旅してみたら、「旅してみたら?」

私の旅経験&情報を発信中。あなたの旅のきっかけになったらいいなぁ!

人間のおもしろさ「チェ〜ック!」

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出会いに続いておもしろいのが、

人間観察!

別にジロジロ見続けているワケじゃない。

同じところにある程度滞在すると、

同じ人に会ったり、

同じ人を見たりする回数が

自ずと増えるだけのこと。

それから、

ボ〜っとできる時間が増えると、

自然と視界に入ってきたり、

耳に聞こえてきたりすることも増えるの、

それだけのことよ。

最初はホントにそれだけなんだけど、

だんだん感想が出てくるのよね。

 

「あの服かわいい」

 

「あの髪型あこがれる」

 

ぐらいから始まって、

 

「もう少しこうしたら良い立ち方かも」

 

とか

 

「もっとひざを伸ばして歩けば良いのに」

 

と思いながら、

自分の姿勢も客観視してみたり、

話し方や聞こえてくる言葉、

周りにいる人の雰囲気等々で、

その人のキャラクターを想像してみたり。

そして勝手にその人像を作って、

時々しょっちゅうケチつけてみたり(笑)。

 

「自分のことを棚に上げて、

 失礼なヤツ!」

 

と思うこともあるけど、

それでその人を決めつけているワケじゃないし、

自分の中で楽しんでるだけだから、

許されるでしょ。

こうやって実際に説明してみると、

 

「けっこうあやしいことしてる?・・・」

 

っていう気がしないでもないけど、

あやしさはないはず(笑)。

自分のファッションや話のヒントになってるの。

自分にないものをそこで知って、

自分にもあるものを客観視する。

生きる参考資料、

もしくは楽しみのスパイスとでも言えるかな。

やってみれば分かる!

「なるほど!」と思う人も多いはずよ!

 

これを聞けば、

「あやしいこと」じゃないって

分かってもらえると思う。

 

数時間山を越え続けたラオスのミニバス

景色も楽しんだけど、

あれだけ時間がある時に、

あれだけ濃いキャラの面子が近くにいると、

つい気になっちゃうんだよね。

それは一緒に乗っていた

イギリス女子4人組。

あの4人は、

私の頭の中に物語を作ったね。

そもそも

 

「物語のキャラクターなんじゃない?」

 

って言いたくなるくらい、

1人1人特徴があったの!

まず、リーダーは赤毛の背高のっぽ。

けっこうあわてん坊な感じ。

2人目は指しゃぶりをしながら本を読んでた子。

落ち着きがなさそうな感じ。

3人目は咳をしていた子。

ちょっと病弱なところがある感じ。

そして4人目は、

沈着冷静のかげのまとめ役。

顔もファッションも一番フツーにまとまってた

良い印象の子。

 

「女の子版スタンド・バイ・ミー」

 

みたいな話ができそうじゃない?

きっと4人目の子か病弱な子がライターになるんだよ。

ね!あやしくないでしょ(笑)!

 

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(「スタンド・バイ・ミー」1986年だって。懐かしい。) 

 

「反面教師」は言い過ぎだけど、

人に与える印象を客観視できたのは、

マジシャンのレストランと、

クレープの屋台かな!

オーナーが、マジックができるレストランがあったの。

 

「食事がおいしくって、

 マジックも見られる!」

 

というのは良かった!

最初はね。

私たちが楽しんでいるのがうれしかったのか、

次から次へと違うマジックを見せてくれちゃって。

何ごとも適度が一番よ。

 

「もう少し見たい」

 

というところで止めておけば良いのに、

あれじゃあ芸の安売り!

 

「すごいでしょ!見て見て!

 こんなのもできるんだよ!ね〜見て!」

 

って言ってる子どもみたい(笑)。

魅力的だけど、

ちょっと残念なポイントだったなぁ。

同じことが言えたのが、

クレープの屋台。

やり過ぎなパフォーマンスと言うか、

オーバーアクションの兄ちゃんより、

ただクレープをしっかり作ってくれるおじいちゃんの方が、

また買いたくなったんだよね。

自分は人の目にどう映ってるのか・・・。

 

「下手にカモフラージュするんじゃなくて、

 素直に自分を見せた方がいいや!」

 

って、この時思ったね。

 

人の動きを見ているのがおもしろかったのは、

タオ島の食事処。

おかみさん風の女の人が1人でやってる、

地元の人が集まる場所だったんだけど、

店に来るなり、

みんな自分でコップを出したり、

野菜を取って食べたり、

ご飯を取ったりおかわりしたり、

勝手に始めちゃうの!

