かぐや姫「置手紙」(1974)
かぐや姫LIVE(1974年9月15日リリース)
最近、コンビニやドラッグストアで「レジ袋」が相次いで有料化されたという報道を見て…。
そう言えば「持ち手なんて付いていない ”茶色い” 紙袋」が普通だった時代が…あったあった。
この「片腕両腕で抱える茶色の紙袋」を連想すると、拙の脳内には、この曲が流れ始めます。
第2期のかぐや姫(南こうせつ、伊勢正三、山田パンダ)のライブアルバム『かぐや姫LIVE』に収録された1曲。
結局スタジオ録音盤を聴くことはありませんでした。
CFマーチンD-45にダルコライト(カワセのライトだったかな?)を張った、日本の湿度の中で演奏しているとは思えない「表情豊か」な正やんのギターSoundも聴きどころです。
そういえば、”林家たい平”さんの眼前で野菜を床にぶちかます「セイコーマート」の2020年CM。(おそらく北海道ローカルのオンエア)
底の抜けた買い物袋は、持ち手なしの紙製でしたっけ。
オススメは
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(廃盤なのでご購入は下記のリンクからどうぞ)
水越 恵子「生まれ変わる為に」(1979)
Aquarius(アクエリアス)(1979年12月15日リリース)
今は『nORBESA』(ノルベサ)が建つ、札幌 狸小路5丁目の南側に、かつて3年間だけ存在した喫茶店『すっから舘』。
DENON製レコードプレーヤーDP-2500、パイオニア製アンプA-006(私の記憶)が繰り出す繊細なアナログ信号を、ダイヤトーン製スピーカーDS-38Bを見事なバランスで駆動させていました。
店の常連のリクエストで、よくかかっていたアルバムの中の1曲。
A面1曲目のこの曲は、B面最終曲「Too far away」より印象的なのでした。
このアルバムも、豪華なスタジオミュージシャンの名前が並びます。
Dr.:林 立夫 Bass:高橋 ゲタ夫 Gr.:鈴木 茂、今 剛、水谷 公生 Key:佐藤 準、羽田 健太郎 Perc:ペッカー、斎藤ノブ etc…
何度も言ってしまいますが、打ち込みにはない「ドライブ感」が際立つ1枚です。
オススメは
(1) 生まれ変わる為に W・M:水越恵子 A:佐藤 準
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アルド・ノヴァ 「Monkey on Your Back」(1983)
Subject...Aldo Nova (1983年10月19日リリース)
大学入学後、軽音楽部(けいおん)に入部して、最初に触れた曲。
「コージー・パウウェル」や「イアン・ペイス」に激傾倒した、同じサークルのドラマーである同期生に勧められて、貸レコード店『友&愛』で借りたLP盤『Subject』。
(have a) Monkey on Your Back・・・
「薬物中毒になっている」とか「悪い習慣がやめられない」なんて意味の言葉ですが、
曲自体は、当時台頭し始めた『ヘヴィメタル』の「地獄の・・・、悪魔の・・・」といった、
退廃的な心理からまた一歩進んだ、現実逃避的な心理、当時の20代前半の青年の「背伸び」感の否めない、そんな1曲に思います。(今思えばですけど・・・)
ちなみに、エディ・ヴァンヘイレンが「ヘビメタ掟破りのニコニコ顔」でリードギターを弾く、名曲『Jump』のリリースは、この翌年1984年。
オススメは
(4)Monkey on Your Back
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ご参考:
井上陽水「感謝知らずの女」(1973)
陽水ライヴ もどり道 MR-5032 1973年7月1日リリース
井上陽水としてのデビューアルバム「断絶」でリリースされたこの曲。
「ディープ・パープル」や「スージー・クアトロ」など、『ハードロック』と呼ばれた音楽の影響を受けた痕跡があちらこちらに...、アレンジャー「星 勝」(通称ほしかつさん)絶妙なアレンジが光ります。
スタジオ録音盤の原曲にはない迫力の演奏です。
フォーク全盛の当時、ライブでもフォークギターによる弾き語りが中心。バンド編成の曲の時のみ、バックメンバーがゾロゾロと出てくる、または「トイレ休憩」(懐!)後の最初の曲がフルバンド...そんな時代。(と言っても私はまだ小学生でしたが...)
これを初めて友人宅で聴いた時の衝撃は忘れられず...小学生のくせに...です。
1973年4月14日 今はヨドバシカメラカメラ本社となった、新宿5丁目 東京厚生年金会館 小ホールでの、実況(!)録音盤です。
オススメはこの曲
8. (B-1) 感謝知らずの女
M・W:井上陽水、A:星 勝
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31:20www.youtube.com
小林麻美「雨音はショパンの調べ」(1984)
雨音はショパンの調べ MHCL-10 2001年10月11日リリース
デビュー5年目の1977年、資生堂CM「MyPureLady」(CFソングは尾崎亜美)で一躍注目を浴びた小林麻美。
拙も彼女に注目したのは、このCMがきっかけでした。
この曲は、CBS/ソニー(当時)移籍後の第一弾カバーシングル。
ガゼボの原曲「I Like Chopin」の日本語詞を親友「松任谷由実」が担当。オリコン3週連続1位、シングル盤の売り上げは52万枚と、年間チャートにも残る大ヒットとなりました。
当時大流行した「ゲートリバーブ」全開のスネア音がとてもノスタルジックです。
オススメはこの曲
1. 雨音はショパンの調べ
M・W:GAZEBO,P.L.GIMBINI、日本語W:松任谷由実、A:新川博
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ご参考まで・・・
カルメン・マキ & OZ「崩壊の前日」(1976)
カルメン・マキ & OZ「閉ざされた街」MKF-1005 1976年10月リリース
父の好きな曲は、デビューシングル「母のない子のように」...、
拙はこの曲「崩壊の前日」...と
我が家は、親子2代にわたっての「カルメン・マキ」ファン(笑)。
中学生の時に初めて聴いたこの曲は、拙のその後の人生にも大きく衝撃を与えました。
↓ オススメはこの1曲
2.「 崩壊の前日」
Vo.:カルメン・マキ W:加治木剛 、M:春日博文・川上茂幸 A:OZ & Erik Scott
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