無伴奏

無伴奏/2016】


(132分/R15指定)

原作

監督

脚本

キャスト

あらすじ

1969年、反戦運動全共闘運動が起きていた激動の時代。高校3年生の野間響子(成海璃子)は、親友と制服廃止闘争委員会を結成し、革命を訴えシュプレヒコールをあげる日々を送っていた。ただ実は、ベトナムにも安保にも沖縄にも強い想いがあるわけではなく、学園闘争を真似しているだけの自分に嫌気がさしていた。そんなある日、響子は、親友に連れられて入ったバロック喫茶「無伴奏」で、フランクだがどこか捉えどころのない大学生・渉(池松壮亮)と、渉の親友・祐之介(斎藤工)、祐之介の恋人・エマ(遠藤新菜)の3人に出会う。「無伴奏」で会って話をするうちに、いつしか響子は渉に惹かれていく。初めてのキス、初めてのセックス。“革命”以上に刺激的な恋の魔力に響子が囚われていたある日、思いもよらない衝撃的な事件が起こる――。

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学生運動の映画かと思ってた】

学園紛争自体は話の筋に関係なく、全編にわたって恋愛映画。ただ、『この時代のムードでの恋愛映画』であることには重きが置かれている。

非常に映画らしい映画だと思った。周囲の人間の挙動や言動が後になって響く緻密さがある。

結局池松壮亮が凄い映画なんだけど、最後、斎藤工成海璃子に笑ったときの、あの感覚は他の映画では味わえなさそう、と思った。

繊細な映画は、話せば話すほど、遠くなってしまう。

ちはやふる 上の句

広瀬すずじゃないだろ!」と原作ファンから批判があがった『ちはやふる』、少なくとも映画としては完璧でした。原作者の大絶賛コメントも引用したので読んでみてください。

ちはやふる 上の句/2016】


(111分)

原作

監督・脚本

キャスト

あらすじ

同級生の千早(広瀬すず)、太一(野村周平)、新(真剣佑)は、いつも仲良く競技かるたを楽しんでいた。小学校卒業を機に彼らはバラバラになってしまうものの、千早は単独で競技かるたの腕を磨く。高校に進学した千早は再会を果たした太一と一緒に競技かるた部を立ち上げ、この世界に導いてくれた新を思いながら全国大会を目標とする。

原作者末次由紀さんからのコメント(公式サイトより)

初めて映画『ちはやふる-上の句-』の試写を見る前、ブルブルと木綿豆腐のように振動を全身に伝わらせていました。
なぜ震えるのか…それは私にはマンガのファンの皆さんへの責任があると思っているからです。
マンガを読んでくれている皆さんの愛情というのは格別で個別なものです。
マンガへの親しみの分だけ実写化に否定的な気持ちの人もいるでしょう。
しかし、マンガのファンの皆さんに伝えたいです。
完璧でした。素晴らしい作品になっていました。
“競技かるた”が表現できているか? という厳しい眼線にも十二分に応えられるものでした!
そして、何より面白かった。テンポがよく、キャラクターが愛らしく、呼吸までも大事にしてくださっている俳優の皆さんと、呼吸までも効果として操るスタッフの皆さん。
細胞が振動しているかのような和文様からスタートする『ちはやふる』は、新鮮で鮮烈で青春の眩しさと暗さが詰まっていました。
どなたにもおすすめしたい作品でした。
私は映像化して頂く時の運がいいな…幸せだな…と心から思います。
マンガを超えてきているのです…くやしいですが、幸せです。
私ももっと頑張ります。
映画『ちはやふる』を作り上げて下さったキャストの皆さん、スタッフの皆さんの素晴らしさに、尊敬が止まりません。

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【快作。早くも2016ベスト候補】

まさに『バクマン。』以降の原作ものという感じ。映画ならではの表現にこだわり、原作に映像ならでの解釈をもたらしてる。

そしてその映像表現で突きつけるのは勝負事の緊張感。そこに青春の残酷さを滲ますのがこの映画の特徴。「若さゆえ」の際立たせ方が上手い。

原作未読なので役柄のイメージの話はできないが、映画として話をするなら、キャスティングは完璧。それぞれのキャラが立ち、一点の曇りもない。

この映画が素晴らしいのは、技法として同じものと勘違いされやすい、緊迫感・緊張感・スピード感、という感覚をしっかり区分けし画面の中に共存させたこと。そしてその3つともがコンプレックスを描くために使われているということが面白い。

