PERADOオーナーのブログ

ビリヤード・ダーツ・カラオケバーのオーナーでビリプロのブログです

ビリヤードの成長にかかる時間について

ビリヤードの成長に関して時間軸で考えてみるとどうでしょうか。週に5~7日、間を空けずに取り組んだ場合の例になります。

 

Bクラス 1000時間

Aクラス 3000~5000時間

プロテスト合格 10000時間

 

くらいです。センスの有る方はもう少し短いかもしれません。そのあたりのデータは持ち合わせてませんが、おそらく道具の進化もあり、ラックシートの採用もあるので今のビリヤードはここまでの時間は要さない可能性が高いです。

 

一昔前なので、314シャフト使用で手ラックのルールでは10000時間を要しました。

 

練習方法も、例えば漫画喫茶や自宅テーブル等の1人練習でどれ程延びるかは解りません。プロテストはボーラードなので点数をクリア出来ればいいのですが、実際にトーナメントに参加して勝つためには、対戦形式(試合ルール)でのアベレージや、トーナメントで発生するプレッシャーへの対応も必要です。

 

記憶力が高い方は、成長が早いのも事実です。成功したショットの記憶の積み重ねは非常に大切です。

とはいえ、感覚も大切ですから練習時間は必要です。

 

目標設定の大切さ

 プレイヤーとしての上達の一番重要なことかもしれません。

“目標設定”についてです。

 これは、競技者として全ての競技に共通するかもしれません。

 

①“短期”“中期”“最終”期間を定めた目標設定

②願望だけではダメですよ。“宣言しましょう”

③“超短期的目標設定” 今日の目標は初める前に決めましょう

 

週に何日練習してますか?何時間練習しますか?

大半の皆さんは、仕事が終わり疲れている中でビリヤード場へ向かい無心で練習することかと思います。この日常の中で大切なのが①短期と中期の目標設定です。

“誰さんを超える”など身近な目標の人でも、ハウス優勝を獲るなど具体的でいいかと思います。最終的な目標はAクラスでの優勝でもいいかもしれません。上級者は公式タイトルが具体的だと思います。

 

 まずは、しっかり自分で目標を設定できたらそれを発信しましょう。

 

・身近な人に宣言する

SNSで発信する

 

等、方法は問いません。発信することによってなにが起こるか。自分への義務化が起こります。発信することによって自分を高めるベクトルが働きます。

 

③超短期目標が必要です。超短期の目標を意識することで、目先の集中力が高まります。周りの目を気にせず自分の目先の目標達成に集中しましょう。

 あなたは、目標が設定されていればそれに向けて進むのみです。必ず、自分の思い描いた未来へ進むように出来ています。

 

 どうでしょうか?共感できたり、難しさを感じたりすると思います。

でも、目標設定しそれに近づく毎日は、何事にも替え難い達成感と充実した人生の連続になるかと思います。その成長する方法を学べれば宝物になります。

集中力すると答えが見えてくる

ビリヤードを続けていくと、手玉の動きや入れるイメージの作り方など全ての事が沢山分かってくると思います。こうすればこうなる。知識が増えるにつれて、実際に出来ない自分にイライラもしたりしますよね。これは全てのレベルのプレイヤーに共通だと思います。

 CからBに上がったり、BからAに上がったり。ハンデ1つ違えばそうとう勝ち難い状況になります。人によってはしばらく勝てない長い期間になってしまうことも有ると思います。辛い期間ですよね。

 しかし、実力は急激に伸びることはありません。そんなマジックはありません。

 レベルアップは一つ一つの積み重ねでしかありません。

 中には途中で挫折したり、イップスを患ったり、練習することを止めてしまったり。色々有ると思います。上級者であっても調子の波の無い人はいないと思います。人間ですからね。

 

 ダメなときこそ、リラックスして集中力を欠かないようにしないといけません。雑になり、イメージが崩壊しイライラするとビリヤードが嫌いになるかもしれないので。一旦気分を落ち着かせて、再度集中力を高めましょう。

 

 ビリヤードを好きな気持ちがあれば、きっと調子を取り戻せます。諦めたらダメですね。

 

 心は熱く頭は冷静に。冷静に集中力を高めれば自ずと撞点・力加減・カーブの方向・ポケットの幅等々、色んなものが見えてきます。結果、狙い方や、強弱なども一番効率手なパターンを選択できるようになります。

 

 1球1球集中し感覚を大切にいきましょう。

全てはインパクトの瞬間で決まる

ビリヤードは手球を撞くことしかできません。

プレイヤーに出来る事は基本的にそれだけです。

 しかし、イメージはポケットに入るイメージ。プロクラスだとポケットの左右を狙い分ける事も当たり前にやります。ポジションを正確にとる為には当然必要な事です。

 

 しかし、場合によっては大雑把なプレイもします。トーナメント以外のチャレンジマッチなどでは、大雑把なプレイも多いかと思います。

 数を大量にこなさないといけないですから。

それでも、大量の勝ちを取るプロプレイヤーはやはり実力があると言えますね。

 

 さてインパクトの話に戻ると大まかに言うと

①撞点

②キューの角度

③キュースピード

 

