【旧枠モダン】アミュレットボーラス
コミケの欠席を決めたので、少しでも罪を雪ぐための久々ブログです。
なにはともあれとりあえずデッキリスト
https://www.hareruyamtg.com/decks/573493
このデッキはドローとカウンターと除去で序盤を凌いで、《流転の護符》によってつよいクリーチャーを出すコントロールデッキです。
元はもち饅頭氏が考案した青赤アミュレットで、《包囲攻撃の司令官》《サンダーメア》がメインアタッカーでした。デッキは団結のドミナリアで《衝動》が再録されたことで成立しました。
https://www.hareruyamtg.com/decks/448012
デッキの根幹は同じですが、以下の点を意識しています。
・1枚、1回で勝てるフィニッシャー→《ニコル・ボーラス》
・《包囲攻撃の司令官》《聖なるメサ》に強いカード→《隆盛なるエヴィンカー》
・対コントロールにおける《強迫》
この形にすることで失ったものは
・マナベースの安定度
・《隆盛なるエヴィンカー》との競合による《フェアリーの集会場》
・《包囲攻撃の司令官》と《稲妻》を合わせての"バーン"勝ち
《隆盛なるエヴィンカー》は青赤アミュレットが苦手な《サルタリーの僧侶》に強く、デッキの相性差を覆せるカードです。
個人的に、対コントロールでカウンターを揃えるプレイが苦手なのもあって《強迫》が使えるのが一番助かっています。
簡易プレイガイド
土地をしっかり伸ばしたいので多めな初手だと嬉しいです。
序盤(~3T)
《対抗呪文》があってもなくても2ターン目に青青を立てることを意識します(青の基本作法)。
《選択》《衝動》は土地を拾うことが多め。《嘘か真か》の4マナまではノンストップで。
中盤(4T~)
なんでも持ってる顔をします。
ちゃんと持ってる場合は青青浮きの《流転の護符》、ない場合は4マナ浮きで動けるよう目指します。
終盤(?~)
あなたが主役です。
旧枠モダンにおいて《ニコル・ボーラス》は対処が難しいので強気にいっても問題ないことが多いです。
サイドボーディングはビートダウンに《大クラゲ》、コントロールに《強迫》でだいたいなんとかなります。
対《流転の護符》で置き物破壊が入れられがちなので、2枚目がない場合は最速設置はやめたほうがいいです。が、テンポロスを誘うために雑に置くこともあります。
非青からは《防御の光網》が出てきますが、的がそれだけの場合は《無効》が腐ることが多いのでやめましょう(《ゴブリンの砲撃》を擁するカーミックボンバーなんかには入れます)。
《隆盛なるエヴィンカー》はだいたい残します。対ステロイドなんかでは《稲妻》ですぐに落ちますが、逆に《稲妻》以外での処理は困難かつ脅威度が大きいです。カウンターバーンでは《フェアリーの集会場》が止まります。
カード個別解説
デッキの核です。再録で300~500円くらいしたのが50円になりました。
このデッキでは
・クリーチャーの実質分割払いによってカウンター/除去が構えやすい
・着地後は構えることに徹することができる
といった非常に強力なカードです。2枚目が不要ですが、引きたいので3枚です。護符がないと出せないカードはないので、重ね引きが嫌いな場合は2枚でもいいと思います。
出した返しに《荊景学院の戦闘魔道士》で割られるのだけ最悪ですが、手札と相手のデッキ次第では4ターン目にフルタップで出すのも強いアクションです。
以前は「小学生が好きなやつ」といった半ネタ扱いでしたが、現在の旧枠モダンでは普通に流行ってるカードなので普通に嫌な顔をされます。
先でも触れた一撃で勝てるカードです。
維持コストの都合で護符と揃っても出せないパターンもありますが、それでも強いです。
他のフォーマットや他のボーラスと比較してもここまでこの人(たまに人になってるし、ま、ええやろ)が強いのも珍しいと思います。このフォーマットはボーラスが好きな人におすすめです。
かっこいいプロモもそのうち配られます。
こっちは既に売られている方。
