カレンダーの役割
6月の最終日
今年も半分が過ぎていく
「やっと」と思うか
「もう」と思うか
それぞれの過ごした中身によって違うというが
季節を思えば「もう」夏で
月日を思えば「やっと」半分で
事柄によって感じ方が違うのは
ココロの矛盾と同じで面白い
期限のあるチケットを
忘れないようにと
カレンダーのその日に貼っている
今日の日に貼っていたのは
スターバックスの無料チケット
幾らかをチャージするともらえた頃のチケットだ
本当は1週間前から気にしてはいたが
梅雨のせいで
お天気に恵まれず
なかなか出かけようという気にならなかった
今日は曇天
晴れてはいないが雨もなく
これならいいかと
出かけてきた
コーヒージェリーフラペチーノ
たまにはゆったりこんな木曜日も
次はカレンダーの7月16日
観戦チケットが貼られている
楽しみだ
頭のMRI
近所の耳鼻科が全て同じ曜日にお休みなものだから
大きな病院に行ってきました
良性発作性頭位眩暈症
頭を動かした時に
眩暈を起こして
倒れたり吐いたりするだけなので
コツさえつかめば
うまく付き合える症状ではありますが
ここ三ヶ月
あまりにもよく起こるので
夫が心配し病院に連れてきてくれました
病院の先生によると
何もないとは思うけれど
念のためということでMRIも撮影
こういうところは
大きな病院にかかって良かったと
思えるところ
余計な診察と思われる方も多いかもしれませんが
疑わしき症状を未然に一つでも多く潰しておけることは
安心できる要素の一つ
動かないように固定されて
横になり
機械の穴の中に入れられ
30分ほど
耳障りなホワイトノイズに包まれながら
最後は振動とともに
道路工事のドリルで穴をあけるような
そんな大きな音がして
撮影終了
診断の結果は異常なし
眩暈自体は
頭を動かすリハビリで治していくことに
すぐに良くなるものでもないので
気長に治していきましょうか
小さな羽虫
引っ越しをして初めての春
今までと違うところが見えてくる
この地域はとても長閑で
以前の便利な暮らしとは雲泥の差ではあるが
この長閑さがとても気に入ってはいるのだが
冬の終わりに
ドラッグストアではないお店の一角が
外に吊るす虫除けアイテムで独占していたのは
このせいかと
今になって気付かされた
網戸の目より小さい
羽のついた虫が
部屋の中を飛び回る
ハエとも違う
蚊でもない
とにかく小さな虫が
何十匹と飛び回る
その不気味な光景をみて
我が家でも導入しようと決めた
フマキラーの虫よけバリア
網戸にマジックテープで固定するものだ
本来は
窓の上部につけるものらしいが
届かないから仕方がない
気休め程度な効き目なのかもしれないし
おすすめ出来るかどうかはまだわからないが
今のところ
個人的には意外に効果を感じている
室内用洗濯物干し
気がつくといつの間にか
引っ越しをしてきてから
半年が経っている
引っ越してくる前の家では
ベランダにでる窓の窓枠にはめられる
セキスイの室内物干しを使っていた
とても便利で使っていたが
これが樹脂でできている部分が
大変よく壊れる
それでも
洗濯物のない日は
カーテンを閉めれば
そこに洗濯物干しがないかのように
見えなくなるのが
とても便利だった
引っ越す時にはすでに壊れていたので
持ってくることはせず廃棄に
以来ずっと室内物干し用の洗濯物干しを探していたのだが
とても気に入ったものを見つけた
我が家で最大洗濯物を干す場合の長さを測ってみたところ横幅240cm必要となり
サイズは必然的に大を購入
(シーツ+洗濯物を想定)
ハンガーをかける位置は高さ190cmあり
洗濯物を高く干せるところが最大の魅力
身長160cmに足りない私でも
意外と手に届く高さ
頑丈そうなので
しばらくは壊れずに使えるかなと
ひと安心
お気に入りに出会えると
お洗濯も楽しくなる不思議
突然とやってくるもの
いつもの穏やかな日常の中
いつかやってくるとはおぼろげに気づいていて
でもそれは今ではないと
根拠のない自信とともに
漠然と信じていた
母の入院
結婚し
実家へと戻る機会も減り
母の時間の経過は
私と同じだけ経過しているにも関わらず
以前会ったその時で
止まっているような気がしていて
元気なままのその姿で
また次も会えると信じていたのだ
幸いにして
今回は命に別状はなく
2週間程の入院で済みそうだが
見舞いに行った病院で
管が繋がれ
かすれた声で
弱く笑いながら話をする母の姿は
以前会った時のその姿ではなく
随分と時の流れを感じさせた
私が歳をとるように
母もまた
歳を重ねる
誰にでも平等に
時間は過ぎ
誰にでも平等に
命の終わりはやってくる
当たり前のことを
改めて実感した
普通に考えれば
子より親の方が先にこの世を旅立つ
死んでいくことがすべて不幸だとは思わないが
死していくものが安らかにこの世を旅立てるように
遺されるものたちが深く悲しまないように
私ができることを私の家族のためにしていこう
たとえ何をしたとしても
後悔はするかもしれないけれど