利益は安定しており堅実に成長してきた会社で、大型のM&Aや特許などとも無縁でした。過去10年程度のチャートを見てここまで一気にかち上げると予測するのは相当困難ではないでしょうか?


(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス

空売りは株価の下落を願う悪いことなのでは?

我々は何万株も空売りを入れて無理矢理株価を押し下げるような機関投資家ではありません。市場に対する影響力は皆無。理由なく上がった株価はすぐに戻るのが通常であり、リスクヘッジとして空売りを入れるのは当たり前に行われている投資手法です。むしろ、業績や経済状況を無視して株価を操作することを目的として集団で買い上げる行為が悪であり、金融商品取引法で違法とされています。

信用取引の損失は自己責任では?

もちろん投資をする以上はリスクを認識すべきであり、我々が負った損失の全てが仕手の責任だというつもりはありません。業績が急激に向上するような事実を会社が発表して株価が上がったのなら我々の投資判断の失敗です。しかし、事実として何もないのに仕手が入ったことのみで株価は上昇しました。仕手という暴走車が突っ込んできたことにより、かすり傷ですむところが全治何年の重症になりました。少なくとも、ロスカットできなかった494円から2274円の間の部分の損失は仕手の首謀者らに責任があり、民法709条により損害賠償の請求が可能であると考えています。これに、10日の信用売残高951,800株*1から、最高値を記録した17日の427,400株の差額をかけたもの、(494-2274円)×(951800-427400株)=9億3300万円が推定被害額(総額)と考えます。


トンピン、こと山田亨

トンピン、こと山田亨は、2020年のBloomberg配信によると「投資歴27年のベテラン。中国の政府系ファンドで日本株を担当した後、香港のファンドで運用を経験し、2013年からは個人投資家として国内で活動する。」*2とされています。
2022年4月、ニチダイ株の相場操縦に関し、金融商品取引法違反で有罪確定*3、執行猶予中の身でありながら、反省することなくすぐさま仕手を再開しています。



(推奨の指示をしていないという言い逃れのためか)直接的な言及を避けながらも特定銘柄の仕手に参入していることを画像等で堂々と表明(★★★→5238三ッ星)し憚らないところが特徴的です。




ツイッターでは現在仕手参入中の銘柄(会社の公式アカウントや関連するアカウント)のみをフォローすることで暗黙の合図としているようです。


※ なお、これらの情報は過去の事件報道や取材に当人が答えた内容、SNSで本人が自ら発信した情報で構成されています。株式市場の公正性確保という公益目的があり、真実相当性があるため、名誉毀損罪には該当しないことを予め表明しておきます。

仕手(して)(仕手株、仕手筋、仕手戦、相場師)とは

仕手について一般的に解説した大変わかりやすい資料だと思うため、ホイチョイ・プロダクションズ(著)ダイヤモンド社『マンガでわかる株式投資! 女子高生株塾』から以下のページを引用します。なお、記事の補足に必要な最小限の引用としており、前後の内容は、書籍を購入してご覧ください。株式投資の初歩、基本的な用語から深いところまで説明した初心者に優しい内容だと思います(全編漫画です。)。株の用語はかなり特殊なので間違って読んでる人がよくいますが(約定(やくじょう)をやくてい、逆日歩(ぎゃくひぶ)をぎゃくにっぽ、買玉(かいぎょく)をかいだま、とか)この本を一冊読むと覚えられます。



証券取引法=現在の金融商品取引法


仕手集団はピラミッド状の組織を形成する。この解説の典型例通り、トンピンもtwitter、LINEオープンチャット、Discord等の複数のSNSを駆使し、会員数、影響力により、使い分けていると思われます。おそらく、twitterが最も裾野が広く開かれており(情報が遅く)、上位は有料会員制組織となっていると思われます。