旧枠モダンの《大修道士、エリシュ・ノーン》です。
《サルタリーの僧侶》《聖なるメサ》《フェアリーの集会場》《包囲攻撃の司令官》の全てに強いです。
レジェンド・ルールは状況起因処理を用いるため、既に戦場にある状態で2枚目をプレイすることでタフネス2のクリーチャーを処理することができます。《ヴェクの聖騎士》《霊体の先達》相手に頻出するテクニックであり、そのために3枚も採用しています。
機械兵団の進軍で《炉の女王、アヤーラ》が登場するまでは唯一のファイレクシアン・貴族でした(2023年8月現在もその2枚のみ)。
アンリコ星人です。
場持ちが良く、1枚あれば満足するので1枚。効く相手にはとことん効くのでサイドにもう1枚の構成です。引くのが楽しい人は増やしてもいいと思います。楽しいので。
海外人気とかはわかるんですけど、誰得なんだよ感が強くていいですね。
説明不要です。イラストも多すぎるので好きなのを使ってください。
イクサランでテキストがスッキリしました。単純にカードパワーが低いので減らしています。サイドアウトもよくします。
大昔のレガシーでも使われていたパワーは健在。
現在間違えた報告は聞いてないですが、シャッフルはしませんので気を付けてください。
好きなイラストを使ってくださいシリーズ。マスクス派です。
《嘘か真か》もセットになった良Secret Lairですね。
青マナを寝かせて護符を通すのが主な役目です。もちろんマナクリを焼いたり時間を稼ぐのも強いです。
旧枠モダンの定番となったおじ達の青春です。偽旧枠のバリエーションが増えました。
最強ですが重くて使いづらい時もあります。がんばってください。
海外でも人気のようです。
チームピン差し。
《まき直し》は《嘘か真か》や《流転の護符》と相性がよいですが、《防御の光網》や《緊急阻止》が増えるサイド後はだいたい抜けます。
《心霊破》《恐怖》はともに対プロテクション赤に。《恐怖》は腐ることもありますが仮想敵に当たらない《終止》よりマシです。現在は採用していませんが、黒が増えるようならサイド《終止》で入れ替えるのもありかもしれません。
いくらなんでも……って感じのラインナップ。
テンペスト派です。画像は好評発売中の統率者マスターズ収録の基本土地です。
《対抗呪文》があるので島は多めに。
《血染めの月》があるので沼は必須。山は少なくしてもよさそうなのですが《シヴの浅瀬》が痛いので欲しい。といった感じで現在の割合になっています。
ダメラン。再録で安くなりました。
おじたちの青春。再録で安くなりました。
おじたちの青春。再録されたけど安くはなりませんでした。
サイクリングランド。タップインが嫌いな人は島に変えてもいいと思います。
解説は以上です。
小難しそうに見えるかもしれませんが、目指すゴールが明確でカードも強い方なので回しやすいデッキです。
青赤アミュレットは基礎がしっかりしていてこのような発展形にでき、かつめちゃくちゃ安いので旧枠モダンの入門なんかにもおすすめです。
興味があればぜひ遊んでみてください。
【旧枠モダン】黒赤人間召集
本日は豪華二本立てです(モチベのある時に書かないとサボるため)。
デッキリストはこちら。
https://deck.hareruyamtg.com/deck/436863
人間を《ゴブリンの砲撃》で投げて《総帥の召集》で釣って投げるデッキです。
なんらかのアドバンテージを稼ぐクリーチャーを中心に入れているので、どちらか片方だけ、最悪どちらも引かずとも最低限戦えるような形を目指しています。
《祭影師ギルドの魔道士》は序盤、中盤、終盤まで脅威となり続けうる1マナ人間です。
基本的にティムのモードで小粒クリーチャーを牽制します。が、当然こんなのがいると出てこないので、そんな時はお互いのライフを1点ずつ減らすのが役割です。
どちらかというと防御に優れたデッキなので、自分のライフは遠慮なく減らしていって大丈夫です。
青の方の能力もこのデッキとも相性がいいので起動できるようにしました。
