OptoEleMechの日記

主に時計、電卓、カメラの話題

本に寄り添う文鎮

2022年に300本の数量限定販売で発売され話題となっていた「本に寄り添う文鎮」が今年、全国販売されました。再発売の真鍮製は1月24日(水)から、今回新しくラインアップ追加となった鉄製のブラック・グレーは2月28日(水)より発売されています。僕もオンラインで鉄製のものを買おうと思っていたら、瞬間的に売り切れになって購入できませんでした。

先日、近所の書店を見ていたら鉄製の黒とグレーが売られていたので、グレーを購入しました。

コクヨ「本に寄り添う文鎮」

鉄の鋳物製のようです。

鋳物だと思われる

色々な本で試してみましたが、厚めの紙の分厚い本だと、本の閉じようとする力に負けてしまいます。ある程度薄い紙のページ数が少ない本でないと維持できなさそうです。

こんな感じになります

本の内容を見ながら作業をしたいときには便利そうですが、どの本にでも対応できるわけではないので、知識工学研究所のフリップクリップの方が使いやすいかもしれません。

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シチズン シリーズ8 890メカニカル

本日、2024年3月21日に発売になったシチズン シリーズ8 890メカニカル シリーズですが、その前の880メカニカルのGMTに続き、どこかで見たデザインになってきていますね。シリーズ8が2021年にリブランディングされた時から、またシチズンが機械式に本格的に力を入れ出したのかなと気になっていたのですが、結局こういう路線になるしかないのでしょうか。

ブランドのコンセプトは「シンプルかつモダンに。飾るのではなく削ぎ落とす。「引き算の美意識」をデザインテーマに、シチズンのモノづくりに対する無限の可能性を伝える機械式時計ブランドです。」となっています。

最初に出た3機種はシンプルなものが多かったのですが、880、890は少し傾向が変わってきた気がします。

 

890メカニカルのデザインは好みなのですが、8角形のベゼルがロイヤルオークっぽいですね。

NB6060-58L: CITIZEN | シチズンウオッチ オフィシャルサイト

Series 8 890 Mechanical (NB6060-58L) (シチズンホームページより)

回転インナーベゼルのデザインも含めると、ロイヤル オーク オフショア ダイバーに雰囲気が似ています。

 

ロイヤル オーク オフショア - 15720ST.OO.A027CA.01 - Audemars Piguet

 

ロイヤル オーク オフショア ダイバー  (Ref. 15720ST.OO.A027CA.01)
(オーデマピゲ ホームページより)

文字盤の雰囲気も四角いブロックのようなデザインなので、ロイヤルオークにも似ているのですが、細かい線の組み合わせの感じでは、IWCのインヂュニアの方が似ています。

IW328903-インヂュニア・オートマティック 40

IWC インヂュニア・オートマティック 40 (IW328903)
(IWCホームページより)

ちなみにシリーズ8の880は、このようなデザインです。GMTでこの色と言えば、通称バットマンと呼ばれているアレですね。

NB6031-56E: CITIZEN | シチズンウオッチ オフィシャルサイト

Series 8 880 Mechanical (NB6031-56E)
(シチズンホームページより)

シチズンにはもう少し独自のデザインで頑張ってもらいたいものです。

 

横浜 西方寺

今日は、早咲きの桜を見ることが出来る横浜市の西方寺に行ってみました。

駐車場はこのような感じです。

Leica M10-R + SUMMILUX-M 35mm F/1.4 ASPH

参道の桜は早咲きの桜です。春のお彼岸の時期に咲くことから「中日桜」と名付けられたそうです。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

場所はこちらです。

山門は、横横浜市指定文化財で江戸末期に建てられたものです。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

本堂も横浜市指定文化財で、平成の大修理によって屋根が茅葺きになりました。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

鐘楼堂も横浜市指定文化財です。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

Nikon Z8 + NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

ヒヨドリがたくさん桜に集まっていました。

Nikon Z8 + NIKKOR Z 135mm f/1.8 S Plena

急に暖かくなったので、ソメイヨシノもすぐに満開になりそうな気がします。

 

HAMILTON Khaki ハミルトン カーキ (32) 2004年 Khaki Limited Edition

2004年に復刻されたKhakiについて詳しく書いておきます。過去に少しだけ文章で紹介していました。以下のリンクを参照してください。

33mmのノンデイトのKhakiは、2003年で生産終了となりました。要望が多かったのか、2004年に9415Aの復刻版が限定で販売されました。モデルナンバーは、黒文字盤がH73319833で、茶色の文字盤がH73319993です。当時の定価が税抜き28,000円(5%消費税込 29,400円)でした。

