SHIZUKA NA NIKKI

文系大学生が思ったことを駄文乱文で書き綴るブログです。

謹賀新年!2017

あけましておめでとうございます!

お分かりの通りかなりニッチなブログではありますが、今年もよろしくお願いします。


僕にとっては就職の年です。そんな中ではありますけど、念願のLGBTレインボーパレードだったりとか、見に行ったりしてみたいです!当事者でありながら割と無知な僕ですので、色々と勉学しておきたいですね。


短いですが、この辺で!

今更・ユニクロU

こんにちは!


かなり久々の投稿です!


今回もまたファッションの話をさせてください…!


今期、ユニクロUだけで6着も購入してしまいましたので、忘備録も兼ねて。


1、ワークジャケット

言わずもがな、見た感じではネットで高評価なようですね。でも僕には合わないかな〜と思って、気にしてませんでした。でもよくよくみていくうちに、いいかもな〜と気になり始めて、売れ残ってるブラウンカラー、案外いいかもと。それで店に行ったら、たまたまオリーヴ色が残っていたのでたまらずゲット!笑 元値の半額近い値段でのゲットでした笑 

筋トレしているせいもあって、165cmながらSではきつかったのでMに。サイズは着丈がやはり長いな〜と思ってしまいましたが、トップスボトムスを黒で統一すれば、クリーンな感じがしていいですね。あと暗い色なので、ブラウンの場合と違って、コントラストのせいで短足はそこそこごまかせるのかな?と。それに3シーズン着られそうなのはいいですね。あと開襟風ですが、実は上まで閉めて普通の襟シャツのように出来ることを買ってから初めて知りました。


2、オックスフォードシャツ

買ったのはブルーです。こちらも首・肩周りを考慮してやはりM。以前に購入したユニクロアンドルメールのトレンチコートとも合う!ちょうどいいゆるさもいい。色も文句なし。襟ももちろん凝っている。ただ、着丈が僕にとっては長すぎるのが難点。


3、ラガーシャツ

ブラックを虐殺価格(?)で購入。これもM。実はワークジャケットに合わせるために購入。首回りが広めなので、最近はMでも首回りがキツイと感じる僕にとっての味方笑。


4、ブロックテックコート

ネイビーのM。Sでも一見良さそうなのですが、やはり肩周りの動きがちょっとだけ悪くなるような気がして。Mでも着丈が許容範囲なので。ブラックを始めは考えていましたが…黒が真っ黒じゃなくて、妙に紫っぽい?

かなり愛用していますが、難点は普通のトレンチコートと違って、後ろに腰から下にかけてヒラヒラ?切れ込み?がないので若干歩く際に問題がない訳でもなさそう。それと色落ち早くない?よく擦れるポッケの角の部分が色落ちしてて…。これ、U&Lのコットンパーカーでも同じことが言えますが、いい色なのに色落ちしやすいのは割と困りますね。。


5、スウェットパンツ

ブラックS。165cmしかない僕なので、ちょっと大きめに感じないでもないし、股下があと2cm短かったらちょうどいいのに…(低身長の戯言)でも程よい緩めのシルエット、普通にいいですし、なにより暖かい。


6、ノータックチノパンツ

ネイビー76。格安で購入したはいいのですが、アンクルカット、短くしすぎちゃいました笑。色は素晴らしいけど、太さがなんとも言えない。では何故買ったかというと、色とプレスラインに憧れて。しかし!洗うと見事にプレスラインが消えるという問題が…震

プレスラインは記憶形状?にして欲しかった…プレスライン、見た目だましじゃないですか??洗ったら落ちちゃうなんて。。


てな感じです!相変わらずの色彩力!シルエットに関しては、多分流行の関係でボックスシルエット&大きめ重視なのは、好みが分かれるところなのでしょうね。


モノによって売れ行きの差が激しいですね。テーラードジャケットの場合は素材の関係からさて置いておいて、流行を追わない、タイムレスをテーマの一つに位置付けているのなら、一気に虐殺価格にするっていうのは考えどころですね。タイムレスをタイムリーに売り裁くって、体を張ったコントのように感じなくもない…。