《渋面の溶岩使い》(再録おめでとう!)は墓地が重要なデッキなので1枚のみ。引くと強い気がしますが、なんだかんだ赤マナが厳しいデッキなので2枚目は重いです。
とりあえず出してとりあえず壁にできる便利なクリーチャーです。このデッキが成立した立役者でもあります(余計にキャバクラ感が増した)。
手札破壊目当てで釣ることも多いのでカジュアルに墓地に落としていくといいです。
旧枠モダンの顔と化した可能性があるかつての高級アンコモン。
既に知れ渡っているカーミックよりもシルバーバレット先は多いです。
《帝国の徴募兵》自身を持ってくることで"召集"の火力を上げる動きがかなり強力です。
《包囲サイ》でも《黙示録、シェオルドレッド》でもないらしいです。
役割としては《ヴィーアシーノの紅蓮術師》が一番近い。とマジレスされたので今後はそれで通していきます。
"召集"の火力を高めるのが役割ですが、単純に連打していっても十分に仕事をするカードです。
このデッキがある程度自分からライフを減らしてしまっても大丈夫な理由です。
各種防御円や《崇拝》も貫通してそのまま勝てるのでそんなものはサイドインしないように。
シルバーバレット先です。《ネクラタル》が2枚、他は1枚。
《ネクラタル》は主に象トークンの破壊を担当することが多いです。"召集"の際に相手のクリーチャーを減らすこともできます。
《骨砕き》も同様ですが、1マナ軽いのが単に偉いのと、後述の《発掘》で釣れる点を評価してこのデッキ唯一の非人間クリーチャーとなりました。
《突撃隊》は滅多に見ないカードですが、《帝国の徴募兵》からサーチできる《霊体の先達》(プロテクション黒2/2)を退かす手段が欲しかったので採用。
もちろんプレイヤーに対する火力としても機能しますので、見た目よりは弱くないです。
《陰謀団の先手ブレイズ》は事故った相手に簡単に勝つためのカードです。マリガン+《堕落した廷臣》連打のようなパターンもあるので案外出番は多いです。
除去です。詰み防止の布告は基本。
《堕落した廷臣》を釣って執拗に手札を攻めるのが好きです。
《帝国の徴募兵》の重さを軽減できるので狙いたくなりますが、2ターン目に展開するもののない微妙な手札なら結構サイクリングしちゃってます。
マナベースへの負荷は大きいですが、《白騎士》《ヴェクの聖騎士》への数少ない回答になるのでフル投入。
無理やり盤面開けてアタックする場面が多いです。
お馴染みサイドボード。
《総帥の召集》の関係で《トーモッドの墓所》がいつもよりちょっと強いです。
追加の除去。
アーティファクト破壊が欲しい時が多いのでちょっと調整予定。
対ミシュラランド。
メインに採用しないのは壁になってくれないので。
完全不採用。
よく言及されるけど、このデッキは《総帥の召集》2回目を撃つ必要はないです。
【旧枠モダン】青緑エンチャントレスグロウ
お久しぶりです定期。
今回はやっぱり更新が面倒になったポータルのことは忘れて、前回から使いだした青緑エンチャントレスについて書いておきます。
個人的にはエンチャントデッキなのですが、クウィリーオンドライアド部分を重く見て青緑グロウと呼ばれることも多いです。どっちも正解だと思います。
デッキリストはこちら。
https://deck.hareruyamtg.com/deck/464644
黒系の流行(気のせい)によって被覆が強そうだなと思ったので。
鏡のローブと相性のいい、自前で大きくなるクリーチャーです。
あくまでも鏡のローブが主役なので後からつけられない《怨恨》は不採用。
今回はトランプル付与手段として《怒りの発散》を採用してます。
《怒りの発散》の良い点として、先置きができるので《ヤヴィマヤの女魔術師》のサイズを事前に上げておくことができます。
3ターン目に出てくる女魔術師が3/3か4/4かでゲームの勝敗が変わるフォーマットなので、この差は極めて大きいです。現在は1枚ですが、思っていたよりも強かったので2枚になるかも。
ついに採用された《不可思議》くんです。
全体に回避能力を持たせるので鏡のローブと一緒に仕事ができます。