ギリギリの感情をズタズタに裂かれるからこそ、人は何かを見出そうとする。ニコニコしながら明るく楽しい一生懸命なんてない。ただ、この映画の救いはそこで見出す光は結局そこでしか得られないと思わすとこにある。超おすすめの部活映画。

おんなのこきらい

映画はレビューサイトにあげてたんですが、面白かった映画だけでもこちらに載せていこうと思います。

【おんなのこきらい/2014】


(80分)

監督・脚本

キャスト

あらすじ

OLキリコ(森川葵)は、かわいい食べ物を食べ過ぎては戻してしまう過食症女子。職場の男性陣にはもてはやされ女性陣からは嫌われているが、女性の価値はかわいいことだと信じて疑わない。そんなキリコはバーで勤務するユウトに好意を抱いていたが、彼とは友達以上恋人未満の中途半端な状態が続いており……。

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結局、誰も可愛いを知らない

「セブンティーン出身の森川葵主演で『可愛い』を描く」までくると、普通、女性向けPV映画を想像するのではないだろうか。本作も媒体によっては「可愛くて性格が悪い女の子が恋をして成長!」とか書かれかねない。

もちろんそういう話の展開がないわけではない。ただ、今作がそういう作品と一線を画すのは、徹底して、如実に『可愛いの欠陥』を掘っていくことにある。

「可愛いけれど性格が〜」の(記憶にも残らない)作品で描かれるのは『人間性』の欠陥の話。本作は『可愛い』の欠陥にスポットが当たることに面白さがある。

形容詞の意味がストレートに伝わるのはよく、「皆が知っているものだから」と思われている。楽しいも面白いも美味しいも、感情を想像できるし予想できるからと。それは間違ってもないし正解でもない。

ただ、それが完璧な回答にならないのは、楽しそう、美味しそう、面白そう、かわいそう、になるのが全てで。

そういう、得体の知れない、ポジティブだけどネガティヴな『可愛い』の特異性のタブーに切れ込んだ、実に邦画らしい体温の秀作。

2015年、よく聴いた曲リスト

2015年も終わっちゃいますね。
自分が今年よく聴いた曲を羅列しておきます。(順不同。2015年リリースとは限りません)

量が多すぎるので1アーティストにつき1曲という縛りを設けてます。(そのアーティストの中で今年1番聴いた楽曲)。

有名ミュージシャンの有名な曲ばっかりあがってますが、それもなりゆきです。仕方ありません!(胸を張る)よろしくです!

2015年、よく聴いた曲リスト

『Sayonara 90's』/アナログフィッシュ/2008
アナログフィッシュは代表曲がわかりにくくて困ります。そんな中アジカンのコンピでこの曲を知ってからはすっきり。ずっと聴いてます。
http://youtu.be/tL0eFiEiG14

『Rehab』/エイミー・ワインハウス/2006
洋楽のCDでバンドでなくソロミュージシャンのものを買ったのは彼女だけです。
http://youtu.be/KUmZp8pR1uc

『The A Team』/エド・シーラン/2011
http://youtu.be/UAWcs5H-qgQ
当時この収録アルバムが世に出たとき、「ホームレスミュージシャン!」って売り方がなんとなく好きになれなくて「エドシーランなんか聴くもんか」と思った記憶があります(深い理由はなくめんどくさそうだったから)。ありがとうApple Music。

『翳りゆく部屋』/エレファントカシマシ荒井由実のカバー)/2008
http://youtu.be/Z9c8YmDYR8k
元々親が好きだったので原曲を聴いていて中学生の頃からエレカシを聴き始めました。宮本さんの声質とあってて、より好きです。椎名林檎のカバーも好きです。

『さよなら』/オフコース/1979
http://youtu.be/Oy1v52TCOeo
小田和正ソロよりこっちが断然好き。ちょっと聴きたいときに手を伸ばせるApple Musicありがとう(YouTubeもライブ音源しかないので)

『ミニスカート』/カジヒデキ/2009
http://youtu.be/DN3dUde295s
大好きです。今年滋賀に来てくれたのに行けなかった。晴れた日は聴きます。