顔見知りのご近所さんか、

お馴染みさんたちなんだろうね。

混んできてたから、

自分でできることはやっちゃってたのかな?

調理まで手伝ってるのには驚いた!!

それを私たちに味見させてくれちゃったからね。

他の人への料理を味見できちゃうなんて、

おもしろいと思わない?

前に話した「寝ちゃう車掌」もそうだけど、

いろんな人がいて、ホント飽きない!!

地元の人々との交流

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旅人との出会いに加え、

地元の人との出会いもおもしろい!

やっぱり、地元の人と接点があった方が、

「その地を楽しんだ」感がアップする!

宿の人、お店の人以外にも、

そこに居合わせた人とおしゃべりできた時は尚更!

 

「ノム・パン・パテ」覚えてる?

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私たちのお気に入りのバゲットサンドね!

その名前が分かったのも、

地元の人とおしゃべりできたおかげ!

 

「ノム・パン・パテ」のお店で出会ったその人、

お店が停電になったことをきっかけに話し始めたんだけど、

見事に英語がペラペラだったの!

プライベート教師をしているらしい

大のフットボールファンのこの男性、

フランス語も学び直し中で、

日本語も漢字でギブアップしたけど、基本は覚えている、

という言語マスター!

雑学王というか知識人というか、

「自分の生き方を見つけられた人だなぁ」

っていうオーラが出てたよ。

 

その人によると、

カンボジアの50〜60代の人は、

普通にフランス語が話せるんだって。

元フランス領とは言え、

「普通に話せる」というのにはビックリ!

それから、彼の口から「ポリオ」という言葉が。

フットボールは好きなんだけど、

小さい頃のポリオの影響がひざにあって、

実際にプレーできないんだって。

だから自分が頭脳面で、

それを兄弟がやって見せるという形で、

子どもたちに教えてるんだって。

「ポリオ」なんて、

日本では名前は知られてても、

どんな病気か知らない人、

多いんじゃないかなぁ?

私もその1人。

まさかそんな病気の経験者と出会うなんて!

時代や国の情勢を感じさせる病気よね。

 

おしゃべりまではいかなくても、

ちょっとしたことで助けてもらえたことも、

ステキな出会いの1つだと思うんだよね。

土地勘がないところや、

英語があまり通じないところでは、

何度も人間のあったかさを感じられたのよ!

意外にそれがタイで多かった!!

しつこい客引きやずるい対応が多い印象だったけど、

 

「観光客のせいで変わっていった結果なのかな?」

 

って思ったことがしばしば。

基本親切な国民性なのかもね。

目的のソンテウを見つけてくれた人、

バスで席を譲ってくれた人、

行き先を細かく教えてくれた人、

「ここだ!降りるところだ!」と教えてくれた人、

屋台へのオーダーを代わりにしてくれた人、

店じまい後にお粥を作ってくれた人、

水上バスの乗り換えを教えてくれた人・・・等々。

どれもこちらから頼んだんじゃなくて、

向こうから気付いて、

声をかけてくれたのよ!

 

バンコクの駅に向かうローカルバスでもそう!

多くの乗客が降りる準備をしている中、

1人の女の子が話しかけてきたの。

数個の英単語を発しただけだったけど、

 

「同じナンバーのバスに乗り続けるにしても、

 車両乗り換えが必要」

 

ということを教えてくれたの。

バスの車両交換なんてあるのね!

そのお陰で、私たちも無事乗り換えられた。

でも、ふと

 

「このバスは本当に駅に行くのだろうか?」

 

と不安になって、

その子に聞いてみたら、

「10分くらいで着くと思う」と教えてくれ、

さらにこの彼女、

私たちより先に下車したんだけど、

自分が降りる際、

車掌さんに「私たちが駅まで行きたい」ということを、

伝えておいてくれたみたい!

彼女が降りてから、

バスの行き先をもう1度車掌さんに確認しようとしたら、

 

「知ってるよ!

 駅に行きたいんでしょ?