《空中浮遊》はさすがに弱いし重いので肉体優先。
ちなみに最も重要な仕事は《翼の破片》ケアのアタックです。
土地攻め遅延エンチャントです。
場持ちが良くて軽く、いつ引いても仕事をしてくれます。
《根の迷路》はアーティファクトもタップしてくれるので8マナある時の《流転の護符》や《トリスケリオン》に対しても効果があります。
ドローソースです。
《地の封印》を無理なく入れられてそれで勝てるゲームがあるなら安いです。
旧枠モダン過小評価部です。
《退去の印章》は『1マナの』『青い』『エンチャント』でこのデッキ最強のカードです。
あまり意味はないですが、サイド後の《防御の光網》下でも性能が変わらないのもおしゃれ。
《疲労困憊》は実はかつて猛威を振るっていたカードです。
何がどう強いは言語化が難しいのですが……。
わかりやすいサイドボード組です。
特に《帰化》は致命的な《ネビニラルの円盤》があるのでしっかり取りましょう。
対アグロデッキカードです。主に白系。
《大気の壁》は青青が厳しいので抜けるかも。
対《冬眠》専用カードです。
土地の色は変わらないので《樹上の村》は緑のままです。
青白系ならばプロテクション除けで白か青、ネザーゴーのようなデッキなら黒で《恐怖》をケアできるのでオシャレにプレイしましょう。
旧枠モダンポータル 9月15日号
こんばんは!
特に解散はしていないソロサークルIdeal Idolのなみなと、なみさんこと双木湊です!
お酒を嗜みながらゲーム通話をし、解散したあとでふと当然(旧枠モダンの情報発信定期的にしたほうがよくね…?)と思い立ったので午前3時から書き始めています。思い立ったが吉日wってね。
なんとなくの形式はMTGJPを真似しつつ、隔週程度で旧枠モダンの"今"を発信できたらと思います。ちゃんと続いたら褒めて欲しいです。
※本記事ではカード名を《》、アーキタイプ名を【】で表記しています。
団結のドミナリア、発売!
【カード追加のお知らせ】DMUの新規カード(2種)を追加しました。 pic.twitter.com/LpePSw4KOC
— 旧枠モダン カード検索 (@OFM_gallery) 2022年9月8日
去る9月9日、待望の新セット団結のドミナリアが発売!
旧枠モダンにも新規カード《衝動/Impulse》と《ガイアの力/Gaea's Might》がやってきました!
《衝動》は上4枚から望むカード1枚を手札に加えることができます!
旧枠モダンにおいては墓地が肥えない代わりにインスタントになって掘る枚数が増えた《巧みな軍略》、あるいは1マナ足したらめちゃくちゃ強くなった《選択》といったカードです。
手札に加えるカードの質が重要であった【《空飛ぶ男》パーミッション】や、キーカードを探したい【アネックスワイルドファイア】【青緑ストーム】などの強化・復権が予想されるほどの大きく影響のあるカードです。
《ガイアの力》は自身がコントロールする基本土地タイプ分だけの修正を与える巨大化の亜種です!
再録にあたってテキストがスッキリしたようでDomein-が増えただけだったりします。
以前から《部族の炎》の存在により認知はされていた【トライバルズー】がデッキになる可能性があります。
《巨大化》より修正が大きく、《樫の力》より軽いことから《投げ飛ばし》デッキに派生する可能性もありますね!
上記の《衝動》はもちろん、《俗世の相談》もありますので意外と……?
9月10日BIGMAGIC秋葉原店 旧枠モダンBM杯を青白コントロールが勝利!
【#MTG #MTG_BMA 】
— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) 2022年9月10日
本日9名で開催の旧枠モダンBM杯の優勝は青白コントロールでした!おめでとうございます! #旧枠モダン pic.twitter.com/f1GMjhAtXy
団結のドミナリア発売直後の旧枠モダンを制したのは《衝動》による強化を受けた【青白コントロール】でした!
