サマーウォーズ

吉祥寺バウスシアターにて。
良かった!ホロリときたよ!主人公を含むネットと現実の両方で活躍する男性陣は「理系男子万歳!働くお兄さん(公務員多し)万歳!」であり、それを見て半ば呆れながらも台所を戦場に家庭を守る女性陣、中でも一族の要である90歳のおばあさんが際立って素晴らしい(台所には立たない)。
私が最も感心したのは主人公の見せ場。作中では異なる分野ででのコンピュータの達人が登場して、主人公もそうであろうと無意識に決め付けていたのだが、この主人公、紙と鉛筆で戦うのである。名を残す数学者は紙と鉛筆で偉業を成してきた、それを見事に踏襲しているのだなあと思った。

今のところもう一回見に行きたいと思ってるし、必ずDVDを買う。

帰省などなど

先週は帰省した。お盆の時期にまとまった休みを取るのは初めてのような気がする。これを期に、長い事ペーパードライバーでいるので自動車の運転をした。といっても、せいぜい述べ時間で1時間程度のドライブである。そのコースには中学〜高校時代の友人の自宅でもある模型店も含まれる。静岡では大きな地震があったのだが、文字通り床から天井まで積み上げられたプラモデルやエアガン・RCカーなどの箱は崩れなかったそうである。「良く見たら少し歪んでるわねえ」と、のんきなもの。ともあれ、無事で何よりだった。

ここしばらく私に電子工作の波が来ているのだが、帰省していて浜松にマルツ電波のパーツ館があると弟から聞かされて驚いた。翌日になって弟をけしかけて車で連れて行ってもらったのだが、秋葉原と遜色ない品揃え。真空管まで売られている。車がないと行きづらい立地ではあるが、このような地方にこのようなパーツ店があるのが嬉しい。そうそう帰省はしないのだが、この店舗がなくならないようマルツ電波を応援していきたい。

ご無沙汰してました。

仕事が不調で鬱々と過ぎていった3ヶ月、落ち着いた後もしばらく引きずって、6月に入るころからやっと以前の調子を取り戻しつつあるといったところ。ご心配お掛けしております。

そんな中にあって所用で京都・大阪に行ったり、欠席しがちだったピアノワークショップ「ピアノアピ」に参加するなど、どうにかプライベートに頭をまわせるようになると、気が付けば7月の今日からは3連休。その初日に、じわっと温めていたことの実現に動いた。空き瓶を電子工作の筐体にするのである。

好きな塩辛の瓶が空いて、洗っている時にキタ。
中に入れるのは当初テルミンかラジオと決めていたが、やや回路が煩雑なので手をこまねいていた。そこで、たまたま購入した「ゼロから理解する 世界一簡単な抵抗・コンデンサー・コイルのきほん」伊藤尚未/誠文堂新光社に記載されている「鉛筆サウンダー」を元に、少しだけアレンジしたものを作って突っ込んだ。蓋の面積が狭く、ろくすっぽ寸法を測らずに目分量で進めたということもあり、最後の最後でネジが邪魔になってスピーカーを貼り付けるスペースがなくなった。つまみも付けてないし、beta版といったところである。

糠漬け1年生

もやしもん」が好きで、かつ、日本酒に凝り始めて新書の類を読むようになった。すると、俄然自らの手で何か作れないかと考えてしまうのが私である。そんな折、近所のスーパーで見つけたのが、タッパーに準備万端な状態で糠が入っている糠床である。

漬けてみた。

この時が胡瓜と人参だったのだが、大根と蓮根(失敗)も投入。毎晩風呂に入る前に糠床をかき回す楽しみが出来たというもので、食べると大根が一番美味しかった。しかし、大根は水分が多い為に糠床の水抜きをまめにしなければならない。水抜きの方法には、くぼみを作って溜まった水をコップですくう、ざるを押し付けて染み出した水をスポンジなどで吸い取るなどがある。はじめはざるの代わりに茶漉しを押し付けてティッシュに吸わせていたのだが全然間に合わず、今では糠を端に寄せて、タッパーの底に水が溜まったら流しに捨てる方法を取っている。

一ヵ月弱たって糠床の臭いが薄くなり、漬物の味も塩味ばかり前に出てきた。糠漬けはコウジカビや乳酸菌による醗酵で熟成が進むことで美味しくなるので、菌の活動が停滞していることが原因に挙げられる。そこで、それまでの糠床を半分捨てて新しい糠を足したり、昆布、唐辛子、一升瓶にちょっとだけ余った日本酒を投入。それで様子を見たのだが、どうもいまいちである。こうなると考えられるのは気温。冬場は雑菌の繁殖が防げていいや、と思っていたのだが、気温15度前後では頑張って欲しい菌類にとっても低すぎるようだ。今はペットボトルにお湯を入れたものをタオルで縛り付けてある。

ChucK で BGM を生成

ChucK で BGM 生成プログラムを作成していた。あらかじめ録音しておいた音源を分断して 5 x 5 の升目に並べ、ある規則に従い一筆書きの要領で踏んだ順に鳴らすというものである。それをまずサブ環境の Linux 上で作成したのだが、ループすると突然 wav ファイルの作成速度が異常に速くなる現象に悩まされた。しかも、なぜかセッションが2つ起動しているようである。そのソースコードをメイン環境の Windows 機に移したところ、正常に動作する。

Windows 機に移すまでは ChucK の仕様(バグ?)だと思って、それを回避するべくウェイトをかましたり再生時のパラメータを明示するなどしたのだが、ことごとく退けられた。それが、同じソースコードWindows 機で動いたとなると、ピンと来たのが ChucK 本体のコンパイルオプションである。

Linux 機では ChucK をソースからコンパイルしてインストールしている。その際、make linux-alsa としてコンパイルしていたのだが、make linux-oss としたところ前記の現象が解消した。alsa が不安定なのか、alsa をターゲットにした場合の ChucK がいけないのか、そこまでは私にはわからない。

方法マシン「サーチエンジン」

平成20年度(第12回)文化庁メディア芸術祭、審査委員会推薦作品に方法マシンサーチエンジン」が選ばれました!

文化庁メディア芸術祭の公式ページより、審査委員会推薦作品
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2008/recommend/

方法マシン公式ページのアーカイブより
http://method-machine.com/20080718_searchengine/

10月は忙しかった

徹夜が2回、終電帰りで帰宅が1時過ぎ、休日出勤がザラという状況が続いていた。ひと段落ついたところで、「調整していつでも代休とっていいよ」と言われて何の計画もなしに「では、明日に」という具合に休みをとっていたら少し調子が狂った感じに。

高円寺に引っ越して一ヵ月が経過した……のは、もう2週間前のことなのか。

それにしてもこのブログ、以前は Linux のインストールや何かのちょっとは役に立ちそうな備忘録をちりばめていたのだが、今じゃなんてこたーない独り言ばかり。困ったものなのだが、最近は少し写真に熱心になっているのでアップできればと思う。