【WCS2019】構築一覧
2018/11/30~12/3 INCNovember 1825 28-5
【WCS2019】しょうもな6【サンシリーズ】 - ねばーせいみんてぃあ。
2019/2/22~25 INCFebruary 最高1700程度
【WCS2019】グラゼルネガモス【ムーンシリーズ】 - ねばーせいみんてぃあ。
2019/4/19/22 JCS 予選 1821 27-6 権利獲得
【WCS2019】重力催眠グラルナ【ウルトラシリーズ】 - ねばーせいみんてぃあ。
2019/6/8 JCSライブ大会 スイス5-2 ベスト16
公開予定
2019/8/16~18 WCS2019 Day1 5-3
公開予定
【WCS2019】重力催眠グラルナ【ウルトラシリーズ】
はじめに
PJCS2019インターネット大会の構築をことぶきが詳しく書いてくれたので僕は補足しつつ簡潔にまとめることにしました。
実績
ことぶき @momouniverse PJCS2019 最終1826 24位 全国権利獲得
みんてぃあ PJCS2019 最終1821 32位 全国権利獲得
死神@nomekop_umirug PJCS2019 最高1803
構築経緯
大会2週間前に死神、ことぶきからパーティ案をもらいました。
「じゅうりょく+さいみんじゅつ」という強力なコンボを持ちながら、パーティパワーが高く、選出も簡単であることからこれを煮詰めて大会で使用することを決めました。
ヤミラミが重力催眠感を増してしまうので同じ対ドーブル+ルナアーラ用に調整したガルーラを入れて完成。
個体解説
グラードン@べにいろのたま
いじっぱり おわりのだいち
175-255(252)-180-×-111(4)-142(252)
だんがいのつるぎ/ほのおのパンチ/みがわり/まもる
じゅうりょくをしてしまえばだんがいのつるぎが等倍以上のダメージになるので強いです。
おくびょう ファントムガード
221(68)-×-124(4)-171(108)-128(4)-158(212)
シャドーレイ/おいかぜ/さいみんじゅつ/ほえる
A142ミミッキュのゴーストZ確定耐え
H176D176カプ・レヒレ(+2ムーンフォース耐え)をルナアーラZで~73.8%(きのみ圏外)
H175D111ゲンシグラードンをルナアーラZで高乱数1発(93.7%)
H164D119霊獣ランドロスをルナアーラZで高乱数1発(93.7%)
C222カイオーガの無天候しおふき+メガレックウザのA255ガリョウテンセイを約76%で耐え
最速91族(霊獣ランドロス)抜き
ルナアーラZの火力を耐久無振りゲンシグラードンと+2マジカルシャイン耐え霊獣ランドロスを高乱数1発で倒すことができる一方で、+2ムーンフォース耐えのカプ・レヒレの混乱実圏外に抑える絶妙なラインに調整しました。これにより、カプ・レヒレをルナアーラZ+だんがいのつるぎや、ヘドロばくだん+ルナアーラZで倒すプランを取ることができます。
ウツロイド@イワZ
おくびょう ビーストブースト
185(4)-×-67-179(252)-151-170(252)
ヘドロばくだん/パワージェム/みがわり/まもる
対カプ・レヒレ、イベルタル枠。BO1でイベルに落とさないようにイワZを選択しました。
おくびょう サイコメイカー
145-×-96(4)-182(252)-135-161(252)