『怪獣の腕の中』/きのこ帝国/2015
きのこ帝国 - 怪獣の腕のなか - YouTube
11月に初めてツアー行ってきました!(去年はチケットまで取ってていけず)この曲はイントロだけでセンチメントな気分になれます。ラストのサビで合唱させるとこたまらんです。

『大丈夫』/クリープハイプ/2014(12月)
http://youtu.be/gXWpz67jl8U
クリープハイプ大変化作からアルバムを象徴する一曲。土曜の昼に聴きたい。歳をとるにつれこんな女の人に憧れます。この曲聴いたあとに聴く『のっぺらぼう』『寝癖』『二十九、三十』はまた違う響き方があります。

『White Room』/CREAM/1968
http://youtu.be/dCc00pX_pFA
最初に知ったのは中学の時観た『69 sixty nine』で使われていたからでしょうか。今年はDVDを見返したこともあってよく聴きました。(映画もおすすめです!星野源加瀬亮ファンの女の子!これ奴らの代表作だぞ!笑)

『ロマンスがありあまる』/ゲスの極み乙女。/2015
http://youtu.be/C6-AN8J385c
いくところまでいってしまったゲスの最高傑作シングル。売れたバンドにありがちなPV問題(見なくても買うからわざわざPVをチェックしない)問題を嘆いてる僕にとって、ぜひ見てもらいたい作品。

『Weight』/ザ・バンド/1968
http://youtu.be/sjCw3-YTffo
これ完全にApple Musicから入りました。僕らの世代(俗に言う神木隆之介志田未来世代)からすると、昔のバンドは聴いてみたいと思っても敷居が高い。それはYouTubeで聞こうにもレンタルしようにも代表曲がわからないから。「曲がわかってもどのアルバムに入っているかわからない」ってことも割とあって。(嘘みたいだけどありまくりです、、。ネットも万能じゃない、、)。Apple Musicありがとう。

『日が暮れても彼女と歩いてた 2007 Ver.』/The ピーズ/1993
http://youtu.be/2kZQjttuOEo
『逃亡くそたわけ』という小説を父が好きで。その中に登場するのかな。昔から聴かされてました。ローファイ感が凄いうえに音も薄いし歌も下手だし、でも大好きでたまらないです。夕方5時ごろ外を歩くと聴いてます。SHISHAMOの宮崎さんが大好きなバンドとしても知られてますね。

『Summertime Blues』/ザ・フーエディ・コクランのカバー)/1970
http://youtu.be/kC4S13jcki4
去年清志郎のカバーを聴いてて。今年Apple Music中に初めてWhoバージョンを聴きました。そして今これもカバーだと知る。

新宝島』/サカナクション/2015
サカナクション / 新宝島 - YouTube
イントロからアウトロまで踊れます。音楽ジャーナリストの柴さんがこの曲の歌詞について触れてるの読んでますます感心。読むべし。↓
詩作の凄み/サカナクション「新宝島」|柴 那典|note

『Today』/スマッシング・パンプキンズ/1993
http://youtu.be/xmUZ6nCFNoU
これは去年観た『イフ・アイ・ステイ』の影響です。正直スマパンにはまったくハマらないんですけどこの曲だけ大好きになりました。こういうときもApple Music強い。

『The End Of The World』/スキータ・デイヴィス/1962
http://youtu.be/b0cPsOa0Lfc
言わずと知れたandymoriの登場SE。毛皮のマリーズもカバーしてますね。andymoriがラストライブのとき、珍しくこのSEをフルで流したんですが、前の席のおっさんのスマホが眩しくて台無しでした。。

『Ghost』/ドレスコーズ/2014
http://youtu.be/Bs9SDCgRIrs
一瞬でこの時期が終わってしまったのが残念。来春の意味深なツアータイトルにマリーズの復活を期待したりもしています。

『Tranceformer Man』/ニール・ヤング/1982
http://youtu.be/osTWE6Pg5p4
今年はミュージシャンの発言からニールヤングの名を聴くことが多かったことと従兄弟がカナダに留学したので聴きました。一聴してデヴィッド・ボウイみたいでダッサと思ってましたがデヴィッド・ボウイと同じように今も聴いてます。昔の人が作ったSF映画を観てるような気分に近い。