 このバスは行くから大丈夫だよ。」

 

みたいなことを言ってくれた(笑)。

そして、バス停が近づいてきたのを私たちも感じた時、

たぶんあの女の子と車掌さんの話を耳にしてたんだろう男の人も、

「ここだよ」と教えてくれ、

車掌さんにも教えてもらえ、

無事駅到着。

園内警備員たちもそうだったけど、

見事に誘導してもらえちゃって、

ありがたいしおもしろい経験よ。(この話はまた後でね)

 

チェンマイでのヘルプもあったかかった!

 

「郵便局の場所は郵便局に聞けば分かる!」

 

と思って、

通りかかったチェンマイ郵便局で、

「サン・サイ郵便局」の場所を聞いたの。

どの人もほとんど英語が話せなかったんだけど、

と〜ってもあったか〜いヘルプでね、

何人もの人が知恵を出し合って、

10分以上かかってたんじゃないかなぁ(笑)。

タイ語で

「サン・サイ郵便局」と

「緑のタクシー」と書いたメモを作ってくれ、

 

「これを見せればタクシーも見つかるし、

 郵便局にも行ける」

 

と教えてくれたの!

 

「徒歩では行けない距離」

 

ということも説明してくれてね!

 

「そこまでしてくれるなんて!」

 

と、感動よ。

ホント感謝x2だったわ!

 

バリでの出会いは、

「これぞ旅!」って感じがしたよ。

覚えてるかなぁ?

石のゲレンデでバイクを滑られていた時、

私たちを抜かして行った一家がいたっていう話。

(参照:乗りこなせ!現地の乗り物集(バリ編) - 旅してみたら、「旅してみたら?」

その一家、

雨宿りをさせてくれた家族だったの。

山の天気はホント変わりやすい!

もうじき登りが終わりそうな時、

雨が飛び始め、

落ち始め、

その量が増え、

ちょっと降り始め、

だんだん強くなり、

夕立の勢いに!

 

「これは進み続けるのが辛い!」

 

と思ったちょうどその時、

止まったのが民家の横だったの!

偶然外に出てたお母さんと目が合ってね、

手招きしてもらえた時はうれしかった〜!

納屋みたいなところで雨宿り、

長椅子まで出してくれてさ!

英語が全く分からない家族だったんだけど、

ホントあったかかった!

16歳の長男だけは

学校で英語の時間があるらしく、

ちょっと話せたの。

英単語と数少ない知っているバリ単語でやりとりできたのは、

心ウキウキ経験だったよ!

リアル「イッツ・ア・スモール・ワールド!」

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「最近、出会いはある?」 - 旅してみたら、「旅してみたら?」の続き話>

 

マレーシアのマラッカのバス停で会った3人組は、

実はティオマンにも同じ時期に滞在、

しかも同じ宿に泊まってた人だった。

そのうち1人は、

二言三言言葉を交わしたこともあった人だったみたい。

向こうが覚えてたよ(笑)。

更にこの人たち、

ラオスのルアンパバーンでも見かけたからね!

1ヶ月以上も間は空いてたけど、

さすが東南アジアの旅のルートは、

だいたい同じかな。

 

違った驚きの出会いは、

カンボジアのシェムリアップで。

彼はこの旅で出会った、

初めての日本人旅人じゃなかったかな?

まず出身県が同じってことにビックリ。

同じ県と言っても広いからさ、

驚くことではないんだろうけど、

初めて会った日本人が、

同じ県から来た人だったって言うのは、

けっこう衝撃的だったの。

そしてそれで話が終わらないから、

「衝撃的」にも納得してもらえると思うんだけど、

なんと、

 

その1)隣町出身で

 

その2)最寄り駅は同じ!

 

彼の母校は、

その3)もちろん知ってる中学校!

 

さらに、毎日の行き先も

その4)同じショッピングモール!

 

その5)「もしかしてあそこの高校?」

もズバリ当てちゃった(笑)!!!

 

「イッツ・ア・スモールワールド」過ぎるでしょ(笑)!

 

日本の次はイギリス。

カンボジアからバンコクまでのミニバスで会ったのは、

25年前オーストラリアで結婚したというイギリス人夫婦。

オーストラリアにイギリスと、

私たちに馴染みのある場所だっただけに、

助けたくなっちゃったんだな。

 

「暗証番号を忘れちゃってカードが使えず、

 残りの現金でなんとかなるか、という状態。」

 

というのを話してくれたの。

 

「そういうことなら、使ってください!」

 

って、

私たちの「緊急事用オーストラリア・ドル」を

迷いなく渡してたね!