ムーンフォース/サイコショック/じゅうりょく/サイドチェンジ
攻撃技とちょうはつのどちらにするか悩みました。
スキルスワップで対カプ・レヒレにも選出できるようになるのは盲点でした。
むじゃき いかく→スカイスキン
171(4)-179(108)-160(76)-153(100)-99-184(222)
すてみタックル/ハイパーボイス/おいかぜ/まもる
H181-B120メガレックウザBランク−1をすてみタックルで確定1発
非メガ時A255メガレックウザの-1ガリョウテンセイ+メガ時-1しんそくを耐え
最速115族抜き
【JCS2019 3-4】スカーフルナグラあっぴ|EMOLGAME(エモルガム)
余談ですが、ライブ大会で友人である732に配分を渡しました。
ガルーラ@ガルーラナイト
ようき きもったま→おやこあい
181(4)-177(252)-120-×-120-167(252)
対ドーブル+ルナアーラ枠。しかし、仮想敵とマッチングしなかったのでほとんど選出することはありませんでした。PJCSライブ大会ではことぶきがこの枠をドーブルにしたものを使いました。
選出と立ち回り
(メモをほぼそのまま持ってきたため、見にくいかもしれません)
基本選出
グラードン+ゼルネアス
・カプ・レヒレがいない場合
じゅうりょく+さいみんじゅつから入ります。
・カプ・レヒレがいる場合
1t:おいかぜ、グラードン引き
初手ガオガエン+ゼルネアス@1
1t:ほえる→ゼルネアス、イワZ→ガオガエン
初手カプ・レヒレ+ゼルネアス
1t:おいかぜ、みがわり
ジオコントロール、こごえるかぜされた場合
2t:ほえる、ヘドロばくだん→ゼルネアス
グラ死に出し、グラみがわりorだんがいのつるぎ、カプ・レヒレ方向にイワz(まもるガオガエン引き想定)
・初手ガルーラ+ゼルネアス
1t:ほえる→ゼルネアス、ヘドロばくだん→ゼルネアス
1tはおいかぜからでもいいかも
2t:ほえる→ゼルネアス、ヘドロばくだん→ゼルネアス
3t:ほえるが決まらなずルナアーラが倒れ、ゼルネアスが残っている場合
おいかぜみがわり
オーガレック
・@1の場合(クロバットなしでゲンシカイオーガが予想される場合もこの選出)
1t:サイドチェンジ、おいかぜ、相手はルナアーラ方向にちょうはつ想定
・の場合
1t:おいかぜ、まもる
・の場合
1t:ルナおいかぜマンダ引き
ゼルネアス+レックウザ
1t:おいかぜ、グラードン引き
ルナアーラが生き残った場合
ルナアーラが倒れた場合
2t:ウツロイドを死に出し、イワZ→ガオガエン方向、グラードンはみがわり
ネクロズマ+ゼルネアス
(おいかぜorルナアーラZ)+サイドチェンジ
ルナアーラ集中をサイドチェンジで気合いで避けます。
ルナアーラ+ゼルネアス
@2()
相手の動きはニードルガード、おいかぜの想定
・初手ドーブル+ゼルネアスの場合
相手はドーブルがニードルガードorこのゆびとまれ、ゼルネアスがジオコントロールの想定
2t:ルナアーラはゼルネアスにほえる、ガルーラはすてみタックル
最後に
選出が簡単でインターネット大会において強い構築を組むことができました。しかし、ガルーラの枠、カプ・テテフの技、グラードンの型など他の選択肢を考える余地があったのは反省点です。来年のインターネット大会では今回以上の完成度を目指します。
【WCS2018】ケントレヒレグロスWCS ver.