『おなじ話』/ハンバートハンバート/2005
http://youtu.be/fN7ggb0686c
電車移動のときはかかせません。デュエットしたい。

『口笛を吹くように』/ハンブレッダーズ/2014
ハンブレッダーズ『口笛を吹くように』PV - YouTube
今夏父から激推しされた関西在住のバンド。グッドメロディにのる詩が前向きなのに切ない。たまんないです。「必ずライブ行きます」と本人にリプライしながら行けなかった後悔が強いです。来年は必ず。

『ごめんね』/ふくろうず/2010
http://youtu.be/-VtpxorBkUY
昔から知ってるのに、下校途中のスクールバスで不意に泣けました。

『エンドロール』/フラワーカンパニーズ/2012
http://youtu.be/sBQPNuj1mJM
フラカンがこんな曲だすんだ、ってのをリリース後数年経って驚きました。一人カラオケ行って歌いたいです。武道館おめでとうございました。

『sub/objective』/ぼくのりりっくのぼうよみ/2015
http://youtu.be/HKThn7Phxkk
今最も音楽誌で期待されてる新人の1人。この声質と歌い方を不快感なく男が聴けるのは才能かも。楽曲に「今の時代」を強烈に意識する空気が流れてて。10代の子は崇拝しちゃう子もいそう。

『海へと続く道』/ラッキーオールドサン/2015
ラッキーオールドサン『海へと続く道』(MUSIC VIDEO) - YouTube
新人男女デュオ。友達が聴いてて知りました。春も夏も車で聴きたい。

『はい、YES!』/ユニコーン/2015
ユニコーン 『はいYES!』 Music Clip short ver. - YouTube
ドラマ主題歌。時代のなかで、『難しいことを考えずに聴く音楽』の大切さが際立っています。ユニコーンはそれを一途にやってきたバンドだと思います。

『HOLIDAY』/A.R.B/1984
http://youtu.be/no2ZT7GUQsk
何故かLINEミュージックに石橋凌のソロが入っててびっくりしました。良曲には「いつの時代も聴かれ続けるような息の長い楽曲」と「その時代強烈に受ける楽曲」がありますが、これは後者でしょ。

『Droshky!』/[Alexandros]/2014
http://youtu.be/H_CxDSZz6to
この曲が代表曲にならなかったことに驚いたんだけど、逆にそれが、彼らの最強ぶりを証明してたな、と思います。

『スタンダード』/ASIAN KUNG-FU GENERATION/2014
http://youtu.be/3fTx79kdNoA
今年発表されたニューアルバムに入ってるバージョンがより好きです。(デイヴ・クロールのスタジオでレコーディングしたやつ)

『GOLD』/Awesome City Club/2015
http://youtu.be/8cP9HeZS37E
ツインボーカルの曲ですがPORINちゃんパートで泣けます。意外でした。

『素晴らしい才能』/BAND A/2015
BAND A / 素晴らしい才能 (MV) - YouTube
解散してしまった福岡出身のロックバンドBAND A最後の楽曲。もうちょっと売れそうな気もしたし、逆な気もしたし。最近ライブを観れてなかったのが残念でした。ベースの潮碇さんは、ALに加わった藤原寛さん(andymori)の後釜としてKidori Kidoriに加入しています。

『In My Life』/ザ・ビートルズ/1965
http://youtu.be/HEE-30FSNJY
今年はIn My Lifeでした。ただ、毎年選出がラバーソウルからなので好きなアルバムです。

『夕暮れ』/THE BLUE HEARTS/1993
http://youtu.be/B3r4I4uhj04
音楽の教科書に載っけたらいい。分かりやすくてもこんなにいい歌詞がある。

『For What It's Worth』/バッファロー・スプリングフィールド/1966
Buffalo Springfield - For What It's Worth 1967 - YouTube
またしてもApple Music様々。そして、つい先ほどニールヤングもメンバーなことを知りました。

『I Can Buy You』/A Camp/2001
A Camp - I Can Buy You [Official Music Video] - YouTube
カーディガンズのニーナのソロ。元々は小山田壮平さんがラジオで流していて。そこから何年も聴いています。

『For You』/Czecho No Republic/2015
http://youtu.be/A8PdQ8lZjjI
1番好きなタイプの楽曲。軽妙な楽曲に切ない詞が載るともうダメなんです。楽しいのに泣ける、嬉しいのに泣ける、って何より素敵です。