それはさて置き、じっくりとその良さを感じて購入に至るタイプの商品かと思いました。

(ニット買おうかな…笑)



「ゲイ疑惑」という軽々しい言葉

なんていうか…


「ゲイ疑惑」っていう言い方、好きじゃないです。その言い方自体、変な好奇心の塊みたいな感じがして。


幸い僕は「ゲイ疑惑」をもたれたことは無いようですが、例えばAさんという人が持たれてしまったとして、彼が本当にゲイならその状況な時点でスッと言い出せるはずが無いと思います。何せ悪ふざけのノリ、そこには軽蔑というか、異質なものとして排除するような意味合いのノリが入っているからです。


 仮に実は…とカムアウトされたとして、そんな悪ふざけをしてる人は受け止める心の準備はあるんでしょうか?言ってくれたことに感謝して、彼の心に寄り添う気持ちはあるんでしょうか?今まで侮辱するような物言いをしてきてしまってごめん、と言えるんでしょうか?茶化してその場を乗り切るんじゃ無いですか?


僕にとってメディア上で「ゲイ疑惑」というゲイを侮辱し悪ふざけをする用法は、ちょっと幾ら何でも時代遅れだと思いますけど。


他人を貶すようなことで笑いをとる文化よりかは、人を勇気づけるような笑いをとる文化が反映して欲しいものです。


やっぱ卒論は大変です

こんにちは!


今日は卒論の話を。


なんと、僕、今でも卒論の詳細テーマが決まっていません(^◇^;)


と言うのも、僕は文系&扱う分野が某国についてなので、語学力の問題、資料の問題があります。


資料というのは、僕の場合は政治・歴史系統なので一次史料と呼ばれる、ある出来事をリアルタイムに捉えた文書を探す必要があるというわけです。


卒論にする年代は1938-1945年、という訳で、歴史観的にはいろいろややこしい汗年代です。


一応僕が着目してる史料のコピー(マイクロフィルム)が日本にはあることにはあるのですが、何故か部分的に欠けている(収録されていない)のは困りものです。


しかもその史料に関して、戦前戦後に関してはネットで情報公開がされているのに戦中は一切公表しないのって、いろいろ闇がありそうですねえ。


史料が見つからなくとも、存在するものだけでまとめる事自体は可能です。ですので、早く史料の入手可否をはっきりさせて、チャチャっと卒論を笑


余り着目されてこなかった史料だけに、新たな視点を提示できるかな??


何やかんやで買いまくってしまったユニクロアンドルメール…

こんにちは。卒論に追われて脳みそがなかなかの悲鳴を上げてるMUNGです汗

 

気づけばもう10月に近づいて、あんなに暑かった夏も過ぎ、この頃は半袖では肌寒い日々が続いていますね。風邪をひきませんように。。。

 

さて、今回のお題はタイトル通り(直球)!以前も総括のような感じになってしまっていましたが…その後もぽつぽつ買ってしまっていたので、今回でとりあえず総括を終えたいと思います。なんで僕はこの話題を延々と続けるのだろうか汗

別に僕はファッショニスタでもないしそういう視点は持ち合わせていないので、あくまでも一個人の意見になります(笑)

 

mung.hatenablog.com

 さて、このシリーズを知ったのは昨年の秋だったので、昨2015年の秋冬シーズンものからコメントを(えっ?←)。

 

まず、秋冬シーズンで買ったのは次の三着。

①レギュラーカラーシャツ(比翼シャツ、白)…2015年11月頃?

②ラムボートネックセーター(オフホワイト)…2015年年末頃?

③トレンチコート(サンドベージュ)…2016年4月頃

www.uniqlo.com

www.uniqlo.com

www.uniqlo.com

(やっとサイトの貼り付け方を覚えました汗)

 

実は他にもいいなあと思うものはいくつもあったのですが、いかんせんこのシリーズの存在に気付いたのが11月に入ってからだったので、当然のごとくダークグリーン系統はもう売り切れ、、、というような状態でした。