H73319833黒文字盤

H73319833

付属品

正面

文字盤の6時の横に「331」という番号が入っています。

331

ストラップの型番は「H600733103」です。

 

ストラップの型番

H73319993茶色文字盤

H73319993

付属品

こちらは独特な文字盤の色で、この限定品でしか見ることができません。HAMILTONのロゴは当時のデザインです。ブラックにはKhakiの文字がありませんが、こちらにはあります。

正面

6時位置の横の文字は「930」です。

930

ストラップの型番は「H600733104」です。

ストラップの型番

箱のデザインは、昔のデザインを用いていますが、一回りサイズが大きくなっています。

 

HAMILTON Khakiのまとめページはこちら。

 

Canon PowerShot G7X Mark III

普段の記録用のカメラとして、Canon PowerShot G7Xを使っていました。購入したのは2014年10月の発売と同時なので、もう10年近く使っていることになります。

真冬にレンズ内が結露したり、大きなゴミが1番玉の裏に付いてしまっているのですが、撮影した映像では気にならない程度なので、放置しています。また、キヤノンの修理サービスも終了しているので、メンテナンスに出すのも難しそうでした。

分解して掃除をしてみようと思っていたのですが、起動しなくなったら困ります。

そうこうしているうちに、G7X Mark IIIも販売終了になるという噂が出てきました。公式オンラインショップでは「納期未定 ※現在受注を停止させていただいております」という状況でした。

G7X Mark IIIは、大手の通販サイトでは売り切れか、プレミアム価格という状況になっていたので、一番安いところを探して購入しました。

Powershot G7X Mark III

箱はかなり簡素です。バッテリーはG7Xと同じなので、チャージャーは保管しておきます。

簡素な梱包

 

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アクセサリーも販売終了になる可能性が高いので、購入しておきました。まずは、「ソフトケース CSC-G12(ブラック) 」です。

ケース

ブラックとなっていますが、かなり青色が強い気がします。G7Xも専用のケースを購入してありますが、旅行のときぐらいしか使っていません。

青っぽい

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G7Xはリモコンを使うことが出来なかったのですが、Mark IIIでは別売りのリモコン「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」があります。G7Xは、タイマーを駆使して撮影していました。

アクセサリー一覧を見ると「トライポッドグリップ HG-100TBR」に「ワイヤレスリモートコントローラー BR-E1」が含まれていることが分かったので、トライポッドグリップを購入しておきました。

リモコン付き三脚

少し大きい

リモコン収納部

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G7X Mark III用の液晶プロテクターも購入。

プロテクターフィルム

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保護フィルムが届いたのは、カメラが届いた少し使った後だったので、液晶を丹念に清掃してからフィルムを貼りました。

汚れを落とします

指紋はレンズワイプで落とします

液晶に付いた指紋汚れはレンズワイプ等でしっかり落としてから、チリを飛ばして、何も液晶の上に乗っていないことを確認して、慎重にフィルムを張り付けます。

気泡もないので問題なし

気泡やゴミが入っていないことを確認したら、保護フィルムの保護フィルム(ややこしい)を剥がして完了です。

保護フィルムを剥がして完成

G7XとG7X Mark IIIの比較

外観の大きな違いは本体にグリップ部が追加になったのと、ボディがラバーで覆われていて滑りにくくなっていることです。

触った感じでは、トップカバーが金属からプラスチックに変更されているみたいです。

G7X初代(左)とMark III(右)

確かにG7Xのボディは金属に塗装で、グリップ部もないので滑りやすいのですが、個人的にはG7X初代の質感の方が好きです。触った時の金属の冷たくて剛性のある感覚が、高級なカメラという感じがします。

ボタン類の配置は同じなので、交互に使っても戸惑うことはありません。上面も同じ構成になっています。

上面

液晶はG7X初代は上部のヒンジが1か所です。

G7X初代

G7X Mark IIIは、2か所のヒンジによって、上向き下向きの両方に対応できます。

G7X Mark III

レンズ周りのコントロールリングのローレットが変更になっています。

G7X初代は綾目タイプで、Mark IIIはストレートです。回した時に初代は全面のレンズの周りの平面の部分も一緒に回転しますが、Mark IIIでは、全面の平面部分は固定されていて回りません。

G7X初代の回転リング

G7X Mark IIIの回転リング

回転のクリック感は弱くなっていて、カチカチ音が小さくなっています。

レンズユニット自体は同じようです。

古いコンパクトカメラがブームになっているようですが、かつて高級コンパクトと呼ばれたコンパクトカメラは消えてゆくのでしょうか?