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AU$300、

何かあった時のため用として、

バッグに忍ばせてたの。

大した金額じゃないけど、

東南アジアでは

「そこそこの金額」になれるのよ。

 

「困った時はお互い様」

 

「お金を貸す時は返ってこないと思うこと」

 

どちらも子どもの頃から、

よ〜く親に言われてた。

特に、借りた物は返すのが当然だけど、

 

「お金というのは恐い。

 当然が当然でなくなってしまうパワーがある。」

 

ってね。

でも、まだ1度も返ってこなかったことは、

幸い、ない。

今回もちゃんと返ってきたし!

実は私たち、

この夫婦が何者なのか全然知らないの。

名前すら知らない。

現金とこちらのイギリスの住所を渡しただけ。

それでも

 

「ハッピーな旅を続けてもらいたい」

 

と思った2人だったし、

緊急事態用に用意した物を、

緊急事態に使えるうれしさもあってね。

 

「彼らが楽しく旅し続けられるなら、

 私たちもハッピー!

 今後イギリスに行くまでに戻ってくるかなぁ〜?」

 

くらいのノリだったの。

 

それがけっこうすぐに送ってくれたみたい!

旅の途中だったか、

日本に帰ってきた後だったか、

いつかは忘れちゃったけど、

彼の母親から

 

「お金が届いた」

 

って連絡があったの。

 

「気持ちだけ利息も付けるから」

 

という言葉通り、

ほんの気持ちだけの利息も付けてくれたみたい(笑)。

 

「気持ちだけ」

 

の言葉通りの金額が妙におもしろく、

最後までハッピーでいられた私たち♪

彼らとの接点はそれだけ。

返事も義母がしてくれたから、

私たちは未だ名前も連絡先も知らない。

そんな出会いもあるのねぇ。

それでもいい思い出になってること、

間違いなし!

「最近、出会いはある?」

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「最近、出会いはある?」

 

なんて聞き方したら、

特定の意味を持っちゃうかな?

だけど、ホント冗談抜きに、

新しい人たちと出会ってる?

 

大学を卒業した辺りかなぁ、

 

「出会いがない!」

 

って感じてたの。

そりゃそうよ!

毎日8:30amには出勤して、

終電まで仕事して、

飲みに行くのは

いつも決まっている人とか、職場の人。

それで「出会いがない」のは

あたりまえじゃないねぇ。

いつもと違う、

今までとは違う動きをすれば、

新しい人と接する機会はいくらでもある!

あと、それに気付きやすい!

 

だから旅はおもしろい!

おもしろい出会いがいっぱいよ!

観光客とは違う味を持った旅人たち。

時間を共有し、

情報を共有し、

そこで出会ったことを存分に楽しみ、

「パッ」とそれぞれの方向に散っていく。

旅の後も連絡を取り合う人もいるけど、

その場限りの縁、という人も少なくない。

むしろそういう人の方が多いんじゃないかな?

それでも旅人は、

一緒にいる時間がある限り盛り上がって、

自分の楽しさを他の旅人と分け合い、

いくつもの物語を生み出す。

ちょっとしたことでも物語になっちゃう。

現実だけど、

どこか現実離れしている旅人の世界。

それに病み付きになるから、

旅って止められないんだろうねぇ。

 

他の旅先で突然再会することも、

稀ではないみたい!

ある旅人は、

ヨーロッパで出会った人にアジアで偶然再会・・・

逆だったかな?

アジアで出会って、

ヨーロッパで再会だったかな?

ま、どっちにしても

アジアとヨーロッパ、

けっこう離れてるでしょ!

しかも、数年経ってからの再会だったらしい!

 

「旅人のコミュニティーは小さい」

 

って聞くけど、

まさにイッツ・ア・スモールワールドよ!

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私たちもこの旅の間だけでも、

何人かの人に再会したからね。

中でもおもしろかったのは、

バリのロビーナというところの宿で。

彼が部屋の外で誰かと話しているのに気付いて、

私も出てみたら、

1人のヨーロッパ人と思える男性がいたの。

見覚えなかったんだけど、

私を見るなり

 

「ドナルド・ホームステイに泊まってたでしょ!」

 

って言われたのよ!!

「ドナルド」は、

私たちがウブドという場所で泊まっていたところ。

 

「あんたも泊まってたんかい!?」

 

って思ったけど、

どの部屋に泊まっていたのか、

全然見当付かず!