試着してて思ったのが、ロングコート系統以外は、トップス・ニット・ジャケット、いずれもかなりきつく感じたことでした。いまだに思うのが、襟シャツなら首元をもうちょっと幅をとって欲しかったし、生地が伸びないのできつすぎて。結局シャツニットともにMサイズにして購入しました。それでもデザインは秀逸ですよね。シャツはMにしてしまったので裄丈が若干余ってしまうという問題が起きましたが、秋冬はそもそもシャツ一枚ってことはないので上にアウターを重ねてごまかせました(笑)

ニットは…白のハイネックシャツをインナーにして着るとまあおしゃれ(個人的感想)。んでズボン・アウターを黒なり紺色なりで統一して絶妙なバランスになりました。ただ、どうやっても着画例のような直接着るような着方は無理です!チクチクする!これがもしなんちゃらかんちゃらメリノ(目が細かいやつ)やコットンだったら素で着られたのになあ、と思います。サイズ感についてなのですが、春先にこのコットン版(スーピマコットンボートネックセーター)が出た時にもサイジングが全く同じように感じられたので、作り手としては、体に吸い付くようなデザインを意図していたのでしょうね。

トレンチコート…これは後々気づいたのですが。とても秀作ですね。若干ビッグシルエット気味なのですが、サンドベージュらしい、普通のベージュと比べると白っぽいんだけど緑がかったきれいな色。今年の秋冬は、トップスボトムスを黒黒或いは紺紺にして合わせてみたいと思っています。丈がロングで、Sサイズでも身長165㎝の僕の膝にかかりそうな長さです。でも長く、ガンガン使えそう。5990円で買ったことですし。

 

______

 

続いては2016年春夏編。

全部でこんだけ買ってしまいました。大半は値段がだいぶ安くなってからですが(定価のままだと学生の僕としては高すぎた)。

体の下から順に、

①キャンバススリッポン黒

②キャンバススリッポン白

③コットンツイルイージーパンツ(紺)

④コットンツイルショートパンツ(紺)

⑤チノショートパンツ(ブルー)★

⑥スーピマコットンヘンリーネックT(マスタード)

⑦スーピマコットンヘンリーネックT(カーキ)★

⑧ボートネックT(ブラック)★

⑨スーピマコットンポロシャツ(白)

⑩スーピマコットンポロシャツ(ブルー)★

⑪オックスフォードシャツ(グレー)

⑫オックスフォードストライプシャツ(グリーン)★

⑬スーピマコットンカーディガン(ネイビー)

⑭コットンツイルシャツブルゾン(ネイビー)★

⑮コットンブルゾン(白)★

これだけ見ると。。。どんだけ買ってるねん、僕汗 でも言い訳させてください。僕は去年まで大体シーズンにつきトップスボトムスで4-6着以内で着まわしてきてて、そろそろぼろくなってきた服を相当数入れ替えなければならない年になってしまったので、こんなにも買ってしまった次第です汗

 

以前の投稿でいくつも書いていますので改めて特筆すべきもの、新たに購入しておいたものについて解説します(★印のもの)

⑤チノショートパンツ(ブルー)★

某サイトでは「買ってはいけない」ランキングに入ってますが…着てみれば結構いけるんですよね。まず表面がコットンなのにつやつやな感じ。(個人的な感想ですが、Tシャツにツヤ感が、とかいう人がいますが、あれは目の細かさが、とかさらさら感が、と言うべきだと思います。だってつやつやしてないじゃん(笑))要は若干の光沢感が上品さを醸し出しています。丈の長さが云々という論評でしたが…筋トレしててケツが出っ張り気味の(?)僕にとっては、Sサイズで膝が程よく見える程度になるので丁度いいです。また股上が深いので、これって若干ハイウエスト気味に着るのが正解なんでしょうかね…?シンプルに白いTシャツにこれでもいいスタイルになれます。コットンツイルのぐしゃっとしたラフ感もいいですが、この生地のしっかりした感じもまたいいですね。もう商品は品切れですが、筋トレ民にお勧めしたい一品でした。

 

⑦スーピマコットンヘンリーネックT(カーキ)★

ダークホース的存在。すごく気に入ってます。これは体格のいい人が着るべきだと思います。カーキは体を鍛えた人に似合う色だといわれるらしいのですが、いい具合に筋肉にフィットするんですよね。これに黒いズボン、黒いシューズで筋トレ民の上品ファッションが完成すると思います。