はじめに
初めての世界大会行ってきました。遅くなってしまいましたが、使用構築を紹介したいと思います。
今回も732@Nathaniel_732と共有してパーティを作りました。彼のブログhttp://nathaniel732.hatenablog.com/entry/2018/09/01/174717も是非合わせてご覧ください。
実績
WCS2018 Day1 5勝3敗
構築経緯
全国大会までのWCS2018ルールを辿ると自分はレヒレグロスを使い続けて、世界大会の権利を取ることができました。なので、全国大会後は練度の高いレヒレグロスを考えつつ、別の自分に合いそうな強い構築を探し、最後に自分が感覚でいいと思ったものを選ぶ方向でスタートしました。
7月時点でしねんのずつきメガメタグロス+ガオガエン+ジメンZ霊獣ランドロスの組み合わせの感触がよく、この3体を固定し残りのメンツを試すことにしました。
また、この頃からカプ・テテフの案も出始め、これまで採用してきたサンダー、カプ・レヒレ、(メガ)バンギラス、モロバレルの中から一番勝てる6匹を選ぶことを目指しました。
+
選択枠のポケモンのうち、S操作と対カミツルギに強いサンダー、対メタグロス、ガルーラ含めて使い慣れて安心感のあるカプ・レヒレは入ってくるだろうと思うようになりました。
しかし、6枠目の選択には非常に悩まされました。しねんのずつきとのシナジーがあり、メガゲンガーに強めに出れるカプ・テテフは魅力的でしたが、バンギラスがいないと対雨、メガリザードンYが厳しくなってしまいます。
しばらくラストの1枠に入るポケモンに悩んでいたところ、とつげきチョッキを持ったカプ・テテフが強いという情報を聞き、対雨と晴れも担えるカプ・テテフはバンギラスのほしい役割を兼ねており、このポケモンを6枠目に採用ことにし、パーティが完成しました。
ちなみに、8月で練習で使っていたメガゲンガー構築はわりと感触はよかったものの、当初のレヒレグロスの苦手な雨、晴れ構築が同様に厳しい(ラティアスの発想は自分にはなかったです)ことや、練度の差でレヒレグロスを持っていくことにしました。
個体解説
性格:ようき
実数値:169-189-171-×-131-171
努力値:108-188-4-×-4-204
特性:クリアボディ→かたいツメ
持ち物:メタグロスナイト
技構成:しねんのずつき/れいとうパンチ/じだんだ/まもる
最速ウツロイド抜き
C182メガライボルトのオーバーヒート耐え
メガゲンガー、メガリザードンY中心の環境に刺さるしねんのずつき、スタンダードな構築にほぼ入るガオガエンへの打点(これだけではありませんが)としてのじだんだを確定技とし、対メガボーマンダ、霊獣ランドロスのれいとうパンチ、一致技と怯みがあるアイアンヘッド、大事に扱うまもるの3つの中から最終的にアイアンヘッドを切ったものを採用しました。
アイアンヘッドを切ることは打点としてクレセリア、カプ・テテフ、サーナイト、バンギラス等に一見苦労することになりますが、クレセリアに関しては後述のガオガエンのどくどくで削ることを目指せばよく、じだんだであえて透かすことで威力2倍のじだんだの圧力を相手に与えることができます。カプ・テテフはあまり出されないことが多いし、アイヘがなくともどうにかなります。サーナイトとバンギラスは当たったら正直困るのですが、環境的にあたる確率は低いと考え、対策を切りました。
しねんのずつき入り、アイアンヘッド切りでまもるのあるメタグロスは珍しく、相手にとって予想外の技を打つことができました。これは技を見せる駆け引きのあるBO3で非常に有効でした。
サンダー
性格:おだやか
実数値:196-×-105-145-148-129
努力値:244-×-0-0-196-68
特性:プレッシャー
持ち物:オボンのみ
技構成:10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/はねやすめ
最速ぺリッパー抜き
C161カプ・コケコのフィールド10まんボルトベースのデンキZ耐え
C156ルンパッパの雨ハイドロポンプベースのミズZ耐え
