まったり猫の空模様 A cat of look of the sky

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東京、事務員の日常 2023年5月28日

2023年5月28日 晴れ

 

 

 美容院の予約時間より早く着き、時間をつぶすために公園に向かった。写真は美容院の裏手にある公園にてガンギマリの鳩。待ち時間は短かったが、子どもと親の声、数羽の鳩が目の前を動き回り、足元には蟻が足に度盛らないように忙しなく足を動かさねばならなかった。非常に目まぐるしい状況である。一方、私はこの世の不安を全て引き受けて珈琲を飲みながら黄昏ていたのであった。

 

 

社会人、フィリピン留学を決意した3つの理由

 毎朝電車に乗られ、会社で精神をすり減らして働くことに嫌気がさしている社会人は多いのではないでしょうか。何を言う、私がその一人だからである。自分の人生を変えるために一大決心した理由を整理してみたいと思う。

フィリピン留学を決意した理由1

 まずもって、金銭面である。フィリピンではマンツーマン授業が多く受けられるにも関わらず、費用はヨーロッパ圏にくらべて非常に安いということである。安月給の事務員には大打撃的金額には変わらないが。

 

フィリピン留学を決意した理由2

 英語力を上げるのに特化した環境に身を置けることである。広い世界を見てみたいなら英語力は必須であろう。英語の通じない国もたくさんあるが、日本語のみより格段に意思疎通できる可能性は上がる。わたしの英語力は皆無であるから、まずは英語力をつけることが世界にでる第一ステップになると思う。このままただの事務員として終わる気はさらさらないので、留学体験よりも語学スキルを磨くことにする。

 

フィリピン留学を決意した理由3

初めての留学ではハードルを下げたい。ワーホリなどしたいが、海外に1回もいったことがない自分には荷が重い。そこで、学生としてそこまで気負わずに行けるフィリピンにした。もちろん、アメリカやイギリスなどに学生として行けるのであれば幸せだろう。だが私の場合、仕事をしないで生活は成り立たない。できるとすれば、フィリピンで1,2カ月勉強に集中して取り組むくらいが精いっぱいである。

 

まとめ

自分にとってまず目的は何か明確にすることであると思う。私は初心者レベルからの英語力の向上、海外に対するハードルを下げることを目的とした。人生どうなるかわからないし、やりたい気持ちを大切にしたいと思う。

 

新卒入社して2年目に思うこと

20240309 桜(筆者撮影)

 

まだまだ突然雪が降り、冷たい風が吹く2024年の3月。今月いっぱいで入社から2年過ぎたことになる。3年目を迎えるにあたって、少し振り返ってみようと思う。

 

人権がない新卒入社

言わずもがな昭和の文化が色濃く残る中小企業に入社すれば、想像もたやすいかもしれないが、人権がない。中学、高校、アルバイトを経てきて何もできないうちは足手まといでイライラの対象になることは嫌ほど学んできた。それは大人の社会でもある。挨拶は無視され、飲み会では延々と続く説教、電話の取り次ぎでも返事もしてもらえなくなる。

 

給料が少ない社会人生活

人に大きくよる金銭面である。私は奨学金と親から借りていた借金の返済、一人暮らしの費用で正直、あまり貯金ができていないし、そこまでゆとりはない。

 

このまま会社に居続けることの恐怖感

あなたは職場に尊敬できる先輩がいるだろうか。そしてその職場で何年、何十年と働き続ける将来に希望を抱けるだろうか。それであるならば問題ない。私は大いに不安である。先輩の話を聞くことがあるが、非常に厳しい現実が待ち構えていることは確かである。

 

口数が減った

社内に置いて軽口ほど危険なものはない。もしかしたら突然上司の地雷を踏んでしまうことがある。わたしはたくさん経験した。アルバイトの時のような気軽に話せる環境ではない。とにかく無駄なことはあまりしゃべらず、愛想よくしているくらいにしておいた方が、立ち回りは楽である。

 

