溺れる電子の海

インターネット諸行無常

供養

流行りに乗って2/14にバレンタイン絵なるものを描いてみようと思い、モバマスの楓さん絵を描いていたら見事に間に合わなかったのでここに投稿して供養してあげたいと思います。

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自分の絵だといちいち説明しなければ誰を描いているのかわからない。

楓さんからチョコを貰いたい人生だった。

引っ越し

 つい先日、新居に移りました。

 

 今回の引っ越しが私の処女引っ越しであったこと、荷物の運送を手伝ってくれる友人に乏しかったことから、輸送は業者に依頼することとしました。

 

 運送業者のHPを見ると、通常の引っ越しサービスに加えて単身者向けのサービスを用意しているところもあります。単身者サービスの方が割安な料金なのはもちろんなのですが、それゆえの制限も加わります。

 某運送会社に聞いたところ、一つのコンテナに複数の引っ越し依頼人の荷物をまとめて積み、後日まとめて配送することでトラック使用料を安く上げているとのことでした。ただし一度集積所に荷物を戻す必要があるため、荷物の引き渡しと配送を同日中に行うことはできないようです。

 引っ越しに割く日数を考えると一日で済ませるに越したことはないのですが、賞与なし・残業代なし・休日手当なしの身の上の為お安い単身者サービスを頼むことと相成りました。

 

 引っ越す前には荷物を運べるよう積めなくてはなりませんが、一人暮らしでも荷物は思っているより多くなるようです。家電や家具、日用品の梱包は比較的滞りなく終わりましたが、私の場合は食品類の残りを始末するのに苦労しました。

 部屋を漁ると3か月前に賞味期限が切れたカステラ、封を切ったまま半年が経った紙パックのジュース、冷蔵庫の中で干からびた蜜柑等普段お目にかかることのできない逸品で溢れておりました。

 紙パックジュースは封を切っていないものと切ったものが一つずつ冷蔵庫にあったのですが、封を切られた方は紙底に淡緑色の菌塊が形成され、内容物の半分程がゲル状に変化していました。一方で未開封のジュースには全く菌が生えておらず、ゲル化もしていませんでした。改めて紙パック容器の素晴らしさに想いを馳せつつ全て流し台に捨てました。

 ジュースと云えば、冷蔵庫に賞味期限を過ぎて五箇月が経過した未開封の野菜ジュースもありました。こちらも開封時は微生物に侵されていなかったものの、内容液からはなぜかバナナの芳醇な香りが漂ってきたのを鮮明に覚えています。こちらも全て流し台に捨てました。

 冷蔵庫に残っていた蜜柑はミイラになっていましたが、不思議なことに以前冷蔵しておいた別の蜜柑は乾燥せず逆に黴が生えて崩れてしまったことがあったのです。同じ蜜柑であってもこのように真逆の運命を辿ることとなったbifurcationがどこにあるのか、これについては今後の課題*1と思われます。蜜柑のミイラは固形物なので燃えるごみに捨てました。

 カップラーメンも意外と賞味期限が短い*2もので、新卒初期に買い貯めて取っておいたいくつかは期限切れとなってしまいました。引っ越し先で中身がどうなっているか確かめる予定です。

 アイスは冷凍庫の中で全員無事でしたが、夏に買っておいて消費していなかったモノが8個ほど残っていました。3個食べた時点でお腹が冷えてきたので残りは廃棄しました。

 

 振り返ってみると、旧居には最低限の日用品しか置いてなかったため、引っ越し時のゴミはほとんど食料品だったような気がします。アフリカの恵まれない子供たちが見たら泣いて悔しがるかもしれません。

 仕事の関係上普段の食事が不規則なため、食べようと思って買った食品が不良在庫、時には在庫ですらなくなってしまうことが多い生活ですが、今後は余分な蓄積のないよう心がけていきたいものです。

 

 

 

 

*1:誰の?

*2:およそ五箇月