値段が安価なのに肌触りのきめ細やかさ。たぶん本物のシェルボタン。ボタンを開けるとテロンと垂れつつ裏地がみえる上品な遊び感。これはやせてる、筋肉質でない人が着るとだいぶ人を選ぶ気がしました。一歩間違えるとおじいちゃんですし汗

 

⑧ボートネックT(ブラック)★

これは秋冬用として買っておきました。ビッグシルエットにするためにこれはMサイズで購入。肉厚感、いいですね。

 

⑩スーピマコットンポロシャツ(ブルー)★

色がきれいだし、Sでも丁度いいじゃん!と思ってSサイズを購入。ただし!!!縮みが予想以上に大きく、地雷でした(笑)おかげでぴちぴち気味になってしまいました。しかも上品なぴちぴちではないほうに…。白はあんまり縮まなかったのに。。ポロシャツってこういうところが難しいんですよね。Mサイズのほうが良かったのか…。

 

⑫オックスフォードストライプシャツ(グリーン)★

これも結構好きなんですよ。黒いズボン、黒いシューズで個人的にはいいバランスです。スポーティーのような、上品なような。ただ着こなしの幅は黒としか合わせようがなさそうなのが…。

 

⑭コットンツイルシャツブルゾン(ネイビー)★

個人的にはすごく好きなのですが…組み合わせが難しい!のであまり着られていません汗

オールホワイトやオールブラックにバサッと着る感じがいいんでしょうかね。化ければすごくいい感じなのですが、いまだにコーディネイトを考え中です。

 

⑮コットンブルゾン(白)★

つい先日購入。¥3990+税で(笑)。実は、コットンパーカーを狙っていたのですが、着ると似合わず。ふと着てみたコットンブルゾンの着心地に感動。これだ!!と直感で買ってしまった一品(笑)。これもやはりトップスボトムスを同じ色に合わせるとか、ボトムスシューズを黒、トップスを中間色とかにするのがいいんでしょうか…?一度はチャレンジしてみたいと思ったアウター色なので楽しみ。

 

とこんな感じです。買ってから自分に似合ってるのかなあ、と正直に思うものもあったのですが、色々組み合わせを考えて、生かしていきたいです!もったいないですし。

 

1-2シーズンにこんなに買うのもめったにないことだったので、いかにルメールコラボ沼にはまってしまったことか汗、、、

 

今度はUNIQLO Uなるものがでるということで、以前から欲しいなあ・補てんしたいなあと思っていたジャケットとセーター・シャツ、それとシューズを、デザイン・サイジングが合えば買おうかなあと思っています。昨年から今年にかけて、考えてみればユナイテッドアローズのアウトレットか、ラコステのアウトレットか、ユニクロのコラボシリーズに集中してる…。ただ、一着でどんなに高くても¥10,000(税抜き)は超えてはならない&1シーズンに着用するトップス類は7着以下に抑える方針は変えるつもりはありません(断言)!!

 

社会人になったらこんなことを考える余裕もなくなりそうなので、今だけのプチ贅沢ですね。

 

就活、もう終わりましたよ〜&LGBTの小さい話。

こんばんは!


書くのがだいぶ遅くなってしまいましたが、無事に内定を頂き、今は卒論まっしぐら&筋トレの毎日を送っています(^_^)


就活…正直長いようであっという間でした。僕の場合は、出遅れたのもあって、エントリーシート準備に時間が取られ、しかもテスト対策が追い付かず初めの段階で落とされたり…ということが頻発していました。


でも、最終的には10社にエントリーシートを出して、最終的には志望度のかなり高かった企業から内定を頂けたのは万々歳でした。


しかも内定連絡は就活始めてから2ヶ月半の時ですから、大学でやってきたこととか、うまくアピールすることが出来ればこんなものなのか…と自分自身でも驚いています笑

何せ、就活ナンチャラ講座とか全然受けていないし(故に恐らく面接の態度が宜しくない可能性大(^◇^;))、みん就というサイトの存在を知ったのも5月中下旬、グループディスカッションを受けた帰りに就活生に言われてからでしたし…汗汗


やっぱり自分のやってきたことは間違いないのか、と思うことができました。


ただし!!!


