nocturne

NOCT

お気楽お日記 ꜀( ꜆ᐢ. ̫.ᐢ)꜆

忘れていた三月の弾丸船旅日記のうち覚えていること

今年も選抜大会を観に甲子園に行ってきました。
久々のぼっち弾丸フェリー旅。
去年は新幹線を使ったし連れもいたし、ひとり船旅は学生以来かも。
その備忘録的な、メモ書き程度の日記です。


🛳 ⚓️ 🛥 ⚓️ 🛳 ⚓️ 🛥 ⚓️ 🛳 ⚓️


乗り遅れそうになりながらも何とか乗船。

船内は、わたしと同じ目的を持っているらしき人々でいっぱいだった。

でっけぇ声で野球談義をする酔っ払いオヤジ軍団、若い男性コンビ、女子大生ふうの女の子二人組、中学生らしい坊主頭の野球少年二人を連れた家族グループ……

これらみ〜んな、高校野球の、それも同じ高校の話をしていてかなり面白かった。


この人たち今から全員甲子園に行くんだな〜!!(そして多分、わたしと同じチームを応援する)と思うと、何かよく分からないけどめちゃくちゃ嬉しくなりました。

阪神住吉駅前で全員ぞろぞろと降りていくさまも面白かった)


ズバズバものを言う失礼なオヤジ集団(人様の息子を勝手に呼び捨てにするな。高校生に対して使えんとか言うな)に心底ムカついていたんだけど、それは途中からどうでもよくなったような。

(下船時に、後ろの若い男性二人が「あのオッサンら、めっちゃプロ野球拗らせとったから、途中ツッコミ入れたくてうずうずなっとったわ!!」と話していたのを聞けたのも溜飲が下がった一因かもしれない)

(あの口の悪いおっちゃんも、声がでかくて口が悪いってだけで、ちゃんとファンっぽいしね……)

(スタメンとポジション完璧に覚えてたし)

(でもプロ野球と混同するなとは言いたい)


一方、女子大生ふうコンビの片割れちゃんが、下船直前に「見て〜!〇〇高校カラー!」って言いながらおもむろにベースボールキャップをかぶっていたのが最高によかった。

実は、わたしも彼女とまったく同じことをやろうと思っていたんだけど、1人だとあからさますぎて恥ずかしいなと気づいてやめました。👈これ本当やんなくてよかった…


で、一番重要な試合結果なのですが、わたし(たち)の応援校は見事勝利して初戦突破!

現地観戦に行くと必ず勝利するという、わたしが密かに気にしているジンクスが今回も無事に継続してくれて、は〜〜よかった〜〜〜と胸を撫で下ろした次第です。

今のところ、現地観戦時の勝率は、県大会・地区大会含めて脅威の10割です( ˶ー̀֊ー́˶)ドヤ!
永久に続いてほしい、このジンクス。

他方、観に行かなかった試合はしっかり負けている なんでもないです


満足しながら帰路に着きました。


追記:
応援校はその後負けてしまったのですが、そろそろ全国のてっぺんとってほしい…… というのはファンの総意だと思う。夏は期待してます!!


さすがに寒かった。
平日だし、一回戦だしで、空席も目立ちますね……

3月4月に読んだもの7作くらい

読んだ本。

感想なんかは手持ちの紙ノートに全部書いてあって、そこで満足しちゃったから割愛。

👉簡素な一言メモを追記してみました!


それで十分事足りると感じたから、こっちでは更新していなかったんだけど、まあ…… 習慣的なもので一応……


ダークゾーン 3/7読了 上巻のみ再読

久々に手に取った。
相変わらず内容がいまいちピンと来なかったのだけど、初めてラストまで読み切れたので、とりあえずよかった(?)