私の主張

  1. 言うまでもなく、仕手(相場操縦)は違法行為。金融商品取引法の複数の規定に違反する可能性が高い。
  2. 株取引(空売り)にリスクはつきものであるが、仕手首謀者らの行為により、通常想定されるリスクを遥かに超える損失を負わされた。特に会社発表の適時開示(材料)がないにも関わらず6営業日連続ストップ高は、明らかに通常では考えられない異常な値動きであり、反対注文を出しても約定しないため損失が過大となった。
  3. 捜査に時間がかかるのはわかるが、金融庁証券取引等監視委員会等の当局が、不公正取引に対し何らの警告コメントを発表していないのは怠慢である。仕手首謀者らはSNSで大きな影響力を持ち、小型株に対し集団で買い煽る違法性の高い取引を正当化し誇示するような発言を続けている。堂々と振る舞っている様を見て安易に取引に参加する者もおり、被害が拡大している。公正な市場を作らないと安心して投資できない環境となる。

仕手に巻き込まれ被害を受けた方へ

被害を受けた方は相当多数に広がると考えられます。被害の全容解明、集団民事訴訟提起に備え、後日こちらでご連絡先等を募集する予定です。
このblog、またはtwiterをフォローしてお待ちください。
公開されても問題ない場合は、当面の間、この記事のコメント欄に以下の情報を書き込んでください。

1. ハンドルネーム
10.投資経験・歴
11.仕手戦被害前の運用額
12.仕手戦での損失額
13.仕手戦被害後の状況
14.コメント(トンピンや捜査当局への思い、500字程度まで)

作業を手伝って頂ける方へ

資料の精査に人手が必要です。株取引、web技術についての知識があり、リモートでの事務作業が得意な方、ご連絡ください。(ボランティアです。)


この問題を報じて頂けるマスコミの方へ

事件の概要・詳細を時系列にまとめた資料、ビューティ花壇の仕手で被害を受けた方のプロフィール、被害額をまとめた資料(現在3名)を提供可能です。
また、自分を含む被害者の方への直接取材(基本はオンラインビデオ会議)をアレンジ可能です。

既に某全国紙から連絡を頂いておりますが、特にテレビ報道番組、総合週刊誌の取材を希望します。
資料の編集作業、公私の生活で時間が限られるため、後日ここで公表するアドレスへご連絡ください。
取扱注意情報の流出防止、取材対応の時間的制約から全てに応じられない場合があります。


次回更新予定

来週頃を予定しています。

「トンピンが行った仕手の具体的な手口」「トンピンが問われる可能性のある罪」等の内容です。



記事はここまでです。
この記事が有意義だと感じて頂けたら任意でご購入をお願いします。謝意が表示されます。

この続きを読むには
購入して全文を読む

ビューティ花壇 5/9〜16の値動き ノンストップで494円から2274円まで

手痛い記録。まず、私のポジション整理。
15日の大引け後。この時点ではまだ保証金率にも余裕があったが、翌日もストップ高だと一気に株価が1074円から2274円と倍以上(通常の値幅制限300円が4倍となり1,200円上昇)となり追証が発生すると予測された(そして翌日株価はその通りに。)。


夜間取引で、利益の出ている現物株約100万円分を売却。現物株で貸株に出していた約300万円分を返却。他に未約定の買注文が約100万円分。保証金率が20%を割って追証が確定した後だと、(換金は2日後なので)売却金を追証に当てることができず翌朝までに入金が必要だそうだが、追証が出る前なので現金化に成功。これで一応余裕はできた。ただ余裕のできた保証金率で目一杯まで損失が膨らむのに耐えるのはさすがに怖い。このまま買い戻しできずに金曜日には損失が500万円に達する可能性すらあったので、この時点では。もともと売建てたのたった20万円なのに?

16日、売建中の500株中300株を損確することに。PTSで2274円で現物を買い付け、現渡し。




前回の記事についたブコメで皆さん好きなように言ってくれてますけど、まあそりゃ後から見ればそうですよ。基本的には信用売りのリスクを甘く見ていた私が悪いです。でもこんな値動き予想できませんよ。もともと乱高下するようなクソ株ではなく、ここ10年くらい高配当で1単元も安いので買いやすく安定していた銘柄だったのです。トンピンとかいう仕手が入らなければこんな動きするはずがないし、十分ロスカットできる範囲でしか売ってませんでした。

