オトナになってから学んだ心理学と保活。

思い立って学び始めた心理学と今の生活を並べて、勝手に分析することにします。

チンパンジーになれば楽観的になれる。

世間は5月…

所謂「5月病」的な悩みを密かにお持ちの方もいらっしゃると思うので、このタイミングで少し違うテーマで書いてみようと思います。

 

発達心理学から少し離れて、認知心理学の話を少しだけしてみます。

 

タイトルの通り、人はチンパンジーになれば楽観的になれます。

 

認知心理学にもいろんな分野がありますが、直近で学んだのは認知心理学の中でも「思考」のパートでした。

世の中にたくさんの生き物がいる中で、人間にしかないものは「考えること、想像すること」です。

過去にあったことから想像して、これはうまくいくかもしれないと未来を意識的に考えてみる…こんなことは人間にしかできません。

 

なぜチンパンジーになれば楽観的になれるか?というのは、どうやらチンパンジーは「今ここの世界しか生きていない」からだそうです。

人間が容易に絶望してしまうのは、想像力があるから…でもそれと同じくらい、未来を想像して希望を持つこともできます。

だから、チンパンジーのように「今ここの世界だけを見て、生きてみなさい」ということなんです。

 

物事は表裏一体、本当にそうなんだなぁとつくづく思います。

 

うんうん、ビールでも飲むか。

そして後先考えずに、さっさと寝るか。

 

※ちなみに…あくまで人間以外の動物や昆虫の研究をした結果、そうらしいということのようですので、動物や昆虫が話ができたらまた違う結果が出るかもしれません(笑)

※ただ、先のことを考えるために使っている脳の割合(前頭連合野、おでこのあたり)については人が特に広範囲なので、数値的には納得がいきます。

 

愛着の発達過程を知る。(3)

※第2段階の観察は、ほぼ一致しているので割愛します。

 

第3段階:最後6ヶ月から2-3歳頃まで

 (ざっと私がメモしていたことをまとめます)

 ∟養育者に対して、より接触を求めるようになる

∟べったりしたい、近くにいたい(近接)

∟人見知り(新寄性不安)が強くなる

∟離れることに不安を覚える(分離不安)

∟自分で動けるようになることにより、養育者は「安心して戻れる場所」という認識になる

 

べったりしたい、近くにいたい…トイレも一緒に行く、このあたりから固定だったなぁ。

愛着の発達過程を知る。(2)

第2段階:生後6ヶ月まで

(ざっと私がメモしていたことをまとめます)

∟視覚、聴覚がはっきりしてくる

∟養育者を認識する

∟特定の対象に対して、さらに強いアピールをする

∟相手を選んで、笑うようになる、声をかけるようになる、身振りでアピールするようになる

 

基本的に、第1段階と第2段階のアピールは「泣く」ことが多く見られるとされています。

ちなみにですが…

第1段階でも笑うことはよくあるのですが、「この人に笑おう」と意識して笑うことは少ないそうです。

 

騙されてたぜ。

 

観察:我が家の小さい人の愛着の発達過程。(1)

第1段階:生後3ヶ月まで

 (我が家の場合をざっとまとめます)

 

◼️視覚や聴覚

∟確かに、目を合わせるのは難しかった

∟音をたてても、そちらを意識して見たり向くことはあまりなかった(首が座っていないから、身体的に無理か…)

 

◼️養育者の識別

∟確かに、抱っこの心地が良ければ誰でも良い感じだった

∟我が家の場合は、私の父がパーフェクトだった(しかし、寝かしつけられたのはなぜか生後2ヶ月まで)

∟私が抱くと泣いて、他の人が抱くと泣き止むことはしょっちゅう

 

◼️アピール方法

∟泣いてアピールがほとんどだった気がする

∟足が強かったから、足で起き上がり小法師のロディをよく蹴らせていた(ロディ、ごめん)

∟今自分がいる場所を認識するまでは、あまり泣いたり喚いたりしなかった

∟むしろ、認識してからはアピールが尋常じゃなかった

 

◼️好むもの

∟確かに、人の顔はよく見ていた気がする

∟テレビを見せると、色がはっきりしたものや人が出ていると良く見ていた

∟特に力士が好きだった、テンションMAXだった

 

我が家の小さい人は、比較的育てやすい子だと思います。

この時期にしてはなんでも良く飲んでくれたし、通院したのも予防接種だけでした。

ただ、勝手に名付けていますが「21:00-24:00が魔の時間」だった生後2ヶ月からの1ヶ月間は、何をしても泣き止まず、気持ちが折れまくったことをここに備忘として残しておきます。

 

その頃我が家の小さい人の心理としては、たぶんそろそろ朝夜がわかってきて、暗くなることが怖かったんだと思います。

いろんなものを感じられるようになった証拠だったんでしょう。

いやーあの1ヶ月間は、オットも私も手探りのピークでした。

でも、お陰でオットの寝かし付レベルと子守唄レベルはかなり上がりました。

 

その魔の時間の直後、我が家の小さい人は突然8時間ぶっ通しで寝るようになりました。

すっかり夜中起きることが習慣化されていた私だけが目覚めることが、しばらく続きました(笑)

 

ちなみに、今開催されている大相撲夏場所を見せたら、ニヤニヤしていました。

力士好きは変わらないようです。

愛着の発達過程を知る。(1)

第1段階:生後3ヶ月まで

(ざっと私がメモしていたことをまとめます)

∟視覚も聴覚もまだ発達していない

∟養育者をはっきりと識別できないこともあって、誰に対してもアピールする

∟主に泣く、笑う、声を出す、手足をバタバタさせることでアピール

∟曲線や立体、動いているもの、コントラストがはっきりしているものが好き

 

生理的欲求が強く、その時にアピールすることが多い時期です。

また、上記にまとめた「好きなもの」に該当するのが「人の顔」のようです。

曲線だし立体だし、表情は動くものだし…コントラストは…どうなんでしょう(笑)

もっと奇抜なメイクしてあげたほうがよかったかなぁ。

観察:我が家の小さい人の観察

離乳食がかなり進み、もともと食欲旺盛な我が家の小さい人…どちらかと言えば、花より団子な気がしています。

 

授乳をしなくなって1ヶ月ちょっと…眠たい時や甘えてる時は、私の身体に密着することは確かに多いです。

あと、夜に眠る時は本人の布団よりも私が使っている掛け布団を掛けるとよく眠ります。

 

ふわふわしていて、愛着の対象である人の匂いがくっついていると、もしかしたら最強なのかもしれません。

Bowlbyの子ザルの観察。

どうやら1950年代くらいまで、愛着という概念がなく、子どもが親になつくのは「依存」だと考えられていたそうです。

 

欲求を満たしたい!(主に、お腹が空いた)

お腹を満たしてくれるのはお母さん!

=だからなつく

=100%他者に依存している、と考える

 

こんな感じだそうです。

でもそれはあくまで表面的な見え方で、内面的な部分はどのように結びつくのか?と考えたのが、Bowlbyさんだそうです。

※とっても有名な方なので、調べればすぐ出てきます。

 

子ザルを観察したことにより「欲求よりもぬくもりを感じられることが重要」と判断していることがわかったそうです。

そしてこの「接触による安らぎ」が含まれているものを、愛着と呼ぶようになったそうです。

 

なーんかふわふわしたあったかーいものに包まれたい、というのは、どこかから生まれた安心できるポイントなんでしょうね。

 

不思議だなぁ。