全国大会ではおくびょうCSベースでしたが、一周回っておだやかHDの耐久はねやすめに戻りました。メガバンギラスを採用しないため、雨や晴れ下での高火力を受けきる必要が生じて、はねやすめの強さに改めて気づき、このような形になりました。はねやすめは後述のガオガエンのどくどくと相性が良いです。グロスサンダーミラーにおいてれいとうパンチできのみが発動しないのは弱いのでオボンのみを選択。
このポケモンの必要性については、1月からずっと代替案(ウルガモス、霊獣ボルトロス等)を探していたものの、いい候補が見つかりませんでした。でんき・ひこうタイプで耐久があり、おいかぜを使え、構築が苦手なカミツルギに打点があることは唯一無二の存在だと思います。
性格:いじっぱり
実数値:200-149-125-×-129-81
努力値:236-4-116-×-148-4
特性:いかく
持ち物:フィラのみ
C147カプ・コケコのフィールド10まんボルトベースのデンキZ耐え
-1A197メガメタグロスのじだんだが確定3発
-2A197霊獣ランドロスのじしんベースのジメンZ耐え
今までと違い物理耐久も大きく確保した配分にしました。ねこだましは敢えて打たない方が強いこともあるのですが欲しい場面も多くあるので採用、重めなカミツルギの処理ルートはたくさんあったほうがいいので一致技のフレアドライブを選択しました。
(メガ)ラティアスやシードクレセリア、カビゴンなど攻撃技で削りきることが難しいポケモンが環境にいたため、どくどくを仕込みました。どくどくはこのポケモンにしか技のスペースがなかったです。また、レヒレグロスミラーが少なくなって、カプ・レヒレのミズZをまもるで受けきる必要がなくなり、サイクルに強いとんぼがえりを入れました。
とんぼがえりとどくどくの枠ははたきおとす、ちょうはつを試していた時期もありました。少し苦手なポリゴン2入りのパーティに対してはちょうはつが刺さります。
性格:ずぶとい
実数値:177-×-154-136-151-112
努力値:252-×-36-164-4-52
特性:ミストメイカー
持ち物:ウイのみ
技構成:ムーンフォース/だくりゅう/めいそう/まもる
おいかぜ時最速フェローチェ抜き
A216霊獣ランドロスのじしんベースジメンZ確定耐え
これまではCS基調のミズZを使用しましたが、世界大会では対メガメタグロス、メガガルーラ構築に重きを置いた物理耐久のある配分にしました。
メガメタグロスのアイアンヘッドをウイのみ含めて3回耐えるようにし、耐久無振りの霊獣ランドロスを+1だくりゅうでなるべく倒せるように残りをとくこうにかなり振りました。Sは振らなくてもよかったのですが、最低限カプ・レヒレミラーで上が取れるように、(あまりないと思いますが)おいかぜしたときに最速フェローチェ抜きまで振りました。
技は一致技であるムーンフォース、上振れを期待してだくりゅう、火力を上げ、放置されないためのめいそう、めいそうを使う以上狙われる可能性が上がり、大事に扱うためのまもるを選びました。
個人的にはレヒレグロスを使い始めた当初から厚い信頼を寄せていたポケモンですが、世界大会環境でのメガゲンガーとメガリザードンYの台頭により活躍の場面が大きく減ってしまいました。しかし、仮想敵には当たらなかったとはいえ、出した試合はしっかりと活躍してくれたので、最後までパーティに採用してよかったと思います。
性格:ひかえめ
実数値:164-×-106-200-136-118
努力値:148-×-84-252-4-20
特性:サイコメイカー
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:サイコショック/ムーンフォース/めざめるパワー(ほのお)/エナジーボール
準速ぺリッパー抜き
-1A216霊獣ランドロスのジメンZ耐え
-1A233カミツルギのリーフブレードベースのクサZ乱数1発(25%)
フィールドサイコショックでH155-B91ルンパッパを乱数1発(75%)
本構築のMVP。対メガゲンガー、メガリザードンY、雨構築を意識してとつげきチョッキを持たせました。雨パーティに出すので、ルンパッパを一撃で落とせるかどうかが非常に重要となってくると判断し、C特化しました。
また、サイコショックとムーンフォースでほぼ事足りてしまうため、残りは構築全体的に重めなトリトドンに有効なエナジーボール、メガゲンガーとメガリザードンY構築によくいるカミツルギに刺さるめざめるパワー(ほのお)というピンポイント技を採用しました。
