ざっくばらんなサッカー虎の巻

欧州サッカーオタクの兄と弟で個人的に思い入れのあるチームや選手を紹介すると同時に、サッカーに関するあらゆるトピックスを日々発信していきます。

光だけではない!影の守備職人を評価する

華やかなプレーや豪快なゴールはファンを熱くさせ、観客を魅了する。

子供たちの視線はそういったプレーへ向きやすい。

 

しかし、その光の裏でチームに忠誠を誓い、汗を流す職人のような選手がいることを忘れてはいけない。

 

今回紹介させていただく選手はセサル・アスピリクエタ選手です。

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サッカー少年には参考にしてもらいたい選手の一人です。

まず、彼の良い所の一つとして複数のポジションを高いレベルで熟すことができるんです。

本職は右サイドバックですが、左サイドバックやCBも遜色なくできる。

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フィジカル中心のサッカーになりつつある現代フットボールでは、怪我人の数が課題となっています。

 

故障者や退場者の穴を他のポジションの選手が埋めることができるのはチームにとてもプラスなことです。

 

そして、彼のもう一つの良さは、真面目な所です。

しっかりとCBのカバーにも行き、攻撃時にもサポートを怠ることがない。

 

また、サッカーキングでも言われていましたが、監督が変わったとしても信頼されて使われているんです。

 

それだけ頼れる存在であり、欠かすことのできない選手だということがわかります。

 

決して目立つタイプではないですが、子どもたちに見習ってもらいたい選手なので、今回紹介させていただきました。

 

それでは!!

サッカー少年よ!仕掛け続けろ!!

人は気持ちが折れやすい。

子どもは尚更折れやすいと思います。

 

サッカーの試合では、ドリブルを失敗した子に対して、「パスを出せよ!」と怒鳴る監督やチームメイトは多いです。

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その一件の後、その子はドリブルをしなくなってしまう。

 

そのような光景を子どもたちのサッカーを見ていると頻繁に起きています。

サッカーは11人のチームで行われているので、考え方が異なることは仕方のないこと。

 

しかし、ひと言文句を言われて消極的になってしまっては、自分自身の成長にもならないですし、チームの力になっていきません。

 

何を言われても動じないメンタルやミスをしても挑戦し続ける姿勢が良い結果を呼ぶものだと思います。

 

本田圭佑選手が「リオネル・メッシの凄い所は?」とインタビューを受けた時に、こう答えていました。

 

「結構メッシはボールロストするんです。でも自信に満ち溢れている。ミスに影響なく次もチャレンジする。ミスした後の姿勢は明らかに他の選手とは違うと感じた。」

 

と言っていました。

 

多分、バルセロナみたいな超ビッグクラブにはエゴの強い選手が多いと思うので、チームメイトに文句も言われていると思います。

 

しかし、何度も仕掛け続けて数々のタイトルをモノにしてきました。

 

ドリブル成功シーンやゴールシーンだけを切り取られているので分かりにくいかもしれませんが、世界的なスーパースター選手も幾度となくミスをしています。

 

サッカーは技術とメンタルが表裏一体のスポーツ。

文句を言われるから、仕掛けるのを辞めてしまうのは、怠慢プレーと同じです。

 

全力というのは、ミスを恐れずに勇気を出してプレーすること。

 

これからも貪欲にプレーし、結果で黙らせてやりましょう!!

私がオススメする選手 #4

みなさん、おはようございます。

前回に続き私の推しの選手を紹介していこうと思います。

 

今回紹介する選手は、ディエゴ・デンメ選手です。

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デンメはナポリ所属の選手で、ライプツィヒで活躍し、ガットゥーゾ監督に惚れ込まれ引き抜かれた。

 

ガットゥーゾといえば、現役時代はエース潰しの守備的ボランチとして活躍していましたよね。

闘志むき出しで相手を潰しに行く姿は、まさに闘犬

 

そんな彼が惚れ込むデンメもプレーは似ている部分があります。

 

ポジションはガットゥーゾと同じDMF

 