流行の【ステロイド】【アグロカーミック】に対するわかりやすく強い対処札として《神の怒り》がミッドレンジデッキのサイドボードに散見されるようになっていましたが、そうではない真の王道のデッキが早速勝利を飾りました。
やや強い"サイクリング"でしかなかった《選択》がすべて不採用、《神の怒り》で対処できない《樹上の村》《ミシュラの工廠》、苦手だった《スキジック》にも触れる除去として《翼の破片》が従来より多く採用されているのが特徴的です。
《嘘か真か》のバリュー強化、サイドボードへのアクセス手段増加など、デッキパワーが大きく底上げされて序盤中盤終盤隙がないデッキに進化したように思えます。
とはいえ初週の結果でもあるため、ここからのメタやデッキの研究が進むことでどう変化するかも見逃せないでしょう。
次回大会は9月17日のアメニティードリーム新宿店 旧モファイトクラブ!
【MTG大会結果】
— アメニティードリーム新宿店 (@amenity_shin) 2022年8月20日
本日開催したMTG旧枠モダン夏休みスペシャルは11名様にご参加いただき、優勝は「ステロイド」を使用した「おんそく」様でした!🐘
二位は「スーサイドトリコ」の「KATINO」様
おめでとうございます!🥳
次回9月17日の開催予定です!#MTG #旧モ #旧枠モダン pic.twitter.com/xuLROizTcp
次の大会は今週末土曜日です!
発売週からの連続大会ですが、ここからどう環境が変化していくのか楽しみですね!
人数が増えるほどにPT旧枠モダンのポイントも増加します。ぜひご参加を!
old-flame-modern.hatenablog.jp
今回は以上です!
1時間程度あれば一応書き上げられるということがわかったので今後もがんばってたらいいですね!
それでは良き旧枠モダンライフを!
【ヒュージ・リーダーズ】ゲー「無」スリヴァー【巣主スリヴァー】
委員会なのでたまには情報発信します(挨拶)。
上記の画像は2018年6月26日に書かれた『ヒュージ・リーダーズへのいざない』の一文です。
現在のルールへと至るまでの過程や考え方が記録されているので、今読んでも面白いです。歴史に興味のある方はぜひご一読をおすすめします。
さて、この記事はこれから崩してしまうデッキの記録です。
デッキコンセプトは『ゲー「無」を作る』『モダンホライゾン2を満喫する』『古えの墳墓が余ってないので使わない』です。
最終アップデートはモダンホライゾン2ですので、現代のデッキと渡り合うのは少々の改造が必要かと思われます。ひとまずはデッキリストをご覧ください!
デッキリスト
ごめんなさい、スリヴァー要素は統率者だけです。
わざわざ巣主スリヴァーを使うのはスリヴァーファンを狙った釣りではなく、これが最もゲー「無」適性の高い、唯一の5色「破壊不能」統率者だからです。
一方的に土地を攻める
ヒュージ・リーダーズでまともな動きをするためには5マナが必須です。
土地さえ壊してしまえば出来事や分割カード、ピッチスペルなどの小賢しいノン・ヒュージ・アクション*1しかできません。
だから統率者を5色にしておく必要があったんですね。
破壊不能が関係ない黙示録や燎原の火*2、燎原の火*3*4*5は不採用です。
破壊不能で攻め立てる
更地のアタッカーも多ければ多いほどよいです。巣主ちゃんは色拘束の関係で出ないことも多いので……。
山賊の頭、伍堂からカルドラの完成体を走らせるお手軽アグロが基本ですが、世界薙ぎの剣で薙げればほぼ勝ち確なので狙っていきましょう。
そのほか
・続唱から全体除去を捲って更地に着地させるプランのための頂点壊滅獣or(他ではあまり見ない)エーテル宣誓会のスフィンクスが程よく強いです。