 

「あなたのことを覚えてるよ」

 

って言われても、

 

「そんな、薮から棒に何ですか!?」

 

って感じ(笑)。

 

「隣りの部屋だったよ」

 

と言われても思い出せず・・・

だって隣りにいたのは中国人だったし・・・

 

で、やっと思い出せたの!

私たちがチェックインした時に隣りだったのは、

中国人じゃなかった!

カップルだったの!

たまたま部屋の外で出くわして、

 

「この辺のレストランを知ってる?」

 

と私が話しかけた2人!

ピンクのランニングを着た彼女が、

知ってるレストランを教えてくれた

あのカップルだったの!

あらま〜何と言う偶然!

私たちは1週間近くドナルドに泊まってたのに、

2泊して出た2人に、

次の町で会うなんて!

彼らはその分ロビーナに長く滞在してたみたい。

そんなこんなしているうちに、

私の声を聞きつけた彼女も外に出てきたの。

ピンクのランニングを着てね(笑)!

そして第一声が

 

「あなたの声を覚えてたのよ。」

 

だって(笑)!

あ〜も〜ビックリよ!!

暗い中、外灯の光の中で

1回話しただけなのに覚えられているなんて!

私の彼に、

 

「あんたは覚えられやすいよ〜」

 

って言われても、

にわかに信じられず、

 

「なんで?なんで??なんで???」

 

ってビックリするしかなかったね。

でも、このことがあってから、

「覚えられやすい」自分を、

とっても再確認することになりました。

覚えてもらえてうれしいけど、

 

「こりゃ〜悪い事できないな!」

 

って思ったよ(笑)。

旅でのお酒

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「酔っぱらい過ぎは充分経験した」

 

と言った私だけど、

この旅でもやっちゃったんだな!

1回だけだけど、

記憶な〜し!!

しかも、二日酔いまで経験しました!

私が二日酔いなんて、

ホント珍しい!

 

それが起こったのは、

お気に入りのティオマン島で。

ダイビング仲間たちとBBQした時、

全てが手作りの、

本格的なBBQに興奮してて、

しかも久しぶりのお酒にも興奮してて、

そこで強いお酒を飲んじゃったから、

ショット2杯で良い気分になり過ぎちゃったのね。

フランス人が作ったそのショット名は「TGV」。

フランスの新幹線の名前を借りて、

 

T(Tequila)+G(Gin)+V(Vodka)

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これだけ見れば、

2杯でアウトなのが分かるでしょ。

もちろん、その後も飲み続けてたから、

彼によれば泥酔までいったらしい・・・。

みんなに迷惑はかけてなかったみたいだけど、

彼にはそうとう迷惑だったっぽい。

意味不明な1時間の泣き!!

普段たまってることを

酔った勢いで言っちゃった時って、

だいたい意識的に言ってる部分もあるから、

少しは記憶残ってることが多いんだけど・・・。

今回はホントに全く覚えてなくて、

何を1時間も泣いて訴えたんだか、

皆目見当付かず!

相当やっかいなヤツになってたらしい!

まあ、

 

「最初の10分は大変だったけど、その後は笑えた。」

 

って言ってたから、

まだ一生のキズにはなってないかな(笑)。

ただ、楽しいパーティーの記憶がないのは、

やっぱりさみしい。

そして、こんなに恥ずかしく感じることは、

もう経験したくありません。

だから、2回目のBBQでは、

しっかり自分コントロール!

ほろ酔いをキープできる心地良さは、

ここで習ったかな。

やっぱり「お酒で楽しむ」んじゃなくて、

「楽しみにお酒もあり」の方が良いよ!!

 

ちょっと余談なんだけど、

BBQの準備をしている時、

驚かれたことがあったんだよね。

野菜を切る時、

包丁を持っていない方の手って、

どうする?

 

ネコの手にするでしょ?

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学校で習ったよね?

もしくは、お母さんか誰かが教えてくれたでしょ?

 

知っててあたりまえのことだと思ってたんだけど、

欧米では違うらしい。

 

「レストランの厨房で働いてた時教えてもらったこと、

 何で知ってるんだ!?」

 

って、驚かれちゃった!

それから、縄跳び。

幼稚園からやってたけどなぁ。

 

自分の縄跳び、

持ってたでしょ?

 

これまた縄跳びも欧米では馴染みが薄いらしく、

1人用も大縄も、

スムーズに飛べることに驚かれちゃった。

日本人って、

けっこう驚くべきスキルを持っているのか!?