BO3で一回とつげきチョッキを持っていることを相手に見せてしまった場合は、次以降まもるがないため集中されることを意識して動かすことが重要です。(一試合見せたのにも関わらず次の試合で突っ張った結果カプ・テテフが倒れてしまい、そのマッチを落としてしまいました…)
メガバンギラスの役割を担うことができ、構築を6匹に絞る決め手になるポケモンでした。また、当初は補完枠でしたが、メガゲンガーとメガリザードンYの急増やこのポケモン自体のスペックの高さに次第に気づいていったことにより、基本選出のような扱いとなりました。本当に強かったです。
霊獣ランドロス
性格:いじっぱり
実数値:189-181-110-×-108-143
努力値:196-0-0-×-60-252
特性:いかく
持ち物:ジメンZ
H145-B106カプ・コケコをダブルダメージじしんで確定1発
C147いのちのたまカプ・コケコのめざめるパワー(こおり)を低乱数1発(6.2%)
一度は構築から外れましたが、世界大会で戻ってきました。
ガオガエン含めた二枚いかくを実現し、つるぎのまいからのジメンZ、いわなだれによる劣勢からの巻き返しが期待できることに魅力を感じ、採用に至りました。
配分に関しては、つるぎのまいを積む際の安定感を増すために耐久に大きく振ることにしました。火力には補正のみで努力値は振っていませんが、つるぎのまいを積むことを目指すプレイングを意識していたので、火力に困ることはほとんどありませんでした。
一定数いたおくびょうCSカプ・レヒレを考慮して最速85族抜きのようきの配分でもよかったかもしれません。
対戦成績
相手の名前のメモがあやふやです。すみません。
Round1 ○○
1
2@3(わすれました)
リザードンがサンダーより遅く、二試合ともリザードンに攻撃を打たせずに勝ちました。
Round2 Nate Munroe ×○○
1
2
3
ズガドーンはきあいのタスキを持っているし、アーゴヨンはわるだくみあるしでとても辛かったのですが、カプ・レヒレでドラゴンZを軽減できることに気づき、なんとか勝ちました。
Round3 Diana Bros[US] ×○×
1
2~3
カプ・テテフのとつげきチョッキを見せた後の3戦目で集中でカプ・テテフを落とせれてしまい負け。やらかしました。
Round4 Mark Duo[IT] ○××
1~2
3
マリルリがひたすらにきつかったです。なお、同じラウンドで同様の相手に当たり配信された732はマリルリではなくジャラランガを出され勝ったそうです。なんでですかね。
Round5 ○×○
1~3
メガなしZなしイリュージョン選出。チョッキサイコショックテテフと耐久サンダーが刺さり勝ち。
Round6 Gabriel Agati[BR] ○×○
1
2
3
2試合目ガオガエンではなくランドロス出したら相手が1試合目に出していないラティアス出してきました。当然その試合は負けました。3戦目はどくどくガオガエンが強すぎて勝ち。
Round7 Kevin J[TW] ○○
1~2
クレセリアにじだんだ打ってたら勝ちました。
Round8 りんさん[JP] ××
1~2
まさかの日本人引き。萎えました。1試合目に内容的に勝ちだったものの、二連守るで時間切れで負け。2試合目は初手のヒートロトム+メガメタグロスに翻弄され、ポリゴン2のトリックルーム展開を凌ぐことができませんでした。僕の世界大会の挑戦はここで終わりました。
Round9 ドロップ
抜けがなくなったしあまりにも疲れたのでドロップしました。
最後に
パーティはDay2へ行けるポテンシャルのあるものに仕上がったと思いますが、自分のBO3のプレイングがまだまだ納得のいくものまでに達していなかったです。
今回のDay1では9ラウンドもあり、9時間くらい会場で対戦をしていたのですが、海外へ行くことを含めて体力が足りてなく、集中力が持たなかったのでもっと体力づくりをしていこうと思いました。
また、レヒレグロスはINC Januaryからずっと使い続けてきた構築で、練度の高さがここまで導いてくれたのかなと思います。
【WCS2018】ケントレヒレグロスPJCS ver.