まとめ

いいことも書こうと思ったが、思ったより人間嫌いが加速した結果になった。

借金(奨学金+親)600万を背負って大学を卒業し、返済中の私が思うこと

 どうも、手取り約15万円の事務員です。私は現在社会人10ヶ月目になりました。ビジネスマンらしく結論から言うと借金600万を背負って大学を卒業したことに後悔はしていません。ですがここまでの心境になるまでには長い道のりがありました。

 

 

高校在学時

 

 高校で行われた奨学金説明会。何度も足を運んだが結局決心がつかなかった。アルバイト禁止ということもあり、1円も稼いだことがない。しかも、若干の不登校気味だったので社会人として働けるのかといった不安があった。そんな状況下で何百万という金額を借りることに大きな不安が圧し掛かる。しかも、借りたとしてもアルバイトをしなければ学生生活ができない状況がわかっているなか、自分にそれができるのかという不安。何度も考えてもその時は決断できず、費用の安い通信制の大学、放送大学に通うことにした。

 

 

大学に通うことを決心

 放送大学では届いたテキストと動画を観ながら学習していく。また課題を提出したり、テストを受けに行く。サテライトスペースなるものがあり、そこでも学ぶことは可能であったが、基本は独学スタイル。これが自分には難しかった。高校卒業後、飲食店でのアルバイトを始め、毎日疲労困憊してしまい、全く勉強が手につかなかった。夏休みの宿題は最終日に半べそを搔きながらやる性格だったのだ。アルバイトを言い訳にやる気も起きなかった。お金もない、勉強する意欲もないといった状態になってしまった。1年ほどするとこの状況のやばさに焦燥感にかられるようになった。この単位取得ペースだと到底4年で卒業できないし、就職もうまくいく気がしないのだった。その時、自分が夢中になれたことは何だったのか思い出した。そう大学受験だったのだ。わたしは通学生のほうが就職に有利だろうし、ゼミや卒業論文を先生に教えてもらいたいと思った。アルバイトで貯めたお金と奨学金で通うことを決意した。このとき奨学金を借りて進学を決心できたのには、アルバイトではあるけれど自分で稼ぐということができるという自信がでたからである。また正社員になれなくても実家暮らしでアルバイトをすれば、なんとか返していけるだろうと、自分なりに見通しを実感をもって立てられたからでもある。

 

 

大学在学時の日常

夜間コースのある大学に通った。昼間はカフェで働き、夕方18時ころから授業を受け、21時過ぎに終わる。6,7限の2コマを取ることが多かったが、16時ころに始まる5限を取ることもあった。お恥ずかしながら、私は体力がない。立ちっぱなしのアルバイトを終え疲れ切った後、友人と学食を食べお腹を満たす。そして授業2コマ約3時間を聞くのは頭が上手く回らず苦労した時もあった。しかし、大学に入学して講義を始めて受けた時の感動、知的好奇心が満たされていくこのと楽しさがあり、大学で学べる事は今まで触れたことのない知識や経験ばかりでとても楽しかった。大学で学べることがとてもモチベ―ションになり、頑張れた。また学友に恵まれたことが大変大きかった。授業で分からないところをお互いに教え合ったり、課題をともに取り組んだりと、素晴らしい友人と学ぶことができた。また辛い日々も友人と遊ぶことで気が晴れた。

 

社会人になって思うこと

 返済が始まった。奨学金は毎月20,786円だ。私の場合は親への返済が毎月1万の計30,786円を返している。正直に言えば、この返済がなければもう少しゆとりのある生活ができるのにといった思いになることもある。しかし、大学進学という機会を与えてくれたというのもまた事実。大学で学ぶ機会があったからこそ、返済で苦労することもあるが、広い世界を学ぶことができ、自分を豊かにしてくれたお金に感謝している。私は就職が上手くいかなかったが、学ぶことを続けてより稼げる仕事につく努力をしている。ある意味、借金があるからこそ仕事に熱が入るのかもしれない。私のペースでいい、ゆっくりでいい、前を見ていきたい。

 

 

【現役夜間大学生が解説】夜間大学のメリット・デメリットをご紹介

 夜間大学に進学した理由

夜間大学とは何ぞやと思う方は多いかもしれません。私は高校卒業後、経済的な理由で通信制の大学に通うも、実際に大学に通学して、アカデミックな世界を体感してみたいと思い、アルバイトで貯金してから夜間大学に入学しました。

