MacOSX 10.6.x の Octave 3.x で音を再生する関数を書いてみた.

http://dl.dropbox.com/u/152529/prog/play.m
MacOSX Snow Leopard 上の Octave 3.x で音波形のベクトルを音声として再生する関数を書きました。
なんて事ないスクリプトですが、ググっても見つからなかったので。
適当に書いたのでこうした方がいいよ、みたいなご指摘歓迎です。

NHK ミニミニ映像大賞ワークショップ行ってきた

熊デザで開催されたNHKの映像制作WS行ってきた。
講師は株式会社ピクトのカメヤマサトシ氏。備忘録的に要旨まとめ。
参加者は大半が熊デザ関係者。他地元県立高校の放送部員や主婦、小学生なども。
WS の柱は 2 本。企画と撮影について。
 
まずは企画について。
実際の動物向け製薬会社のコーポレートステートメント
 「動物のための薬を作ってます」
からブレインストーミングしてアイデアをだしていく。
 
氏はブレインストーミングのことを「にょろにょろ」と呼び、
 「『チャーミング』な『伝える素』を見つける作業」
ソフトバンクのお父さん犬の話題などを引き合いにだしながら説明。
 
伝えたいネタを『チャーミング』にする要素をだしてみよう、ということで
参加者ブレスト。ユニークだなと思ったのは、ブレストした紙を回して他人が
加筆する形で発展させていくこと。
 
その後企画コンテ(基本的に絵コンテ、字コンテも可とのことだがみんな絵を書いてた)
を15分程度で作り、5名が指名されて発表することに。
イデアが面白いもの、ありきたりなもの、まとまってるけどインパクトはないもの、などなどあったが(僕も人の事はいえませんが)それらを結構辛口にというか、率直にコメントする姿に、やっぱり映像業界で生き残ってきた人だな〜、なんていう感想を持った。
 
高校1年生に 50 人くらいの年上の前でいきなりプレゼンさせて(辛口でごめんね、っていうフォローはあれど)「面白くない」って辛口批評。いい先生なんだろなーって思った。ちなみに彼は放送部らしい。NHK高校放送コンテストとか目指して頑張ってるんだろう。懐かしい!!がんばれ!!
 
その後、撮影について。
NHKのCMを題材に、どんな工夫が見られるか?といった視点から全員順番に答える形でやりとりが進んでいった。制作者の視点からカットを解釈していくのはなかなか面白かった。素人とプロの映像って、一見して何かが違うと誰にでもわかっちゃう絶対的ながあるという印象を持ってたけど、その差って(予算、時間、人手、ロケ地などの問題はあれど)割と理詰めの演出で埋まるものなのかも?
 
最後の質疑応答。カメラのフォーマットやらノンリニア編集ソフトは何を選ぶべきか、なんてつまらない質問もあったけど、将来映像創りたい人がキャリアパスを聞いたりしてて熱いなーとか思ってた。質問に逆質問(結構厳しい)を返すあたりも、この先生らしさなのかなと。
 
映像は確かに簡単に作れるようになったが演技、脚本どまりで、ライティングをはじめとする放送技術に考えが及んでない人が多いんだそうだ。確かに大学の映画研究部も脚本は面白いのに技術が伴ってない状態が続いてる。その辺りを体系的に学ぶ機会があれば面白いのになー。
 
あー、久々に 140 文字以上の文章書いた。なんか起承転結がしゃきっとしてないかもしれないけどこのへんで。

踊る大捜査線 the movie 3

【踊る】の要素を寄せ集めたつまみ食い映画

脚本がひどくて開いた口がふさがりませんでした。
テレビで来年には放送されるでしょうからまだ見てない人はそのときに見るといいと思います。

なんていうか、なにをネタにするにしてもきちんと取材をして納得させる理論を構築すべき。
セキュリティが云々って言うなら Wikipedia を読むくらいの取材はして欲しい。
シリアスなシーンなのに笑いがこみ上げてきます。

プロデューサの方々が
「踊るの要素を抽出して煮詰めてみましたので今回もこれでよろしく!」
っていって、制作サイドが適当に切り張りした感じ。

伏線もまったく機能してない。

おそらく予告編に使うために制作当初に考えられたであろう
【見所】、【名台詞】はもう失笑ものでした。

踊るの名物ともいえるモブシーンの演技もこれまでになくひどい。
もうちょっとアドリブきかせるなりなんなりして欲しかった。

フジテレビの看板映画にプロが集まって金かけて作ってるのにこんな出来だというのが非常に残念。