人生はFPSゲーム。時々哲学。

ゲームの考察・感想・レビューなどを記事にしています。詳細はプロフィールへ。

【評価/感想】錯視パズルで脳を固定観念から解き放て『Superliminal』レビュー

『Superliminal(スーパーリミナル)』は『トリックアート』の理論を利用したパズルゲームだ。 プレイヤーは夢を利用した『Somna Sculpt療法』と呼ばれるテストに参加し、遠近法錯視を利用したパズルを頭を捻りながら解いていく。 人に薦められゲームの冒頭を…

【評価/感想】踏ん張るに驚き、いいねで夢中になる『DEATH STRANDING(デス・ストランディング)』レビュー

繋がりをテーマにした小島英雄監督の『DEATH STRANDING(デススト)』は驚きの連続だった。 当初は荷物を配送し分断したアメリカ大陸を繋げるゲームと、設定を聞いてもピンとこなかった。 そんな一抹の不安はプレイした瞬間に吹き飛ぶ。実に面白い。 どこか漂…

【評価/感想】PSVRで2丁拳銃をぶっ放せ『ライアン・マークス リベンジミッション』レビュー

VR版『タイムクライシス』である『ライアン・マークス』 子供時代に映画などの影響を受け「拳銃ごっこ」を楽しんだ人は少なくないだろう。そんな空想を形にしてくれたのが『タイムクライシス』を筆頭としたガンコンゲーム達だった。 時は流れ世はVR黎明期。…

【感想/評価】ダクソ風デザインの4人COOPが売り『Hell Warders(ヘルワーダー)』レビュー

4人協力プレイが楽しい『ヘルワーダー』 人気作品の『ダークソウル』や『ブラッドボーン』を感じさせるデザインが魅力のタワーディフェンスで、最大4人で協力プレイが可能。 攻めてきたデーモンを蹴散らし平和を取り戻せという、単純明快な物語で気軽に楽し…

【感想/評価】疫病ネズミの大群が姉弟を襲う『A Plague Tale: Innocence』(プレイグテイル)レビュー

中世の黒死病を描く『A Plague Tale』 『A Plague Tale: Innocence (プレイグテイル)』は黒死病の災禍に見舞われたフランスを舞台に、姉弟の過酷な運命を描いた意欲作だ。 題名にあるPlague(プレイグまたはプラーグ)は黒死病(ペスト)のことである。 時は14世紀、世は…

【感想/評価】PSVR対応『Jupiter & Mars(ジュピター&マーズ)』は海への愛が深すぎた【レビュー】

『Jupiter & Mars』の深すぎる愛に困惑 『Jupiter & Mars』では文明が海洋に沈んだ地球を舞台に、2匹のイルカの冒険が描かれている。光で象られた海洋世界を美しいサウンドに包まれながら進む体験は印象に残る。 しかし、本作を製作スタッフ一同から全ての命…

【感想/評価】『ワールド・ウォーZ (World War Z)』で新世代ゾンビの波に飲まれろ【レビュー】

ワールド・ウォーZの新世代ゾンビに驚嘆 見渡す限り1面のゾンビ。右を向けばゾンビ。左を向いてもゾンビ。挙句の果てに空からゾンビが降ってくる始末。 そして目の前に迫るゾンビの塊に銃弾の嵐をぶち込めばトリガーハッピーで脳死するほど楽しい。 映画『ワ…

【感想/評価】『SEKIRO: SHADOWS DIE TWICE』レビュー。フロム最高峰の死にゲー、ここに見参

『SEKIRO(隻狼)』で死にゲーの極致へ 難しい「死にゲー」と言えば『フロム・ソフトウェア』の『ソウルシリーズ』や『ブラッドボーン』を思い浮かべる人は多いだろう。それだけ人気を博し愛されてきたジャンルだ。 そのフロムが日本を舞台の「死にゲー」を世…

【評価/感想】『デビル メイ クライ 5』レビュー 至極のアクションをスタイリッシュに決めろ

DMC5のアクションは脳髄までキマる 『バイオハザード7』の『Re:エンジン』を使い、美麗な映像で表現される『DEVIL MAY CRY 5(デビルメイクライ5)』(DMC5)。 本シリーズはスタイリッシュアクションと名付けられたゲームだ。はて、スタイリッシュとはなんだ…

【感想/評価】フロムのVRゲーム『Deracine (デラシネ)』のレビューと感想

フロム流VRアドベンチャー『デラシネ』は没入感が凄かった 命と時間をやり取りをする『妖精』となり子供たちの願いを聞き届けるVRアドベンチャー。 穏やかな雰囲気だが『Bloodborne (ブラッドボーン)』との関連を匂わせるだけあって、その世界はフロムらしさ…