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1回の失敗を除いて、

後のお酒は良い思い出ばかり!

バリ焼酎のアラックでしょ、

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ラオス焼酎のラオ・ラオでしょ、

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それにタイのライスワイン!(写真が見つからない!!)

 

中でもラオ・ラオは楽しかった!

フルーツジュースの屋台で

ミント&ライムを発見し、

シロップ&氷も入れたシェイクを作ってもらえば、

ラオ・ラオと混ぜて

「ラオ・モヒート」の完成!

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それが見事においしかった♪

旅する欧米人の文化はビールみたいだけど、

私たちは、地元のお酒を堪能よ!

ただ、味わった後、

必ず思ったんだよね、

 

「あ〜、日本酒っておいしなぁ〜」

 

って(笑)。

日本のお酒は、

味がきめ細かくってやさしくて、

のどごしも良いし、

やっぱり一番だなって感じたよ。

 

旅人を待っている、

もう1つ有名な飲み物が「バケツ」!

 

「みんなバケツを飲んで・・・」

 

と聞いた時、

小学校の掃除で使ってた

ブリキの銀のバケツを想像しちゃったんだけど、

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タイやラオスで「カクテルバケツ」と呼ばれているのは、

子どもが砂場で遊ぶ小さいバケツ、

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と言っても、飲み物にしたら

ジョッキ以上になるけどね。

どうして誰がいつからバケツを使い始めたのか・・・。

大量に飲むためのアイディアだったのかな。

 

「ちょっと旅人の世界をのぞくのもおもしろい」

 

と思い、

「旅人が集まるバー」で

私もバケツデビュー!

特に何の感想もないけど、

不思議な旅人の洗礼を受けました。

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旅とお酒

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これまでいろんなお酒の飲み方をしてきたけど、

今の飲み方が一番心地良い!

ほろ酔い気分をキープして、

おいしく飲めなくなる

一歩手前でストップ!

記憶も残るし(笑)、

楽しい気分も残るし、

ステキなお酒との付き合い方よ!

 

昔は全然違った。

いろんな飲み方したなぁ〜(笑)。

学生の頃は、

飲める量を競い合い、

気が張ってて酔わなかった。

その後は酔うことを楽しみ、

お酒を飲むことを楽しみ、

お酒のために集まり、

お酒があるところに行き、

飲むのがあたりまえになり、

 

「お酒飲まないと楽しくない!」

「とりあえず飲む!」

 

みたいな時間が長かったなぁ。

酔っぱらい過ぎも、

充分経験したわ(笑)。

 

あなたはお酒好き?

どんな飲み方する人?

一人?

パーティー?

 

今の飲み方にシフトしていったのにも、

実は旅の影響が。

正確に言うと、

オーストラリアでの生活から始まってたかな。

きっと客観視できる状況に身を置くと、

自分の生活を見直すようになるのね!

あのね、欧米人って、

豪快に半端なく飲むのよ!

日本人も飲み会好きで、

晩酌する人も多いから、

お酒飲む方だと思ったんだけど、

比べ物にならないね(笑)。

オーストラリアで会った人たち、

見た人たちは、

もっと上手だった(笑)。

まず、日本人のような

「付き合い」の飲みはない!

みんな飲みたいから飲む。

飲みたいから「家で晩酌」じゃなくて、

パブに出かける。

そしてみんなで飲む!!

それがけっこう頻繁。

毎日のようよ!

飲み会が大好きだった私。

周りの人がお酒弱くて、

いつも物足りなさを感じていたこの私が、

 

「またっ!?」

 

て何度驚いたことか(笑)。

最初の頃はうれしくて、

よく付いて行ってたけど、

あまりに頻繁過ぎるのと、

どこに行っても代わり映えしない状況なのとで、

 

「何のために飲むんだ!?」

「この人たちは、飲むこと以外に楽しみはないのか!?」

 

と思うようになり、

そんなお酒にお金を出したくなくなっていったんだよね。

特にオーストラリア、

お酒が高い!!

オーストラリア産のワインでも、

日本で買うより高いの!!

そのおかげで、

飲む機会を選ぶようになったってワケ。

 

その後が旅でしょ。

旅は予算が決まってたから、

もっと飲む機会を選ぶようになったのよ。

まあ、この時はもう、

そんなに飲みたくなることもなかったけど。

だから余計に、

毎晩バーに行っている旅人たちが、

信じられなかったのよねぇ〜。

旅人も欧米人が多くて、

これまた良く飲む人たちなんだわ!