実績
・PJCS全国大会
732 @Nathaniel_732 5-2 ベスト32
みんてぃあ 4-3 ベスト50
両者共にWCS2018Day1出場権獲得
・PJCS予選大会
みんてぃあ、シャンディさん@ChandyHolmes609 、732予選抜け
ぅゅ@angelsawatan 1720↑
構築経緯
1月でレヒレグロスの強さを実感した後に、ガオガエンが解禁されました。そこでメタグロス、カプ・レヒレ、霊獣ランドロス、サンダー、バンギラス、モロバレルにガオガエンを加えた7体から6体にまとめ上げるのを考えることにしました。
最初は、じーん@zeen172M が結果を残したモロバレル抜きhttp://zeen34lan.hatenablog.com/を触っていたのですが、カプ・コケコが重い、雨に勝てない、トリルも辛いといった課題がありました。これらの課題はモロバレルで解決できたので、霊獣ランドロスと変えてみたところ、うまくハマりました。
また、レヒレグロスは1月から結果を残しており、相手のメタ対象であることは自明でした。しかしこの構築には、
耐久サンダーの上を取るCSミズZカプ・レヒレ
メガリザードンY +霊獣ランドロスを対処できるれいとうパンチメガバンギラス
相手が落とせると思った時に生き残りほうしを打てるオッカのみモロバレル
といった汎用性がありつつ相手の意表をつける要素を豊富に入れることで相手のメタを掻い潜ることができると思いました。
選出パターンや大体の動きを予め考察していたため、スタンにしては作業感のある構築に仕上がりました。
性格:いじっぱり
実数値:179-198-171-142-144
努力値:188-116-4-x-92-108
特性:クリアボディ→かたいツメ
持ち物:メタグロスナイト
技構成:アイアンヘッド/れいとうパンチ/じだんだ/まもる
パメラ配分H148-B101メガゲンガーをじだんだで乱数1発98.6~116.2%(87.5%)
C244メガゲンガーのシャドーボール乱数1発87.1~103.9%(25.0%)
準速S143霊獣ランドロス抜き
固い配分でカプ・コケコやメガゲンガーに対処することを可能にしました。
サンダー(PJCS予戦大会)
性格:ひかえめ
実数値:196-x-111-160-132-126
努力値:244-x-44-4-172-44
特性:プレッシャー
持ち物:オボンのみ
技構成:10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/まもる
C147カプ・コケコのEF10まんボルトデンキZ確定2発84.1~99.4%
混乱実ではメガメタグロスのれいとうパンチを受けて発動しないことがあるためオボンのみを採用しました。
サンダー(PJCS全国大会)
性格:おくびょう
実数値:175-x-106-166-112-167
努力値:76-x-4-164-12-252
特性:プレッシャー
持ち物:ウイのみ
技構成:10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/まもる
A198メガメタグロスのじだんだと合わせたダブルダメージねっぷうでB4、D12振りメガメタグロスに対して最低154ダメージ
C147カプ・コケコのEFこだわりメガネ10まんボルト低乱数1発85.7~101.1%(6.2%)
ミラーにおける相手の早いめいそうミズZカプ・レヒレや耐久メガメタグロス、メガガルーラ等の最速S100族より遅い環境になると予想したため、最速サンダーを使用しました。また、メガメタグロスのれいとうパンチでほぼ混乱実が発動する耐久になったのでウイのみを採用しました。
性格:いじっぱり
実数値:200-149-116-x-129-90
努力値:236-4-44-x-148-76
特性:いかく
持ち物:フィラのみ(PJCS予選大会)、マゴのみ(PJCS全国大会)
-1A197メガメタグロスのじだんだ確定3発40~48%
