現在放牧中の出資馬は4頭。それぞれの近況報告です。
ラキエータ
父／キンシャサノキセキ
母／ウィルパワー
母の父／キングカメハメハ
性齢／牝５歳
所属／栗東 音無秀孝厩舎
2024.04.26
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も週3回坂路調教を行っており、ハロン15秒～16秒ペースでの乗り込みを行っています。また、それ以外の日は周回コースで長めの距離を乗っています。引き続き順調に乗り進めることができていますし、良い状態で調教に向かうことができています。このまま様子を見ながら少しずつペースを上げていければと思います。馬体重は445kgです」
2024.05.03
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間も週3回坂路調教を行っており、ハロン14秒～16秒ペースでの乗り込みを行っています。また、それ以外の日は周回コース2,500mを軽めのキャンターで乗り込んでいます。その後も状態は良い意味で変わりなく、順調に調教を積むことができています。少しずつペースも上げられていますし、更に良化を図れればと思います。馬体重は446kgです」
ベイステート
父／シルバーステート
母の父／Broken Vow
性齢／牡３歳
所属／栗東 清水久詞厩舎
2024.04.19
在厩場所：ノーザンファームしがらき
19日(金)に滋賀県・ノーザンファームしがらきへ放牧に出ています。
2024.04.26
在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「こちらで状態を確認したところ、脚元を含めて目立ったダメージはありませんでしたので、今週から周回コースで乗り出しています。馬体も萎んでいませんし、前向きに調教に取り組めているので、この感じであれば負荷を強めても問題ないでしょう。馬体重は510kgです」
2024.05.03
在厩場所：ノーザンファームしがらき
調教主任「その後も順調に乗り込むことが出来ていましたので、この中間より週3回坂路コースを16-16ペースで登坂しています。調教の強度を上げた後も飼い葉をよく食べて良いコンディションを保っていますし、馬体を良く見せていますよ。この調子で負荷を強めつつ帰厩に備えていきたいと思います。馬体重は521kgです」
カネラフィーナ
父／Frankel
母／ジョイカネラ
母の父／Fortify
性齢／牝２歳
所属／美浦 手塚貴久厩舎
2024.04.26
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「引き続き坂路コースでの乗り込みを行っていたのですが、先週末に馬房内で左肩辺りに外傷を負ってしまいました。おそらく何かに驚いた拍子に傷を作ってしまったのでしょうが、傷口が化膿してしまったので、現在はウォーキングマシンで動かしつつ治療しています。馬体重は457kgです」
2024.05.03
在厩場所：ノーザンファーム天栄
天栄担当者「ウォーキングマシンで様子を見てきましたが、傷口については排膿も済んで歩様もだいぶ良化してきていたので、今週半ばからトレッドミルでのダクを行っています。この感じであれば更に負荷を強めることが出来そうですが、精神的にカリカリしやすいところがありますから、再び怪我をすることが無いように気を付けて調整していきます。馬体重は474kgです」
リモニウムの22
父／ブリックスアンドモルタル
母／リモニウム
母の父／ハーツクライ
性齢／牡２歳
所属／美浦 高橋文雅厩舎
2024.05.01
在厩場所：ノーザンファーム空港
担当者「この中間は日頃の疲れを取るために、トレッドミルで軽めに動かす程度に止めてリフレッシュを図っています。それまでは、坂路調教を週3回行っており、3回ともに2本ずつ登坂していました。1本目はハロン16秒、2本目はハロン14～15秒で登坂し、ハロン14秒台でも終いまでしっかり走れていますが、肩がなかなか上がらず前脚を摺るように走ってしまうので、バランス面の修正を意識して乗るようにしています。それに、同じ手前で走り続けることが出来る体力がまだ備わっていないのか、手前をチョコチョコと替えており、手前を替えた際にバランスを崩してヨタヨタとモタれてしまうことがありますから、その辺が当面の課題となるでしょう。ですが、OCDのオペを行った右飛節は全く問題なく、ここまで順調に来ていますから、課題をクリアできるようにこちらも工夫しながら進めていきます」馬体重452kg
ラキエータの復帰は夏の北海道。となると次戦は早くても『6/16㈰ 函館／UHB杯』だから、あと1ヶ月以上あります。なのでこんな感じでボチボチ乗り込んでく感じになると思います。例年通りなら夏は滞在＆連戦になりますし、そこで良い結果を出せるように活力を蓄えてもらえたら。
ベイステートは乗り込み始めたばかりでまだ16秒台ペース…なんですが、早くも帰厩に向けたコメントも出てきました。短期で戻るイメージでいいのかな。力はあるんだけど、立ち場はいまだ未勝利。まずは結果を出さなければなりませんし、タイムリミットを思うとハラハラドキドキです。
カネラフィーナは左肩を負傷しちゃいました。初めての頓挫かな。幸いにも大事には至らなかったようですし、この程度で済んで良かったと前向きに捉えたいと思います。ひょっとしたら6月東京でのデビューはなくなっちゃうかもしれませんが、将来のある馬ですし無理せず進めてもらえたら。
リモニウムの22も更新がありました。課題いっぱいでまだまだこれからかな。特に『前脚を摺るように走ってしまう』のは、ケガのリスクも伴うので要改善事項ですね。秋〜冬にデビューできればと思っているので、焦らずに成長を促しながら…かな。どこかのタイミングで一気に良化しそう。