 

何と言っても驚いた

「旅とお酒」の現場は、

メコン川。

2日かけて下ったそのボートでなんだけど、

おもしろかったよ〜!

動き出した途端、

集まる欧米人。

ボートの後方の、

みんなが円になって座れる床スペースに集まり、

飲む、飲みまくる。

旅人はみんな友達、

誰彼かまわず飲みたい人はその円の中に。

旅の間ボトルを持ち歩いている人もいれば、

乗る前に買った人もいたんだろうけど、

ボートで売っているラオスビールも、

全て飲み尽くす勢い!!

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ビール、ウィスキー、ウォッカ何でもあり!

ラオスの焼酎「ラオ・ラオ」まで出てきた。

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飲んでカードゲームして、

6〜7時間ずっと大盛り上がりよ!

日本人も

 

「バス&新幹線=ビール&酎ハイ」

 

みたいなのがあるけど、

それに似てるか?

いや、それ以上だと思う。

みんな酔うために飲む。

飲むために集まる。

すごいよ!

 

驚くのはそれだけじゃない!

1泊した後のボート2日目、

船が動き出した途端、

また飲み始めた!!!

どんな体してんだか!?

日本人と欧米人の体の作りは

そんなにも違うのか!?

あんだけ飲んでて、

吐いてる人1人もいなかったから(笑)。

日本人だったら、

悪酔いし過ぎて、

2〜3人はダウン確実でしょ!

でも、ホント何が楽しいんだか。

その時思い出したのが、

 

「美人でいられるのは10代まで」

 

っていう話。

欧米人は20代になると、

どんどんどんどん太っていくんだって。

うわぁぁぁ!

恐るべしアルコール!!

ホントにアルコールは簡単に太るからね。

私、告白します!

オーストラリアで痩せました〜!!!

たぶん、アルコールの量がずっと減ったんだと思う。

 

お酒を楽しみにしている旅人が

少なくないというのは、

客引きの仕方からも

容易に想像可能よ!

だって、1泊の宿をとったパークベンでの客引きは、

 

「安く飲めるよ」

「ビア・ラオ、ラオ・ラオ安いよ」

 

だもん。

実は、これを上回る客引きがあってさ、

そういう経験は初めてだったもんで、

開いた口がしばらくふさがらなかった。

 

想像できる?

お酒を上回る客引き方法よ!

日本じゃ考えられない!!

 

「ウィード」って聞いたことある?

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合法ではないけれど、

欧米諸国にはあたりまえのようにあるドラッグの名前。

名前と言うより、

通称と言った方が合ってるのかな?

たぶん一番手頃なパーティードラッグなんだと思う。

若い欧米人に会う機会があったら聞いてみな!

だいたい

 

「吸ったことあるよ。でも好きじゃない。」

 

って、あっさり答えてくれるから。

カルチャーショックだったな〜!

初めてそのことを知った時。

今は慣れちゃったけどね(笑)。

 

で、お酒を上回る客引き分かった?

正解はこれ、ウィードです。

「マリファナ」って言えば、

大体の人が分かるでしょ。

そして、「えっ!?」って思うんじゃない?

お酒と同じくらい、

楽しみにしている旅人が少なくないのは、

マリファナです!!

はぁ〜・・・あり得ない・・・。

 

私たちは、

お酒やドラッグをエサに客引きしている人たちは、

完全無視!

 

「宿代安いよ!」

 

と客引きしている兄ちゃんの宿に

お世話になることにしたんだけど、

結局そこもドラッグに酔ってる人だらけ。

その兄ちゃんも

1日に何回もウィードを吸うらしい。

 

「ルアンパバーンで、

 アヘンとマリファナの植物を

 どうやって育てるかを勉強したんだ!」

 

と、自信満々に話までされちゃったからね。

思わず

 

「アヘンもかよっ!」

 

って、突っ込みたくなっちゃった。

貧しい国とは

こういうものなのかねぇ???

もう1人の男の人は、

完ぺき中毒状態!

たちの悪いからみとは、

あ〜ゆうことを言うんだと思う。

超酔っぱらった人と同じ。

もしくはそれ以上!