『Stay Useless』/Cloud Nothings/2012
http://youtu.be/T_zRt_EmqoU
最近のロックンロールを調べててたどり着いたバンド。バンド名あんまり好きじゃないけど好き。

ROCK BAND』/Dragon Ash/2010
http://youtu.be/ZuP14AN194o
Kjが書いてる部分の詞を見ると彼らが長年支持される底力みたいなのがわかる気がします。そしてこのテーマについて皆で詞を書いて歌うってズルい!かっこいい。

『Days With Uncertainty』/The fin./2014
http://youtu.be/a65yLldo0s8
サウンドクラウドで一時期無料配信してました。スーパーかっこいい。海外の数万人の前でライブをやるようなバンドに思える。

『大人になったら』/GLIM SPANKY/2015
GLIM SPANKY ‐ 「大人になったら」MUSIC VIDEO - YouTube
多分長く聴かれていくバンドなんだという感触があります。良い詞をかけて最高の声と歌を持ってるシンガーとあんだけソロを弾きまくるギタリストのデュオ(バンド)、存在が漫画みたいです。

『こいのうた』/GO!GO!7188/2000
http://youtu.be/glEkpdYb-5c
MONGOL800(カバー)/2011
http://youtu.be/w_WZ5kSFCUs
上手い下手だけでなく歌心があるって良いです。

『アクロス ザ ユニバーシティ』/go!go!vanillas/2013
http://youtu.be/bmdOSnnxt1U
牧さんの気持ち良くて仕方ない歌。恋をしてる男の子に聴いてもらいたい。

『朝』/ゴンチチ/2008
http://youtu.be/Lst_P6kqG4I
是枝裕和監督の映画『歩いても歩いても』のサントラより。夏休みはアルバムを延々リピートしてます。

『Oh Love』/グリーン・デイ/2012
http://youtu.be/IWwMqa-_210
さっきの感想と同じになっちゃいますが、ロックバンドに歌心があるのはよいことです。

『時をこえ』/HY/2010
http://youtu.be/Fuda-fFcm0I
自分が、沖縄の楽器をやるサークルにいたので知った楽曲。HYというバンド自体は得意でないけれどこの曲聴くと人気あるのは納得します。

『ダビングシーン』/indigo la End/2014
http://youtu.be/YX2Zx_Uex8Y
私的、学校でコピーしててほしい楽曲No. 1。女々しい。

『How Long Will I Love You』/JON BODEN, SAM SWEENEY & BEN COLEMAN (The Waterboysのカバー)/2013
About Time - How Long Will I Love You - YouTube
傑作映画『アバウト・タイム』の劇中歌。溢れ出る多幸感。この曲をSEにするだけで人気がでる気がします。

雪風』/KAN/2005
http://youtu.be/1jV0QI13uwU
動画がある曲が少なくてこれを選出。KANさんは10年以上聴いてます。

『ホームパーティ』/Kidori Kidori/2015
http://youtu.be/m5lZ6Plsg1E
変化作。日本語詞。はっぴぃえんどが好きな人とか響くと思います。

『ありがとう』/KOKIA/1999
http://youtu.be/pr_iT-qF34c
テレビ番組で昔使われていて、以来聴いてます。「KOKIAって知ってますか?」って最近女の子に聴かれたのめっちゃ嬉しかった。

『Don't Look Back Into The Sun』/ザ・リバティーンズ/2003
http://youtu.be/jLYsIESNtUc
高校生の頃洋楽にチャレンジしてその時の数少ない生き残りが彼ら。再結成も話題になりましたね。

オードリー・ヘップバーン泥棒』/有頂天/1990
http://www.nicozon.net/player.html?video_id=sm20040638
MONOBRIGHTによるカバーが元々大好きです。歌詞が可愛い。女の子ファン多そう。

『未完』/Mr.Children/2015
http://youtu.be/np6Dw795OyE
久々の会心作。拳を突き上げました。映画もよかったしあと20年はよろしくお願いします。

『Do The Damage』/Noel Gallagher's High Flying Birds/2015
Noel Gallagher's High Flying Birds - Do The Damage (London 2015) HD - YouTube
今年の個人的トピックは、ノエルのライブを観れたこと。→Noel Gallagher's High Flying Birds ライブ @大阪フェスティバルホール 2015/4/6 - 何処にでもあるような。
最高でした。
この人の曲を部屋で流すとBGMにならないので逆に困ります。主役にしかなりません。