身長は173cmと比較的中盤底の選手の中では小さい方です。

プレースタイルは中盤底で守備的な役割を担っており、ダイナミックな守備アグレッシブな動きでCBの前をクリーンにすることができる。

 

個人的にアーセナルルーカス・トレイラに似ていると感じます。

 

彼のプレーに衝撃を受けたのは、CLのvsバルセロナ戦でした。

細かくパスを繋ぐバルセロナに対して、ナポリは引いてブロックを作り守る時間が長かった。

 

特にMFに良い選手が多いバルセロナ相手には中盤を支配されてしまうのかな?と思っていましたが、デンメの守備力で自由を与えませんでした。

 

その後もアグレッシブな守備で役目を果たしていました。

 

年齢は28歳と、脂の乗った時期を迎えているので、コロナウイルスの影響で彼の活躍を観ることができないのが、もどかしいです。

 

是非、セリエAが再開した時には注目してみてください。

若手のステップアップを考える。

いつものようにサッカーニュースをツラツラと眺めていると、興味深いタイトルの記事を見つけました。

news.livedoor.com

内容は、今ブレイク中のDFウパメカノの移籍先に関する問題で、メガクラブに行くのか?ビッグクラブに行くのか?を問うものでした。

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そのタイトルの言葉は、

”ステップアップはよく考えてからにしろ”

 

ウパメカノは、どのクラブも注目するほどの逸材で、器用なボールコントロールに加えて対人の強さも兼ね備えた選手。

そして21歳という若さを高く評価されている。

 

バルセロナ、バイエルン → CB後継者問題。

シティ、ユナイテッド  → 怪我などによるCB駒不足。

リヴァプール      → ファン・ダイクの相方探し中

アーセナル       → 単純に欲しい笑

 

現状は、多くのクラブがCBに不安を抱えている。

これらのチームにとってウパメカノは最高の存在であることは間違いない。

 

本来ならば移籍することが順当だが、ローター・マテウス氏は残留を勧めているという。

 

この発言には私も一理あります。

ウパメカノの年齢を考えても焦る必要はないですし、良い条件を提示してくれるチームもあると思います。

サッカー選手は寿命が短いですが、ステップアップの段階を踏み間違えて失敗した選手は数多くいます。

 

素晴らしい能力を持った選手なので、判断は良く考えてから移籍してもらいたいですね!

特にバルセロナ、レアル・マドリードの2つは憧れの気持ちでけでは生きていけませんからね笑

 

選手も人間。自分にあった環境があるはず。

生活で慣れなければ、プレーに響いてしまいます。

 

サッカー以外のことも視野に入れないといけませんね。

MKの選ぶ現役ベストイレブン発表

コロナウイルスの影響でサッカー観戦が趣味の方は、退屈な日々を送っているのではないでしょうか?

私もその一人です。笑

 

アーセナルとかバルサの試合を早く観たいと願う毎日でございます。

 

何か記事にできるものは無いのか?考えた所、自分の選ぶイレブンを組んでみようということに至りました。

 

なので今回は、MKbrothersのベストイレブンを紹介していこうと思います。

 

フォーメーション

4-3-3 監督:ペップ・グアルディオラ

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GK

エデルソン・モラエス

DF

フィルヒル・ファンダイク        CB

ジェラール・ピケ            CB

ダビド・アラバ                                             LSB

トレント・アレクサンダー・アーノルド      RSB

MF

セルヒオ・ブスケツ            DMF

ケビン・デ・ブライネ           CMF

チアゴ・アルカンタラ           CMF

FW

サディオ・マネ              LWG

キリアン・ムバッペ            RWG   

ロベルト・レヴァンドフスキ         CF

 

こんな感じですかね?

好きな選手も入れているので、個性が出ていますが、、、笑

ちなみに、メッシとクリロナは禁止というルールを自分に課しました。

 

なんか考えているうちに、楽しくなってきちゃいました。

みなさんも自宅で退屈な時は作ってみてください!!