ほぼこの三点で決まりです。

「なぜ外れるか」を研究した方が上達には早いかもしれません。ショットが失敗するパターン

①難易度が高いショットを選択してしまった

②撞点がずれた

③スピードを間違った

④元々狙っているコースが違う

⑤キューに角度がつきすぎていた

 

最後は②の撞点の精度と③スピードコントロールは特に大切です。入れとポジションのイメージがあってのミスはだいたい撞点のズレです。こじりとも言われますが同じ意味です。

 

基礎ですがブリッジの正しい組み方と安定させる意識も大切です。

 

上手いプレイヤーは何が違うのか、よく研究すると同時に練習し検証しましょう。そして自分のレベルと足りないところはどこなのかを見つけ改善すると1歩ずつ着実に上達できるはずです。

早い上手いは世界の潮流

 早いプレイヤー、日本の早いプレイヤー代表はランキングトップで、ジャパンオープン2019覇者の大井直幸プロ。プロデビューの前から早いプレイヤーですよね。

 あとは、土方プロも早いですね。

ポケットビリヤードはシュート力とポジション力がいかに高いのかが勝負です。そして、早くて入れるプレイヤーが相手に与えるプレッシャーは大きいです。

 早くてポジションプレーの精度が高いのが、強いプレイヤーの定番でしょう。

 

 早いプレイのメリットは

①集中力のと体力の消費を抑える

②イメージの持続性と向上

 

他にも相手へのプレッシャーも有りますが、それは精度が高いのが条件だと思います。

 

デメリットは

①雑になり撞点の精度、プレイアビリティが下がりやすい。

②メンタルの崩れがそのまま球にでる。

 

など、メンタルコントロールを併せての練習が必要不可欠です。早いプレイスタイルを身に付け実践してトーナメントに挑み続ける必要があります。

 

 早いスタイルでのビリヤードはもはやスポーツです。自分の身体と心をコントロールできないといけません。

 

 ビリヤードはスポーツです。

 

 早い上手いは最強ですよ。 

ビリヤードは少しでも賭けるべき(自分への負荷)ふ

ギャンブルは良くないと言う方もある一定数いるかと思います。

 

僕の話をすると、ビリヤード始めた頃から500円マッチくらいの対戦で、誘われ取られ練習しの繰り返しでした。他店のトーナメントに参加したり経験を積むと、負けてた相手に勝てるようになりますよね。そうすると自然と「お前強いからもうやらない」って肩透かしにあうんですよ。

 そうこうして、ビリヤード始めて一年くらい。Aクラスになると5-9は100円の時代でしたね。

 

 

 僕の場合は悔しさが成長の糧(モチベーション)になってました。実際、賭けずにプロクラスまで成れたか聞かれたら、多分ムリだったと思います。

 

 お金が欲しいというより、自分への負荷(プレッシャー)が欲しい感じですね。

 事実、上の人とやって負けた数の方が圧倒的に多かったですし。

 

 ちなみに、賭けてもそんなに大損しないです。1000円で三回対戦して1勝2敗で負け越しても差額で-1000円です。1試合40分としても二時間は緊張感がある練習ができるわけです。

 

 マナーしっかりして戦えば、相手の方との距離感も近づき得る物も沢山ありますよ。

 

 勝ったらお返ししてあげるのも大人の振るまいかなと思います。教えてあげるとか、一杯奢るとかもいいですね。

 

 楽しく、多少自分への負荷としての賭けビリヤード如何でしょうか。

 

 賭けビリヤード、結構タブーなテーマです。

 賛否別れます。無理矢理な対戦の申し込みや弱いものイジメはダメですよ。

 

カーブポイントの予測

手玉に横回転をかけますとカーブが出ます。

キューを立てるとより強くカーブが出ます。

 

カーブの出るポイント意識していない人が多いかと思います。

経験則で、距離・捻り具合などで調整する直感型も良いかと思います。

直感はテーブルコンディションなどの個体差を織り込んだ、総合的予測ですから“感覚的プレイ”はゲーム中の必要なあるべきプレイスタイルです。

 

ただ、予備知識として、どのようなカーブが発生するのか知っておくと、より確かな予測が可能になります。

 

 「見越しの多いキューは平撞きしてもカーブが出易い、ずれないキューでも出ますけどね」

 「平撞きでもカーブの出るポイントは理解しとくべき」

 

 カーブの出方ですが、ずっと曲がり続けるイメージはちょっと違います。

 カーブで曲がるのは弱いショットの時は、手前側。ショットスピードを上げれば上げるほど遠くでカーブが出ます。一度曲がったらそこから直線で進みます。カーブが実際に起きている走行距離は実はあまり長い距離ではありません。試しに、右上・右下・中心右、ショットスピード色々試して手玉の動きをよく観察してみると“カーブポイント”が見えてきます。キューを立てなくても微妙に曲がります。

 「カーブの出る前に先球に当たる」のがコンディションの影響を受けない撞き方でしょうね。

 ロングのスローで沢山捻る“エロタッチ”はコンディションの影響でカーブポイントが少し予想と違うとほとんど入りませんよ。

 

 理想的なとり方を追求して、ネクストボールのフリの角度だけでなく、問題ない距離感まで近づける練習をしましょう。 “固いとり方が出来る人は上手くて強いですよ”