夜間大学のメリット

・効率よく時間割を組める

→基本的に大学の授業は夕方から始まり、空きコマを作らずに時間割を作れます。そのため、昼間はガッツリアルバイト、夜は大学の授業を2コマ受けるというスタイルができます。

 

・日中にまとめて仕事を入れられる。

 

夜間大学のデメリット

・夜間大学を選んだ理由を就活で聞かれやすい→しっかりと理由が話せればプラスにもなる

 

・フル単を履修する場合、一日に3コマ入れる日を作るか、土曜日に授業を取ら寝ければいけない。

 

・全休を作りづらい

 

まとめ

夜間大学のメリットは仕事のしやすさ、デメリットは時間が制限される分、時間割に融通が利きづらいということでした。

 

学力なし、お金無しのフリーターが大学進学するまでのストーリー(2)

高校受験編

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中学生のころ私の学力は目も当てられないものでした。そのため、父のお小遣いから塾の費用を捻出してくれたおかげで、中3から「くもん」に通わせてもらいました。教室は長いテーブルになっており、正座するスタイルになっていました。床はカーペットが敷かれていました。先生は今までに見たことがないほど微笑む顔の優しいお爺さんとジブリに出てきそうなおばあさん。そして30代くらいのボーイッシュな女性でした。ときどき、ザ・お母さん事務員のような方もいました。周りを見渡せば、ほとんどおらず、小学生が数人いる状況でした。

 

塾編

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Pixabay



数学と英語のテストは、簡単そうにみえて解くのが難しい問題でした。( ;∀;)中学3年の時に足し算から勉強することになりました。さすがにヤバイと思わなければいけませんが、まあ、何とかなるだろうとぼんやりしていました。課題のプリントは50枚など大量の量のプリントをこなしました。私は難しいことがあると、すぐに諦めます。粘ることは基本的にしません。すがすがしいほど忍耐力がありません。断言するな。そのため、くもんのやり方があっていました。何度も同じような問題を解くことで問題に慣れて、スピードが上がってから、少しづづできることを増やしていくので、とても相性が良かったです。もし授業を聞いて各自復習などをするスタイルだったら、できなかったでしょう。

 

塾で学んだこと

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Pixabay

 

途中からは、あまりよくありませんが、受験に間に合わないということで、必要なところを集中的にやらせていただきました。今思うと感謝しかありません。週に3回、英語と数学でした。平日は2,3時間ほどでしたが、土曜日は5時間ほど勉強しました。この塾のおかげで、どう勉強すべきかを、日々続けることで溶けないと思っていた数学の問題や英語の長文が読める喜びを知りました。この塾に行く前は、勉強のやり方がわからず、焦燥感だけが募り、テスト前日に英単語帳を朝4時まで作ったりしていました。

この塾で勉強の仕方、を体験しながら学べて幸せ者だと思いました。

 

高校時代

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Pixabay

 

なんとか合格して高校生になりました。幸せな高校生活になると思っていましたが、そう上手く人生はいかないものでした。

 

つづく

 

 

 

学力なし、お金無しのフリーターが大学進学するまでのストーリー(1)

自力で大学に進学すること

わたしは大学に進学するにあたり、入学金や授業料、引っ越し費用を自分で払いました。この経験をしている人はあまりいないので、自力進学を考えている方に少しでも参考になれば幸いです。

 

ざっくり紹介

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わたしは高校では大学進学コースに通い、大学には進学するつもりでいました。しかし、親が大学進学のお金を出せない状況になり、事態が一変しました。そのため、高校を卒業してすぐはアルバイトをしながら通信制の大学に通いました。しかし、自分には合わず、通信制の大学ということから就職に対しての不安が募る日々でした。また本当に学びたいことを学べていないというストレスが募る日々でした。その生活を約1年しました。その後大学受験をもう一度することを決意しました。そこからは入学金・授業料・引っ越し費用などを貯めながら、受験勉強をする日々が始まりました。

 

つづく