『My Generation』/Oasis(The Whoのカバー)/2002
Oasis Glastonbury 2004 My Generation - YouTube
Apple Musicやってなかったらカバーしてることにも気付かなかった。

『夜の船』/ORGE YOU ASSHOLE/2012
http://youtu.be/mL0udrilL-I
夜遅くの下校のときは聴きます。

『I Love Rock N Roll』/OKAMOTO'S(Joan Jett& the Blackheartsのカバー)/2013
ソニーウォークマン CM シシド・カフカ 「LOVE MUSIC」篇 - YouTube
これ登場SEに使ってほしい。そのまま演奏してくれたらなおかっこいい。

『Be The Light』/ONE OK ROCK/2013
3.11_東日本大震災_ONE OK ROCK 「Be the light 」 - YouTube
この動画は友達に教えてもらって。今でもよく見ています。とんでもない時代に立ち会っていたのだなって改めて思うと同時に楽曲が持つ誠実さと覚悟に救われます。

『So Many Roads』/アルバート・キング&オーティス・ラッシュ/1990
http://youtu.be/1481wN-6_WA
Drop'sの登場SEとしてもおなじみ。今の時代なら簡単に聴けます。

『よい朝を、いとしいひと』/plenty/2015
plenty 「よい朝を、いとしいひと」 - YouTube
彼ら史上ベストソングでは。特に「昔聴いてたけどな〜」って人はすぐに聴いてほしい。

『Rock & Roll Nigger』/パティ・スミス/1978
http://youtu.be/LNnC8hYOmlw
来年も聴いてるような音楽かと問われると微妙ですが、今年はたくさん聴きました。

サリンジャー』/The SALOVERS/2010
http://youtu.be/nQbz5QbFWJU
悔しいのでサラバーズの話はしません。

コルテオ〜行列〜』/Salyu/2009
http://youtu.be/aEJG3OJTeVs
宇宙にいるみたいだ。もっと歌ってほしい。

『サディスティック・カシオペア』/SEBASTIAN X/2012
http://youtu.be/bxswD4_RrVA
寂しいのでこのバンドの話もしません。

『ANTI-HERO』/SEKAI NO OWARI/2015
SEKAI NO OWARI「ANTI-HERO」 - YouTube
最強ソング。この曲が届かなかった要因は全部あの映画に押し付けて構わないです。

『Knockin' on the Door』/SHANK/2012
http://youtu.be/_S9AhB5CsxQ
メジャーデビューしましたね。長崎出身者として誇りです。

『Someday』/ザ・ストロークス/2001
http://youtu.be/knU9gRUWCno
結局『Is This It ?』の楽曲から。来年もこのアルバムからっぽい。

『Scumbag City』/ザ・ストライプス/2015
http://youtu.be/sS-Gxc6DY-A
ライブ映像見るとよりいい楽曲でした。もっともっと売れてくれないと、人に話をするとき困ります。死ぬほど売れろ。

『YMM』/Suchmos/2015
http://youtu.be/2RurdeLSV_E
日本人とは思えないって褒め方好きではないけどそれがよく似合う。お洒落になったらライブ行きたい。

『クリームソーダ』/THEラブ人間/2015
THEラブ人間「クリームソーダ」【Official Music Video】 - YouTube
ラブ人間復活をより轟かせるナンバー。「ここまで歌えてポップだと、もう別のバンドじゃん」って声は気にしないでほしい。

『水星』/tofubeats/2012
tofubeats - 水星 feat,オノマトペ大臣(PV) - YouTube
1年くらい聴いてて先日「水曜日のダウンタウン」にようやく気づきました。

シュガーソングとビターステップ』/UNISON SQUARE GARDEN/2015
http://youtu.be/3exsRhw3xt8
売れたと思ってたけどそれ以上に売れていた。紅白に出てもおかしくないようなセールスって凄いぞ。

『Step』/ヴァンパイア・ウィークエンド/2013
http://youtu.be/_mDxcDjg9P4
このアルバムが2年前という事実に愕然。洋楽とまってました。

『1106』/WANIMA/2014
http://youtu.be/auofz0gr7C8
行くイベントの先々で彼らの力を見せつけられた1年。10万枚売ってほしい。