 

今度は好きな選手縛りイレブンでも組んでみようかな?笑

完全なる自己満にお付き合いいただきありがとうございました!笑

 

それでは、また!!

後味悪い残留か? 天才の悩める日々

いきなりですが、ドルトムントは良い選手を輩出しますよね!?

レヴァンドフスキやイルカイ・ギュンドアン。今だとジェイドン・サンチョが爆発的な活躍で多くのビッグクラブが獲得に動いています。

 

そんなスーパースター輩出クラブのドルトムントで光り輝く活躍でバルセロナへ移籍したウスマン・デンベレは壁にぶつかっている様子だ。

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クレ(バルセロナのファン)から大きな期待を背にやってきたが、あの頃の輝きを放っておらず、放出候補の話題が出るまでになってしまった。

 

ドリブルを得意とし、個の力で相手を圧倒するタイプのサイドアタッカー。

 

あの香川真司がデンベレのドリブルを”天才”と評価するほどの高いポテンシャルを持っている。

しかし、そのドリブルが時に球離れの悪さに繋がってしまいバルセロナの目指すサッカーの足枷になってしまうことが何度かあるんですよね。

 

そして、これは私がデンベレに対して思うことですが、クロスの精度が低いと感じています。

サイドで崩した時のクロスがニアで引っかかるシーンが目立ちます。

チームからグラウンダーのクロスを要求されているのでしょうが、厳しいです。

 

あのチームで生き残るには、ドリブルよりもパスやクロスが生命線だと思っています。彼の両足で仕掛けることのできるドリブルを活かすためにも精度を高めて欲しい。

 

あれだけの選手がこのまま黙って移籍するのは勿体無い。

なんとか復活を果たしてもらいたい。頑張れウスマン!!

トップ下について考える

皆さん、おはようございます。

今回は、サッカーのポジション。トップ下について考えをお話しさせていただきたいと思います。

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以前では主流というか誰もが憧れる主役のポジション。

選手で言えば、リケルメやジダン、ロベルト・バッジョなどのチームのエースが勤めていました。

ゲームの組み立てからフォワードへのラストパス、自らのミドルシュート。

そんな華のあるポジションは背番号10を背負う選手が多かったです。

 

しかし、現在のフットボールではそういった選手は少なくなり、トップ下というポジションを起用するチームは本当に数少なくなりました。

 

久保建英選手もインタビューで「トップ下は無くなりかけている」と語っていました。

 

トップ下の選手の特徴としては、

・テクニック   ◎ 

・守備力     ×

・他のポジション ×

 

このような選手が多いんですよね。

足元の技術はあるけど、サイドをやれるほどスピードは無い。

パスは上手いけど守備力が無い。

 

結局、トップ下しかできないに繋がってしまうんですよね。

現在ではダビド・アラバみたいにサイドバックやサイドハーフ、ボランチからセンターバックまでプレー可能な選手がいる中で、一つしかできないのは厳しいです。

 

そして、トップ下の欠点は守備の時の役割が少ないところです。

守備力のある選手がそこを担えば話は早いのですが、守備が不安な選手が多いので、ディフェンスのタスクを背負わせにくい。

 

リヴァプールの中盤3枚や1.5列のフィルミーノはビックリするくらい走りますし、守備への意識が物凄く高い。

 

こういった選手を比較してしまうと、エジルやハメス、コウチーニョなんかは守備の意識に波があるので監督も起用しづらい所かもしれません。

 

今後もナンバー10のプレースタイルの選手は息苦しい思いをすることになるかもしれませんね。

 

復活して欲しいですが。。。

 

私の気持ち

個人的にも少し寂しい気持ちがあります。

自分の間合いで勝負したり、華麗なパスやドリブルで魅了するプレーする姿に憧れを感じていた者なので。。

 

「あの選手を観たいからスタジアムへ行く」という人も多かったと思います。

ただ、サッカーが進化してく上で、衰退していくものもあるんですよね。

 

0トップが流行りましたけど、フォワードは復活を果たしました。

トップ下もまた復活する日を私は待っています。