・クリーチャーと土地をまとめて流すところから始まる関係で厄介なキマイラコンボにやたらと強いのが特長です。
・手の内がバレると世界の敵と見なされてボコられがち。
最後に、このデッキは解体すべきという判断に至った美麗なカードで"お別れ"です。
無にしていいのは無になる覚悟があるやつだけだ
【旧枠モダン】PT旧枠モダン開催のお知らせ
懐かしい写真*1で失礼します。
完全招待制大会、PT旧枠モダン*2開催を宣言致します。
PT旧枠モダン概要
・招待選手8名によるシングルエリミネーション(くじ引き)
・3本先取制(BO5)
・デッキリスト公開制(前日までの提出をお願いします)
・開催時期は兄弟戦争発売(12/16)後
です。
配信・カバレージによる情報発信を予定しています。現地観戦もできる予定です。
招待選手は
・期間中に全3回開催されるPT旧枠モダン予選*3の上位2名(合計6名)
・上記の権利者を除く、2022年後半(7月~)で良い成績を出し続けたプレイヤー2名
です。
前者は情報公開をお待ちください。
後者に関する詳細です。
以下の大会におけるスイスラウンド終了時の勝利数を基に、該当するプレイヤーを招待します。
PT旧枠モダン予選シーズン(2022/07/01~11/30)
期間中3回
・PT旧枠モダン予選
月1開催
・BIGMAGIC秋葉原店様 旧枠モダンBM杯
不定期開催
・GP旧枠モダン
※7月18日現在。
算出方法は以下の通りです。
大会規模×スイスラウンド勝利数=成績ポイント
※小数点切り上げ
※引き分けはノーカウント
大会規模(大会参加者)
2~4人:0.3
5~7人:0.5
8~16人:1
17~32:1.5
規模別の具体的な成績ポイント
2~4人:1勝以上で1ポイント
5~7人:3勝2ポイント、1-2勝1ポイント
8~16人:勝ち数と同じ
17人~32人:1勝2ポイント、2勝3ポイント、3勝5ポイント、4勝6ポイント、5勝8ポイント
ポイントに関する基本的な考え方
・大会規模は大きければ大きいほど良い(4人総当りの3-0より8人の3-0の方がいいよね)
・なんで大会もっと人集まっていきましょう
Q.言っちゃ悪いけど暇な人有利では?
A.「暇な人」ではなく「いつも大会を盛り上げてくれている人」です。有利なのは当然。
ポイントは公開情報とします。
現在公開方法は検討中ですが、要望があれば出せる状態です。
PT旧枠モダンはあくまで追加のお祭りイベントというポジションで企画しています。
本戦参加者全員を外野からたくさん応援できるようなイベントにしたいので、皆さんよろしくお願いします!!
【ミステリーレガシー】ダレッティストンピィ
久しぶりの更新です。
気が付けば4月となり、DiaryNoteも事実上の終了*1ということでインターネットに残した日記や記録を振り返ることが最近*2は多かったように思います。*3
本日は世界初開催であろう*4ミステリーレガシーの大会に潜入してきたので、その記録を残しておきたいと思います。
ミステリーレガシーって?
【#MTG】
— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) 2022年3月14日
たぶん世界初の大会”MYSTERY LEGACY”を開催します!!!
日時:4月2日
受付開始:12:00
大会開始:12:10
参加費:500円
定員:16名
フォーマット:ミステリーレガシー
予約:店頭または電話
賞品:当日の参加者数に応じて発表します
ミステリーレガシーの構築ルールはリプライに続きます!! pic.twitter.com/9XEhapPLsD
ミステリーレガシーの詳細なルールと使用可能カードの一覧はこちらです!