気持ち悪い+嫌らしい笑い方もしっぱなし。

何話してるのかも、

全然分かりゃしない。

メコン川を下る人が

立ち寄るだけの小さな村は、

やることがないんだと思う。

みんな吸って楽しんでるのね。

 

「ノー」と言えば大丈夫!

押し売りはしてこない。

だけど、すれ違う人、通り過ぎる人が

 

「ウィード?」

「マリファナ?」

 

って、ひっきりなしに声かけて来るの!

そうそう、レストランのメニューがおもしろい!

ちょっとマックっぽいけど、

 

「ハッピーシェイク」

「ハッピーパンケーキ」

 

って何だと思う?

これね、

「ハッピー○○」って書いてあるのは、

全部ウィード入り。

ウィードを吸うと

ハッピーになれるからだって!

「おいおい!」って感じでしょ!

味は・・・どうなんだろうね??

だって、火をつける前のタバコの中身が

入っているようなものよ!

 

うぅぅぅ〜ん・・・。

 ウィードとアルコールね・・・。

 

ん?

 

どうしてウィードは違法で、

アルコールは合法なんだ?

ある人が言ってたんだよね、

 

「お酒とタバコほと

 質の悪いドラッグはない」

 

ってさ。

確かに!!

ウィード、それからタバコとアルコール。

どうして線引きがそこでされたんだかねぇ・・・。

空が友達

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そう言えば、

最近空を見上げてる?

その前に、

明るいうちに外に出てる??

太陽に会ってる???

島での私たちの日課は、

夕日を見送ること!

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雲の形、太陽の色、

全てが毎日違うから飽きないし、

夕焼けの空を

 

「ぼ〜っ」

 

と眺めてると、

すごくのんびり気分になれるのよ。

 

「こんなにリラックスしてて良いのか?」

 

って思っちゃうくらい。

最高の時間よぉ〜♪

 

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島でのサンセットの常は、

雷雲とのコラボかな(笑)。

片や空や雲をピンクに染めているのに、

反対側では雲の中を雷が走り続けているのよ!

かっこいいよ〜!

 

メコン川の夕焼けも忘れ難い!

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(あまりに見とれてて、夕日の写真を撮り損ねたのが残念!)

空はいったい何回色を変えるんだろうね。

海の夕焼けよりも空が広く見えたのは、

向こう岸に広がる木々のせいか?

すごく高い木もあるけど、

東京のビルのようには空を邪魔せず、

その木々のはるか上に

思いっきり空が広がって、

たくさんの雲を抱えてるって感じ!

その雲たちは、

太陽の光が届くところは白く光り、

その下も白いままモクモク膨らむ。

とぎれとぎれに続く雲は、

ピンクになったり赤くなったり、

オレンジになったり燃えるような赤になったり・・・。

ホント自然て美しい!

 

サンセットの後、

待っているのは星よ!

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National Geographicより)

周りがちょっとでも明るくなると、

見えなくなっちゃう星まで見えると、

ラッキー感アップするね(笑)!

 

あなたは星座を見つけるのは得意?

 

私が知っているのは、

カシオペア、北斗七星、オリオン座。

有名どこだけです(笑)。

ありがたいのは北斗七星って、

一年中見える星座なのね!

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そのおかげで楽しめたのは、

島では北斗七星の方向に歩くと、

私たちの宿があるってこと!

ティオマン島、パンガン島、タオ島と、

宿の場所が島の西側、

星の見え方がほとんど同じだったんだと思う。

そしてレストランがそこから南方にあるケースが多かったから、

食事からの帰りは、

北斗七星が道の真正面に見えることがしょっしゅうだったの。

 

「砂漠では星を頼りに歩く」

 

という気分だけ味わえた感じ(笑)。

 

星が見えない時に姿を現すのは、

雷!!

雷雲は毎日のように見えたけど、

それが空全体を包み込んだ時の迫力は、

 

すごいっ!!

かっこいい!!

 

空、海、雲全てに雷が反射して、

辺り一面カミナリ!

四方八方に雷の線が駆け回ることもしばしば!

今にも龍が顔出しそうな感じよ(笑)!

ベッドに入ってからも、

雷の勢いが衰えなかった時もあって、

電気を消した後の部屋に、

フラッシュが届くx2!!

まぶしいのなんのよ!

 

日本でも夕焼けは楽しめるよね!

ビルの間から

「ちょろっ」と見える空も、

かわいいことあるし。

でも、

 

あ〜、あの偉大な空!

また見たい!!!