漫画家の石黒正数さんが、ツイートの発言で炎上していたらしい。
それ町はとても好きな漫画で、何でこの人とが?と思ったけど例の暇空の人にいいねをしたのがまずかったようだった。
暇空の人に関しては、colaboを叩くnoteを読んで知って、大げさで挑発的な表現を用いる一昔前(テキストサイト全盛期)にはよくいたタイプだなあと思ったのと、特に問題でもない事をさも大問題であるかのように言い募る(食事や部屋への批判が(私には)的外れに思えのた)詐欺師寄りの人に見えたので、あまり近づかない方がいい人のように思えた。
一方で、会計が不透明な部分は、少なくとも、実際に税金を取られている都民の人にとっては大切な問題なので、きっちり白黒つけるべきだよなあとも思えた。(都民でない私にとっては割とどうでもいいとも思っていた。)
が、これ街の作者であるところの石黒氏が、暇の人のツイートにいいねをつけた事によって炎上騒ぎになっているのは、全く予想外だった。
何と言うか、思想信条で叩かれるという事自体が驚きなのだ。
colaboに関しては、何もそこまで燃料投下しなくても、と思う事はとても多いんだけど、一方で実働する妨害者がいて、燃料投下的な発言よりも、妨害者の方が最悪だと思っている。
それって誰も幸せにならないんじゃね?
一方で、石黒氏を叩いた人って、特に具体的な被害者もいないのに、石黒氏の思想なり方向性が好ましくないって事で叩いた訳じゃないですか。
嫌うのはいいんですよ、作品を拒否するのも構わない。
が、嫌うのと、叩くのは別問題。
具体的な実害がないにも関わらず、単に思想なり方向性が違うとだけで叩くと言う行為が、叩かれた対象には、現実的なダメージを与えるのはフェアじゃないと思う。
実害がないのなら、実害のない方法で批判すべきじゃないだろうか。
批判メールや公開討論等、(単に難癖をつけていいねをもらいたい訳じゃなく)本気で批判したいのなら、叩く以外の方法を選べるんじゃないかと思うのだ。
何となくだけど、党派性に捕らわれてしまった人って、自分で敵と見做した相手の方よりも、自分の仲間に向けて発言しているように見える。
相手を理解して落しどころを探す気などハナからないのなら、いつまで経っても問題は解決しないのだけど、その人達にとっては、問題を解決する必要は特にないのかもしれないのかもしれないと、バジル大作戦を思い出しながらちょっと思った。