ハイスクール・フリート 女子海洋学校艦艇リスト
既出だったらごめんなさい。
ハイスクール・フリート 女子海洋学校艦艇リスト.pdf - Google ドライブ
基本的にハイスクール・フリート ファンブックに準じています。
各海洋学校の所属艦リストはファンブックに記載されていますが、番号(艦首に書いてあるやつ)の記載はなかったため、推定を交えながらリストを作成しました。
まず、所属の学校を示すアルファベットですが、我らが〈晴風〉が所属する横須賀女子海洋学校は「Y」であることは周知のとおりです。また、第一話冒頭の〈大和〉より呉女子海洋学校は「K」だろうことがわかります。しかし、残る二校の女子海洋学校、佐世保女子海洋学校と舞鶴女子海洋学校については不明です。ただ、東舞鶴男子海洋学校が「H」なあたり単純に頭文字からとっていそうなので、それぞれ勝手に「S」と「M」としました。
大型/超大型直接教育艦については、〈比叡〉が102であり、〈大和〉が117、〈武蔵〉が118であることから、〈金剛〉を101として(おそらく竣工順に?)通し番号を振っていると判断しました。艦名・所属学校はファンブックに準しています(以下同様)。
大型巡洋直接教育艦も同様に、Y211〈鳥海〉、Y212〈摩耶〉が本編中にて確認できるため、ファンブックの記載とすり合わせて〈古鷹〉を201とした通し番号を与えました。
小型巡洋直接教育艦もこれまでと同様に〈球磨〉に301を与えたいところですが、それでは本編中にて確認できるY309〈五十鈴〉と合致しません。そこで〈球磨〉には303の番号を与えました。空白となった301/302には天龍型軽巡洋艦の2隻が充てられていたのでしょう。
航洋直接教育艦については、ファンブックに記載の確認できる吹雪から里風までの95隻に関しては401から495まで順に通し番号を与えました。並び順はファンブックに準じていますが、このファンブックに記載された順番というのが不思議で、特型、初春型では一番艦から番号順に並んでいるのに対し、それ以降のクラスでは竣工順に並べられています。まあ気にしないことにしましょう。
と、ここまでは(わりと)順調でしたが、ここで問題が発生します。本編中に確認できるY512〈照月〉、Y513〈涼月〉が、ファンブックにおいては記載が確認できません(見落としてたらごめんなさい)。
Y512〈照月〉、Y513〈涼月〉の存在から、〈秋月〉には511の番号が与えられていることが推測できますが、496から510は空白のままです。
ここで夕雲型駆逐艦のWikipediaを確認すると、史実では建造中止となった艦(含改夕雲型)が18隻存在し、ファンブックに記載のある夕雲型のうち最後の4隻、〈妙風〉、〈清風〉、〈村風〉、〈里風〉はこの建造中止艦に該当することがわかります。そして、残る建造中止となった14隻と〈島風〉を496から順に当てはめると、〈島風〉が510となって〈秋月〉の511と辻褄を合わせることができます。〈晴風〉に高温高圧缶が搭載されていることから、〈島風〉が存在することに違和感はないでしょう。
ただ、ここで多少引っかかるのは史実では大和型の予算調達のため架空計上された2隻の夕雲型未成艦、第128号艦と第129号艦です。同様に史実では架空計上された陽炎型3隻がハイスクール・フリートの世界においては建造されていることから、この2隻の夕雲型が建造されていることに矛盾はありませんが、その場合は第127号艦〈藤波〉と第340号艦〈早波〉の間、もしくはその付近に第128号艦と第129号艦が入るのが自然です。実際、〈晴風〉以下の史実未建造の陽炎型は(竣工順に並んでいるために前後はありますが)そのように並んでいます。しかし、ファンブックに記載のある艦名は史実で建造された19隻+〈妙風〉、〈清風〉、〈村風〉、〈里風〉となっています。
このあたりの不明瞭さから、ファンブックに記載のない夕雲型に関してはリストに艦名を記載していません。
飛行船支援教育艦は本編中に1隻も登場しておらず、与えられた番号も不明で所属・艦名のみがファンブックに記載されています。
給糧支援教育艦が2201から、工作支援教育艦が2301から始まることを考えると飛行船支援教育艦は2101から始まると考えるのが妥当なところですが、番号が振られる順番も不明なため、リストでは番号は空白となっています。リストにおける並び順はファンブック、および史実からの推測となっています。
給糧支援教育艦はY2201〈間宮〉のみが本編に登場しています。他の艦はファンブックに所属・艦名のみを確認しています。
工作支援教育艦についても同様にY2301〈明石〉のみが本編に登場し、他の艦はファンブックにて存在を確認しています。〈三原〉、〈桃取〉は史実において計画の存在した〈明石〉の同型艦の予定艦名であり、このことからそれぞれ2303、2304としました。このことから残る〈朝日〉は2301となります。
大型教員艦は本編に登場したのはY083〈さるしま〉とY089〈て
んじん〉のみ(ブルーマーメイド所属艦は他に数隻登場)であり、各学校への配置数等も不明のため、ほぼ空白のリストになりました。
以上です。
読書レポート2
前略(読書レポート )。
50冊読んで紹介するのが3冊だけってのはどうなんだ、と思ったのでもう少しだけ。
とはいえ、前回張った読書リストを見れば明らかなように、雑誌やらも読書記録に含んでいるし、有名どころの作品も多く読んだため紹介できる本というのは意外と少ないのであった。