文字通り「履修した」「これからは履修済みリストに堂々とタイトルを載せられる」という感想で、自分にとってはそれ以上でもそれ以下でもなくぶっちゃけ感想に困るな…… と思いながら手帳に書いた自分の記録メモを読み返してみると、「塚田が良い人間かはともかく、恋人との性行為を将棋用語で表現する男は絶対に嫌だ……」みたいなことが書いてあってウケた。そりゃそうだ。

ちなみに安定のエモエモシチュエーションはあるのに、今回ムーディな野外性交は存在しなかった。そうですか。


奴隷小説 3/22(多分…)読了

短編集。
女子高生たちがテロリストに集団拉致される「泥」が一番よかったかな。
内容的に引用するなら「山羊の目は空を青く映すか」。


dele2 3/30読了

1巻と2巻は独立した物語だけど、この巻でとある問題にケリがつくので実質的に上下巻みたいな。
ちなみに実はわたしは1巻を読んでいない。

圭司は言うに及ばず、祐太郎も能天気ではあるものの頭の回転が速く、また度胸があって修羅場にも怖気付かない(そして普通に技術もある)……
要するに強くてかっこいい男性バディ物なので、そりゃあみんな好きだよなぁ、と。


dele3 4/ (忘れた)読了

「リターン・ジャーニー」
急に野崎まどのヒロインみたいな人間が出てきたな、おい………

「スタンド・アローン」
出てくる学校の名前が身近すぎて、気になりすぎて、内容が頭に入ってこない(知らんがな)

あと2巻の時から思っていたけれど、セリフで魅せるシーンが多すぎて、ドラマの原作というよりドラマのノベライズみたい。
この作品は小説という媒体なので、もっと地の文でかっこいい場面を魅せてほしいな。


雀蜂 4/4読了

内容を一言で表すと、主人公が雪山の山荘で蜂と戦っているだけの小説。わりと気が抜ける。
薄くて軽くてサクッと。
やり方としては、前に読んだダークゾーンに近いよね。

ちなみに本作はミステリでもあるんだけど、メタ読みすると見開き1ページ目くらいでネタが割れる(わたしはわかった)


天使の囀り 4/30読了

ガジェットとモチーフと作品全体に漂う胡散臭さ(いかがわしさ)が好み。
伝奇もSFもホラーも。

大好きな「我々は、みな孤独である」「クリムゾンの迷宮」、両方の要素を兼ね備えていてイイネ!となった。
やっぱりこの頃からエンタメが巧いにゃあ。

以下は余談だけど、これは四半世紀以上前に書かれた小説なので、令和の今なら差別的だとして反感を買うであろう表現や主張がちょこちょこ目につく。

わたし自身はそういうのはまったく気にしない質だったのに(だって娯楽作品だし)、日々様々な主義主張を目にしているうちに自ずとそういう方向にもセンサーが働くようになってしまったことがとても悲しい。


エンタテインメントの作り方 4/ (忘れた)読了

わかるわかる超わかる〜と終始赤べこみたいな動き*1をしていた。
あと実際に、ああ〜わかるぅ〜!と何度か叫んだ。

貴志さんの小説は基本的にこういう作りをしているんだろうなー、わたしはこの人のこういうところが好きなんだよなーと漠然と考えていたことがきちんと言語化されたので、非常に「わかる〜」だし、大層気持ちがよかった。
ズバリ解釈一致という感じ。相手は本人だが。
そして普通にタメになる小説制作指南書です。


その他、途中で挫折したものいくつか(タイトルは挙げない)
つまみ食い的に読んだもの、斜め読みしたものは結構たくさん。

ボリューム少なめのうっすい文庫本が多いけれど、個人的にはもう少し冊数控えめでも良いくらい。

なんせ遅読。
わたしは一般的な厚みの文庫本を一冊読むのに6時間くらいかかる人間なので。

5月以降は特に読む予定ないかも!

*1:今、調べてみて初めて知ったのだけど、赤べこって左右にも首を振れるんですね? 頷いているだけじゃないのか………

休日の多い二月

読んだもの記録なら他の場所でもよいのかな〜と悩んでいる。

かつて登録していたブクログを久しぶりにいじってみたりもしたんだけど、何かちょっと、わたしの求めている感じとちがう…… ような……

ん〜

2月の読書📖

ノンフィクションとか実用書もちまちま読んでいる(「牛を飼う球団」が面白かった)

残虐記とクリムゾンの迷宮の二冊はものすごく面白かったけど、それ以外は小説への興味がほとんど持てない状態。
ノンフィクションやルポルタージュの方がずっと面白いなぁという感じ。
集中力も想像力も枯渇しているんだろね。

でも高野 和明作品は読みたいのな〜( . ̫.)