5月9日から16日の値動きを下に。


(株)ビューティ花壇【3041】:チャート - Yahoo!ファイナンス

9日 前日終値334から414円へ。最初に大きく動いた日。私の指値が引っかかって売り建てた日。最初は行ったり来たりしていたし、ストップ高に張り付くとも思っていなかった。
10日 チャートを見て分かる通り、寄り付きは弱く始まり、前場の早い時間にストップ高494円へ。まだトンピンなる仕手が入ったことも知らない。材料もなく翌日にはギャップダウンすると思っていた。
11日 574円
12日 674円
15日 1074円 値幅制限4倍100円→400円
11から15日は寄り付き前から買いが殺到し、出来高を見て分かる通り、大量の買い注文の中から比例配分で抽選に当選した人がわずかに大引けで買えたのみ。つまり、494円から次に2274円で寄り付くまではノンストップ。空売りをかけた人が損切したいと思っても、たとえ証券会社に強制決済されても、ほとんどが約定することができなかった。夜間PTSで一瞬の隙を突いて買えた人もいるようだが、まぁなかなか判断できないもの。
16日 ストップ高2274円で寄り付き。一時売りが出て2075円まで下がる場面もあったが、最終的に2274円ストップ高。翌日の値幅4倍は回避したが、まだまだ上げるつもりらしい。



コツコツ時間をかけて現物で稼いだ利益を、信用で失敗して吹き飛ばしてしまうことが多いので、まあ下手なんでしょうね、私。


kabumatome.doorblog.jp

3041(株)ビューティ花壇の空売りに失敗して追証払えないかも トンピン銘柄/相場操縦/仕手

3041(株)ビューティ花壇が先週9日より5連続のストップ高となり株価が暴騰。

熊本の生花卸会社。生花祭壇の企画提案・制作・設営。年間売上は50〜60億。純利益はよくて1億円程度。
上場会社としてはかなり小型。私は10年来当社の株主で、優待・高配当銘柄なので少し持ちながら、たまにスパイクするので一瞬上げたところで売却して回転させていた。
ここ数年ほどはほぼ200〜300円のレンジで推移していたので、今回もいつもの一瞬の上昇だと思い、初動で全株売却して、さらに空売りを入れてしまった。そこからもの凄く踏みあげられ15日月曜時点で1074円まで来た。夜間PTSでは翌日の値幅制限が4倍に拡大された高値いっぱいの2274円で約定している。平均400円で500株持っているので既に(2274-400)×500=937,000円の損失。ストップ高になってから知った株だったらリスクを負って参戦することはなかったが、下手に長年見てきた銘柄で注文も指値で入れっぱなしだったので初動で約定してしまった。


会社からは全く発表もなく、業績が何倍にもなるという思惑もない(15日引け後に決算短信が出たが、経常利益1.1億、純利益9000万と、特にサプライズもない。)。要するにこれは完全に仕手戦に突入。1単元3万円程度の株で通常であれば負うはずのなかったリスクを負ってしまった。ストップ高なので、買い戻そうと思って注文を入れても約定しない。損失が毎日倍増していくのを見ながらどうすることもできない。追証まであと一歩。一日中、冷や汗と動悸が止まらない。








日付 始値 高値 安値 終値 出来高 調整後終値*
2023年5月15日 1,074 1,074 1,074 1,074 74,700 1,074
2023年5月12日 674 674 674 674 107,300 674
2023年5月11日 574 574 574 574 16,400 574
2023年5月10日 409 494 401 494 2,640,000 494
2023年5月9日 332 414 332 414 1,549,900 414
2023年5月8日 335 339 332 334 13,400 334
2023年5月2日 327 339 324 339 13,000 339
2023年5月1日 330 330 323 327 7,800 327
2023年4月28日 325 335 324 327 16,400 327
2023年4月27日 315 342 315 330 80,900 330
2023年4月26日 315 315 313 315 6,300 315
2023年4月25日 313 314 312 314 5,100 314
2023年4月24日 313 315 312 313 9,300 313
2023年4月21日 310 314 309 311 6,700 311
2023年4月20日 312 312 310 310 2,700 310
2023年4月19日 313 313 309 312 13,700 312
2023年4月18日 316 316 309 312 20,200 312
2023年4月17日 307 314 304 314 10,600 314
2023年4月14日 309 312 309 309 17,600 309
2023年4月13日 304 308 304 308 8,300 308