僕にはひとつ大きな不安があります。


それは、LGBTに対して企業として何か講じていることはあるのかどうか。


少なくとも同期に対してはオープンにして働きたいなぁとは思っています。でも、冷たかったらどうするんだろう、拒絶反応を示されたら、とか、色々不安が消えません。


何せ、最近の調査によると(朝日新聞)、職場にLGBTがいたら「嫌だ」と答えた人が35%もいた、という驚きの数値が出ています。


僕は、なんでゲイであるとかそういうだけで拒絶されるのかが理解できません。


ステレオタイプの理解で、ゲイのことを理解したつもりにでもなってるのかな??いきなり同性を襲うことなんかしないし。

それに男同士のセックスが気持ち悪いとか。いやいや、異性間のセックスでも人様のセックス事情に普通首突っ込まんでしょう。


ゲイをめぐる言説には色々日本社会は酷すぎると思っています。


一橋の学生自殺事件が公になった後の報道内容(当事者の対応の酷さ)。ネットでの冷酷なかきこみ。自分に都合がよけりゃ、あとは蓋をしとけばいいみたいな風潮がまかり通る状況に、僕は正直息苦しい。


LGBTは少なくとも人口比5%以上は存在すると見積もられています。たった5%?でも考えて欲しい。家族に居たら、友達にいたら、職場にいたら…LGBTは5%にすぎなくとも、彼ら彼女らと関わることになる人はものすごく多いことに気づいてほしいのです。日本にいる外国人数よりも多い、実は身近な存在であることに当事者じゃない異性愛者の方々は気づいてください。


そして、LGBTというだけで嫌だ、関わる必要はないというのは酷い酷い差別だということに気付かねばならないと思います。だって、あなたのそういう論理、おかしいと思いませんか?あいつは菌を持ってるから近づきたくない、みたいなよくある小学生のいじめみたいにバカな発想でいるんですよ?

相手のことをよく知ろうともせずに、よく平気でそんなこと吐き捨てられるなと思います。


ってなんだか愚痴になってきたので話を戻して。早くLGBTを公表しても変に見られたりせず、普通に溶け込める世の中に変わってほしいと日々願う僕です。



第二の祖国、ピックアップトラックの荷台、幼い僕。

こんばんは!この暑さとバイクのガスの臭いに第二の祖国を思い出してしまう僕です。

もう今日は取り留めのない適当な話ですが…。

豊かになる、って第二の祖国にとってはどういうことなんだろう?と僕は思ってきました。中進国に仲間入りしてこのまま経済成長が続くか?と思った矢先のこの頃の景気停滞。ますます進む首都への一極集中。日本以上の比ではない受験戦争。幼い頃からの徹底教育。洪水のように品物が溢れかえるハイパーマーケット。もっと、もっとと物質的豊かさを追い求める人たち。そして他方で相変わらず観光地で物を売る子供の光景…。

僕が思い出したのは幼い頃、親戚が運転するピックアップトラックの窓付き荷台に窓を全開にして、荷物と一緒に揺れながら外を眺めていた情景。スピードに乗り風を感じながら力強く進むピックアップトラックは、未来は楽しくて、明るくなると思わせるわくわくさで溢れかえっていました。

数年前にその車は廃車になり、親戚は乗り味のいい乗用車に乗り換えてしまいました。もうあの風も揺すられる感覚も二度と体感できなくなると思うと、時々涙が出そうです。

これが国が発展するということなのかと思い知られた一番の印象的な出来事だったのです。僕にとって…

とても複雑な心境です。国が発展するってことは、何かを失っていく過程なのかな…なんて。

心の豊かさが置いてきぼりにされて、学歴志向に持つことへの欲望に駆られているのではないかと時々思ってしまう僕。

だからと言って貧乏のままでいいとかそういうことじゃないんです。ただ…見栄を張りすぎる彼ら彼女らの生き方って、一体何のために生きてるのだろう。翻って、硬直加減って何なんだろう…とか、何だか際限ない思考の世界に誘われてしまう僕がいるのです。

そう。その時に思い浮かぶ情景が、ピックアップトラックの荷台と幼い僕。