— BIGMAGIC秋葉原店 (@bigmagicakb) 2022年3月15日
(昨晩ツイートしたものは式に誤りがあり、ミステリーブースターのFoil部分が欠落していました。ご指摘くださった方、ありがとうございます!)https://t.co/EtCwkBo14t pic.twitter.com/IRHqHt3buo
これです。
左下にプレインズウォーカーマークの入った、特価コーナーに置かれがち*5な再録カード群のみで遊ぶレガシー*6です。
使ったデッキ
デッキ写真 pic.twitter.com/p9ptOBjncK
— 双木湊 (@Minato_Namiki) 2022年4月2日
これです。
4 《屑鉄の学者、ダレッティ》
4 《アン一門の壊し屋》
4 《砕骨の巨人》
4 《焼却の機械巨人》
4 《月の大魔術師》
4 《遺跡掘削機》
4《猿人の指導霊》
4 《稲妻》
4 《煮えたぎる歌》
2 《殴打頭蓋》
4 《水蓮の花びら》
4 《古えの墳墓》
1 《宝石の洞窟》
4 《大焼炉》
4 《ミシュラの工廠》
5 《山》
-サイドボード-
2 《四肢切断》
3 《火炎舌のカヴー》
2 《氷の干渉器》
2 《マグマのしぶき》
1 《破壊放題》
2 《トーモッドの墓所》
3 《ワイルドファイアの密使》
かつて存在したドラゴン*7ストンピィから色々*8抜けたもの、今風に言うと赤単プリズンのプリズン*9抜き、のようなものです。
煮えたぎる歌などの一時的なマナ加速を用いてヒュージ*10なものを早いターンから投げつけていくライブ感重視のデッキです。
デッキの核はこちらのダレッティ。ミステリーレガシーはプレインズウォーカーの処理が大変*11なので昨今の公式フォーマット*12より強いです。
同じく統率者デッキに収録されているワームとぐろエンジン*13なんかがあればよかったのですが、ないのでちょっと怪しいカードを採用しています。
白羽の矢が立った*14のは遺跡掘削機。かなり求めてる人材かなーと思ったのですが、めちゃくちゃ追放されて何もしなかったです。よじれた嫌悪者*15を頑張って釣ってたあの頃*16を思い出しました。
こんな感じのデッキでした。結果は不戦勝込みで2-2。負けはどっちも青白系コントロール*17でした。
経緯
初めはルーカからエムラクールを呼び出す、いわゆる変身デッキを組む予定でした。
一番最初に見た、完成系っぽいデッキが人間デッキ*18だったので、反射魔道士で容易に処理されるエムラクールより大祖始かな……となりました。
その後は豊富なマナ加速から叩きつけるカードがあまりにも弱いために体調を崩しかけた*19ので、ルーカのテキストに着目してマナコスト3で揃えたクリーチャー群を採用*20し、エムラクールと違って墓地が残るのでダレッティ+機械巨人あたりを中間点として採用し、最後にルーカと大祖始を抜いて完成*21となりました。
結果はぼちぼちでしたが、1ターン目に元気に駆け出していくアン一門の壊し屋くんを眺めることができてかなりよかったです。
ミステリーレガシーの今後に関して
実際にプレイした感想ですが、当日のメタゲームが青白コントロールに偏り、結果も上位3名がそれという中々壮絶なものでした。
この結果に関しては予想していた通りであり、対策やプレイヤーの練度で緩和されていくと考えているので、個人的には特に問題視してません。
問題はSecret Lairでの追加カードですが、やはり流通が始まり次第順次プールに加えていくことになると思います。追加後にも今の面白さが残っているかはまだわかりませんが、それだけを禁止するのはスマートではないので……。
今後も細々と遊んでいきたいフォーマットだと思いました。いつか旧枠モダンのようにイベントもやってみたいですね。
*1:まだ観覧はできます
*2:ここ2週間くらい?
*3:個人の感想です
*4:ソースなし
*5:専用のコーナーを作って欲しい
*6:公式フォーマットの1つ
*8:虚空の杯、三なる宝球を始めとした大事な部分
*9:虚空の杯、三なる宝球を始めとした大事な部分
*10:マナ総量が5以上のものを指すことがある
*11:真髄の針がない
*12:スタンダード、モダン、レガシーなど
*13:強い
*14:日本古来の風習あるいは伝承によれば、生贄を求める神は求める対象とする少女の家の屋根に、白羽の矢を目印として立てたという。このことから転じて、「白羽の矢が立つ」の形式で「多くのものの中から犠牲者として選び出される」という意味として使われる。
*15:委縮した卑劣漢と混ざりがち
*16:3,4年前程度
*17:マナベースにエスパーのタップインを採用する都合で未練ある魂がナチュラルに入るのでエスパーコンといっていい
*18:全部マーク付きで揃えてて凄かった
*19:番外パイオニアのリスト作成後に倒れて救急搬送されたことがある
*21:当社基準による