カプ・コケコのEF10まんボルトデンキZ確定2発84.5~99.5%
おいかぜ時最速110族抜き
まもるの枠はちょうはつ、ほえる等と悩んでいましたが、当日の朝に732と話して予選でも使用したまもるになりました。ミラーマッチにおける相手のカプ・レヒレのミズZを筆頭としたZ技を無理やりまもるで受け、再度サイクルする動きが強かったです。
可能性は低いですが、オニシズクモが混乱するワンチャンスにかけて全国ではマゴのみにしました。
性格:ひかえめ
実数値:153-x-135-154-150-137
努力値:60-x-0-196-0-252
特性:ミストメイカー
持ち物:ミズZ
技構成:ムーンフォース/だくりゅう/めいそう/まもる
C147カプ・コケコのEF珠10まんボルト低乱数1発86.9~101.9%(6.2%)
H196-D132サンダーを+1だくりゅうミズZで乱数2発87.7~104%(25%)
僕がScarさん@Scar3020 とフレ戦して強いと思ったため密輸入しました。Scarさん本当にありがとうございました。
耐久寄りのサンダー、メガガルーラ、メガサーナイト、ウツロイド、霊獣ランドロスのようなポケモンを上から殴れる点が非常に強いです。
メガバンギラス(PJCS予選大会)
性格:いじっぱり
実数値:193-235-170-x-140-108
努力値:140-236-0-x-0-132
特性:すなおこし→すなおこし
持ち物:バンギラスナイト
H192ムクホークのいのちがけ耐え
砂時C156ルンパッパのハイドロポンプミズZ確定2発80.8~96.3%
-1れいとうパンチでH164-B110霊獣ランドロス確定1発
おいかぜ時S143準速スカーフランドロス抜き
こうげきを特化したメガバンギラスが霊獣ランドロスを威嚇をもらってもれいとうパンチで一撃で倒せることに魅力を感じました。
仮想敵である雨構築にしばしば入るメガボーマンダにも刺さり、れいとうパンチは非常に強かったです。
かみくだくについては、共有した人たちが使ったイカサマでよかったなと思います。そこまで打つ技でもなく、状況としてはイカサマで足りてることが多かったし、苦手なカビゴンもイカサマでカバーできます。
余談ですが、当初はいわなだれ/かみくだく/れいとうパンチ/ばかぢから、という4ウェポンのアホな技構成を考えてました。
メガバンギラス(PJCS全国大会)
性格:いじっぱり
実数値:207-214-181-x-142-101
努力値:252-84-84-x-12-76
特性:すなおこし→すなおこし
持ち物:バンギラスナイト
技構成:いわなだれ/れいとうパンチ/ほのおのパンチ/まもる
おいかぜ時最速130族抜き
メガリザードンYやメガカメックスにはカミツルギが多く採用されると予想し、対カミツルギに厚くした構成にしました。
悪技はそこまで打つ技ではないので、ほのおのパンチ、れいとうパンチを優先しました。
いかくをくらっても霊獣ランドロスを確定で倒せるA特化配分を崩してしまったことが少し残念な点ではあります。
モロバレル(PJCS予選大会)
性格:なまいき
実数値:219-x-107-105-129-31
努力値:236-x-132-0-140-0
特性:さいせいりょく
持ち物:オッカのみ
技構成:ヘドロばくだん/いかりのこな/キノコのほうし/エナジーボール
-1A197メガメタグロスのれいとうパンチ確定3発41~49.3%
メガリザードンY構築に対して有効なオッカのみを採用しました。また、ほのお技は多くのパーティにガオガエンが採用されていることから、オッカのみの発動機会が多く、2018環境では汎用性のあるアイテムであると思っています。
相手の能力変化を消すメリットがあまりないと感じたため、クリアスモッグではなくヘドロばくだんを採用しました。威力が倍以上あるので、ダメージが大きく変わりました。
モロバレル(PJCS全国大会)
性格:おだやか
実数値:219-x-112-106-113-60
努力値:236-x-172-4-20-76