雑感

最近はPCを所有する人も少なくなってきましたし、タブレットさえ持たずに、スマートフォンのみという人が多いと思います。スマートフォンの画面サイズで見ている限りスマホカメラで何も問題ないと思いますが、望遠や暗所での撮影では、明らかに差があるので、僕はコンパクトカメラを使い続けています。

「G7XとG7X Mark IIIの比較」以降の写真は、iPhone15Proで撮影したものですが、「回転リング」の写真は画像処理で絵がモロモロになっています。

本「アジアンMFレンズ・ベストセレクション」

先日、「アジアンMFレンズ・ベストセレクション」という本を購入しました。オールドレンズの本をたくさん出版されている澤村 徹 氏が著者です。

「アジアンMFレンズ・ベストセレクション」

大手のTTArtisan,LAOWAや最近流行のLIGHT LENS LAB等の情報は良く出回るので、おさらいみたいな感じで読みました。個人的には、それ以外のレンズの記事が興味深かったです。まぁ、単に僕があまり知らなかったというだけのことですが。

例えば、KamLan。サイトロンジャパンが代理店で、今年の2月にホームページが出来ていました。明るいレンズが多いようですが、APS-Cフォーマット用がメインのようですね。

KamLan

あと気になったのは、Artra Labです。ホームページを見てみると面白そうなレンズが沢山あります。「アジアンMFレンズ・ベストセレクション」では、NONIKKOR-MC 35mmが紹介されています。

Artra Lab

ホームページには、50mm F1.2 NOCTURNEというLeica Noctilux F1.2のような外観のレンズが限定で販売されています。周ノクチの半額以下ですね。本家ライカ・ノクチ、周ノクチは6枚玉ですが、NOCTURNEは8枚なので設計は違うようです。少しどんなものか気になりますが、もう50mmはさすがに必要ないかな。

ARTRA LAB 50mm F1.2 NOCTURNE Silver Chrome for Leica M-Mount(Limited Edition XX/99)

 

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CP+ 2024

毎年恒例のCP+に行ってきました。

CP+

会場は、お馴染みのパシフィコ横浜です。

パシフィコ横浜

入った扉の目の前はOM SYSTEMでした。

OM SYSTEM

Canonがあり、

Canon

VR撮影用のレンズやカメラの展示とデモが行われていました。

VR

Nikonは、Z8推しでした。

Nikon

モデル撮影をやっていましたが、カメラを持っていかなかったので、携帯電話でとりあえず撮影。

モデル撮影

SONY

SONY

COSINA

COSINA

VMマウントの新製品のAPO-LANTHER 50mm F3.5は、レンズ構成が同じで鏡筒デザインが違うものがあります。

APO-LANTHER 50mm F3.5

COLOR-SKOPAR 50mm F2.2

COLOR-SKOPAR 50mm F2.2

VMマウントの50mmは数が多いですね。その他のVMマウント50mmレンズを一気にお見せしましょう。

NOKTON 50mm F1.2 Aspherical、APO-LANTHER 50mm F2 Aspherical

NOKTON 50mm F1 Aspherical

HELIAR classic 50mm F1.5、HELIAR 50mm F3.5

50mmのレンズでここまで種類がある必要性が良く分かりませんが、趣味の世界なので、気にしないようにします。

Panasonicブース

Panasonic

SIGMA

SIGMA

TAMRON

TAMRON

TAMRONでは、BMWとのコラボレーションでした。

BMW

Zマウント用では、150-500mm F/5-6.7 Di III VC VXDと、35-150mm F/2-2.8を試すことができました。

500mm

LAOWAでは、先日発表された10mm F2.8 ZERO-Dが展示してありました。4月19日発売とのことです。

LAOWA

Lomograhyでは、110フイルムカメラのLOMOMATIC 110を触ることができました。

Lomography

Hasselblad、907XとCFV 100C中心の展示で、壁には歴史年表のような展示がありました。

HASSELBLAD

ということで、いつも通り大手のブランドはさっと見て、あまり普段見ることが出来ないブランドをじっくり見るというやり方で帰ってきました。

色々ノベルティを貰ってきました。

貰ってきたもの