ホラーサスペンスとサバイバル系が大好きで、あと派手なアクションがあると断然嬉しくなるので、わたしは小説に「スリル」を第一に求めているんだな〜ということがよくわかった。

以下、今週の読んだもの。


再読。
やっぱり好き。疲れた時に手に取る。


そうそうそう、こういうのこういうの。


クリムゾン〜を読み終えた後、よーしダークゾーンも読み直そ〜と思って速攻で借りてきました。
当時はあんまりピンとこなかった記憶があるけど、令和になって読むとどうかなぁ。

ミステリークロックもペラペラと立ち読みして、うふふとなった。いずれまた。

残虐記 読んだよ

図書館を彷徨っている最中、ふと顔を上げたらそこは夏生棚だった。



おんもしろかったぁ〜……
学生ぶりに読書に集中したかも、というくらい。

内容如何というより、むしろ、わたしにまだそんな集中力が残っていたんだ!という事実に感動した。


ただし、冒頭6ページはいらない。*1

いやマジでいらない。


わたしは奇跡的に冒頭6ページを読み落とし、いきなり本文から読み始めたからよかったものの、あれ本当、蛇足としか思えない。

これから読む人も、冒頭6ページは一旦完全になかったことにしてほしい。

そんで、本編読了後に余韻に浸りながら「そういや冒頭蛇足云々って何だったんだろ……」程度のうっすい関心でペラっとめくってみる、くらいでよいと思う。


その方が絶対おもしろいよ。
いらん部分を読み飛ばすことにより、体感でリーダビリティが5倍になるから。※個人の感想です


*1:ハードカバーの方の話です。

寂しくて切ない一人の夜と塩キャラメル

お雑記。

もちょっと気軽に日記をつけたい。
アカウントだけ取得して、特に活用できていないnoteで何か書こうかな?


この世はしょせん空虚なんだから、悩み苦しみも錯覚に過ぎないんだよ。般若心経にそう書いてある。

「もっと気楽に生きたいね」って観音様もいってるんだろ。なら、そうするしかないかなと思って。



絶望キャラメル、よかったよね〜としみじみ思っている(以下、絶望キャラメルの地味なネタバレがある)

絶キャラは、さとり世代×仏教モチーフという、正しくさとりのためのさとり小説だった。

冒頭の流れるような長文はお経のイメージかな?
しかし、現代日本末法世なのか。納得せざるを得ない。

また、ラストシーンは間違いなく「甘露を飲む」オマージュ(パロディ?)ですし。
仏教において、「甘露を飲む」とはさとりへの到達を意味するわけだから、まさにさとり(世代)がさとり(の境地)に辿り着いたわけで。

いやあ、見事な着地だなぁ。拍手喝采ものですよ。

実は、読み終えた直後はこの構成の意図に気づいてなくて、え、これで終わり?とモヤッとしたものだけど。鈍くてごめん。

気づいてからは逆に、本文中に散りばめられた数々の駄洒落(👈これがまた最高のセンスなんだよなぁ……)は最大のヒントだったのか!とまで思った。たぶん違う。

この伝統的な甘露という言葉を、訳教僧たちは、「アムリタ」という、甘く密のような味の食物の訳語として用いたのである。
アムリタとは、仏典の注釈書によると、さまざまの苦悩を癒し、長寿をもたらし、死者さえも復活させる甘い霊液であり、常に天人たちはこれを食しているといわれ、いわば不老不死をもたらす霊薬のようなものである。
もちろん現世を苦に満ちた迷いの世界と捉える仏教の世界観にあっては、現世での不死などというものを願うはずがない。
仏教でいう不死とは、いつまでも死なないということではなく、死を(正確には生死を)超越するということであり、言葉をかえれば生死の輪廻から解脱すること、涅槃にいたるということであろう。

生活の中の仏教用語 - [160]



思いがけず、アムリタのタイトルのヒントも得られたのであった。良かったじゃん。
(上記引用は大谷大学さんのHPからお借りしました)
(リンク埋め込み済み)

というようなことをちょろっと書いて満足したので、本日はもう寝ます(() ˘ω˘ )スヤァ…




余談
今は戒書封殺記をちまちま読み進めているのだけど、これを中学生の時に読んでいたら確実に四海統馬にオチていたな、と思う。
統馬さん、いまいち好みのタイプとは違うんだけど、なぜか好き。