『プレイボール』/YUKI/2012
http://youtu.be/zIW60vKVaVo
この曲を1番聴くとは思わなかった。

『days』/04 Limited Sazabys/2015
http://youtu.be/gZg5_tCrL0Y
歌心のあるメロコアって売れるに決まってるじゃん。好き。

『えんえんととんでいく』/奥田民生/2010
http://youtu.be/-pmKG0fuW90
民生ファンに人気があるのかもよくわからない曲。朝起きたらかけます。

『Ricky Punks III』/KEN YOKOYAMA/2014
Ken Yokoyama-Ricky Punks Ⅲ(映画 横山健 疾風勁草編 より) - YouTube
PVとセットで聴くべし。今年は『I Won't Turn Off My Radio』も最高でした。

SWEET MEMORIES』/奇妙礼太郎トラベルスイング楽団(松田聖子のカバー)/2012
http://youtu.be/Gr091E1hdK8
意味深なツアータイトル。バンドやめちゃわないで!

未成年の主張』/吉澤嘉代子/2015
http://youtu.be/WXfrVTftwpgYouTube
死ぬほどキャッチー。売れるミュージシャン

『あの素晴しい愛をもう一度」/玉置浩二加藤和彦北山修のカバー)/2014
動画なし
やっぱ歌がうまい。
Apple Musicより。今年はたくさんカバーアルバムも聴きました。音楽がおもちゃのように生活にある暮らしは面白いです。(余談ですが森進一のカバーアルバムは別の意味で最高です)

本当は怖い愛とロマンス』/桑田佳祐/2011
http://youtu.be/zGuTtNYuj9U
震災の確かちょっと前ごろ流れてて。色んなことを思い出します。

『若者たち』/森山直太朗(ザ・ブロードサイド・フォーのカバー)/2014
http://youtu.be/zDewOyfuIXU
もう言うことなし。

『My Back Pages』/真心ブラザーズ奥田民生(ボブ・ディランのカバー)/2011
http://youtu.be/ML97CDYUYVc
全てが愛おしい。

『SUN』/星野源/2015
星野 源 - SUN【MUSIC VIDEO & 特典DVD予告編】 - YouTube
快挙という言葉がふさわしいシーズン。紅白楽しみ。

『もしも運命の人がいるのなら』/西野カナ/2015
広瀬すず CM 大塚食品 MATCH マッチ 「曲がり角」篇 - YouTube
エドシーランでも言ったけどまさか自分が西野カナを聴くときが来るなんて。Apple Musicありがとう。この人の曲を聴くと、自然に「邦楽ロック」とそのファンのドメスティックさについて考えたくなります。

『丸の内サディスティック』/椎名林檎/1999
http://youtu.be/i9I55MZLYYY
ミュージックステーションスペシャルエロかったっすねぇ。あ、格好でなくアレンジが。ま、格好もだけど。シングルもよかった。

『嘘をつく唇』/東京スカパラダイスオーケストラ feat. 片平里菜/2015
東京スカパラダイスオーケストラ「嘘をつく唇」MUSIC VIDEO short ver - YouTube
今年のスカパラベスト1は片平里菜。意外すぎる使い方にプロデュース力を感じた。脱帽。

セーラー服と機関銃』/薬師丸ひろ子/1981
http://youtu.be/mAuhBzLJSj4
何度聴いても「とかいは びょうき ざみのあわただしさ」って節回しが変態。

『東京』/踊ってばかりの国/2014
http://youtu.be/__gLp_GImtA
ずっとずっと続く気もするし、逆もまた普通にあり得る、バンドそのもののようなバンド。新譜にはあまりはまらなかった。
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まとめて見て痛感したのが15年リリースがなかなか入ってこないということ。

今年はApple Musicが始まり、音楽の聴き方が大きく変わっていった年であることは間違いなく。自分の場合、世界中どの時代の音楽にもアクセスできる手軽さが、新譜を聴くことから遠ざかった一因に思います。もはやApple Musicに入ってこない新譜は聴かなくなりつつあり、これからのミュージシャンたちは同時代の音楽ばかりでなく過去も含めた全方位と競い合っていくことになりそうです。懐かしさに負けるような新しさは要らない、タフな時代になりました。

もちろん、上に過去の曲をあげたミュージシャンの新譜もよいものがたくさん。とても幸せな1年でした。「結局代表曲かよ」的シビアな選考になってすみません。

今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いします。