特性:さいせいりょく
持ち物:オッカのみ
技構成:ヘドロばくだん/いかりのこな/キノコのほうし/エナジーボール
無補正無振りピッピ+5
メガゲンガー+ピッピ+ガオガエン+カプ・ブルルの組み合わせを対処するため、Sに振った配分になりました。これにより、ピッピがしんぴのまもりをはる前にキノコのほうしを打ったり、最遅ガオガエンの上からキノコのほうしで眠らせたりすることができるようになりました。SをあげてしまったせいでD方面はかなり薄くなっており、かなり無理してます。
選出
対ミラー
先 後
メガメタグロスにじだんだ、ねっぷうを打ってスタート
対テテフグロス
先 後
対コケコグロス
先 後
先 後
対ゲンジャラ
先 後
対リザY
先 後
対雨
先 後(or)
PJCS全国大会の方です。使ってみてください。
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732の記事
【VGC2018 PJCS全国大会ベスト32】目黒グッドスタッフ - EMOLGAME
シャンディさんの記事
【WCS2018】ケントレヒレグロス【PJCS予選最終レート1733 33位】 - はいぱーしゃんでぃあわー
ぅゅの記事
今日使ったのはレヒレグロス。
— みんてぃあ (@mintia0810) 2018年6月9日
なさに@Nathaniel_732 と一緒に考えてきたのを持ってきました pic.twitter.com/8zEH8LnyeR
【WCS2018】レヒレグロス【INC January 1791】
実績
INC2018January 1791 34勝11敗 日本順位21位
めいそうミズZカプ・レヒレに辿り着いたことがこの構築を作った良かったところだと思っています。後のJCSまで活躍してくれました。
個体解説
メガメタグロス
性格:ようき
実数値:159-192-171-x-132-178
努力値:28-212-4-x-12-252
特性: クリアボディ→かたいツメ
持ち物:メタグロスナイト
技構成:アイアンヘッド/れいとうパンチ/じだんだ/まもる
霊獣ランドロス
性格:いじっぱり
実数値:175-201-111-x-104-143
努力値:84-140-4-x-28-252
特性: いかく
持ち物:とつげきチョッキ
技構成:じしん/いわなだれ/はたきおとす/とんぼがえり
カプ・レヒレ
性格:ひかえめ
実数値:165-x-135-159-150-120
努力値:156-x-0-236-0-116
特性: ミストメイカー
持ち物:ミズZ
技構成:だくりゅう/ムーンフォース/めいそう/まもる
S:準速ぺリッパー抜き抜き抜き
サンダー
性格:ひかえめ
実数値:197-x-112-160-124-132
努力値:252-x-52-4-108-92
特性: プレッシャー
持ち物:ミストシード
技構成:10まんボルト/ねっぷう/おいかぜ/はねやすめ
HD:ミストシード発動込みで雨下C161キングドラのハイドロポンプ確定3発
メガバンギラス
性格:ようき
実数値:207-185-170-x-140-135
努力値:252-4-0-x-0-252
特性: すなおこし→すなおこし
持ち物:バンギラスナイト
技構成:いわなだれ/かみくだく/りゅうのまい/まもる
H:C161こだわりメガネカプ・レヒレの雨下ダブルダメージだくりゅう乱数1発(68.7%)
S:最速。+1で最速カプ・コケコ抜き
モロバレル
性格:なまいき
実数値:219-x-118-105-117-31
努力値:236-x-220-0-52-0
特性: さいせいりょく
持ち物:ウイのみ
技構成:クリアスモッグ/いかりのこな/キノコのほうし/まもる
HD:C211メガリザードンYのかえんほうしゃ確定2発(天候なし)
S:最遅。トリックルーム下でカビゴンと同速で勝ちにいくために。
選出
先 後
対リザランドクレセカビゴン
先 後
対ジャラランガゲンガーブルル
先 後
対雨
先 後
対エルテラリザ
先 後