最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い
最後の戦闘機 紫電改―起死回生に賭けた男たちの戦い (光人社NF文庫)
- 作者: 碇義朗
- 出版社/メーカー: 潮書房光人社
- 発売日: 2014/04
- メディア: 文庫
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著者は「碇 義朗」氏で強風から紫電、紫電改へと至った経緯やその運用、特性などを記した作品です。まあ例によってぼくは運用よりも技術的な話の方が(以下略)なのですが、それを差し置いても興味深く、また感慨深いようなエピソードが含まれているのでとりあえず買って読んでください。技術的な話も多い(むしろこちらの方が多いかもしれない)ですし、一読に値する本だと思います。
また、世傑のNo.124などと併せて読むのもおすすめです。書かれている内容がわりと被ったりはしていますが。
次はコレ、
軍用機開発物語―設計者が語る秘められたプロセス (2)
日本軍の航空機を設計した、もしくはそれに携わった方々がその飛行機について語ってくださいます。(2)なので当然(2)がついてない方(軍用機開発物語―設計者が語る秘められたプロセス (光人社NF文庫))もありますが、内容に直接のつながりはないのでどちらから読んでも大丈夫です。これもヒコーキオタクならとりあえず読んでおいて損はないでしょう。内容についてはとりあえず読んでくださいとしか言いようがありませんが、当然ながら技術的な話がメインで最高です。読んで後悔はしないと思います。読め。
デ・ハヴィランド シーヴィクセン (世界の傑作機No.177)
みんな大好き世界の傑作機です。取り上げられたヒコーキは激クソかっこいい全天候艦上ジェット戦闘機であるシーヴィクセン。日本語ウィキペッディアの記事はクソみたいに薄いですが、この本の内容は濃いです。素晴らしい。本文の「開発と各型」、「部隊と運用」は書いたのはみんな大好き岡部いさく先生、他の記事もいつもの世傑で情報量は十分です。鳥養先生の比較技術論、いつも導入に似たようなエピソード使ってますよね、どうでもいいけれど。
唯一飛行可能なシーヴィクセン写真を用いたの細部解説もあって素晴らしいです。読みましょう。
以上です。また本をたくさん読んだら適当に紹介します。
読書レポート
この数か月間、完成した3Dモデルはありません。悲しいね。
まあそんなことはどうでもよくて、今回はこの数か月間に読んだ本を適当にピックアップして適当に紹介したいと思います。
読書量の記録にはこのサイト⇒
https://bookmeter.com/users/743841/books/read
を使ってます。
一応、今年一月からの読書量は54冊、12532ページってことになってます。しかし、この読書メーターというサイト、本によってはページ数が登録されてないことがあるので実際に読んだページ数はもう少し多くなっています。
また、記録しているのは「新しく購入した本」のみなので、元から持っていて読むのは何度目かだった本やお金の都合で立ち読みで済ませてしまった本、図書館で借りて読んだ本はこの読書量に含まれていません。
さて、前置きはこのへんにしてとっとと紹介コーナーに移りたいと思います。
始めはこれ、
ヴォートF-8クルーセイダー (世界の傑作機No.176)
F-8クルーセーダーの旧版は持っていなかったので掲載されている情報は新鮮に感じました。しかし、運用部隊一覧や戦闘記録にページ数を多く割いており、相対的に構造・技術的な方面からの解説が少なく感じました。ぼく個人としては実際の運用よりも技術的な解説の方に興味があるので、その点では少し物足りなさがあります。
ただ、旧版ではそういった解説に重きを置いていた可能性もあるので、適当なときに旧版も手に取って読んでみたいです。
どんどん行きましょう、次はこれ
ファースト・エンジン
著者は皆さまご存じ「未須本 有生」氏。某メーカーで実際に戦闘機開発に携わっていた方で、その経験と知識を生かした作品をぼくたちオタクに提供してくださります。
この作品ではエンジン開発に取り組む技術者たちを描いており、技術的な話も多くぼくのようなオタクも満足できる内容になっています。ただ、その経験と知識に裏付けされた技術的な内容は一般のヒコーキオタクでない読者には難しいかな? という感じもします(一応そういった読者向けにかみ砕いて解説はしていますが)。
また、この作品は著者の他の作品と同じ世界観の中で描かれているので、それらの作品と一緒に読むとさらに楽しめると思います。
ヒコーキ関係の本ばっかではアレなので次はこれです
いわゆる青春ミステリってジャンルの作品で、全四巻となっています。めんどうなのであらすじは割愛しますが、この作品は人によって好悪が分かれるのではないでしょうか(どんな作品でもそうですが)。とりあえずこの一巻を読んで、合いそうであったら続巻を買って一気に読むことをお勧めします。
ミステリ系の作品は下手に感想を書くとネタバレになってしまうので難しいですね。
今回はこれくらいにしておきます。また機会があれば紹介できなかった本も紹介したいと思います。以上。
無題
なんか思い立ったので作るだけ作ってみたが、前はおおよそ三日坊主で飽きた気がするので今回はもう少し頑張ろうと思う。