「トンピン」こと山田亨(金融商品取引法違反(相場操縦)で大阪地検特捜部によって起訴、有罪判決確定、執行猶予中。)による仕手取引と思われる。

市場の浮動株は氏と同調する者によって既に買い占められ正常な値がつかない状態となっている。
しかしこのような根拠のない株価上昇は異常であることは言うまでもなく、どこかの時点で寄り付いた瞬間、手仕舞いとなり、値上がりを期待していた者の売りが殺到しストップ安を迎えると思われる。


Twitter
https://twitter.com/Tonpin1234


上記が最初の言及か。
三島まりこさんは、ビューティ花壇 専務取締役。



発行済株式数は5,076,000株だが、出来高は9,10日の2日間で419万株、四季報によると自己株や経営陣の持株で6割ほどを占め、浮動株は20%(100万株)しかない。既に既存の株主は手放して投機目的の取引者しか残っていないと思われる。


トンピンと言う仕手師のことも、小型株の信用売りが危険だと言うこともこの相場に捕まってから初めて知った。浮動株が100万株だとすると上昇前の300円で3億円くらいあれば市場に出回る株を買い占めることができるので売り物がなくなり天井知らずで上げることができる。相場格言の「買いは家まで、売りは命まで」とは頭に入っていたが、ラインを超えたところで損切りすればいいと思っていたし、こんなに急激に逃げ場のないまま上がり続けるとは思わなかった。買いから入れば1単元4万円が最悪1円になるまでだが、売りから入ると理論上は損失が無限に増えていく。後で必ず下がるとわかってはいても、どこまで膨らむかわからない含み損を抱えて損失が最大になったところで耐えられなくなり強制決済される恐怖もある。逆日歩が発生して持っているだけで費用が膨らんでいく。資金力も精神力も持たない。




東証証券取引等監視委員会にも通報し、後に起訴されるだろうが、それで私の損失が返ってくるわけではない。

市場の浮動株は既に買い占められ値がつかない状態となっていますが、寄り付いた瞬間手仕舞いとなりストップ安を迎えると思われます。
このような悪質な相場操縦、不公正取引を放置しては市場に混乱をもたらし、この銘柄は当分正常な取引が行えない状態となると思われます。
即刻売買を停止させ、当該買い占めている人物の摘発と市場への発表を行ってください。




大阪地検特捜部は今年3月、「トンピン」の名で個人投資家らに知られた相場師、山田亨(とおる)被告(48)を金融商品取引法違反(安定操作)の疑いで逮捕、起訴した。人為的な相場で投機的な売買を繰り広げる「仕手戦」を仕掛け、巨利を狙うとされる相場師。被告はSNSを駆使して「現代戦」に挑み、巧みに人の心理を操っていた。


(中略)


 仕掛けたのは、過去に何度も値上がりする銘柄を的確に予測し、SNS上で「トンピン」の名で通っていた山田被告。取り上げる銘柄は「トンピン銘柄」と呼ばれ、売買の動向は一部の個人投資家にとって注目の的だった。



 捜査関係者によると、被告は今回、次のような手口でもうけを狙った。


 (1)安価なニチダイ株を買い集める(2)SNS上でニチダイ株が注目株であると発信し、個人投資家の購入をあおる(3)個人投資家らがニチダイ株に群がり、取引が過熱(4)株価が上昇する(5)高値で売り抜ける-。


 こうした山田被告の行為は、相場の人為的な変動を禁じた金融商品取引法に抵触するものだった。


「俺は買うけどね」SNS駆使した相場師トンピンの手口(1/2ページ) - 産経ニュース
https://www.sankei.com/article/20210422-2QDAXYSGFJM45PSQYFCS7ONBW4/


「山田亨」のニュース一覧 - 日本経済新聞
https://www.nikkei.com/persons/%E5%B1%B1%E7%94%B0%E4%BA%A8


株価不正操縦 男に有罪判決 「トンピン」のツイッターで注目集める:朝日新聞デジタル
https://www.asahi.com/articles/ASQ4Q5VZZQ4QPTIL011.html


”令和の相場師”トンピンを独占直撃!「400億円を稼いだ方法」 | FRIDAYデジタル
https://friday.kodansha.co.jp/article/251364