パメラ・D.シュルツ『9人の児童性虐待者』

9人の児童性虐待者

パメラ・D.シュルツ著 ; 颯田あきら訳
牧野出版
2006.8

現代は"Not monsters"



著者は心理学の研究者で同時に児童性虐待の被害者。
やはり自分の被害体験が研究の動機であり、いろいろな加害者にインタビューもした。
結論として、加害者が許されないのは当然だが、かといって彼らは「モンスター」ではなく普通の人間であるというメッセージをこめているようだ。彼らを理解するのが大切だ、と。
それが原題にも現れている。