Emacs 25.3 用 Windows IME パッチ

Emacs 25.3 がリリースされましたので、Windows IME を使うためのパッチを以前と同じく

https://github.com/K-Arakawa/emacs-ime-patch

に置きました。.emacs には

(cond ((string= (window-system) "w32")
       (setq default-input-method "W32-IME")
       (setq-default w32-ime-mode-line-state-indicator "[--]")
       (setq w32-ime-mode-line-state-indicator-list '("[--]" "[あ]" "[--]"))
       (w32-ime-initialize)
       (require 'smart-ime))

と書いておけば OK です。

マグカップウォーマー

オフィスで温かいコーヒーやお茶を飲む際に、これまではステンレス製の 2 重になったマグカップを使っていました。

断熱構造になっているとは言え、30 分もすると冷めてしまうので何とかしたいと思って、17W のヒーターを買ってみました。

今度は断熱構造が邪魔になるので、チタン製の 2 重になっていないマグカップも購入しました。

しかし、これがちっとも温かくならないのです。やはり 30 分もするとすっかり冷めてしまいます。17W のヒーターでは弱すぎでダメなのかと諦めかけたのですが、ものは試しとセットになっている蓋を購入してみました。

スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ  MGC052

スノーピーク(snow peak) チタンダブルマグ300ml用フタ MGC052

ところが、これが絶大な効果を発揮しました。蓋付きだと 1 時間以上経っても 60℃以上をキープしてくれます。これは十分熱いと感じられる温度です。

ようやく温かいコーヒーやお茶が長時間楽しめるようになりました。

Capture NX-D のノイズリダクション

これまでカメラの raw データの現像時には Capture NX-D を使って、ノイズリダクションには「高画質」を選んでいました。「高画質 2013」という選択肢があることは知っていましたが、パラメーターにどのような値を指定すれば良いのか良く分からなかったため、使っていませんでした。

ネットに落ちていた Nikon D5 の raw データにデフォルト値が指定されていたので、この値を使って「高画質 2013」のノイズリダクションを使ってみました。

f:id:K-Arakawa:20161212235637j:plain

上の写真の raw データを両方のノイズリダクションで現像した結果を比較してみました。

f:id:K-Arakawa:20170321133752p:plain

左が「高画質」(適用量: 50, シャープネス: 5) で、右が「高画質 2013」(輝度 適用量: 50, シャープネス: 49; カラー 適用量: 50, シャープネス: 49) です。明らかに右の方がノイズが少なく、またディテールについてもやはり右の方が豊かな気がします。

というわけで、ようやく「高画質 2013」の使い方が分かりました。

カメラと GPS

私は野鳥などの撮影に Nikon D3S を使っています。その際 GPS ユニット GP-1A を付けていました。

Nikon GPSユニット GP-1A

Nikon GPSユニット GP-1A

GPS のメリットは、撮影データに正確な位置情報と正確な時刻が記録されることですが、GP-1a には幾つか不満な点がありました。

  • 測位に時間がかかる

    最悪 1 分ほどかかることもあり、その間撮影データに情報が記録されないままです

  • ケーブルが邪魔

    野鳥を望遠レンズで追う都合上、左目でターゲットを探しつつ、右目でファインダーを覗くというスタイルになるのですが、左目の視界にどうしてもケーブルが入ってきて邪魔になります

  • ケーブルがよく壊れる上に値段が高い

    丁寧に扱っているつもりでも一年ほどでケーブルの付け根が痛んでしまいます

ニコンの新しい機種には SnapBridge が搭載されていて、GPS ユニットは必要ないのですが、D3S のような旧機種では残念ながら使えません。

そこで、ニコンの純正ではないのですが Pinout (ピンアウト) というデバイスが便利です。これは SnapBridge と同じくスマホBluetooth LE で通信し、スマホGPS 情報を撮影データに記録できます。

Basic kit, Pro kit, Full kit とグレードがいろいろありますが、GPS 機能がある Pro kit 以上を選んでおけば OK です (必要なら後からアップグレードができるので大丈夫)。

  • コンパクトでケーブルが要らない

    高価で邪魔だったケーブルが不要になります

  • 測位が速い

    スマホGPS 機能を使うので測位が圧倒的に速いです

というメリットに加えて次の点もあります。

  • スマホからカメラをリモートコントロール

    記念撮影のときなんかに便利です

  • カメラの置き忘れや盗難防止

    万一の時のために安心です

スマホとの連携ということなので、カメラ側とスマホ側双方のバッテリーの消費具合が気になりますね。実際約 2 時間で 500 枚程度の撮影をしたところ

という感じでした。私の使い方では問題にならないようです。

iOS のカレンダーと Google カレンダーが同期しない

会社では Google カレンダーでスケジュール管理をしているので、iPhoneiPad のカレンダーアプリから Google カレンダーにイベントを登録できるようにして使っています。

ところが、最近原因は分からないのですが、急にイベントが Geoogle カレンダーに反映されなくなってしまいました。

iOS 側で Google のカレンダー用アカウントを作り直してみたり、色々試してみたのですが、現象は変わりませんでした。

ふと、Web から Google カレンダーで新規イベントを作成してみると、あっさりと同期が回復しました。

同じような現象で困っている人は是非試してみて下さい。