無彩色な飛行機日記

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エバー航空 上海浦東国際空港ー台北桃園国際空港 (BR711) B777-300(ER) 【搭乗記】

 5スターエアラインであり日本路線も多々運航しているエバー航空、今回は日本路線ではないものの搭乗しましたので書いていこうと思います。

 

 搭乗するのはBR711、上海浦東国際空港(PVG)ー台北桃園国際空港(TPE)です。

 

フライトデータ

  • BR711 PVG-TPE
  • 13:15-15:15/13:11-15:16 Flight Time 1h41min
  • B777-300(ER (B-166733)
  • 離陸/着陸滑走路 34L↑/05L↓
  • 座席 57K
  • 巡航高度 33,100 ft→30,000ft
  • 2024/01/某日
  • 天候、晴れ(PVG),曇り(TPE)

 

空港へ

 前日上海へ到着し市内のホテルへ宿泊。午後便だが気持ち早めに浦東へ。中国へ来た目的の一つでもあったリニアへ乗車し向かうことに。

 リニアは当日の航空券を持っていると50元が40元になるのでしっかり提示し割引してもらいましょう。

 お客さんはぼちぼち。前の方の車両へ行くと実質貸し切り状態で快適に過ごせた。リニア、現在は400km/hではなく300km/hだがそれでも十分早い。日本でもリニアに早く乗ってみたいものだ。

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搭乗

 浦東空港到着後、荷物検査を受け空港へ入る。中国の空港、やはり規模が違う。圧巻の景色を堪能する。このターミナルを見るだけでも十分価値があるだろう。

 

 チェックインと出国検査を済ませ制限エリアへ。上海の天候は大気汚染で絶望的。僅かな時間だがスポッティングを行う。

 

 それにしても本当に中国で有数の国際空港だろうか?人が全然いない。下の写真を見てもらったら分かる通り静かすぎて不気味だ。時間も昼過ぎで早朝や深夜などではない。それなりに便も発着しているがこんなものなの?それとも当時(2024/01)はまだ中国では移動制限があるのか、疑問に思いながら搭乗開始を待った。

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 12:50頃搭乗が始まる。今回は搭乗するのはB777-300ER。353席仕様の77Wだ。筆者は77Wに乗るのが初めてでとてもワクワクしながらの搭乗だ。座席はR4ドア前の57Kを指定。

 

 搭乗率は5割もないくらいだった。自分も3席使えて快適なフライトになりそうだ。

 

 定刻より若干早くプッシュ開始。世界最大のGE90がうねりをあげる。体の芯に来るこの振動、最高すぎる。

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フライト

 タキシングし滑走路へ。視程が最悪な中国に別れを告げる。軽々と離陸する。雲の上は相変わらず青くきれいだった。この席は翼も見えつつ景色も堪能できるので当たり席だ。

 翼端のウイングチップがかっこよさを引き立てる。

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 お待ちかねのシートピッチ測定。拳2個余裕である広さだ(筆者は165cmくらい)。フットレストはないが、個人的にない方が好きなのでありがたい。

 

 機内食

 さぁお待ちかねの機内食。ダントツで美味しかったです。エバーの機内食、あまりにもレベルが高すぎます。

 スプーンとフォークがプラスチックではなかった点も大きいです。カレーは完全に甘口で肉もほろほろで最高の味。卵もふわふわでこれをカレーに付けて食べるのが美味しかったです。唯一の違和感はお茶が紙のタイプでオレンジジュースを想像して飲んでしまい、あれ?と脳の理解が一瞬追い付かなかったことですかね。

 また、食後にはコーヒーサービスもあり「流石5スター」と実感しました。

 

 その後は安定した飛行を続け気づけばあっという間に台湾上空へ。今回は持参した本を読みながらフライトマップを眺める有意義な時間でした。

 

 おそらくモニターは13.3インチANAの国内線772と78G/78Kと同じサイズ感だと思います(乗ったことないので断言できません)。ヌルヌル動きストレスなく操作できました。

 

 どんどん降下を続け気づけばファイナルアプローチ。ドン曇りの台湾へランディング。

 

イミグレ

 到着後機内の写真を撮影し降機する。僅か1時間半のフライトでしたが疲れは全然ありません。

 また、今回座った57Kの座席ですが後ろに席がないため気兼ねなくリクライニングすることができます。エバーらしい落ち着きもあるデザイン、らしさが出てていいですね。


 さて、イミグレですがこれが結構時間がかかりました。皮肉にも複数の日本便と重なり周りから日本語がたくさん聞こえてきます。せっかく海外の気分に浸っていたのにちょっと残念です(笑)。
 無事に入国完了し台湾旅行へ。


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まとめ

 エバー航空、浦東ー桃園線を利用しての感想は以下の通りです。

  • 浦東国際空港はガラガラ(理由不明)
  • リニアは快適(航空券持っていると割引あり)
  • エバー航空は5スターの名にふさわしい
  • 座席は完璧
  • 搭乗率はそこまで高くない
  • 機内食が美味しすぎる
  • 57列目は気兼ねなくリクライニングでき快適
  • 桃園空港のイミグレは日本便が重なると地獄

 

 以上になります。エバー航空の77Wは日本路線にはそこまで投入されているわけではありませんが、機内設備は最高にいいものです。また、機内食とCAさんのレベルは非常に高く5スターではなく6スターをあげたくなるレベルです。

 皆さんも台湾へ行く際、快適性を求めるならエバーを。